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ライブレポート

ライブレポート:Weezer@ZEPP TOKYO

7月14日(木)に行われたWeezerの“Memories & Best of”公演2日目、セカンドアルバム「Pinkerton」の全曲再現ライヴに行ってきました。

weezer
※写真は今回のライブとは無関係です
(が、リヴァースはこの写真と同じポロシャツ着用。しかも2005年のサマソニでは写真と同じポロシャツ&ジャケット着用。相当お気に入りのようです笑)


彼らのライヴを観るのは6回目くらいなんだけど、稀代のメロディーメイカーであるリヴァース・クオモによって名曲量産型バンドである彼らにとっては、命題となっているのがセットリスト。人気曲が決してシングル曲だけではないどころか、B面曲や未CD化曲にも人気が高いバンドは、彼らの他にはなかなか見当たらないもんです。そんなわけで、ファンの中でも好きな曲はかなりバラけているし、単純に好きというよりも、たぶん「学生時代にバンドでコピーした」とか「好きな子にフラれたとき、この曲で思いっきり泣いた」とか、はたまた「自分の書いたファンレターが基になって、この曲ができた」…なんていうさまざまな思いをそれぞれのファンが抱えている、それがWeezerというバンド。よって、多くの人が満足いくセットリストというのは正直「ありえない」のです。


しかし先に結論から言ってしまうと、今回のライヴは、たぶんきっと多くの人にとって最高のセットリストだったはず。少なくとも、自分はそう。なぜなら、僕にとっては「Pinkerton」というアルバムは生涯のフェイバリットアルバムの中の1枚だからというのももちろんだけど、前半のセットリストがツボ過ぎたから。今回の公演は、前半は全体からの選曲、後半は「Pinkerton」の10曲をアルバムの曲順通りに再現するという二部構成で、前日はファーストである通称「ブルー・アルバム」を後半に演奏するというものでした。この日の前半のセットは、ライヴであまりやらない曲や初期のシングルB面曲など・・・ま、順を追って書きます!





ほぼ定刻にメンバーが登場すると、往年のファンが特大の拍手でお出迎え。リヴァースは、メッセージがたくさん書かれた日本の国旗を抱えていたけど、震災の応援メッセージなのかな?と思いつつ、まずは昨年リリースの最新アルバムからの先行シングル「Memories」でスタート。オーディエンスのテンションもさながら「Jackass」状態※にノリノリ。みんなが笑顔で飛び跳ね、「Oi!Oi!」コールまで飛び出すという展開に。そんな、ボルテージ上がりきった状態で2曲目にプレイされたのは、「Susanne」!!彼らのファーストシングル「Undone - The Sweater Song」のB面曲であり、自分にとってはWeezerの中でもベスト5(いやベスト3か?)に入るほど好きな曲。ドラムからの短いイントロのあと、一斉に鳴らされる各パートの音とリヴァースの声を聴いた瞬間に、目の奥で熱いものが思わず「ブワッ」となるのを覚えました。この曲は何てせつなくて、美しくて、力強いんだろう。気付けば周りの人も自分と同様に、涙を流しながら一緒に歌っていた。
※「Memories」は映画「Jackass」のテーマ曲に起用されました


途中、リヴァースのMCはほとんど日本語で、続く「Pork And Beans」ではあのリフを繰り返しながらリヴァースが「ブライアンサン!」などと各メンバーを紹介しながら、紹介されたメンバーにAメロを歌わせる演出。しまいには、パットにAメロを歌わせた後、リヴァースは「マイクにパットのツバがかかって汚いなあ…」と言わんばかりに、苦笑いしながら上着でマイクをフキフキ。これには場内大爆笑。あと、例の「I Don't Care I Don't Care…」連呼の部分ではリヴァースがオーディエンスにマイクを向け、全員で絶唱。


その後、5曲目にプレイされたのは「Susanne」同様に人気の高いB面曲「I Just Threw Out The Love Of My Dreams」。ファンにとっては、初代ベーシストであるマット・シャープがWeezer脱退後に結成したThe Rentals(今年のNANO-MUGEN Fesにも出演)の雛型となった曲として有名。ブライアンがキーボードの位置に付き、リヴァースが「ツギノキョクハムズカシイデス」「ガンバッテ」と言いながら、イントロでミスってやり直し(笑)。確かにキーボードの「ビヨ~ン」という音から始まって、カウントでウラから入るというのはちょっと難しいのです。ちなみにこの曲もたぶん、個人的に好きな曲ベスト10に入るかも。


人気のB面曲が2曲プレイされただけでも最高だったけど、たぶんこの頃には会場に集まったオーディエンスは、「もしかしたら"アレ"も演るんじゃねーの」という思いが去来した…かどうかはわからないけど、自分もライヴ前に「演ってほしいなー」と思っていた曲、「You Gave Your Love To Me Softly」が鳴らされると、もうオーディエンスは待ってましたと言わんばかりの熱狂の渦。2分にも満たないこの曲で、拳を振り上げつつ力の限りに最後の「ラーラーラー」を歌っていました。もう、この「B面の神曲」が3曲もプレイされたという時点で、最高のセットリスト決定。


