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年間/半期ベスト[2011年]

2011年 年間ベストアルバム 10位~1位

「PUBLIC IMAGE REPUBLIC」が決定する2011年の年間ベストアルバム50枚も、前回20位~11位、前々回50位~21位をすでに発表してきて残すところトップ10のみ。当ブログのスタートからちょうど2年を迎える今日、いよいよ発表です。



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年間/半期ベスト[2011年]

2011年 年間ベストアルバム 20位~11位

2011年に聴いたアルバム(CD購入・レンタル・デジタル問わず)の年間ベストアルバム、昨日の50位~21位に続いて、今回は20位~11位までの発表です。



年間/半期ベスト[2011年]

2011年 年間ベストアルバム 50位~21位

2011年に聴いたアルバム(CD購入・レンタル・デジタル問わず)の年間ベストアルバム、誰よりも遅く(笑)、ついに決定!

3回に分けて発表しますが、今回はまず50位~21位までを一挙に。50枚は多すぎかなーと思いつつも、やはり50位とか40位レベルの作品もとても大好きなので。ちなみにこの辺はほとんど差がないので、その日の気分によって50位と21位が逆転することも起こりうるレベルです。ただ、現在のイチ地点の評価ではなく、毎日の変動を平均的に見た順序付けになっています。今回は動画・コメントはなしです。



年間/半期ベスト[2011年]

2011年 下半期ベストアルバム[10位~1位]

先日の2011年下半期ベストアルバム30位から21位20位から11位の発表に続いて、いよいよ10位から1位までの発表です。今回はひとつずつコメント付き。




10位 The Sound of Arrows - Voyage
soundofarrows_voyage
スウェーデンのエレポップ・デュオ。2009年から待たされてようやくのリリースとなったデビューアルバムは、どこまでもロマンティックで全編SFファンタジー風味に満ちたサウンドが印象的。既発の名曲シングル「Into The Clouds」「Magic」はアルバム用に少しリアレンジされて収録。前者はシングルバージョンの方がビートに迫力があって好きだったのが唯一の難点。しかしイントロからエンディングに至るまで一貫したストーリー性が感じられ、ジャケットのアートワークやミュージックビデオで作り上げたビジュアルイメージも相俟って、まるでディズニー映画か「ネバーエンディング・ストーリー」でも観ているかのようなファンタジックな世界観の作り方が秀逸でした。2011年上半期の「ロマンティック大賞」がGypsy & The Catなら、下半期は間違いなく彼ら。正統派のPet Shop Boys後継者と言えます。
fav track:Into The Clouds
The Sound of Arrows「Into The Clouds」をYoutubeで試聴



9位 Pepper Rabbit - Red Velvet Snow Ball
Pepper Rabbit - Red Velvet Snow Ball
「The Flaming LipsとMGMTのセンチメンタルな邂逅」―Pepper Rabbitの音楽を、自分はこう表現します。高揚感のあるメロディと、オーケストレーションや電子音を駆使したソフト・サイケ・ポップは、その両者がかつて言われてきたのと同様に万華鏡のように色彩豊か。アコースティック色の強いオーケストラル・ポップだった2010年のデビューアルバム「Beauregard」と比べこのセカンドは電子音の装飾が施され、「軽さ」や「色彩」が加わっており、このまま行けばポスト・リップスか?と次作への期待が高まっていた矢先、先日facebook上で突然解散を発表。非常に残念ですが、今後の二人の活動に期待したいと思います。
fav track:Rose Mary Stretch
Pepper Rabbit「Rose Mary Stretch」をYoutubeで試聴



8位 Big Troubles - Romantic Comedy
Big Troubles - Romantic Comedy
前作(デビューアルバム)は、ガレージで古いサンプラーと一緒にThe Jesus & Mary Chainのカバーを演奏しているようなアルバムでした。しかし本作でそのサウンドは一変。Teenage FanclubやFountains of Wayne、The Pains of Being Pure At Heartのような爽やかでスウィートなギターポップ・サウンドになって音も格段にクリアに。さらにその甘くとろけるような歌声はSmith Westernsの2011年作「Dye It Blonde」と双璧をなすほどで、「Sad Girls」「Misery」をはじめとした珠玉の「いい曲」が並びます。2011年の「急成長・オブ・ザ・イヤー」。
fav track:Sad Girls
※下半期ベストトラック3位選出
Big Troubles「Sad Girls」をYoutubeで試聴



