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今週の10曲

今週の10曲(2011/11/27付)

今週よく聴いていた曲や初視聴した曲、新たに知ったアーティストなど10曲をピックアップ。




Porcelain Raft - "Put Me To Sleep"
以前「Tip of Your Tongue」や「Dragonfly」などの曲が話題となった、Mauro Remiddiによるソロ・プロジェクト。来年1月にデビューアルバムをリリースすることが決定しました。けだるく耽美なサイケデリアの中にもポップなメロディが光り、Beach HouseやCultsにも通じるものがあります。





Alice Gold - "Runaway Love"
ロンドンを拠点に活動するシンガーソングライター。ブリティッシュロックやブルース、ソウルからの影響を感じさせ、声もAdeleをロック寄りにしたという感じでしょうか。Lana Del Reyにも負けない美貌の持ち主でもあります。デビューアルバム「Seven Rainbows」は7月にリリースされています。





Birdy - "Young Blood"
イギリス出身の15歳のシンガー。先日リリースされたデビューアルバムは、インディロックの名カバー集となっています。この曲はThe Naked And Famousのカバー。一切の媚を感じさせない、クールかつエモーショナルな歌声です。





Portishead - "Chase The Tear"
2009年12月に「世界人権デー」に合わせてデジタル配信された楽曲が、11月15日に数量限定12インチアナログシングルで再リリースされました。





The Sound of Arrows - "My Shadow"
デビューアルバム「Voyage」が今月リリースされたばかりのスウェーデンのエレポップデュオ。この曲に象徴されるような、ペット・ショップ・ボーイズばりの哀愁美メロが詰まったアルバムです。





Coldplay - "Charlie Brown"
新作「Mylo Xyloto」からのサードシングル。11月21日にリリースされたばかりです。キラキラした音が散りばめられた疾走感あるサウンド。メロディも素晴らしいです。





Apparatjik - "Combat Disco Music"
2008年から活動しているスーパーグループ。メンバーはColdplayのガイ、A-haのマグネ、Mewのヨーナス、そしてプロデューサーのマーティン。来年2月にセカンドアルバムがリリースされるとのこと。





Lily Allen - "Smile"
祝・女児出産!夫は画家のサム・クーパー。Smileに溢れた温かい家庭を築いてほしいものです。子育てが落ち着いたら、またアーティスト活動再開してくれるとうれしいんですけどね。





Thomas Tantrum - "Sleep"
そのリリーもお気に入りのバンド。舌っ足らずでキュートな歌声ながらも毒っ気のあるパンキッシュなサウンドはShragやLove Is Allにも通じるものがあります。今年リリースされたセカンドアルバムより。





The Promise Ring - "Why Did We Ever Meet?"
「Hello Again・・・」という意味深なツイートののち、正式に再結成を発表したアメリカのエモーショナル・ロックバンド。実はアルバム1枚も持っていないのでこれからちゃんと聴こうと思います。





2011年のエレポップ名盤

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00年代ベストアルバム

Back To 00's - 「00年代の名盤」を1年ごとに振り返る(2006年編)

僕が初めてリアルタイムに実体験したディケイド、2000年から2009年までの「00年代」のロック名盤を、1年ごとに振り返るこの企画。はい、ものすごく私的な記事ですいません。世間的な評価とか、各メディアの評価とかは完全に無視した、主観的な判断に基づいたセレクトです。まあ、だから他の人が見ても面白いのかどうかわかりませんが・・・自分のための記録のつもりでやっております。


実は、第6回からは4ヶ月ぶりの更新です。第7回目となる今回のテーマは「2006年」です。



⇒第一回テーマ「2000年」記事へ

⇒第二回テーマ「2001年」記事へ

⇒第三回テーマ「2002年」記事へ

⇒第四回テーマ「2003年」記事へ

⇒第五回テーマ「2004年」記事へ

⇒第六回テーマ「2005年」記事へ



2006年の名盤 Best11yyys-showyourbones



01 Yeah Yeah Yeahs - Show Your Bones
02 Thom Yorke - The Eraser
03 Spank Rock - Yo Yo Yo Yo Yo
04 Grandaddy - Just Like Fambly Cat
05 Eskju Divine - Heights
06 Benevento / Russo Duo - Play, Pause, Stop
07 Gnarls Barkley - St. Elsewhere
08 The Spinto Band - Nice And Nicely Done
09 Amy Winehouse - Back To Black
10 Silversun Pickups - Carnavas
11 Justin Timberlake - Future Sex / Love Sounds



2006年当時記録していた私的年間ベストを元に、当時リアルタイムで聴いていなかったものも足して決定しました。



この年の僕の年間ベスト1位は、カレン・O率いるニューヨークのスリーピース、Yeah Yeah Yeahs。ニューヨーク新世代バンドとしてシーンに登場しながら、2作目となる本作ではロサンジェルスに移住してレコーディング。そのためかドラムをはじめ、全体的にカラッとした音に。曲の方は、1st「Fever To Tell」でみせた彼らの最大の魅力-パンキッシュなボーカル、ソリッドな音色で独特のフレーズを放つギター、フリーキーで豪快なドラムはそのままに、「Gold Lion」や「Phenomena」ではテンポをぐっと落としてズッシリと重厚感を増しています。と同時に、「Cheated Hearts」や「Turn Into」では前作の「Maps」や「Y Control」に顕著だった、キャッチーかつ哀愁感漂うメロディをさらに増強させて、よりポップなサウンドとなりました。


"Phenomena" by Yeah Yeah Yeahs

この曲の2:30くらいからの展開がヤバすぎ。




この年によく聴いていたものの傾向としては、大きく分けると2つの系統に分けられます。一つはグランダディ、スピント・バンド、シルヴァーサン・ピックアップスといった、哀愁感のあるメロディアスなロック。もう一つは、斬新なリズムを追求したエレクトリック・サウンド。特に前者の系統は、今もなおヘビロテしている作品が多いです。流行り廃りとは無関係なサウンドなので長く聴けるんでしょうね。


"Hold On" by Eskju Divine

PVもかっこいい。Muse+Sigur Ros+エモなスリーピース・バンド。残念ながらすでに解散していますが、初期レディオヘッドも思い起こさせる繊細なファルセットヴォーカルと、ピアノとストリングスを全面的に配したドラマティックな曲調が特徴的。