でもこれだけではなかったのです。リヴァースがふいに、「ナニ?」と言うと、アコギでつま弾き始めたのはレディオヘッドの「Paranoid Android」のカヴァー(ていうかコピーだよね、コレ)。すでに先日、Youtubeでは公開されていたけど、この曲の持つ不穏な感じと、Weezerのポップな泣きメロは一見相容れないようでいて、実は結構ハマりカヴァー。海外の音楽ブログ「Stereogum」における「Weezerによるカヴァー曲ベスト30」の特集記事でも見事1位に輝きました。オーディエンスの中には、思わず笑い出す人や「おおおお・・・!」とどよめく人、「きゃっほー^^」と歓喜する人が入り乱れることに。確かにノリにくい曲ではあったけど、ゆらゆらと揺れながらラストのギターソロのガシャメシャ感にアドレナリン出まくり。続く第一部のラストは、ファーストから「Buddy Holly」でシメ。前日の「ブルーアルバム再現ライブ」でも演ったこの曲は、前日来た人も来なかった人も同じように熱狂。さすが彼らの代表曲!


さて、第一部と第二部の間には彼らの初期からのベテランスタッフとして有名なカール・コッチさん(自分はこの方とメールやり取りしたこともあります)のガイドによる懐かしの秘蔵写真スライドショー。これは「Memories」に掛けてるんですね。これがまた面白く、グウェン・ステファニーやスパイク・ジョーンズが出てきたり、タイの船上でパットが不機嫌な顔をしていたり、リヴァースが変な遊具にまたがっていたり、初来日時のライヴ写真だったり、・・・転換の約15分間をまったく飽きさせませんでした。


そして再びメンバーが登場すると、いよいよ本編「Pinkerton」再現ライヴがスタート。もちろん、今日ここに集まった人たちは僕と同様にあのアルバムを愛して止まない人たち。ステージのバックに、アルバムのジャケとなった葛飾北斎の「東海道五十三次」が張られると、初っ端「Tired of Sex」から全員がエモーショナルにシンガロング!リヴァースは「あの時」とは違って無理にシャウトしたり、悶々とした感情を爆発させはしないものの、やっぱり曲の持つブリリアントな魅力は失われないまま。


4曲目、このアルバムの中でも屈指の名曲であり、歌詞が日本に住む18歳の女の子からのファンレターを基に書かれていることで、日本人にとっても特別な曲である「Across The Sea」にて、またもや涙腺が決壊。ブライアンが弾くイントロは、ちょっとミスってた(笑)、そんなところも含めて彼ららしいっちゃ、らしい。




続く「The Good Life」ではダイブする観客もあらわれ、徐々にクライマックスに向けてオーディエンスのボルテージも盛り上がる。再現ライブっていうのは、あと何曲で終わるかが分かっているから、オーディエンス側もラストに向けた気持ちの持っていき方がわかっているし、それによってオーディエンス同士の一体感だけでなくアーティストとの一体感が出るあの感じ、すごく素敵な体験でした(ボキャ貧でうまく表現できずすみません)。


陽気な「El Scorcho」の倍速パートではまたもダイバーが出て、最高潮を迎えた後は「Falling For You」で泣きモード全開。この曲、実は以前はあまり好きじゃなかったのです。なんかコード進行変だし。でも、2回目のサビが終わった後のパートのエモーショナル感の凄まじさに気付いて、ここ数年で好きになりました。もちろん、ライヴではその部分でまた涙腺決壊。

↓2:07~2:50あたりの部分。



さて、リヴァース以外のメンバーが全員ハケると、リヴァースが独りでアコギを手にする。いよいよラストの「Butterfly」だ。アルバムと同様に、リヴァースによるシンプルな弾き語り(途中でさきほどのカール・コッチさんが軽いドラムを添えた)。この時ばかりは、オーディエンスも歌うのをやめてこの15年間あのアルバムを聴き続けた思い出を噛みしめるように静かに聴き入っていました。「I'm Sorry, I'm Sorry, I'm Sorry」の歌詞で曲が終わると、リヴァースはステージを静かに去っていった。アンコールなし。でも、物足りなさを感じた人は誰もいなかったと思う。間違いなく素晴らしいライヴだったけど、「Butterfly」で終わることの意味を、オーディエンスはみんなよくわかっていた。ラストにメンバーが一列に並ぶこともなく、ピックやスティックが客席に投げられることもなく、本当に静かに終わった。誰もがその余韻に浸っていた。会場を出る途中でみんなの顔を見たら、誰もが思いっきり泣いて泣きはらしたあとみたいな、清々しくはればれとした顔で笑っていた。