7位 Girls - Father, Son, Holy Ghost
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「Broken Dreams Club」という布石があったにせよ、本作におけるドラスティックな変化は非常に目を見張るものがありました。ともすればこのままAOR的な、洗練された音楽性にいくとも思われた彼らは、自分たちのスタジオに続いてバンドを手に入れたことで、より一層バンドとしてのアンサンブルが強固なものに。それによって「Die」のようなプログレッシヴなハードロック・サウンドや「Vomit」のようなエモーショナルでへヴィなサウンドも生まれました。それらの異種混合な音楽がバラバラになることなく不思議な統一感を纏っているのは、クリストファーの憂いを帯びた感傷的なボーカルの存在感なのはもちろん、メリハリの利いた曲順なども影響していると思います。
fav track:Die
※下半期ベストトラック8位選出
Girls「Die」をYoutubeで試聴



6位 CSS - La Liberacion
css_la_liberacion
世間では評判がいいのか悪いのかよくわからないアルバムですが、個人的には高く評価したいです。彼女らが元々持っていた、多様な音楽をミックスするセンスが遺憾なく発揮され、レゲエやカリプソなど異国情緒溢れるビートから直球パンクなど様々なタイプの曲が楽しめる作品。それでいてメロディはセカンドを踏襲する形で、シンガロング可能なほどにキャッチー。彼女たちはこのアルバムで自分たちのやりたいことを追求したらしいけど、「La Liberacion」というタイトルからしてその精神が強く感じられます。一時期は脱退の噂もあったアドリアーノの今後の動向が気になるところですが、息の長いカメレオン・バンドでいてほしい。それこそ、「Hit Me Like A Rock」に参加したボビー・ギレスピー率いるプライマル・スクリームみたいに。
fav track:La Liberacion
※下半期ベストトラック9位選出
CSS「La Liberacion」をYoutubeで試聴



5位 Coldplay - Mylo Xyloto
coldplay
前作「Viva La Vida Or Death & All His Friends(邦題:美しき生命)」は、自分にとって2008年の年間ベストアルバムでした。今回もブライアン・イーノをプロデューサーに迎えて前作路線を踏襲しながらも、アッパーな「Hurts Like Heaven」からリアーナとのデュエット「Princess of China」など新機軸もチラホラ。インタールード的な曲をいくつか挿みつつオープニングからエンディングまでがシームレスに繋がっており、コンセプチュアルでありながらちょうどいい長さで通して聴けるところも魅力です。
fav track:Charlie Brown
※下半期ベストトラック7位選出
Coldplay「Charlie Brown」をYoutubeで試聴



4位 Neon Indian - Era Extrana
neonindian
「チルウェイヴ」については正直大して興味もないし、あまり意味のない呼称だと思ってます。なぜなら「先駆者」だとか「四天王」と勝手にメディアから言われていた人たちは次々とその枠を飛び出して、すでにシーンは空洞状態となり、その名称(と、漠然としたイメージ)だけが宙ぶらりんな状態なのですから。というわけでNeon Indianは純粋にエレクトロ・ポップとして聴きました。ピコピコガチャガチャした電子音はデイヴ・フリッドマンの手腕により立体的に振り分けられて、スッキリ整理された印象。この感じは、音楽性は全く異なるものの個人的にはBeckの96年作「Odelay」を思い起こさせました。下半期ベストトラックの1位に選出した「Hex Girlfriend」をはじめとして、キャッチーで甘酸っぱいメロディも秀逸です。
fav track:Hex Girlfriend
※下半期ベストトラック1位選出
Neon Indian「Hex Girlfriend」をYoutubeで試聴



3位 Apparat - The Devil's Walk
apparat_devils_walk
今のところ年間ベストアルバムなどにこの作品が入っているのを見たことがないのですが・・・。先鋭性とポップ性が見事なバランスを保っている、素晴らしい作品だと思います。エレクトロニカ、アンビエント、シューゲイザー、ダブステップといった音楽を内包しながら、柔らかい歌声と心地よいシンセ、控え目なエレクトロ・ビートで、心を癒してくれるようなサウンド。雰囲気としては、Thom Yorkeのソロ「The Eraser」をポップにした感じと言えるでしょう。
fav track:Song of Los
※下半期ベストトラック4位選出
9月度「Album of The Month」選出
Apparat「Song of Los」をYoutubeで試聴