"Lazy Eye" by Silversun Pickups

こちらはスマパン+シューゲ+エモな4人組。2:45からの激エモーショナルな展開に注目!当時からスマパンの再来とか言われてて、当のビリー・コーガン本人もお気に入りとか。略すと「SP」なところや、ベーシストが女性な点、演奏とボーカル含めた静と動の使い分けがまさにスマパン・チルドレンと言えます。




"Mountains" by The Spinto Band

Clap Your Hands Say Yeahと同時期にシーンに登場し、ともにヘロヘロなローファイポップを奏でたバンド。この2バンドはよく比較されていたというか、試聴機では常にセットで並んでいました。この年のフジロックにも出演。




一方、「斬新なリズムを追求したエレクトリック・サウンド」の方は、それってなに?という感じだけど、当時Timbalandを始めとしたメインストリームのプロデューサーたちがR&Bやヒップホップにおいて、より奇抜なビートを求め始めたし、今となっては巷に氾濫しているトランシーなシンセと四つ打ちビートも、アメリカのメインストリーム・ポップスの中ではジャスティンが最初だった気がします。実際、ジャスティンのアルバムの先行試聴会では四つ打ち曲の多さに、R&B的なノリを期待していたメディア関係者はかなり微妙な反応だったそうです。


"My Love" by Justin Timberlake

と書いておいて、ここで四つ打ちの曲を紹介しないのもどうかと思うけど、この曲はドラムの音もPVの映像もダンスもカッコよすぎなので。




"Backyard Betty" by Spank Rock

初めて聴いた時は、この奇抜なリズム感とブイブイしたベース、ピコピコしたチープな電子音、そして(おそらくエロイことばっかり歌ってんだろうな・・・)と思わせるダーティなラップに、ただ驚愕したものでした。MC Spank Rockことナイーム・ジュワンはスキニーパンツを履きこなして典型的なB-BOYスタイルから逸脱し、とてもファッショナブルだったのも印象的。もう一人の片割れトリプルエクスチェンジはThe Kills、Kele(Bloc Party)、 The Death Setなどロック系のプロデューサーとしても名を馳せています。パンク魂のこもったブーティーなエレクトロ・サウンドはかなり衝撃的でした。この年のサマソニにも出演したのですが、半野外とも言える明るいテントの小さなステージで、ものすごくえげつないサウンドをシラフな空気の中プレイしており、観客も少なく、全く盛り上がってなかった記憶があります。こういうサウンドは暗いとこでやらなきゃ。




個人的には2006年は、Spank Rockをきっかけにエレクトロ・ムーブメントが起こり始めた年でした。ブイブイなるベースと、ファンキーなリズム、アナログシンセの音なんかに反応してました。すでにJusticeもシングルで話題になっていて、翌年のJustice、Digitalism、Simian Mobile Discoといったエレクトロ勢へと繋がる基盤が出来てきた感じです。でもこの時点では「エレクトロ」って、まだノイジーなシンセと四つ打ちみたいな今のイメージはなくて、どちらかというとアフリカ・バンバータとかに倣った「エレクトロ・ファンク」「エレクトロ・ヒップホップ」っていう認識でした。それはさておき、90年代から続く僕の哀愁美メロ主義はまだまだ健在です。グランダディなんかは作品出すごとにこの「00年代の名盤」に顔出していますからね。とは言っても、彼らもこの年の作品「Just Like Fambly Cat」を最後に解散してしまい、悲嘆にくれていました。




最近5年ぶりの新譜が出ましたが、たぶんこっちの方がカッコイイです

今週の10曲

今週の10曲(2011/11/20付)

今週よく聴いていた曲や初視聴した曲、新たに知ったアーティストなど10曲をピックアップ。




The Big Pink - "Hit The Ground (Superman)"
2009年に4ADからリリースされたデビュー作が高い評価を得たイギリスの2人組。来年1月リリース予定のセカンド「Future This」からの新曲PVが到着しました。前作収録の代表曲「Dominos」を思わせる、高揚感のあるキャッチーなミディアムテンポ曲。歌が以前より上手くなってる!





Fang Island - "Life Coach"
トリプルギターの5人組バンド。ドラマティックなアレンジやコーラスワークはGrouploveのようでもあり、プログレッシブな展開はThe Mars Voltaばり。さらにそこに初期ロスキャンの疾走感とキャッチーさも加わり、とてつもないことになってます。「疑似スーパースロー」なPV、ローファイすぎて面白いです。





Lissy Trullie - "Madeleine"
Velvet Underground & Nicoが現代アップデートされたかのようなクールな低音ボーカルとサイケデリックサウンドで、2009年のEPが話題となった彼女がついにデビューフルアルバムを2012年に発表!こちらの新曲はフリーDLで公開されています(「Madeleine」フリーDLサイトへ)。





Young Dreams - "Young Dreams"
ワタクシ的にかねてよりデビューアルバム発表を心待ちにしていた、ノルウェーはベルゲン(次々と魅力的なアーティストを輩出してくるこの街は一体何なんだ)出身のバンド。先日来日公演を行ったCasiokidsのメンバーも在籍。デビューフルアルバムは来年、Modularからリリースされるとのこと。こちらも「Young Dreams」がフリーDLできます!





Little Boots - "Shake"
前作ではちょっとアイドル的な見られ方もされていたし、個人的に食傷気味だったレトロなエレポップサウンド全開だったために、フィル・オーキー(Human Leagueのね!)とのデュエット曲「Symmetry」以外はあまり心ひかれなかったヴィクトリア嬢の新曲。今回はなんだか90'sでデトロイト的なハウスサウンドで攻めてきました。次作で大いに化ける予感もさせる会心の出来で、とても楽しみです。





Youth Lagoon - "Montana"
デビューアルバム「The Year of Hibernation」が各メディアから絶賛されている、22歳のトレバー・パワーズによるソロユニット。Perfume Geniusにも通じる箱庭的桃源郷サウンドが魅力的です。来年2月には「Hostess Club Weekender」で来日決定!





