今週の10曲

今週のHOTな10曲(2011/5/29付)

今週よく聴いていた曲や、初聴きした曲を紹介します。今週の注目は、夏の新作リリースを前に新曲が公開されたばかりのFOWとThe Horrors。その他WeezerによるRadioheadのカバーや、注目度が急上昇のEMA、Love Inksなどを紹介。


Fountains of Wayne - "Richie and Ruben"
7月に待望のニューアルバムをリリースする彼ら。そのアルバムからのフリー配信曲です。まさにFOW節全開のギタポナンバー!



The Horrors - "Still Life"
こちらも7月リリースのニューアルバム「Skying」に収録される新曲を発表。ゴシックな香りのするシンセポップですが、前作よりもさらにロマンティックでソフトな音に。



EMA - "Milkman"
EMAことErika M. AndersonはPJ Harvey、Esben And The Witch、The Big Pinkなどを彷彿させるゴシックでダークでメランコリックな女性シンガー。デビューアルバムリリース間近。



Memory Tapes - "Wait In The Dark"
7月にリリースされるアルバムより。チルウェーブよりも少しバンド寄りな音だけど、浮遊感のあるキーボードがとってもロマンティック。この系統にありがちなサイケ感はなく、ひたすらドリーミー。



Love Inks - "Blackeye"
チープな打ち込みドラムとドリーミーな女性ボーカルが絡み合う、シンプルでミニマルながらちょいサイケデリックでチル感のある陶酔サウンド。



Seapony - "Emma's House"
Transmittensの元メンバーらによるネオアコ/ギタポ/シューゲイズバンド。ノスタルジックな女性ボーカルと、ノイジーだけど軽やかなサウンドはPOBPAH好きも必聴。



Gang Gang Dance - "Adult Goth"
ニューアルバム「Eye Contact」が素晴らしい。この曲はオリエンタルな音階のシャーマニックな女性ボーカルとコズミックなシンセとトライバルなビートが絡み合って、不思議な世界観を描いています。



神聖かまってちゃん - "黒いたまご"
彼らのライブを初めて体験しましたが、個人的にこの曲がハイライト。Healthなどのノイズ/ノーウェーヴや、グローファイの流れと呼応したダンサブルなアンビエント・エレクトロニカ。



Weezer - "Paranoid Android"
なんとWeezerがRadioheadの曲をカバー。以前からライブでは披露していたようですが、公式にその動画が公開されました。



Ford & Lopatin - "Channel Pressure"
The Gamesとして活動していたが改名。80'sエレポップ風でもあり、ポストダブステップを通過もしているし、2000年代エレクトロも咀嚼しているという、なんだかすごく風変りなサウンド。6月にデビューアルバムが出ます。




前作は各メディアから高評価でしたが、今作は?

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Fuji Rock & Summer Sonic

フジロック2011 ステージ割予想やり直し!

先日、フジロック2011の出演アーティスト第5弾まで発表された段階でステージ割と出演順を勝手に予測して楽しんでましたが、その後第6弾の発表があったり、キャンセルが出たりして、さらに来週にはステージ割が発表されるとのことで、予測を修正してみました。すごーく悩んだのですが、一応これでファイナルアンサー。どれくらい当たるのかな・・・今回あまり自信がない。大物~中堅が例年より充実している気がするので、グリーンとホワイトからそういうアーティストを外すのって難しいですね・・・。

frf11expect

※Incubusの出演日が間違っていました。正しくは30日土曜日の出演です。「ファイナルアンサー」を出してしまったので画像は差し替えませんが、訂正させていただきます。

こちらは前回の予測記事。
すいません、この前回のやつ、曜日が全部金曜日になってましたね・・・。


去年の予想

ライブレポート

ライブレポート:神聖かまってちゃん@EBISU LIQUIDROOM

5月26日、神聖かまってちゃんのフリーライブ全国ツアーに行ってきました。彼らのライブを観るのは初。今回のフリーライブは抽選だったのですが、当選してしまったんですね。まさか当たるとは(笑)。まあ、観たかったんですけど。

skc


開園時間ギリギリに会場に滑り込むと、ちょうど前説(?)の人が何やら説明と、始まりの号令をかけているところだった。僕が入場して1分もしないうちにメンバー登場。元々グダグダなMCが話題の彼ら。2009年のサマソニでは、30分の持ち時間をほとんどグダグダトークに費やし、1曲(しかも高速)で去っていったという逸話があるだけに、そういう気持ちで臨んだのだけど、意外とすんなり演奏は始まり、その後も曲をどんどん繰り出していく。確かにMCはグダグダで、1曲終わるごとに3分はしゃべっていたが(笑)。