-7月14日 ZEPP TOKYO セットリスト-
Memories
Susanne
Pork And Beans
Keep Fishin
I Just Threw Out The Love Of My Dreams
Don’t Let Go
You Gave Your Love To Me Softly
Hash Pipe
Paranoid Android
Buddy Holly

---

Tired Of Sex
Getchoo
No Other One
Why Bother?
Across The Sea
The Good Life
El Scorcho
Pink Triangle
Falling For You
Butterfly

今週の10曲

今週の10曲(2011/7/17付)

今週よく聴いていた曲や、初聴きした曲を紹介します。先週に引き続きハマってしまったRuby Coast、最近知ったばかりのDinosaur Feathers、Little Dragon、Desireの他、ライヴ行ってきたWeezer、来週行く予定のEmmy The Greatも。


Dinosaur Feathers - "Please, Please George"
この曲のような70'sサーフポップみたいな曲だけでなく、ヴァンパイア・ウィークエンドっぽい曲やジプシーっぽい曲などもあり、引き出しの多さを感じさせるUSインディバンド。今後要注目です。



Ruby Coast - "Creep Me Out"
先週に引き続き。これは本当にハマりました。こんな素敵なアルバムをフリーDLしてしまうとは…The Strokes、Los Campesinos!好きはDLして損なし。こちらからDLできます。



I Break Horses - "Winter Beats"
M83やスロウダイヴが引き合いに出される、スウェーデンはストックホルム出身のエレクトロ・シューゲイザーバンド。ミニマルに繰り返されるシンセリフと、ほどよいギター、柔らかなボーカルが心地よいです。



Yuck - "Daughter"
Yuckのデビューアルバムの国内盤が9月にようやく出るそうですが、6曲あるボーナストラックにも含まれないこの曲はオフィシャルサイトでフリーDL可。Yuckの中でも指折りの超名曲なのでぜひこちらからDLしてみてください。



Little Dragon - "Ritual Union"
間もなくサードアルバム「Ritual Union」がリリースされる、スウェーデン出身のエレポップバンド。ボーカルは日本人女性。



Desire - "Don't Call"
ドラマティックで静かなCrystal Castlesとも言えそうなカナダの男女ユニット。愁いのある艶やかなボーカルが魅力的です。イントロはちょっと「Billy Jean」っぽい(笑)。



Weezer - "Susanne"
Weezerのピンカートン再現ライヴ行ってきました。自分も大好きなこのB面人気曲は、2曲目にプレイ。



The Rentals - "Please Let That Be You"
アジカン主催のNANO-MUGENフェスで来日。かつてWeezerのベーシストだったマット・シャープのバンドということで、Weezerとの共演はファンにも感慨ひとしおでしょう。洋楽をあまり知らない人にこういうバンドを紹介する機会を作ってくれたアジカンGJです。



Emmy The Great - "Paper Forest (In The Afterglow Of Rapture)"
間もなく一夜限りの来日公演、楽しみです。ダウナーな曲調が増えた最新アルバムより。なんか、ますますスザンヌ・ヴェガ化してます。



Wugazi - "Sleep Rules Everything Around Me"
ヒップホップのスーパーグループWu-Tang Clanとエモーショナル・ハードコアのFugaziのマッシュアップ作品「13 Chambers」がこちらでフリーDLされています。




フェスとか出たらすごく雰囲気よさそう。

今週の10曲

今週の10曲(2011/7/10付)

今週よく聴いていた曲や、初聴きした曲を紹介します。今週は初聴きのものメインでお届けします。自分へのメモ代わりというか。Twitterのフォロワーさんに教えていただいたものがほとんどです。多謝!!



Memory Tapes - "Yes I Know"
チルウェイヴに分類されるソロユニットの、先日リリースされたばかりのセカンドアルバムより。これはチルウェイヴ括りではなく、ポップ・ミュージックとして広く聴かれるべき。



Computer Magic - "The End of Time"
ブルックリン出身の、かわいらしいエレポップサウンドを奏でる女の子。数枚のEPをリリースしているものの、フルアルバムはまだです。こちらも期待大。



Ruby Coast - "Whatever This Is"
カナダ出身の新人によるデビューアルバム。やってることはオーソドックスなのに、比較するアーティストがない個性を持ってると思います。Arcade Fireが陽性に弾けたかのように、とにかくめちゃくちゃポップ。アルバムはフリーDLできます。



Tribes - Sappho"
なんだかすごくブリットポップな曲調。Blurのポップ性とSuedeのグラマラス感をミックスして、ラウドにした感じ感じです。後半がヘドウィグ・アンド・アングリー・インチみたいなPVも素敵です。



Wild Honey - "1918-1920"
スペインはマドリード出身、GUILLERMO FARREによるソロプロジェクト。この曲はフリッパーズギターやサイモン&ガーファンクルを思わせるセンシティブなコーラスワークが光るフォーク調バラードです。