The Horrors - "Suffragette City"
こちらも「Hostess Club Weekender」で、サマソニに続いて来日。デヴィッド・ボウイのカバーです。最新作のサウンドからすると意外な選曲と思いきや結構馴染んでいて、骨太なロックンロールに仕上がっていてカッコイイです。





Spiritualized - "Ladies And Gentlemen We Are Floating In Space"
こちらも「Hostess Club Weekender」で来日!かつてはソニック・ブーム(MGMTの「Congratulation」をプロデュース)とSpacemen 3を組んでいたジェイソン・ピアースによる、壮大なスペース・ゴスペル・ガレージ・サイケデリック・バンド。





Los Campesinos! - "Hello Sadness"
リリースされたばかりの4thアルバムより、アルバムのタイトルトラックのビデオが公開されました。ライブではダンス&シンガロングの嵐になりそうな、彼らのニュー・アンセム!





Chinese Christmas Cards - "Dreams"
スペイン出身のダンスロックバンド。Two Door Cinema ClubやCazals(懐かしい)を思わせるような、疾走感溢れる曲です。12/4にタワレコ限定でミニアルバム「Barcelona」をリリース。





快眠効果を得られます


かっこいいアー写

The Coolest Pics 「かっこいいアー写」画像集 Vol.8【60's】

カッコいいアーティスト写真を堪能できる、当ブログ人気(?)コーナー。前回「70's」、前々回「80's」に続いて、いよいよ第8回目のテーマは「60's」!ここまで来るともう、自分も超有名なアーティストしか知りません。しかし非常に困った事に、この時代の有名なアーティスト写真は全部カッコいいんですよ。もう立ってるだけでオーラ出まくりの写真だらけです。アーティストがほとんど神格化されてたというのもありますが、彼らを被写体とするフォトグラファーの腕がかなりいいというのも要因のひとつではないでしょうか。そのアーティストの最も輝きに満ちている瞬間を捉えた写真だったり、アーティストの心情を具現化したコンセプチュアルな写真だったり、アート性も高い写真がザクザク見つかりました。かなり迷いに迷った挙句、以下の13枚に絞りました。



The Beatles
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冒頭から「アー写じゃなくてジャケ写じゃん!」というツッコミが聞こえてきそうですが(笑)。でもこの写真はとてもアート性が高いと思うんですよね。まず背景。遠近法でいうところの消失点(Vanishing Pointってやつです)がちょうど真ん中です。ジャケットの対角線を結ぶと、交差するところがちょうどこの点になるワケです。さらにメンバー4人の足と足の間隔が均等だったりと、実は非常に計算しつくされた構成であることがわかります。あとこれは有名なエピソードですが、このジャケットは当時「ポール死亡説」という噂を引きおこしました。wikiを引用させてもらうと、【白いスーツで長髪にひげを蓄えたジョンは「神父」、黒いスーツを着たリンゴは「葬儀屋」、スーツ姿で裸足のポールは「死体」、デニムシャツにジーンズ姿のジョージは「墓堀人」を意味している】ということなのだそうです。さすがに深読みし過ぎだろっ!アルバム「Abbey Road」のジャケットであるこの写真はその名の通り、ロンドンにあるアビイロードスタジオ前で撮影されたものですが、この場所で同じポーズで記念写真を撮ろうとして事故に遭う人も多いんだとか。




The Rolling Stones
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画質悪くてスイマセン。ベストアルバム「Forty Licks」のブックレットに載っていたこの写真、大好きなんです。まずミックの口。ただでさえ厚い唇を、さらにヒネって突き出してます(よくシド・ヴィシャスがやってる感じで)。そしてこのタイトなレザージャケット。このアルバムを買った当時、僕はこれに近いレザージャケットを求めて何軒も古着屋をハシゴしたものです(そして結局見つからなかったのでいまだに買っていない)。あと後ろに飾ってある、タカの羽根に飛行機のジェットが付いてるバックスクリーン、すごくカッコよくないですか?とにかく、ロックンロールな雰囲気とライブの躍動感がよく出ている写真です。撮影はChuck Pulinというフォトグラファー。




The Who
thewho
ビートルズ、ストーンズと来たら次はフーでしょうかね。この写真も有名。4人がユニオンジャックの旗にくるまって寝ている写真は、クールだけどちょっとファニー。それでいて英国らしいアイロニーというか何かしらの意図が見え隠れしているようで、その辺深読みするのも面白いです。




Led Zeppelin
ledzeppelin
イギリスのアーティストが続きます。シャツのボタンを全開にして惜しげもなく胸と腹をさらけ出したメンバーがチラホラ。最近ではB'zくらいしかあまり見かけません。ロバート・プラントはアー写もライブの写真も、この全開シャツ姿が多いですね。惜しみなく腹毛を見せてくれています。




The Doors
thedoors
彼らの持つ呪術的でスピリチュアルな魅力がよく表されている写真。ジム・モリソンは上半身裸にレザーパンツ、そしてナゾの「M字」。他のメンバーは暗闇の中に顔だけ浮いていて、もはやどういう配置で立ってるのかよくわからない(笑)。この絶妙な立ち位置とバランス、モノクロのコントラスト、上からの照明と、細部にまでこだわりが感じられます。




Jimi Hendrix
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ジム・モリソンが出てきたところで、「27 Club」(27歳で他界したロックやブルースの音楽家達のこと)のメンバーにいきます。こちらは有名な、ギターにオイルをかけて燃やしているところ。撮影用の演出ではなくライブ中に観客の前でやったというのが、現代のライブハウスの消防法とか考えると驚きです(我ながらなんとしょうもないコメントだ・・・)。




Janis Joplin
janisjoplin
また「27 Club」。彼女のことをブスだという人がいたら顔ひっぱたきたい。だって、こんなにチャーミングじゃないですか。そしてこんなにも屈託のない笑顔の彼女も、ライブの時には何かが憑依したかのような沈鬱な面持ちで、あらゆる感情を絞り出すように歌う。単なる歌い手としてだけではなく、パフォーマー(表現者)としても全アーティストの頂点なんじゃないでしょうか。そういう意味で、僕にとっては女性シンガーの中でもナンバーワンに位置する存在。