2位 Grouplove - Never Trust A Happy Song
grouplove
アップルのiPod新CMソングに「Tongue Tied」が起用され、人気急上昇中の彼ら。ビッグなコーラス入りのキャッチーなメロディに乗せて、独特のリズムと少し危うげな音程で時にシャウトしながら歌うボーカルが魅力的。Passion Pitのキラキラ感とCage The Elephantの野性感を掛け合わせたようなサウンドは、ポストFoster The Peopleの座に最も近い存在と言えます。僕の下半期ベストトラックに最も多くの楽曲がエントリーされたバンド。
fav track:Tongue Tied
※下半期ベストトラック2位選出
10月度「Album of The Month」選出
Grouplove「Tongue Tied」をYoutubeで試聴




1位 Birdy - Birdy
birdy-birdy2011
下半期のベストアルバム1位は、イギリスの15歳の女の子によるカバー曲集。15歳だとかカバー曲のセレクトとかが話題になりがちですが、ここまで評価したのは単にそれだけではありません。ここに収められた曲がたとえBon IverやThe XXやThe Postal Serviceのカバーではなく、そして彼女が23歳だっとしてもこのアルバムを1位にしたと思います。演奏は至ってシンプル。ピアノの弾き語り曲がメインで曲によってはたまにストリングスやエレクトリックなビートがあるのみですが、この声だけでも聴き応えがありました。「琴線に触れる」というか、「心を揺さぶられる」歌声というのはそう頻繁に出会えるわけではなく、僕自身も数年ぶりにそんな声に出会えた気がします。全曲好きですが、特に歌い出しの静かで囁くような歌声から徐々に熱を帯びていき、後半のサビで一気に感情の波が押し寄せるような「Skinny Love」(Bon Iverのカバー)をここでは推したいと思います。同様にデラックス盤にのみ収録された「Comforting Sounds」(MEWのカバー)における、全身全霊で訴えかけてくるような歌唱は、上半期に同様の表現で魅了してくれたAdeleを遥かに上回るものでした。
こちらのBirdy紹介記事もぜひどうぞ。
fav track:Skinny Love 他多数
11月度「Album of The Month」選出
Birdy「Skinny Love」をYoutubeで試聴




1ヶ月毎に選出していた「Album of The Month」がTOP3を占めました。また、下半期ベストトラックTOP10に選出した曲を収録したアルバムはやはりここでもほとんどがTOP10入り。第一印象でガツンとヤラれたアルバムと、キラートラックが収録されたアルバムは強いということですね。下半期の残りの「Album of The Month」選出作であるRuby Coast、Givers、Generationalsは上半期リリース作品だったのでここには入れませんでしたが、年間ベストではどうなるでしょうか。上半期ベストと下半期ベスト、そして下半期に聴いた上半期リリース作品を合わせて、これからじっくり聴き直して年間ベストを考えていきたいと思います。1月下旬か2月上旬に発表したいと思いますのでこちらもお楽しみに。









年間/半期ベスト[2011年]

2011年 下半期ベストアルバム[20位~11位]

先日の2011年下半期ベストアルバム30位から21位に続いて、20位から11位までの発表です。



20位 Bombay Bicycle Club - A Different Kind of Fix
Bombay Bicycle Club - A Different Kind of Fix
fav track:Shuffle
※下半期ベストトラック5位選出
Bombay Bicycle Club「Shuffle」をYoutubeで試聴



19位 Feist - Metals
feist-metals
fav track:Get It Wrong, Get It Right
Feist「Get It Wrong, Get It Right」をYoutubeで試聴



18位 Russian Red - Fuerteventura
Russian Red - Fuerteventura
fav track:I Hate You But I Love You
※下半期ベストトラック 惜しくも10位以内に入らなかった曲として選出
Russian Red「I Hate You But I Love You」をYoutubeで試聴



17位 M83 - Hurry Up, We're Dreaming
M83 - Hurry Up, We're Dreaming
fav track:New Map
M83「New Map」をYoutubeで試聴



16位 Red Hot Chili Peppers - I'm With You
rhcp-imwithyou
fav track:Monarchy of Roses
Red Hot Chili Peppers「Monarchy of Roses」をYoutubeで試聴



15位 Clap Your Hands Say Yeah - Hysterical
hysterical
fav track:Idiot
※下半期ベストトラック 惜しくも10位以内に入らなかった曲として選出
※試聴できるサイト見つかりませんでした!ゴメンナサイ



14位 Washed Out - Within And Without
Washed Out - Within And Without
fav track:Eyes Be Closed
Washed Out「Eyes Be Closed」をYoutubeで試聴