Sondre Lerche - "Stupid Memory"
フォークやカントリー調のサウンドにちょっとエレクトリックな要素もミックスし、独自のポップなサウンドを奏でる男性SSW。PVも素敵です。



Fixers - "Crystals"
シューゲイザー風のアトモスフェリックな音にダンスビート。超絶にキラキラしつつ踊れるサウンドで、クラブでかかったらテンション上がること間違いなし。



Givers - "Saw You First"
先週に引き続き取り上げます。6月にアルバムを出したルイジアナ出身の5人組マジカル・ポップバンド5人組。



Bon Iver - "Calgary"
数々の著名アーティストからもリスペクトを集めるアメリカのバンド(元はソロユニット)。どこまでも美しいサウンドです。フォークを下敷きにしつつも、気持ちの良いキーボードの音が個性を出しています。



Mutemath - "Drums Plus Bass"
10月にリリース予定のサード「Odd Soul」の広告的な映像。これはヤバすぎる音と映像です。何がヤバいかは、文字だけでは伝わらないのでとにかく見てください。





期待したよりもさらによかったです。夏の清涼剤にオススメ。

年間/半期ベスト[2011年]

2011年 上半期ベストアルバム【後編:ベスト10感想とその他の作品】

先日発表したyaboriさんとの「2011年上半期ベスト10」対談はご覧いただけましたでしょうか?あちらでは上半期を振り返る対談をメインに、お互いの好きなアルバム10枚などを駆け足で紹介したので、今回はもう少し深くそれらの作品についてツッコんでいきたいと思います。


それではまず対談の中でも書いた私の選ぶ2011年上半期ベスト・アルバムTOP10をあらためて。試聴できるように、小さくだけどYoutubeも貼っておきます。1位のペインズを除き、全部アルバム中で一番好きな曲をセレクトしました。


1. The Pains of Being Pure At Heart - Belong
"Even In Dreams"
POBPAH-belong
「C86」「ジャングリー・ギター・ポップ」「アノラック」「ネオアコ」などのタームで括られるムーブメントを、Vivian Girlsとともに牽引するデビュー作を放った、ブルックリン出身の4人組。今作はそんな「夢見る少年少女」がまさに逞しい大人の世界へと踏み出した作品。それは決して幼少期との決別でもないし、大人の世界への不安に怯えてるわけでもなく、あどけなさを残しながらもしっかりと地に足を付けて毅然と歩む姿が音に顕れています。
そんな抽象的な表現はさておき、メンバーが憧れていたスマパンの「Siamese Dream」やマイブラ「Loveless」と同じくアラン・モウルダーをミキサーに起用し、プロデュースはU2、デぺッシュ・モード、スマパンと枚挙に暇がない名プロデューサー・フラッドという最強布陣。そのせいか、青春まっしぐらな甘酸っぱいメロディとか弱き心(それこそまさにバンド名のような)を持ったファーストと比べ、今作はスマパンの「Siamese Dream」を思い起こさせる太いギターと繊細なボーカルと美しいメロディが同居する作品となりました。
このサウンドの変化の驚き、以前にもどこかで経験したことがある・・・と思っていたのですが。そう、これはまさに、我らがAshのファースト「1977」とサード「Free All Angels」の関係にソックリだと思いませんか?(セカンドすっとばしてすみません。でも、ペインズはAshよりも早くそこに到達することができたってことだと思います)この発見をした時、僕は心の中でガッツポーズしました。とにかく、メロディだけでなくアルバム全体の完成度なども含めダントツの1位です。


2. Glasvegas - Euphoric /// Heartbreak \\\
"You"
glasvegas
初めて聴いた時の評価では、5つ星中3つ星だったこの作品。今にもツバ飛んできそうなこのムサ苦しいボーカルが苦手だったはずが、二度三度聴くうちにあれよあれよとハマっていき、なんと上半期の2位にまで上昇。自分でも驚きです。シューゲイズサウンドはさらに壮大さを増し、ドラマーが変わりリズム面も強化(が、アルバムではボーカルのアランがドラム叩いているらしい)。キラキラのシンセをまぶせ、スタジアム映えするアンセミックで激エモーショナルなナンバーのオンパレード。そしてこのアルバムも、ペインズと同じくフラッドのプロデュース。いい仕事してますなあ。


3. Noah And The Whale - Last Night On Earth
"Tonight's The Kind Of Night"
noahandthewhale
これまではフォーク調のちょっと切なげなサウンドを奏でていた彼らが、今作で大胆チェンジ。フォークが下敷きになってはいるものの、エレクトリックでダンサブルな要素が目立ちます。さらにメロディの瑞々しさや、ゴスペル調な多重コーラスが導き出す高揚感も白眉。自身の失恋をテーマにしたコンセプチュアルな前作も素晴らしかったですが、陽性に弾けた今回の方向性も自分にとってはうれしいです。