Iggy Pop
iggypop
「27 Club」は終了。次は、亡くなっていないどころか全くパワーの衰えを見せないイギー。柔軟性あり過ぎなこの写真はMick Rockの撮影によるもの。よく見ると足首がハの字型に曲がってて、安定感なさすぎな体勢でどうやってバランス取ってたのか不思議です。良い子はマネしないように(腰痛めます)。




The Velvet Underground
thevelvetunderground
この写真はバナナのジャケットで有名な「The Velvet Underground & Nico」リリース時のもの。ということで、ニコの姿もアンディ・ウォーホルの姿もあります。みんなそれぞれの形のサングラス姿がかっこいいです。




The Beach Boys
thebeachboys
ニューヨークの地下道から、カリフォルニアのまぶしい日差しのもとへ。近年多くのアーティストがリスペクトを公言し、再評価の声も高まっているバンド。「Surfin' USA」に代表される初期のサーフ・ロック時代は、このようにお揃いのマリンルックでサーフボードを仲良く担ぐ写真が印象的でした。そう言えば長らく未発表だった幻の名盤「Smile Sessions」もリリースされましたね。




Syd Barrett
sydbarrett
次はイケメンいきましょう。彼の写真は前回の「70's」で出せばよかったですね。彼がPink Floyedに在籍していたのは60年代なんですが、最初のソロアルバム「The Madcap Laughs(邦題:帽子が笑う…不気味に)」のリリースは1970年。このアーティスト写真もその頃のものです。こちらもまた、撮影はMick Rock。ロックの衝動や退廃感を撮らせたらMickの右に出る者はいません。で、この写真ですが、アルバムのインナーと同様に裸の女性が部屋にいます。この写真には欲望とか焦燥とか憂鬱とか、いろいろな感情の錯乱状態がよく表れていると思います。




Bob Dylan
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彼もまたイケメンですね。実はディランの写真はものすごく悩みました・・・全部カッコよすぎて。サングラスかけてる写真の方が絵的にはサマになってるけど、やっぱり彼はするどい目とキリっとした眉毛が印象的なのでサングラスなしの写真を選びました。髪型もイカス。




Serge Gainsbourg & Jane Birkin
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彼もまたイケメン・・・ではないよね(笑)。しかし数々の美女と浮名を流したモテ男ではあります。なんせあの超絶美人のジェーン・バーキンは、ハタチの時に彼に一目惚れしたというのですから。そんなわけで、羨ましい2人のツーショット写真でシメます。




ここに挙げたアーティストをいくつかピックアップして曲の方も紹介します。



"Pinball Wizard (Live At The Isle of Wight Festival)" by The Who
キース・ムーンのドカドカゴロゴロした迫力あるドラミング!ワイト島フェスティバルの映像です。「史上最高のベーシスト」に選出されることも多いジョン・エントウィッスルはガイコツスーツを着ていますが、よくレッチリのフリーがこれのオマージュで着用してますね。




"Rock n' Roll(Live at MSG, 1973)" by Led Zeppelin
ロック史上最も印象的なドラムイントロを持つ曲ではないでしょうか?マディソン・スクエア・ガーデンでのライブ。ブランキー・ジェット・シティの「D.I.J.のピストル」でオマージュを捧げられているだけでなく、Foo Fightersもライブ中にこのイントロを挿入したりしています。




"Try (Live at Woodstock, 1969)" by Janis Joplin
有名な69年のウッドストックの映像。エモーショナルな歌とソウルフルな楽曲の組み合わせは最強です。




"Je t'aime moi non plus " by Serge Gainsbourg & Jane Birkin
よく「エロい曲ランキング」の1位に選出されるこの曲ですが、エロさよりもむしろ美しさの方が滲み出ていると思います。セルジュの低いボソノソした声と、ジェーンの透き通るウィスパーヴォイスが絡み、「愛してる?」「僕?どうかな」という問答が繰り返される様はまさにセルジュのプレイボーイっぷり全開。キザ過ぎます。




結成50周年記念だそうですよ。

今週の10曲

今週の10曲(2011/11/13付)

今週よく聴いていた曲や初聴きした曲、新たに知ったアーティストなどを10曲ピックアップ。



Birdy - "People Help The People (Live Version)"
イギリス出身の若干15歳のシンガー。繊細ながら時に力強い歌声とピアノが魅力的です。間もなくリリースのデビューアルバムは1曲を除きすべてカバー曲ながら、インディロック好きにはたまらない選曲センス(リストはこちらに記載)。この曲はCherry Ghostのカバー。





Factory Floor - "Two Different Ways"
これまではJoy Divisionをかなりパンキッシュにしたようなサウンドを聴かせていたロンドン出身の3人組バンドがDFAから新曲をリリース。いかにもDFAなアシッドテクノサウンドへ変貌を遂げましたが、かなりかっこいいです。壁に映し出されたグラフィックの前で踊っているだけのPVもかなりクール。The RaptureがDFAから作品をリリースしたあの時のような興奮が蘇ります。





Summer Camp - "Down"
先日リリースされたサーフ・エレポップ・ユニットのデビューアルバムより。疾走感のあるエレクトリックなロックンロールは電気仕掛けになったストロークスの「Hard To Explain」な雰囲気。ハロウィンをテーマにしたビデオはかなり変態チックです。





Discopolis - "Lofty Ambitions"
Friendly Fires、特にセカンド「Pala」好きには確実にヒットしそうな、浮遊感と高揚感溢れるダンスミュージックを奏でるスコットランドはエジンバラ出身の3人組。しかも19歳というわかさ。ベッドルームもダンスフロアも等しく揺らします。





Star Slinger - "Moet & Reese"
昨年リリースしたデジタルアルバム「Volume 1」において、卓越したビート感覚とサンプリングセンスで高い評価を得た彼が新曲を発表。





Seeker Lover Keeper - "Light All My Lights"
Sally Seltmann、Holly Throsby、Sarah Blaskoのオーストラリア女子3人組ユニット。SallyはAvalanchesのダレンの奥さんであり、Feistの「1 2 3 4」の作者でもある。キーボードの優しい音色とハンドクラップ、そして3人のコーラスワークが見事な清涼感を生み出す美しい曲です。