演奏は、正直かなり拙い。音のバランスも悪い。ギターとボーカルの音量がデカくて、ドラムはあんまり聞こえない。なんでも、ボーカル・の子のテンションがリハと全く違っていて、この日のライブはかなりテンションが高かったようだ。まあ、の子は躁鬱が激しいから、躁状態の時はいつもこんな感じなんだろうが、まず何を言ってるのか半分は聞きとれない。グダグダトークはの子だけではなく、ちばぎん・mono・みさこもかなり自分本位にしゃべりまくる。まるで学生バンドの部室ノリ。オーディエンスが何か言葉を投げかけるたびに、全員がその一つ一つに反応して好き勝手にしゃべるのだから、もう収拾がつかない。そんなわけで、誰も「次の曲行きます」と言わないので延々と支離滅裂なトーク。でも、あんまり聞き取れないながらもこのトークがかなり面白いのだ。ちなみに、メンバーからもツッコまれていたが、の子よりも滑舌の悪いmonoは、何を言ってるか8割わからなかった。


そんな中でも、の子は1曲終わるごとにセットリストの紙を見ながら曲を次々と繰り出す。時々、美人なバイオリニストをサポートに加えての演奏。「天使じゃ地上じゃちっそく死」「さわやかな朝」など絶叫ナンバーでは、の子は頭を激しく振り乱し、何かが憑依したように「イッた」目で虚空を凝視しながら歌い、パフォーマンスとしてはかなり激しい。「タイト」とは真逆の、ズレまくりの演奏でも、このバンドは何かとてつもないネネルギーを持っていて、それが人々が彼らに引き寄せられる理由の一つなのだろう。僕は、の子の鬼気迫る感じ、なにか危険な犯罪の現場でも目撃してしまっているかのような光景に、かつてブランキーがもっともトガっていた時期のベンジーの姿を重ねた。この、どこかのバランスが崩れた時に、すべてが終わっちゃうんじゃないか?ヘタすると、人の命も奪われるんじゃないか?というあたり、そんな気持ちを抱いた。それなのに曲が終わると、の子はヘラヘラ笑いながらみそ汁(最近お気に入りのステージドリンク。ノドの調子が良くなるらしい笑)を飲み、おどけながらノドを潤していた。


途中、キーボードのmonoが「ごめんちょっとトイレに行きたい」と言いだした。普通のアーティストのライブならあり得ないだろう。途中でトイレに行くにしても、演出として途中でステージ袖にはけて、その間に行くのに、思いつきのようにトイレに行くのだ。「あるてぃめっとレイザーしてくるわ」「これ(ペットボトル)にすれば」「パンパースが必要だな」みたいな感じでほんとにmonoはトイレに行くと、その間に残りのメンバーは勝手に「笛吹き花ちゃん」をプレイ。トイレから戻ってきたmonoは慌てて演奏に加わるというグダグダっぷり。でも、オーディエンスはみんな笑顔に包まれていた。


途中、印象的なMCがあった。「テレビ出たいね」「電通を味方につければ出れるよ」「電通ソング作る?」「でんつー♪でんつー♪」アイロニーたっぷりに言っていたが、彼らはテレビに出れるようなバンドではない(NHKに出たことあるけど)。しかも、電通にコビ売って耳あたりのいいポップソングを作るわけもないだろう。もしあるとすれば、皮肉でしかないだろう。


「本編はあと15分だって」「アンコールってなんでわざわざ一回引っ込むんだよ」
「アジカンをぶっつぶす」(その後アジカンの「リライト」のモノマネ)
そんなMCで会場を笑いの渦に巻き込みつつ終盤、ギターを置いたの子がインカムマイクをセットしてキーボードの位置につく。


「夜空の虫とどこまでも」(?ちょっとアレンジされていたか、似てる別の曲?)
「黒いたまご」
ノーウェーヴ/チルウェーヴのマナーを図らずも踏襲してしまった、この2つのダンスナンバーが立て続けに放たれた本編終盤は白眉だった。それまではまだ、個性的ながらも日本のロックバンドという範疇に収まったフォームだった彼ら。この2曲では、背後からの赤いライトにメンバーのシルエットが浮かび、時折フラッシュがたかれる中、ダンスビートとアンビエントなシンセ、シャーマニックなボーカルは唯一無二のサウンドで、決してUKやUSのインディロックアーティストと比べても遜色ないクオリティだった。