13位 Summer Camp - Welcome To Condale
summercamp
fav track:Losing My Mind
※下半期ベストトラック 惜しくも10位以内に入らなかった曲として選出
Summer Camp「Losing My Mind」をYoutubeで試聴



12位 The Rapture - In The Grace of Your Love
The Rapture - In The Grace of Your Love
fav track:How Deep Is Your Love?
※下半期ベストトラック 惜しくも10位以内に入らなかった曲として選出
The Rapture「How Deep Is Your Love?」をYoutubeで試聴



11位 Fountains of Wayne - Sky Full of Holes
FOW
fav track:The Summer Place
※下半期ベストトラック 惜しくも10位以内に入らなかった曲として選出
Fountains of Wayne「The Summer Place」をYoutubeで試聴




今回もコメントは簡単にまとめます。
相変わらずインディロック一辺倒ですが。Bombay Bicycle Clubは、アルバム全体的にクオリティは高かったものの、やはり「Shuffle」級の曲がもっと欲しかったところ。Feistは前作路線を期待すると肩透かしを食らうけど、落ち着いた雰囲気で統一されていてこれもまたよしです。Russian Redは声がとにかく素晴らしい。メロディはもっと磨けるハズ(「The Sun, The Trees」なんて、もう少しサビのメロディひねってもいいのでは?)。M83は、最初は歌い方の変化に戸惑ったけど、それが馴染むとともにジワジワ上昇。レッチリはギターの交代が功を奏したと言えます。ジョシュ、グッジョブ。CYHSYは本作から聴き始めましたが、せつない系のメロディと疾走感がよかったです。Washed Outは全体的に雰囲気が統一されていてよかったものの、もしかしたら持続性はないかも。若干音に飽き始めています。Summer Campはストレンジすれすれのポップ感がツボりました。The Raptureは、「Echoes」と比べてしまうと確かに弱いけど、あれはもう8年も前の作品。ダンサブルな要素を失わずにスタイリッシュに進化(=深化)したことは称賛に値すると思います。前作「Pieces of~」より全然いい。FOWは今回ディストーション少なめ、アコースティックギター多めですが、メロディがさらに甘酸っぱく瑞々しくなり、いまだ青春真っただ中のサウンド。全曲クオリティ高い作品です。

次回はいよいよ10位~1位の発表です。お楽しみに。

年間/半期ベスト[2011年]

2011年 下半期ベストアルバム[30位~21位]

いつも当ブログを見ていただきありがとうございます。2012年も宜しくお願いします。

新年一発目のブログ記事は、2011年「下半期」ベストアルバムの第一弾として30位から21位までの発表です。下半期ベストなので7月1日から12月31日の間にリリースされた作品のみが対象です。「年間ベスト」はもうちょっと待ってくださいね。

2011年の上半期ベストアルバムではTOP30に入りきらなかった10枚も発表しましたが、下半期は良作があまり多くなかったので今回それはナシです。

アルバム中で最もお気に入りの曲名紹介(fav track)と、その曲が試聴できるサイトへのリンクを付けました(たくさんの動画を直接貼ったりするとページが重くなるので)。気になるものがあればぜひ試聴してみてください。あなたのお気に入りの1枚が見つかるかも。



30位 Dum Dum Girls - Only In Dreams
dumdumgirls
fav track:Coming Down
Dum Dum Girls「Coming Down」をYoutubeで試聴



29位 David Lynch - Crazy Clown Time
David Lynch - Crazy Clown Time
fav track:Pinky's Dream (feat. Karen O)
David Lynch「Pinky's Dream」をYoutubeで試聴



28位 Bjork - Biophilia
Bjork - Biophilia
fav track:Mutual Core
Bjork「Mutual Core」をYoutubeで試聴



27位 The Horrors - Skying
The Horrors - Skying
fav track:Moving Further Away
The Horrors「Moving Further Away」をYoutubeで試聴



26位 Avalanche City - Our New Life Above The Ground
Avalanche City - Our New Life Above The Ground
fav track:Love Love Love
Avalanche City「Love Love Love」をYoutubeで試聴



25位 Memory Tapes - Player Piano
Memory Tapes - Player Piano
fav track:Trance Sisters
Memory Tapes「Trance Sisters」をYoutubeで試聴



24位 Razika - Program 91
Razika - Program 91
fav track:Why Have We To Wait
Razika「Why Have We To Wait」をYoutubeで試聴