S.C.U.M - "Faith Unfolds"
以前にも紹介した、The Horrorsのメンバーの弟がいるバンド。雰囲気としてはThe Horrorsのセカンドにも近く、反復が高揚感を伴って増幅していく感じがいいです。デビューアルバムからのニュービデオが到着。





Tennis - "Origins"
昨年リリースのシングル「Marathon」と今年リリースのデビューアルバム「Cape Dory」がいずれも高い評価を得たフィラデルフィアの夫婦デュオが、早くも来年2月にセカンドアルバムをリリース。それに先駆けて発表された新曲がこちら。





First Aid Kit - "The Lion's Roar"
スウェーデンの姉妹フォークデュオ。来年1月24日にリリースされる同名アルバムより。曲調とビデオはちょっとダークですが、姉妹ならではのハーモニーがとても美しいです。





Death In Vegas - "Your Loft My Acid"
映画「Lost In Translation」では「Girls」が印象的に使われていたイギリスのサイケ・ダンスユニットが7年ぶりにアルバムをリリース。こちらはアルバムからの先行シングル。





アルバム全体がどこかノスタルジック。


Birdy

Birdy - Birdy(2011/11/15Release)

Birdyというイギリス出身の女性シンガーを紹介します。

birdy

birdy


映画

ミッション:8ミニッツ(原題:Source Code)

いつも音楽のことばかり書いていますが、一応このブログには「映画」のカテゴリが存在するので、今日は最近観た中でも特に面白かった映画「ミッション:8ミニッツ」の感想を書きます。いや、あれを観たら何か書かずにはいられなくなりますって(笑)。



ミッション:8ミニッツ (原題:Source Code)
source_code





【以下ネタバレ含みますので、まだ観ていない方はご注意ください】

「月に囚われた男(原題:Moon)」のダンカン・ジョーンズ監督によるSFサスペンス。まあサスペンスかどうかは観た人の判断に委ねるとして、一応そういうことになってます。「月に囚われた男」は、ストーリーの展開自体はかなりベタながらも、話の設定はすごくユニークだしテーマが哲学的だったので、とても楽しめる作品だった。そんなダンカン・ジョーンズ監督の作品ということで結構楽しみにしてましたが、先に結論言ってしまうと予想を遥かに飛び越えてました。めちゃくちゃ面白かった!



簡単なあらすじ。米軍兵のコルター・スティーヴンス大尉(ジェイク・ギレンホール)は、突然シカゴへと向かう列車の中で目を覚ます。向かいには見知らぬ女性。どうやら、自分がこの女性の恋人にすり替わってしまっているようだった。そんな状況に混乱しているところで、列車が爆発を起こす。そこで意識が戻ると、彼は薄暗くて狭い空間の中にいた。モニターには制服を着たグッドウィン(ヴェラ・ファーミガ)と名乗る女性と杖をついた男。そしてスティーヴンスは彼らから驚くべきミッションを聞かされる。シカゴで先ほど列車の爆破テロ事件があり、犯人が次なる爆破テロを狙っているという。自分は列車事故の犠牲者の死ぬ直前の8分間の記憶の中に潜入し、そこで起こったことを追体験することで犯人の手掛かりを追うというミッションだ。しかし彼は犯人を追ううちに、自分の身に起こった驚愕の事実を知ることになる・・・。



なんかどこかから持ってきたような気取った文章になってしまった(笑)。さて、映画を観てまず感じたのが「月に囚われた男」との共通点。これは2作品観た人はさらに楽しめると思う。ざっと共通点を挙げると、こんな感じ。

-組織のミッションに関わるうちに、その裏にある陰謀に気付く
-モニターを通じての会話シーン
-主人公が次第に「もう一人の自分」の存在に気付き、苦悩する

実は細かいところで他にも共通点があるらしく、松竹剛さんのブログによると「ミシェル・モナハン演じるクリスティーナの携帯電話に届く元彼からの着信音がChesney Hawkes『The One And Only』でしたが、『月に囚われた男』でもこの曲が主人公の目覚まし音として使われて」いるそうです。うわ、マニアック!しかしどんな意図なんだろ・・・単純に監督の趣味でしょうか?



さて、この映画の魅力はいくつもあるけど、まずオープニングからして引き込まれる。最初はシカゴ中心部のオフィス街や、のどかな郊外の空撮映像。これがまたとても美しくて、シカゴに行きたくなった。ビル群も都会的で、でもニューヨークみたいな閉塞感がなくて(天気がいい日の撮影なせいもあるんだろうけど)、郊外は郊外ですごくのんびりとした田園風景。そこからスティーヴンスが目覚めるシーンにいくのだけど、ここからの8分間はいろいろな伏線が張られていますと言わんばかりの数々の「現象」が次々と起こる(「現象」というより、乗り合わせた乗客たちの行動ですが)。それらの一つひとつを逃すまいと全神経を集中させて見入ってしまった。そして8分後には、列車の大爆発が起こる。ここまでで既に、「この映画は面白いに違いない!」と妙にワクワクさせられてしまった。冒頭のこの10分間で、観る者をこれほどまでに映画の世界に引きこんで魅了する作品というのもなかなかないんじゃないだろうか。観る者の心情的には「陶酔→混沌→衝撃」という、とてもコントラストの強い心理を抱くことになる。



前半のストーリーの軸は、「列車の爆発犯は誰か?」ということにある。8分間の記憶トリップは何度も繰り返されるので、テロの標的となる列車に乗車していた乗客(お笑いコンテストの出場者や大学生、キレキャラの男など)、車掌ら様々な登場人物が交差する中でいかにも暗示的なシーンが繰り返され、見ているこちら側はついあれこれ推理し始めてしまう。でも、スティーヴンスが自分の本当の状況を知らされることで、次第にストーリーの軸がシフトしてくる。最終的に完全に軸がすり替わるのは中盤の爆破テロの犯人が捕えられるところだけど、これがかなりアッサリと描かれている。そのせいか、観ている最中は「何でこのシーンこんなに雑なんだ・・・」と思ってしまった。しかしよくよく考えてみると本作の中で犯人を捕えるということはあんまり重要じゃないんですね。だからあえて、「ここからが本当のテーマですよ」と観ている側にわかりやすくしようと、あのような味気ない逮捕劇にしたのかもしれない。おまけにテロの犯人はしがない小太りの青年だし、テロを計画した理由も「この世の中は腐ってる。だから一回全部ぶっ壊して、作り直すんだ」なんて、まるでどっかの三流ドラマから引っ張ってきたような適当さ。この辺りも、観ているときはその単純で何のヒネリもない設定に拍子抜けしてしまったのだけど、後から考えるとそういうことなのだろう。つまりそんなことはこの作品において重要ではないということ。もしこの映画を単純にテロの犯人探しの捕物映画だと思い、最後までそう思ったままで観てしまったとしたら、この映画はひどくつまらないものに感じるのかもしれない。何となく某映画サイトのレビューを読んでみたら、そういう風に観てしまった人が多かったのにはいささか驚いた。