4. Gypsy And The Cat - Gilgamesh
"Running Romeo"
gypsyandthecat
オーストラリア出身の2人組。本国では昨年アルバムがリリースされていますが、今年になってRCAからワールドリリースされたので入れてしまいました。ペット・ショップ・ボーイズにも通じる甘美なエレポップ。時折見せるキラーズな感じもいいです。


5. The Submarines - Love Notes / Letter Bombs
"Fire"
thesubmarines
前作収録曲がアップルのCMに使われたことでも話題となり、前作リリース後夫婦となったデュオ。透明感のあるかわいらしい歌声は、The Ting TingsやCults好きにもオススメです。生楽器とエレクトロニクスのバランスが絶妙。


6. Secret Shine - The Beginning And The End
"Perfect Life"
secretshine
こんなに素晴らしいシューゲイザー名盤を作り出したのに、どうやら日本以外ではリリースされていない様子。もったいない!もう20年選手ですが、こんなに瑞々しい音とキャッチーなメロディを鳴らせるところがすごいです。シンセを大幅に導入していて、Slowdiveっぽいボーカルエフェクトも、うるさすぎないギターもお互いの音を邪魔せずにきれいに配置されています。最近のシューゲイザーはやたらとギターがひずんでいたり、ボーカルにリヴァーブをかけ過ぎなのが多いですが、これはシューゲイザーの理想形。


7. The Go! Team - Rolling Blackouts
"Secretary Song"
the go! team rolling blackouts
彼らの持ってる陽性のヴァイヴと、雑食な音楽性をいかんなく発揮した3作目。これまで同様にオールドスクールなヒップホップと、チアリーディングと、60'sガールポップとあれやこれがごっちゃになりつつも、しっかりと彼らのフィルターを通してGo! Teamサウンドにまとめ上げています。これがラストアルバムな噂も・・・イヤだ!


8. Adele - 21
"Someone Like You"
adele21
今更説明するまでもなく、全英で14度1位、全米で6度1位の記録(今はもっと更新してるかも)を持つ、今年最大のヒット作。19歳の時に作ったファーストのクオリティを軽く超え、ソウルフルでエモーショナルな歌声は圧巻で、まさに絶唱とはこのこと。多くの人々の心を捉え、心を震わせる曲が詰まっていて、そりゃ世界中で売れて当然です(日本は除く)。


9. Death Cab For Cutie - Codes And Keys
"You Are A Tourist"
DCFC
今やベテラン、アメリカを代表するロックバンドに成長した彼ら。でも成功で方向性を見失うことなく、飽くなき実験性とすばらしいメロディをもって最近作でもっともエキサイティングな作品に仕上がりました。ちなみに一発撮りで撮られ、撮影風景がリアルタイム配信された「You Are A Tourist」のPVは上半期のマイ・ベスト・ビデオ。


10. Radiohead - The King of Limbs
"Bloom"
radiohead
またも突然に届けられたRadioheadの新作。世間的には、「驚きや新鮮な点がない」なんて見方が多いようですが、自分は大いに驚きました。一番驚いたのはリズム・アプローチの進化。これまでもトムのソロ作で顕著なように、バスドラがランダムな位置に入ってるIDMみたいな複雑なビートを取り入れてましたが、今作のリズムアプローチはAtoms For Peaceでの活動の延長にあると言っていいと思います。トライバルなパーカッションを連打し、そこに複数のドラムパターン(わざとタイミングをずらしているようなところも)を乗せるという手法。ポスト・ダブステップの流れも組んでいると言われているけど、僕はその次元すらも遥かに飛び越えてしまったと思います。後半は特に美しいメロディーが続き、もやのかかった深い森の中でトリップしているかのような気分にさせられます。


では続いて、惜しくもTOP10を逃した11位~20位を発表。個人的には、「くっそ!こんなに好きなのにTOP10入らねーよこれ!!」ってぐらい好きなんで、かなり悩みました。


11. I'm From Barcelona - Forever Today
12. The Strokes - Angles
13. Gang Gang Dance - Eye Contact
14. Beady Eye - Different Gear, Still Speeding
15. Acrylics - Lives And Treasure
16. Akron/Family - S/T II: The Cosmic Birth And Journey of Shinju TNT
17. The View - Bread And Circuses
18. The Vaccines - What Did You Expect From The Vaccines?
19. Cults - Cults
20. Friendly Fires - Pala


2011sofar11-20




さらに、21位~30位の発表です。この辺も、かなり好きな作品ばかりですが…。今年は去年よりもさらに豊作でしたね。

21. The Beastie Boys - Hot Sauce Committee Pt.2
22. Smith Westerns - Dye It Blonde
23. The Raveonettes - Raven In The Grave
24. Foster The People - Torches
25. Yuck - Yuck
26. Metronomy - The English Riviera
27. Destroyer - Kaputt
28. Gil Scott-Heron & Jamie XX - We Are New Here
29. The Crookes - Chasing Them Ghosts
30. PJ Harvey - Let England Shake