23位 Noel Gallagher's High Flying Birds - S/T
Noel Gallagher's High Flying Birds
fav track:The Death of You And Me
Noel Gallagher's High Flying Birds「The Death of You And Me」をYoutubeで試聴



22位 The Drums - Portamento
The Drums - Portamento
fav track:I Don't Know How To Love
下半期ベストトラック 惜しくも10位以内に入らなかった曲として選出
The Drums「I Don't Know How To Love」をSoundcloudで試聴



21位 The Weeknd - Thursday
TheWeeknd_Thursday
fav track:Lonely Star
The Weeknd「Lonely Star」をYoutubeで試聴




コメントはまとめて簡単に。
全体的にはざっくりと「インディロック」に偏った内容になっています。Dum Dum Girlsは前作からの成長ぶりを高く評価。David Lynchは65歳にしてミュージシャンとしてデビューし、これまでに築いてきた彼の世界観をそのまま反映させた音楽性に脱帽です。Bjorkはアプリというフォーマットのアイデアは素晴らしかったですが、メロディにももう少し力を入れてほしかったです。The Horrorsは大好きなセカンドと比べてしまうと見劣り。Avalanche Cityは曲のバリエーションがもっと増えれば次作で大躍進するかも。Memory Tapesはチルウェイヴという括りをうまく抜け出しました。Razika、ノエル、The Drumsともに曲単体では良いものの、アルバムとしては少し単調だったのが残念。The Weekndは3作品ありましたが、このMixtapeが一番サウンド的にカッコよかったです。

20位~11位、10位~1位はまた数日後に発表しますのでお楽しみに。

年間/半期ベスト[2011年]

2011年 下半期ベストトラック10 [1~5位]

2011besttrack2

先週の2011年下半期ベストトラック10位~6位の発表はたくさんの方に見ていただいたようで、皆さまありがとうございます!今回は下半期ベストトラック5位~1位の発表です。

年間/半期ベスト[2011年]

2011年 下半期ベストトラック10 [6~10位]

besttrack2011half6-10c



今年も残すところあと僅か。世間ではすでに年間ベストアルバム/ベストトラックが続々発表されていますが、当ブログでは例年通り年明けに発表します。


下半期の作品がまだ上半期の作品と同じ天秤にかけられるほど十分に聴きこめていないなーというのがたくさんあって年間ベストが決められないので、まずは下半期に絞って総括して、年間ベストを考える布石にしたいなと考えてます。というわけで今回は下半期ベストトラック10位~6位の発表です。


年間/半期ベスト[2011年]

2011年 上半期ベストトラック10

上半期の個人的なベストアルバムはすでに前の記事発表したので、調子こいてベスト・トラックも発表。アルバム全体としては評価がそこまで高くなくっても、曲単位になるとすごく好きなのとかありますよね。僕はアルバム至上主義なので、曲順やアートワークやアルバムの長さなども含めて評価するので、アルバムランキングには反映されないけど、曲単位でものすごく好きな曲とか出てくるんです。そんなわけで上半期のベストトラック10曲を発表。

ちなみに、シングルの正確な発売時期などはわからないので、確実に今年発表されたシングルもしくは、今年発表されたアルバムの収録曲から選んでます。「アルバムは2011年だけどこの曲のシングル出たのは去年ですけどー」っていうツッコミはナシで!



1. "Belong" by The Pains of Being Pure At Heart


すでに2011年上半期ベストアルバムの対談の中でチョロっと出てきたように、ベストトラックの1位も、アルバムと同様にペインズなのですが。一応、このランキングは1アーティスト1曲までとしてますが、その制限しなかったらベスト10内に2、3曲はペインズの曲入りそうです。このミッドテンポの曲調と、イントロのノイジーなギターの入り、完全にスマパン入ってます。今にも壊れそうなガラス細工みたいな繊細なボーカルと、ノイジーなギターのアンバランスな感じが好きです。



2. "The Beat Goes On" by Beady Eye


正直、最初はあんまり期待してなかったBeady Eye。やっぱり、オアシスはノエルあってのあの名曲群だから、他の人が曲作ってたら大したことないだろうと思ってたら大間違い。「The Roller」を聴いたとき、「これはアルバム聴かねば!」と驚愕したのですが、いざ聴いてみるとさらに上を行く曲が。それがこの曲で、ちょっとFountains of Wayneがやりそうなミディアムテンポナンバー。アンディ・ベル作曲だそうです。