この映画はそんな風に、言ってみれば二部構成みたいな雰囲気なんだけど、実にコンパクトによくまとまっていると思う。「ミッション:8ミニッツ」は93分、「月に囚われた男」は97分といずれも短めだし、たぶんダンカン・ジョーンズ監督はこの長さを意識してるんじゃないかな。「観る人の集中力が持つ時間」として90分を目安に考えているのかもしれないし、余計なものを入れずに、全ての事象が一つの結末に直結している方がメッセージが伝わりやすいという考えなのかもしれない。冗長にはせず、90分の中ですっきりまとめるというのは非常にいい姿勢だと思う。一瞬たりとも退屈なシーンや余計なシーンがなかったし。



で話を戻すと、後半の犯人逮捕後の話の主軸は何かというと、「自分は誰なのか」「この世界は現実なのか、作られた記憶に過ぎないのか」という問いにスティーヴンスが苦悩するところになってくる。自分は犯人を見つけ出し、テロを未然に防いだ。それなのに、現実の世界ではテロはすでに起こっていて、たくさんの犠牲者が出ている。スティーヴンスが記憶の中に入り込んだ相手であるショーンも、その恋人であるクリスティーナも死んだという事実は変わっておらず、ミッションの指示者である男からは「これはタイムトラベルではない。時間軸は変えることはできないから、事実も変わられない」と告げられる。スティーヴンスが疑念を抱いたこの命題は、その答えが明確に提示されないまま映画は終わる。提示されないというよりはむしろ、観た人にいくつかの答えを提示していると言ったほうが正しいのかも。



この映画みたいに、ラストに暗示的なシーンがあっていろいろな解釈が生まれる映画って大好きなんですよね。例えば「ブレードランナー」における「折り紙の馬」だったり、「インセプション」における「回り続けるコマ」だったり。そういった印象的な小物は本作には登場しないんだけど、ラストで鏡状のオブジェに映る姿がスティーヴンスではなくショーンだったり(そこに気付かなかった人もいるかも?)、グッドウィンの携帯に届くメールだったり、「つまりこれってどういうこと?」的な念を起させる演出がいくつか用意されている。一つの答えがはっきり出ている映画より、観た後に「あれはこーで、あーで」ってなる映画に魅力を感じてしまう。一体どれが現実で、どれが記憶の世界なのか。観終わった後にあれこれ考えるのはとても楽しかったし、いろいろな人の解釈を読むのも楽しめる(プログラムが置いてればもう少し真の解釈に近付けたんだろうけど、なんと完売していた。後日また買いに行く予定)。



映画を観た後に読んだレビューの中で、ひとつ興味深い解釈があった。生命維持装置を切られる最後の8分間のトリップ中にスティーヴンスがクリスティーナに「人生が残り1分だったら何をする?」と尋ねる(そこでクリスティーナがなんて返したか全然思い出せない・・・)。そして2人がキスをして世界が制止するシーン。これは本作の中でもっとも美しくて印象的なシーンであり、僕はここで泣いて(いや目頭がジンワリきた程度ですよ!照)しまったのだけど、つまりここで生命維持装置は切られてスティーヴンスは死に、ここから先のシーンは死後に残った8分間の記憶の中で作られた世界なのでは?という解釈。それが正しいものとするといろいろと矛盾が生じてきそうだけど、そういう解釈も面白いし、監督自身もいろいろな解釈を与える余地を残している感じがした。



でもこの映画で言いたいことは、例えば「人は死んでも記憶の中でその人の世界は存在し続ける」とか「もし人生があと1分で終わるとしたら」とか、そういうことを通じて「自分を信じること」「人生の一瞬一秒を大事にすること」じゃないかなと思う。パラレルワールドであれ、実存しない記憶の中の世界であれ、その世界の中で確実に存在するものは自分であり、自分が存在する世界が真実である、ということになるのかな。「我思う、ゆえに我あり」とはデカルトの有名な言葉だけど、つまりそれに近い思想。エンドロールが流れて客電が点いてからの気持ちは「インセプション」を観た後の気持ちにも似てて、いろいろなシーンを回想しながらあの世界はこれで、これはあの世界で、だからこの世界は現実で・・・みたいにしばらく考えていました。



こう書くと、何だか難しい話のように思えてしまいますが、単純にロマンティックなライトSFとして観てしまっても十分に楽しめる。それはラストの爽快感によるものだろう。ショーンとクリスティーナは2人の明るい未来を感じさせ、時間軸がテロの起こる前に戻ることでグッドウィンも処分が下されておらずホッとする。そして何より、スティーヴンスは自分の父と電話で話すことができ、ショーンの存在を借りることで父親への思いを伝え、父親の思いを聞くことができるという、とても胸のすくエンディングだった。「月に囚われた男」でも、ラストでパタパタと希望が見えてくる爽快感があって、その「希望のラストシーン」への持っていき方も2つの映画における共通点の一つ。この映画は間違いなく、今年観た映画のダントツナンバーワンです(そんなにたくさんは観てないんだけど)。ダンカン・ジョーンズは「月に囚われた男」と本作で、人間の存在意義を問う作品を作り上げることに成功した。そして孤独や苦悩を味わいながらも最後には希望を見出すことができるラストがありつつ、観る側に問題提起することも忘れない優れた作品を生み出したことで、才能に溢れた監督であることを証明したと思う。今後の作品が非常に楽しみです。