2011sofar21-30




【オマケ】次第点の10枚
これらの作品もよかったんですが…残念なことにベスト30には入らず。もうここまで来ると順位付けできないので、単純にアルファベット順です。


Acid House Kings - Music Sounds Better With You
Atari Teenage Riot - Is This Hyperreal?
Battles - Gloss Drop
Beyonce - 4
Cut Copy - Zonoscope
Dream Diary - You Are The Beat
Emmy The Great - Virtue
The Naked And Famous - Passive Me, Aggressive You
Ringo Deathstarr - Colour Trip
Tennis - Cape Dory


2011sofarothers


以上です。長々とした文章読んでいただき、ありがとうございました。ここに下半期のアルバムも加わるとなると、年間ベストは相当に悩ましいことになる気がします。それが楽しかったりするんですけどね。このランキング作成にあたり、この半年に買ったCDをあらためて1枚ずつ聴き直すことができてよかったと思います。1回聴いてあんまり良くないと思ったものも、新発見があったりしましたからね。
それではこの辺で。

年間/半期ベスト[2011年]

2011年上半期ベストアルバム【前編:BEST10対談】

2011年、上半期終わりましたね!各音楽メディアや音楽ブロガーさん、さらにTwitterのフォロワーさんたちの間でも続々と上半期のベストアルバムが発表されていますが、そんな中で当ブログも「わりと遅く」発表です。今回は、以前にもブログで【名盤合評 Kula Shaker - K】の記事と【相互インタビュー「洋楽を好きになったきっかけは?」】の記事を書かせていただいた、yaboriさんのブログ「時代を超えたマスターピース」との合同企画として、yaboriさんと対談形式でお互いの好きなアルバム10枚ずつを双方のブログで発表していきます。



対談『2011 上半期ベストアルバム』
[Y]yabori
[D]David


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『トムの謎の踊りのやつ(笑)。あれは事件でしたね!』



D: こんにちわー。1ヶ月ぶりの対談ですね。
Y: こんにちは!さてさて今回は上半期ベストでしたね!さっそく出していきますか!?
D: えーと、まずじゃあ、上半期の音楽シーンの総括から軽く振り返ってみましょうか。大きなトピックとか出来事とか。何が印象的でした?
Y: 今年の上半期は、UKギターロック復活の兆しがありましたね!
D: ありましたね。yaboriさん的には、具体的にどんなアーティストが目立ってましたかね。
Y: Yuckとかマイルズ・ケインとか。素晴らしい作品が出ました!
D: あ、マイルズ・ケインまだ聴いてないや(笑)。
Y: 聴いて損はないっすよ!アークティック・モンキーズの新譜にもヒケを取らないと思います♪
D: アークティック・モンキーズも聴いてないという…(笑)。
Y: あらら(笑)。あと、ザ・ヴァクシーンズもかなり注目されてましたね。
D: そうそう、ザ・ヴァクシーンズね!あれは結構好きでした。僕はでも、まだまだUSの方が全然元気だったなーって印象ですね。
Y: 確かにまだまだUSですよね。
D: やっぱりまだブルックリンが面白いなーって感じでしたね。ペインズ(・オブ・ビーイング・ピュア・アット・ハート)もギャング・ギャング・ダンスもブルックリンだし。
Y: ブルックリンは熱いですね!まだまだいいの出て来ると思います。Davidさん的にはこの上半期、USの方をよく聴いていた感じっすか?
D: いえ、実はあんまり意識はしてなかったですけど…今あらためて見たら、上半期ベストアルバム10枚にはUSアーティストはあんまいなかったです(笑)。
Y: そうなんすか(笑)。じゃあ、上半期の世界的な動きはどう見てました?
D: 結構今年は、去年までのトレンドの流れを引き継いでる感じでしたね。新しいジャンルとかはなかったけど、シューゲイザーやチルウェイブやダブステップがまた進化して、次のフェーズに移ったなって印象でした。
Y: なるほど!ジェイムズ・ブレイクとかペインズがそれを牽引したみたいな!?
D: ジェイムズ・ブレイクは話題でしたね。でも自分はあんまし…でした。
Y: 僕もジェイムズ・ブレイクはあんまり聴けてないですね。どんなの聴いてました!?
D: よく聴いてたのは、あんまり流行とは関係なく、これまでも自分が好きだったようなメロディアスでポップなものですね。
Y: デスキャブ(・フォー・キューティー)とか、まさに流行に流されずって感じやと思いますね~。
D: そうそう。実はデスキャブはベスト10入ってます(笑)。yaboriさんは全体的にはどんな傾向ですか?
Y: 傾向的にはUKギターロックとインディー系とシューゲイザーですね!
D: なるほどね!そしたらたぶん、10枚挙げたら何枚かカブってるんじゃないかな。
Y: やっぱり(笑)。でも今年はダンス系やエレクトロ系は個人的に受け付けられなかったですねー。
D: そうですねー。僕も数年前はダンス&エレクトロ系はすごく好きだったんですけど、今年はほとんど聴かずですね。多分いい作品は出てるんだろうけど、なんとなく気分ではないって感じで。
Y: フレンドリー・ファイアーズは買う気満々で試聴しましたが、イマイチでしたね。すっごくパワフルなんだけど、別に俺が聴かなくてもいいやろみたいな(笑)。
D: あ、そうですか?僕はフレンドリー・ファイアーズはいい方向に向かったなって思いました。時代読めてるな、と(笑)。メトロノミーとかも、脱・エレクトロしてますよね。
Y: そうですね!メトロノミー、前作はあまり聴いてないけどエレクトロって印象があったけど、今作のあのレイドバックした雰囲気は好きです!
D: レイドバックは上半期の大きなトレンド・テーマだった気がしますね。ちょっと音数とかも絞ってたり。音圧もあえて抑えてるの多かった気がします。
Y: そうですね!メトロノミーの新譜なんかまさにそんな感じですし!モンチコンってブログの記事にはフリートウッド・マックに回帰してるってのがあって面白かったです。
D: あ、僕もモンチコンはたまに読んでます。結構フリートウッド・マックは、上半期で一番引き合いに出されたバンドでしたね。僕も「噂」を数年ぶりに引っ張り出して聴いてました。
Y: 僕はあと、ローファイ系に走りましたね~。
D: 確かにローファイ系はアツかった!ローファイで夏っぽいのとか。
Y: ローファイで夏っぽいのならワイルド・ハニーってのが凄く良かったですよ!
D: それ全く聴いたことないです!チェックせねば(笑)。あと思い出した!レディオヘッドのいきなりの新作リリースが結構事件でした。
Y: あートムの謎の踊りのやつ(笑)。あれは事件でしたね!