違う日のライブだけど、「夜空の虫とどこまでも」のライブ映像を。



時間が押してるはずだけどもう1曲演奏。何の曲をやったかは忘れてしまったが、の子はもう完全にタガが外れてしまったようにギターを振り回し、マイクを投げ暴れまわった挙句、キーボード椅子の上に立つとそのままギターを振り上げ、キーボードにギターを振り下ろす。会場が騒然とする中メンバーがステージ袖にはけた後、アンコールで再登場。「ちりとり」「ロックンロールは鳴り止まないっ」「夕方のピアノ」ラスト「学校に行きたくない」をプレイした。特に最終曲では、の子は客席にダイブし、何を言ってるかよくわからないけどトランス状態でまくし立て、お礼など述べた後に自分の靴を客席に投げ終了。この投げた靴が天井に当たって、全然飛ばなかったのに笑いも起こる中、ライブは終了した。


実に2時間半に及ぶ渾身のライブだった。思うに人々がこの、演奏スキルも未熟でルックスも垢抜けない異型なバンドに惹かれる理由は、彼らが「カッコよくないから」だと思う。もう、メンバー全員が平均ちょい上のルックスで、あたり障りないラブソングを、美声に乗せて歌うだけの「良家のお坊っちゃまバンド」には飽き飽きしてるのだ。未完成でほころびだらけのバンドが、カッコつけには無意識な天然キャラの姿でいるところに惹かれているんだと思う。僕たちは皆、決して完全な人間じゃないし無力で悩み多き人間だけど、単純に「共感」や「感情の投影」を求めているのでははなく、この先どうなるのかわからないミステリアスな部分を持った存在のこのバンドを見守っていきたい感情なんだと思う。まるで、無人で暴走する車があちこちにぶつかって壊れながらも走っていく姿から、誰もが眼も離せないように。でも単純な好奇心だけじゃなく、そこに「退廃の美学」「未完成の美学」「非・洗練の美学」みたいなものもそこに感じているのだと思う。


この辺の、「彼らの魅力や存在感」についての話は、話したいことがたくさんあるのでまた日を改めて記事にしたいと思います。


昨年リリースのアルバム2枚。





名盤合評

【合同企画Vol.1】名盤合評 Kula Shaker - K

Twitterで知り合ったブロガーさんboriboriyaboriさんのブログ
「時代を超えたマスターピース」と合同企画をやらせていただくことになりました。

僕も、こういったことは初めてなのでどんな形で合同企画するか手探りですが・・・今後も対談など、いろんな企画を一緒にやってくつもりです。

ということで、第一弾となる今回は、2人にとって思い入れのある1つの作品(アルバム)を、それぞれの視点で語ろう、って感じでやります。同じ作品について、自分と異なる視点の意見を聞くっていうのは大いなる刺激を受けますからね。


今回のお題:Kula Shaker - "K"(1996)

kulashaker-k


元々は、最近の作品にしようとしてたんですが、あえて15年以上前の作品にしてみました。この作品はboriboriyaboriさんのブログタイトル通り、時代を超えたものだし、リアルタイムでない世代にその名盤の魅力を伝えていきたいので。ではまず僕のレビューから!

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彼らは1位を獲るほどにヒットしたにもかかわらず、フォロワーがまったく存在しない



イギリスの5人組バンドによる、96年リリースのデビューアルバム。

96年と言えば、イギリスはブリットポップの過渡期。
そんな中で、彼らがドロップしたこのアルバムは、97年の「ブリットポップ崩壊」に向けて最初にクサビを打ち込んだ、と言えるのではないだろうか。

このアルバムは全英1位となったけど、1位になった理由はこの時代に数多く存在した所謂「ブリットポップ」とは一線を画すサウンドだったから。
飽和状態となったブリットポップに飽き飽きして、移り気なイギリス人が新しいものを求めていた証拠なんじゃないかと思う。

サイケとグルーヴに満ちたこのアルバムには、壮大なエスケーピズムがある。普段の生活の中で、ほとんど馴染みのない異空間。ヒンドゥーの世界観、インド風の女性コーラス何を言ってるか分からないマントラ、そしてシタールの音が、聴く者に現実逃避的なトリップ感覚を抱かせる。(まあ、シタールに関してはビートルズも取り入れているから、多少馴染みがあるかもしれないけど)