3. "All Die Young" by Smith Westerns


この曲はもう、魔法です。魔法にかかったみたいに、サビで色彩がブワッと広がっていく感じがたまりません。クリスマスに聴きたい曲として、昨年のMagic Kids「Hey Boy」と双璧をなす名曲。



4. "Punching In A Dream" by The Naked And Famous


シングルではたぶん去年くらいに出てたとは思いますが。アルバム全体としては、クオリティにバラツキがあったのでそこまで高くなかったのだけど、この曲はPassion Pit好きのハートのど真ん中を打ち抜きます。しかも「うぇいえいえいえいえい」なんてシンガロングで盛り上がるの必至なフックもあり。



5. "Glass Jar" by Gang Gang Dance


僕は3、4分でコンパクトにまとまってる曲が好きで、冗長な感じの長い曲は好きではないんですが…。この曲だけは別。11分半に及ぶ長尺曲ですが、めくるめくように展開していくのでまったく冗長さを感じさせません。この辺の編集能力とか盛り上げ方がうまいです。お時間のない方は、3:30あたりから聴いてみてください。



6. "Best Lasts Forever" by The View


3枚目のアルバムですが、実は今作で初めてちゃんと聴きました。本編ラストを飾るこの3連バラードは、ありがちなコード進行ではあるけど、アレンジの妙でアンセミックな感じをこれでもかと演出しています。他の曲もそうだけど、ソングライターのカイルは最小限のコードですごくメロディアスな曲を作る天才。



7. "Get In Line" by I'm From Barcelona


AKBかってぐらいに大所帯メンバー。それだけ、ストリングスやホーンやシンセなど音も多彩なわけですが、アンセム調のオーケストラル・ポップと四つ打ちエレクトロのミックスは斬新。チアフルなコーラスが楽しげなこの曲がクラブでかかったら、笑顔で踊らない人なんているんだろうか?ってくらいにキャッチーなダンスナンバー。



8. "Lions In Cages" by Wolf Gang


アルバムはまだ出てませんが。Coldplayのスタジアム映えするスケール感と、MGMTの「Kids」を掛け合わせて生まれたような曲。両方好きな方はぜひ聴いてみてください。デイヴ・フリッドマンがプロデュースしたデビューアルバム「Suego Faults」は7月中に出る予定。



9. "Someone Like You" by Adele


アルバム初めて聴いた時から、ラストを飾るこの曲が一番好きだったんだけど、今ではシングルカットもされてセールスは100万枚を記録。うれしいですねー。後半、ピアノでブレイクを入れて歌う部分が特に好き。生でこれ聴いたら絶対泣ける自信がある、うん。



10. "Just Like Honey" by The Submarines

「お…このタイトルは…!」と思った方。正解です。The Jesus & Mary Chainの名曲を、夫婦デュオがカヴァー。アルバム「Love Notes / Letter Bombs」の、iTunes限定ボートラとして発表されていて、ここ日本では結構レアな代物。




【オマケ】2011年上半期に発表された曲ではないのですが…

"I Wanna Be Adored" by The Raveonettes


The SubmarinesによるJ&MCのカヴァー曲が出たところで、The RaveonettesによるThe Stone Rosesのカヴァー曲を紹介します。やはり、ニューウェーヴを通過したハイブリッドなサウンドを奏でるバンドが80年代の名曲をカヴァーすると、とんでもないものクオリティーになります。この曲は彼らの今年リリースされたアルバムには入っておらず、ブーツブランドのドクター・マーチンのサイトでフリーDLされていたもの。



早く聴きたい。

年間/半期ベスト[2011年]

2011年 上半期ベストアルバム【後編:ベスト10感想とその他の作品】

先日発表したyaboriさんとの「2011年上半期ベスト10」対談はご覧いただけましたでしょうか?あちらでは上半期を振り返る対談をメインに、お互いの好きなアルバム10枚などを駆け足で紹介したので、今回はもう少し深くそれらの作品についてツッコんでいきたいと思います。


それではまず対談の中でも書いた私の選ぶ2011年上半期ベスト・アルバムTOP10をあらためて。試聴できるように、小さくだけどYoutubeも貼っておきます。1位のペインズを除き、全部アルバム中で一番好きな曲をセレクトしました。