"Lotus Flower" by Radiohead


D: ではそろそろ、そんな上半期を振り返ってそれぞれのベスト10作品を発表しますか。
Y: そうしますか!

David Garle's 2011 上半期ベスト・アルバム TOP10POBPAH-belong

01. The Pains of Being Pure At Heart - Belong
02. Glasvegas - Euphoric /// Heartbreak \\\
03. Noah And The Whale - Last Night On Earth
04. Gypsy And The Cat - Gilgamesh
05. The Submarines - Love Notes / Letter Bombs
06. Secret Shine - The Beginning And The End
07. The Go! Team - Rolling Blackouts
08. Adele - 21
09. Death Cab For Cutie - Codes And Keys
10. Radiohead - The King of Limbs


davidgarle2011



boriboriyabori's 2011 上半期ベスト・アルバム TOP10
yuck-yuck

01. Yuck - Yuck
02. Toro Y Moi - Underneath The Pine
03. The Strokes - Angles
04. Arctic Monkeys - Suck It And See
05. Naked Hearts - Mass Hysteria
06. Miles Kane - Colour of The Trap
07. The Raveonettes - Raven In The Grave
08. Wild Honey - Epic Handshakes And A Bear Hug
09. Metronomy - The English Riviera
10. Bertoia - Modern Synthesis