1曲目、「Hey Dude」ではうねるベースとグルーヴィーなドラムから始まり、やがてワウを使ったギターが絡む。それらのインストルメンタルが混沌と巻き上がったところで、ぷっつりとブレイク。そこから再び、各パートが絡んでの怒涛のグルーヴ。さらに、クリスピアンの寝起きのような歌唱法でもって歌が始まる。

"Hey Dude"


この、リズムも音階も無視した酔いどれのような歌い方は、ボブディランのようでもあり、しかし彼よりもさらに脱力気味だ。60'sのブリティッシュロックンロールやマッドチェスターなど(そう言えばこの曲は、前年にリリースされたThe Stone Rosesの「Begging You」とベースやドラムの雰囲気が似ている)、イギリスの過去の音楽を下敷きにしながらも、インド風味とボブディラン風歌唱、さらに未知なるインドの要素が加わることで、今まで耳にしたことのない斬新なサウンドがこのアルバムには詰まっている。

ただ物珍しい要素を取り入れただけでは、わざとらしく奇を衒ったようになってしまうところを、当時のブリットポップの要素も感じさせるシンガロング可能なメロディを乗せることで、このアルバムは全編が非常にポップ。ヴァースからコーラスの展開が見事な「Into The Deep」はその最も良い例で、このアルバムには一切の捨て曲がない
ポップに振り切れようが、「Govinda」や「Temple of Everlasting Light」のようにシタールやらタブラなどが鳴り響くドベドベにディープなインド風サイケになろうが、どれも親しみやすいメロディを持っていることで、長く聴き続けても飽きない作品になっている。

"Into The Deep"


ここまでポップでありながら混沌としていて、ダンサブルで、ロックンロールなサウンドなんて、誰でも簡単に取り入れられるようなものではない。その証拠に、彼らは1位を獲るほどにヒットしたにもかかわらず、フォロワーがまったく存在しない。ブリットポップ終焉のきっかけを作った最初の一撃でありながら、その後彼らに追随する新たなムーブメントは起きなかった。

でもそれは、彼らのサウンドが唯一無二だったからこそだと思う。あの時代だからこそ、このアルバムは存在し得たんじゃないか。そう考えると、このアルバムは時代性を大いに感じる作品だし、Oasis、Blur、Pulp、Suedeといったブリットポップの名盤と対比して聴くのも面白い。

2011年、イギリスのロックシーンは再び活性化しつつある。
その中でも面白いのが、Brotherに代表されるようなブリットポップ・リヴァイヴァルだ。一時期は「単なる享楽的なバカ騒ぎ」などと揶揄されたムーブメントも、時が経ってロックバンドが「ひたすらポップであること」はダサいことではなくなった。だけど、これからのイギリスのロックシーンがより一層面白いものになるには、そんなシーンの中でKula Shakerのようなバンドの存在が必要不可欠だと思う。

イギリスのロックシーンの今後のゆくえを占うものとしても、このアルバムは楽しむことができる。メインストリームに対するカウンターの流れが、これまでのイギリスの、いや世界のロックミュージックを面白くしてきたことは、疑いようもない事実なのだから。(text:david_girl_)

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お次は、boriboriyaboriさんのレビュー。



なぜブリットポップ全盛期にここまで完璧にロックとインド音楽を融合出来たのだろうか



オアシスがビートルズの最もポップかつシンガロングできる部分を受け継いだとするなら、クーラはビートルズのインド音楽とサイケを最も色濃く受け継いでいると言えるだろう。

この「K」というアルバムの魅力は1stにも関わらず、完全にバンドとしてのアイデンティティーを確立し、幅広いサウンドを味わえる所だ。

まず彼らのアイデンティティーとはブルース色の強いロックを基盤としながらも、完全にそのロックとインド音楽を融合させたサウンドにある。

アルバムの完成度と独自性の確立で言えば、Doorsの1stと比較しても遜色はないだろう。

Doorsは1stアルバムでオルガンとフラメンコ風のギターワーク、ジムのボーカルや詞世界で独自のサイケサウンドを生み出した。

そんな偉大なDoorsの作品と比べてみても、遜色のない時代を越えたマスターピースである。

なぜクーラはブリットポップ全盛期にここまで完璧にロックとインド音楽を融合出来たのだろうか?