1. The Pains of Being Pure At Heart - Belong
"Even In Dreams"
POBPAH-belong
「C86」「ジャングリー・ギター・ポップ」「アノラック」「ネオアコ」などのタームで括られるムーブメントを、Vivian Girlsとともに牽引するデビュー作を放った、ブルックリン出身の4人組。今作はそんな「夢見る少年少女」がまさに逞しい大人の世界へと踏み出した作品。それは決して幼少期との決別でもないし、大人の世界への不安に怯えてるわけでもなく、あどけなさを残しながらもしっかりと地に足を付けて毅然と歩む姿が音に顕れています。
そんな抽象的な表現はさておき、メンバーが憧れていたスマパンの「Siamese Dream」やマイブラ「Loveless」と同じくアラン・モウルダーをミキサーに起用し、プロデュースはU2、デぺッシュ・モード、スマパンと枚挙に暇がない名プロデューサー・フラッドという最強布陣。そのせいか、青春まっしぐらな甘酸っぱいメロディとか弱き心(それこそまさにバンド名のような)を持ったファーストと比べ、今作はスマパンの「Siamese Dream」を思い起こさせる太いギターと繊細なボーカルと美しいメロディが同居する作品となりました。
このサウンドの変化の驚き、以前にもどこかで経験したことがある・・・と思っていたのですが。そう、これはまさに、我らがAshのファースト「1977」とサード「Free All Angels」の関係にソックリだと思いませんか?(セカンドすっとばしてすみません。でも、ペインズはAshよりも早くそこに到達することができたってことだと思います)この発見をした時、僕は心の中でガッツポーズしました。とにかく、メロディだけでなくアルバム全体の完成度なども含めダントツの1位です。


2. Glasvegas - Euphoric /// Heartbreak \\\
"You"
glasvegas
初めて聴いた時の評価では、5つ星中3つ星だったこの作品。今にもツバ飛んできそうなこのムサ苦しいボーカルが苦手だったはずが、二度三度聴くうちにあれよあれよとハマっていき、なんと上半期の2位にまで上昇。自分でも驚きです。シューゲイズサウンドはさらに壮大さを増し、ドラマーが変わりリズム面も強化(が、アルバムではボーカルのアランがドラム叩いているらしい)。キラキラのシンセをまぶせ、スタジアム映えするアンセミックで激エモーショナルなナンバーのオンパレード。そしてこのアルバムも、ペインズと同じくフラッドのプロデュース。いい仕事してますなあ。


3. Noah And The Whale - Last Night On Earth
"Tonight's The Kind Of Night"
noahandthewhale
これまではフォーク調のちょっと切なげなサウンドを奏でていた彼らが、今作で大胆チェンジ。フォークが下敷きになってはいるものの、エレクトリックでダンサブルな要素が目立ちます。さらにメロディの瑞々しさや、ゴスペル調な多重コーラスが導き出す高揚感も白眉。自身の失恋をテーマにしたコンセプチュアルな前作も素晴らしかったですが、陽性に弾けた今回の方向性も自分にとってはうれしいです。


4. Gypsy And The Cat - Gilgamesh
"Running Romeo"
gypsyandthecat
オーストラリア出身の2人組。本国では昨年アルバムがリリースされていますが、今年になってRCAからワールドリリースされたので入れてしまいました。ペット・ショップ・ボーイズにも通じる甘美なエレポップ。時折見せるキラーズな感じもいいです。


5. The Submarines - Love Notes / Letter Bombs
"Fire"
thesubmarines
前作収録曲がアップルのCMに使われたことでも話題となり、前作リリース後夫婦となったデュオ。透明感のあるかわいらしい歌声は、The Ting TingsやCults好きにもオススメです。生楽器とエレクトロニクスのバランスが絶妙。


6. Secret Shine - The Beginning And The End
"Perfect Life"
secretshine
こんなに素晴らしいシューゲイザー名盤を作り出したのに、どうやら日本以外ではリリースされていない様子。もったいない!もう20年選手ですが、こんなに瑞々しい音とキャッチーなメロディを鳴らせるところがすごいです。シンセを大幅に導入していて、Slowdiveっぽいボーカルエフェクトも、うるさすぎないギターもお互いの音を邪魔せずにきれいに配置されています。最近のシューゲイザーはやたらとギターがひずんでいたり、ボーカルにリヴァーブをかけ過ぎなのが多いですが、これはシューゲイザーの理想形。


7. The Go! Team - Rolling Blackouts
"Secretary Song"
the go! team rolling blackouts
彼らの持ってる陽性のヴァイヴと、雑食な音楽性をいかんなく発揮した3作目。これまで同様にオールドスクールなヒップホップと、チアリーディングと、60'sガールポップとあれやこれがごっちゃになりつつも、しっかりと彼らのフィルターを通してGo! Teamサウンドにまとめ上げています。これがラストアルバムな噂も・・・イヤだ!