たったひとつ不満を挙げるならば、邦題とキャッチコピー「警告:このラスト、映画通ほどダマされる」ですね。これは監督に全く非はないのでちょっと気の毒。「ミッション:」から連想させるようなスパイものではないうえに、劇場で配布された小冊子が「ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル」のものだったのでやたらと商業臭くなってしまった。ラストは何がダマしなのかはよくわからないし。まあ、予想を遥かに超える出来だったという点では確かに(いい意味で)ダマされたと言えなくもないですけどね。





両方観るとなお面白い

今週の10曲

今週の10曲(2011/11/6付)

今週よく聴いていた曲や初聴きした曲、新たに知ったアーティストなど10曲をピックアップ。




Foster The People - "Call It What You Want"
「Pumped Up Kicks」が大ヒット中の彼らがニューシングルのビデオを公開。一見脈絡のなさそうな奇抜なイメージが複数シャッフルされてる感じはMark Romanek(レッチリの「Can't Stop」などの映像監督)がやってたような90年代っぽい手法ですが、Ace Nortonという監督らしいです。この曲も大ヒットしそうですね。





Kina Grannis - "In Your Arms"
これは絶対必見です!288,000個のジェリービーンとKina自身出演によるストップモーションアニメ。曲も素晴らしいし、ストーリー展開もユニークです。





Coldplay - "Paradise"
ゾウの着ぐるみ(姿のクリス・マーティン)が鼻で電車の手すりにつかまったり、ムーンウォークしたり、一輪車に乗ったりとやたらとかわいらしくて微笑ましいPV。リリースされたばかりのアルバム「Mylo Xyloto」からのニューシングル。





Cloud Nothings - "No Future No Past"
これは驚き!大成長の予感しかしないCloud Nothingsの来年リリース新作「Attack On Memory」より新曲が到着です。スティーヴ・アルビニのプロデュースによる硬質でロウな音は、A Minor ForestやSlintなど90年代のポスト・ハードコア、ポストロックを思わせる曲調で、これまでの音のイメージを軽やかに一新。





Sigur Ros - "Inni(Live Album)"
ロンドンにあるアレクサンドラ・パレスでのライブをCDとDVDにパッケージして日本先行リリースした彼ら。古い映写機のようなエフェクトがかかっていますが、デジタル映像を16mmに転写してからスクリーンに映し出した映像を再撮影するという作業によるもので、単なるライブ映像ではなくアート作品としても見応えのあるものになっています。





My Bloody Valentine - "What You Want"
11月5日に「Loveless」リリースから20周年を迎えました。彼らは少し前までツアー活動をやっていましたが現在は終了。ケヴィン・シールズは新レーベルなども立ち上げていますが、これはマイブラ新作の布石になったり・・・しないか。気長に待ちます。





Le Volume Courbe feat. Kevin Shields - "I Love The Living You"
で、そのケヴィン・シールズのレーベル、Pickpocketからの第一弾リリース作となるケヴィンのガールフレンド在籍のバンド。アコースティック楽器をうまく活かしたフォークサウンドで、ケヴィンがギターで参加しています。





The Postal Service - "Nothing Better"
先日ズーイー・デシャネルとの離婚が報じられたデスキャブのベンと、ジミー・タンボレロによるエレクトロ・ユニット。もうこの作品から8年経つんですね。傷心のベンが内に籠ってまたこのユニットを再始動してくれないかなと不謹慎ながら思ってしまいます。でもその前にデスキャブで来日してほしいですね。





The History of Apple Pie - "Mallory"
ロンドン出身の男3+女2のガレージ・シューゲイザー・バンド。ロウファイな荒い感じの音にかわいらしい女性ボーカルが乗り、とてもキャッチーな音に仕上がっています。





The Ice Choir - "Two Rings"
The Pains of Being Pure At Heartのドラマー、Kurt Feldmanによるエレポップユニットが来年リリース予定のアルバムに先駆けて曲を公開。80's風なエレポップですが、ちょっと日本の80年代のアイドル歌謡っぽくもあります(笑)。





現在バンドとしての活動はお休み中ですが、またライブ観たい。それまではこれで。

新譜リリース情報

2011年新作リリース情報Vol.6

2011年11月以降の新譜リリース情報。
変更や追加があれば随時更新していきます。

すでにリリース日に変更が出ていて古い情報だったりする点はご容赦ください(最新情報頂ければ更新します)。
また、AmazonもしくはHMVのWEBサイト情報に記載の海外盤の発売日、もしくは日本先行の場合は、早いほう優先でそちらのリリース日を記載しています。


soundofarrows_voyage summercamp
siamese_dream emmythegreat_timwheeler




11/02 Los Campesinos! - Hello Sadness
11/02 Sigur Ros - Inni
11/02 David Lynch - Crazy Clown Time
11/02 Casiokids - Aabenbaringen Over Aaskammen
11/02 The Beach Boys - Smile
11/02 Ringo Deathstarr - Shadow
11/07 Esben And The Witch - TBA(EP)
11/07 The Sound of Arrows - Voyage
11/07 Birdy - Birdy
11/08 Summer Camp - Welcome To Condale
11/09 Summer Twins - Good Things
11/14 Snow Patrol - Fallen Empires
11/15 Drake - Take Care
11/15 R.E.M. - Part Lies, Part Heart, Part Truth, Part Garbage 1982–2011
11/16 Emil & Friends - Lo & Behold
11/21 Kate Bush - 50 Words for Snow
11/21 Rihanna - Talk That Talk
11/23 Emmy The Great & Tim Wheeler - This Is Christmas
11/28 Gorillaz - Singles Collection 2001-2011 (CD+DVD)
11/28 The Smashing Pumpkins - Gish (Remastered)
11/28 The Smashing Pumpkins - Siamese Dream (Remastered)
11/30 Perfume - JPN
12/05 Amy Winehouse - Lioness:Hidden Treasures
12/06 The Black Keys - El Camino
12/06 The Roots - Undun
12/12頃 Rivers Cuomo(Weezer) - The Pinkerton Diaries & Alone Ⅲ ※プレオーダーページへ