それはKulaのボーカルのクリスピアン・ミルズの思想から来たものである。彼はイギリス人でありながらも、インド古典音楽についての知識と尊敬の念、音楽的な技術の三者が揃っていた。

実際にクリスピアンは熱心にインド仏教を信仰しており、ハレ・クリシュナ運動にも参加している。

それゆえ高いレベルでのインド音楽とロックとの融合ができたのだ。

クーラの曲の幅広さはロックとインド音楽との融合したような曲だけではない。

サイケな曲もあればブルース色の強いロックもあり、ポップで聴きやすい曲と多岐に渡った音作りをしている点に魅力があるのだ。

Into The Deepではクーラのポップさが最大限に発揮された曲で、ボーカルにオルガンを含めたバンドのアンサンブルが優しく寄り添うような曲である。

Grateful When You're Dead/Jerry Was Thereという曲はヴィンテージ風のブルース色の強いギターロックから、一転して妖しい雰囲気のサイケなサウンドになる。Gratefulとは全く違った表情を見せ、別世界へと誘うようなボーカルと浮遊感のあるギターと打楽器が魅力的だ。

Temple Of Everlasting Lightでは深い森に入り込むような深淵さがあり、この曲の続きで聴くGovindaはこのアルバムの一番の聴き所である。

鳥のさえずり等の効果音から入るGovindaの繋がりは格別で、続くGovindaはまさにインド音楽とロックを融合させたこのアルバム屈指の名曲である。

この違和感なくインド音楽とロックを融合させる手腕はUKの中でも破格の才能だろう。

この文章で言いたいことはクーラはそこまで知名度はないものの、Oasisと並ぶくらいの才能とクリエイティビティーに恵まれたバンドと言う事である。

ルーツミュージックを四方八方から引っ張り出してくる、インディーロック全盛の今だからこそ、インド音楽とロックの融合を最良の形で再構築したクーラはもっと評価されるべきバンドだと思う。(text:boriboriyabori)

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いかがでしたでしょうか?boriboriyaboriさんのレビューと自分のレビューを見比べてみて、やっぱり同じ作品に対して視点が違うっていうのはすごく面白い。僕は、ブリットポップのカウンターの存在として彼らを位置付けました。yaboriさんはもう少し深く踏み込んで、なぜあの時代に彼らは、インド音楽とブルース色の強いロックを融合するに至り、またそれが成功に繋がったか?という視点で書いています。そんな中でも二人とも共通して書いてあることがあります。

ひとつは、ブリットポップの中における彼らの特異性
そしてもうひとつは、様々な要素を取り入れつつ、根底にあるのはポップさであること。

面白いのは、2人とも彼らのポップさを象徴する曲として「Into The Deep」を取り上げているところ。それだけ、この曲のヴァースからブリッジ、コーラスに至るメロディ展開は最高なのです。

僕のレビューで、彼らのフォロワーは存在しないと書きました。それは音楽的に、という意味だけど、立場的に彼らを彷彿させるバンドがいます。それは先頃解散を表明したThe Music。2000年初頭のガレージ/ロックンロール・リヴァイヴァルの中で突然変異的にシーンに登場し、いきなり大ヒットした点や、どちらもグルーヴとサイケデリックという文脈で語ることができる点で、比較できる存在だと思います。

もしKula Shakerを聴いたことがなくて、The Musicが好きなら。もしくは、Kasabianでもいいです。グルーヴィでサイケデリックなサウンドが好きなら、このKula Shaker「K」は必ず名盤にとして心に刻まれるはず。


ジャケも面白い。

Fuji Rock & Summer Sonic

サマーソニック2011 出演者第12弾発表!!

サマソニ2011の出演者発表も早いもので第12弾。フジとは違い、こちらは例年小出しです。

今回の追加は、

VILLAGE PEOPLE
CLARENCE CLEMONS


の2組。
どちらも東京のみ、ビーチステージの出演とのこと。VILLAGE PEOPLEは2日連続の出演となります。大阪、軽視されすぎ。

VILLAGE PEOPLEはゲイ・ディスコの代表バンド。「YMCA」と「GO WEST」が有名ですね。CLARENCE CLEMONSは、Eストリートバンド(ボスのアレね)のサックスプレーヤー。

VILLAGE PEOPLEの「GO WEST」これはPet Shop Boysがカバーしてこちらも大ヒット。で、ワタクシPet Shop Boysと言えば、人生において重要な位置を占めているグループですので、せっかくなのにVILLAGE PEOPLEには申し訳ないですがPSBバージョンを。

"Go West" by Pet Shop Boys




2007年のサマソニで、この曲聴きながら泣きました。



プロフィール

PUBLIC IMAGE REPUBLIC

Author:PUBLIC IMAGE REPUBLIC
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