yabori2011



Y: おお!一位がペインズ!
D: 何もカブってない(笑)!!
Y: 見事にですね(笑)。ペインズは入れることも考えましたが、やっぱり違う気がしたんですよね。
D: 聴いてないのが半分以上…6つもありました。2,4,5,6,8,10位が未聴ですね。チェックしなくては…(汗)。
Y: 僕も半分くらい聴けてないですね。雰囲気は分かるんですけど(笑)。今回はかなりマイナーなインディ系入れてますよ。ワイルド・ハニーとかネイキッド・ハーツとか。
D: ネイキッド・ハーツはYoutubeで何曲か聴きましたね。その時はあんまりグッと来なかったんですけど…。ちゃんと聴き直してみます。
Y: あっ!知ってはったんですか!是非聴いてみてください♪僕はDavidさんがペインズを一位にした理由がめっちゃ気になります。
D: んー、単純にメロディがいいからですかね。あとは、前作から結構音の感じが変わったじゃないですか。
Y: はい!ガッツリ変わりましたね!
D: 前作と同じような感じで作ってたら、たぶんそのアルバムは聴くし好きだっただろうけど、3枚目も聴く気になるかどうか…って。でも今回はあの変化がすごく好きでした。前作もあれはあれで好きでしたけど。
Y: 僕は逆に1stとその間までのEPが凄く好きで、ペインズにはそっち方向には進んで欲しくなかったんだと思いました。
D: なるほどねー。yaboriさん的に、ペインズは10位以内には入らずってことで、何位くらいでしたか?
Y: 恐らくペインズは15位くらいだと思います(´Д`)僕の中でペインズはスピッツに一番近い存在だと思ってたんです。だからこそ変わって欲しくなかったのかも。
D: なるほど。
Y: 実はYuckを試聴した時にペインズと一緒に聴いてたんですよ(笑)。
D: yaboriさんがYuckを一位にした理由もききたいです。
Y: Yuckの楽曲の初期衝動、メリハリ、ソングライティングにやられました。今年の上半期リリースされた中で一番のソングライティングなのはYuckだったように思います。
D: うん、あれはメリハリよかったですね!静かな曲と、ノイジーな曲のバランス。
Y: そこに完全にやられましたね(笑)。あとギターロック復活の兆しを感じましたし。
D: USオルタナの片鱗ですね。ヨ・ラ・テンゴとかにも似てますし。でも僕ん中でちょっと惜しい部分もあって、Yuckはあんまり上位ではなかったですね。
Y: オルタナ色強かったですね。ちなみにどこが惜しかったですか!?
D: 例えば「The Wall」とか、ちょっとメロディ単調かなって。イイ曲はすごくいいんですけどね。特に静かめな曲と、「Georgia」とかは大好きですけど。
Y: なるほど。「Georgia」は必殺ですね(笑)。あのアナログな感じも良かったですね。
D: あのザラザラしたギターの音は最近なかったので、懐かしいというよりも逆に新鮮でした。
Y: そうですね。もろに90年代みたいな。90年代と言えば、90'sリバイバルの波も来てますよね。
D: ブリットポップね。下半期はそこらへん期待ですね!
Y: そうです!それ以外にもソニック・ユースみたいな音を出すバンドも出てきてます。それがネイキッド・ハーツだったり(笑)。
D: Yuckが撒いた種で、そういうのこれからたくさん出てきそう。USからもUKからも。
Y: そうっす!下半期はそういうのを収穫しないと(笑)。
D: あとはダンス系で言うと、四つ打ちがもう飽和状態なので、ブレイクビーツとかトリップホップとか、ダンス系も90'sリバイバルがあったりしたらもうちょっと面白い気がします!
Y: それは熱い!第二のポーティスヘッドみたいな!
D: 第二のポーティスヘッドみたいなバンド出てきてほしいですね。本家もアルバム、年内には出るか出ないからしいですよ!
Y: そうなんですか!楽しみ♪


『チルゲイザーとかチルステップとか出てくるかも(笑)』


D: じゃあそろそろ、上半期のベスト・トラックとかも発表しちゃいますか。
Y: はい!行きますか!
D: 僕はペインズの「Belong」です。アルバムと同じで面白くないですが(笑)。

"Belong" by The Pains of Being Pure At Heart


Y: 「Belong」ですか!やっぱり一曲目から変化がわかりますもんね!僕はトロ・イ・モアの「Before I'm Done」です。
D: マジッすか!ジャケがダメで聴いてない…(笑)。
Y: ジャケちょいキモいですけど、凄い傑作でしたよあれ。チルウェイブで括られてるけど、遥かその上をいってますね。
D: トロ・イ・モア、今度試聴してみよう(笑)。
Y: もっと言うなら去年のMGMTに一番近い作品だったような気がします。
D: それは俄然聴きたくなってきました!
Y: 是非に!音の小宇宙みたいな作品ですよ♪
D: チルウェイブと言えば、あの辺はまだまだ続きますかね?
Y: 日本からもホテル・メキシコなんかのバンドが出るくらいですから、もっと広がる可能性は十分にあると思いますよ。
D: そうですね。もっと細分化して、「チルゲイザー」とか「チルステップ」とか出てくるかも(笑)。まあ、メディアが勝手に名付けるだけなんですけどね。
Y: 細かっ!みたいな(笑)。トロ・イ・モアはモンチコンではチル・ソウルみたいに言われてますけどね(笑)。
D: 上半期がかなり豊潤だったので、下半期も楽しみですね!ジャンルもいろいろ出てくるし、ジャンルに捉われない新しい人たちも期待ということで。
Y: そうですね!期待!

"Before I'm Done" by Toro Y Moi




D: では最後に、まだアルバムは出てないけど、たぶん下半期にデビュー盤出すようなアーティストで期待してるのとかあります?
Y: それってかなり新人っすよねー。うーんいたかなー。Davidさんは何かいますか!?
D: そうだな、DOMってバンドですね。たぶん秋ぐらいにはアルバム出るんじゃないかと思いますけど。
Y: DOM!?どんなのですか!?
D: 「Living In America」って曲、今度Youtubeで探してみてください~。一言で言うと、MGMT・ミーツ・パッション・ピットかなー。
Y: おっ!でもそのMGMTはセカンドじゃなくてファーストの方みたいですねー。今度チェックしてみます!
D: 何だかすごくテキトーな表現しちゃった気がしますけど(笑)。
Y: (笑)

"Living In America" by DOM



2011年上半期ベスト 後編(11位~30位+10枚)


来たるデビューアルバムに「Living In America」は収録されない可能性も高いので、ぜひこのEPでゲットを。

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