8. Adele - 21
"Someone Like You"
adele21
今更説明するまでもなく、全英で14度1位、全米で6度1位の記録(今はもっと更新してるかも)を持つ、今年最大のヒット作。19歳の時に作ったファーストのクオリティを軽く超え、ソウルフルでエモーショナルな歌声は圧巻で、まさに絶唱とはこのこと。多くの人々の心を捉え、心を震わせる曲が詰まっていて、そりゃ世界中で売れて当然です(日本は除く)。


9. Death Cab For Cutie - Codes And Keys
"You Are A Tourist"
DCFC
今やベテラン、アメリカを代表するロックバンドに成長した彼ら。でも成功で方向性を見失うことなく、飽くなき実験性とすばらしいメロディをもって最近作でもっともエキサイティングな作品に仕上がりました。ちなみに一発撮りで撮られ、撮影風景がリアルタイム配信された「You Are A Tourist」のPVは上半期のマイ・ベスト・ビデオ。


10. Radiohead - The King of Limbs
"Bloom"
radiohead
またも突然に届けられたRadioheadの新作。世間的には、「驚きや新鮮な点がない」なんて見方が多いようですが、自分は大いに驚きました。一番驚いたのはリズム・アプローチの進化。これまでもトムのソロ作で顕著なように、バスドラがランダムな位置に入ってるIDMみたいな複雑なビートを取り入れてましたが、今作のリズムアプローチはAtoms For Peaceでの活動の延長にあると言っていいと思います。トライバルなパーカッションを連打し、そこに複数のドラムパターン(わざとタイミングをずらしているようなところも)を乗せるという手法。ポスト・ダブステップの流れも組んでいると言われているけど、僕はその次元すらも遥かに飛び越えてしまったと思います。後半は特に美しいメロディーが続き、もやのかかった深い森の中でトリップしているかのような気分にさせられます。


では続いて、惜しくもTOP10を逃した11位~20位を発表。個人的には、「くっそ!こんなに好きなのにTOP10入らねーよこれ!!」ってぐらい好きなんで、かなり悩みました。


11. I'm From Barcelona - Forever Today
12. The Strokes - Angles
13. Gang Gang Dance - Eye Contact
14. Beady Eye - Different Gear, Still Speeding
15. Acrylics - Lives And Treasure
16. Akron/Family - S/T II: The Cosmic Birth And Journey of Shinju TNT
17. The View - Bread And Circuses
18. The Vaccines - What Did You Expect From The Vaccines?
19. Cults - Cults
20. Friendly Fires - Pala


2011sofar11-20




さらに、21位~30位の発表です。この辺も、かなり好きな作品ばかりですが…。今年は去年よりもさらに豊作でしたね。

21. The Beastie Boys - Hot Sauce Committee Pt.2
22. Smith Westerns - Dye It Blonde
23. The Raveonettes - Raven In The Grave
24. Foster The People - Torches
25. Yuck - Yuck
26. Metronomy - The English Riviera
27. Destroyer - Kaputt
28. Gil Scott-Heron & Jamie XX - We Are New Here
29. The Crookes - Chasing Them Ghosts
30. PJ Harvey - Let England Shake


2011sofar21-30




【オマケ】次第点の10枚
これらの作品もよかったんですが…残念なことにベスト30には入らず。もうここまで来ると順位付けできないので、単純にアルファベット順です。


Acid House Kings - Music Sounds Better With You
Atari Teenage Riot - Is This Hyperreal?
Battles - Gloss Drop
Beyonce - 4
Cut Copy - Zonoscope
Dream Diary - You Are The Beat
Emmy The Great - Virtue
The Naked And Famous - Passive Me, Aggressive You
Ringo Deathstarr - Colour Trip
Tennis - Cape Dory


2011sofarothers


以上です。長々とした文章読んでいただき、ありがとうございました。ここに下半期のアルバムも加わるとなると、年間ベストは相当に悩ましいことになる気がします。それが楽しかったりするんですけどね。このランキング作成にあたり、この半年に買ったCDをあらためて1枚ずつ聴き直すことができてよかったと思います。1回聴いてあんまり良くないと思ったものも、新発見があったりしましたからね。
それではこの辺で。
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