[2012]
01/16 Tribes - Baby
01/16 The Big Pink - Future This
01/17 Howler - America Give Up
01/24 Cloud Nothings - Attack On Memory
01/24 Chairlift - Something
01/24 Porcelain Raft - Strange Weekend
01/24 First Aid Kit - Lion's Roar
01/31 Lana Del Rey - Born To Die
02/06 Air - Le Voyage Dans La Lune
02/06 Sharon Van Etten - Tramp
02/07 The All-American Rejects - Kids In The Street
02/08 The Cranberries - Roses
02/08 Team Me - To The Treetops
02/14 Tennis - Young and Old
02/14 Sleigh Bells - Reign of Terror
02/14 Young Magic - Melt
02/15 Perfume Genius - Put Your Back Into It
02/15 School of Seven Bells - Ghostory
02/20 Soko - I Thought I Was An Alien
02/21 Apparatjik - Square Peg In A Round Hole
02/27 The Ting Tings - Sounds From Nowheresville
03/19 Spiritualized - Sweet Heart Sweet Light
03/19 Ladyhawke - Anxiety
03/20 Adam Lambert - Trespassing
03/** James Iha - TBA
04/** Mystery Jets - LP4
05/** Regina Spektor - What We Saw From The Cheap Seats



To Be Announced...
[2012初頭?] The Avalanches - TBA
[2012?] DOM - TBA
[2012?] Fiona Apple - TBA
[2012?] Aphex Twin - TBA
[2012年春予定] Sigur Ros - TBA
[2012年春予定] Exlovers - TBA
[2012中] Young Dreams - TBA
[2012中] Neon Neon - TBA
[2012中] The XX - TBA
[2012中] Scissor Sisters - TBA

初聴きディスクレポート

洋楽ひとことレビュー Vol.28(2011年10月)

10月に買った&借りたアルバムの、「一番最初に聴いたとき」の感想を紹介します。いろいろ買いましたが、実はまだあんまり聴き込めてないというものも多いです。最初に聴いたときの感想なので、聴いた回数はあまり関係ないのですが。今月は5つ星が1枚のみ。全体的に良作が多かったけど、飛び抜けてよかったのは1つか2つだけかな。以下、よかった順に発表します。

<★の解説>----------------------
★★★★★今年の名盤上位20位以内確実!
★★★★☆すばらしい
★★★☆☆普通に良作
★★☆☆☆若干気になる部分もあり。もう少し聴きこみたい
★☆☆☆☆期待ハズレ
☆☆☆☆☆全然ダメでした
---------------------------




さっそく「Album of The Month」から。


【Album of The Month - Grouplove / Never Trust A Happy Song】
★★★★★
grouplove
まるでアメリカとイギリス両方のインディーロックのいいとこ取りのよう。メインボーカルであるクリスチャン・ズッコーニのハスキーで野性的でエモーショナル感たっぷりなところがUSオルタナやポスト・ハードコアな印象も与えつつ、ブリットポップのような突き抜けた陽気さもある。しかしここに収められた全12曲は曲調がまるきりバラバラで、言ってしまえば統一感がない。でも陽気だったり陰鬱だったり、この両極性が彼らの最大の魅力なのではないだろうか。どの曲もアレンジがよく練られておりクオリティが高いし、メロディもキャッチー。もう一人のボーカル、ハンナ嬢がメインボーカルの曲も、エレクトリックなトラックとアトモスフェリックで中性的な声質の相性がとてもよく感じられる。実験的な要素もありつつ、どの曲も耳馴染みがよくダンサブルな点はFoster The Peopleとの共通項も感じた。もしFoster The Peopleの全米ヒットによって、アメリカでインディロックシングルがメインストリームに進出する下地を作ったとしたら、その後に続くのは彼らではないかと思う。捉えどころがない、それなのにとても耳に残る。今後聴きこむにつれて、さらに評価が上がっていきそうな予感もある。

1曲だけでは絶対に彼らの魅力を十分に伝えきれないので、異なるタイプの2曲を紹介します。












Neon Indian / Era Extrana
★★★★☆
チルウェイヴははっきり言って大して好きじゃないんだけど、結局チルウェイヴ四天王(ってなんだよ笑)のWashed Out、Toro Y Moi、Memory Tapes、そしてこのNeon Indian全てゲットしてしまった。ただ、「チルウェイヴ」だから聴いてるわけではなくて、どれもメロディがしっかりしていて普遍的なポップスとして成り立っているところに惹かれてるのです(この4組は実際、最新作でチルウェイブの枠に当てはまらない音楽をやっているし)。このアルバムも例外ではなく非常にメロディアス。中でも白眉なのは「Hex Girlfriend」で、高揚感がありつつ哀愁も漂う甘酸っぱいメロディが好き。ちなみにこの曲は先日ちーたかさんが「Hard To Explain」のイベントでDJした時もプレイしていました。
先行試聴した段階ではゲーム音楽っぽいチープなピコピコガチャガチャした装飾音が余計に感じてイマイチだと思ったのですが、メロディが印象に残るので気になってしまい何度か試聴するうちにハマりました。1曲目「Heart: Attack」のイントロにおける、天に上っていったあとにバーッと一気に世界が広がる感じがたまらない。





Clubfeet / Gold On Gold
★★★★☆
オーストラリアのメルボルンと、南アフリカのケープタウン出身というところが一風変わってる5人組バンド。一応オージーエレクトロというカテゴリでいいのかな。Cut CopyやVan SheなどModularレーベル勢と似たタッチのメロディアスでダンサブルなサウンド。シンセの音はどれも80's風でキラキラしていて、掛け声風コーラスも入っていたりとかなりキャッチー。繊細で神経質そうなボーカルがHot Chipにも近い印象。あまり日本では話題になってないのか、2010年リリースである本作をつい最近知ったけど、リリース時にはピッチフォークでは7.7点とまあまあ高めの点数。次作で本格ブレイクしてもおかしくないポテンシャルを持っていると思う。





Oasis / Standing On The Shoulder of Giants
★★★★☆
2001年作品ながら、今まで聴かずにスルーしてしまっていたアルバム。ノエル本人が「出すべきではなかった」と言うなど悪い評判しか聞かなかったので今まで聴かずにいたのだけど、これはかなりかっこいい。確かにリリース時に聴いていたらハマらなかったかもしれないけど、いろいろな音に慣れた今となってはグルーヴ感、サイケ感、ロックンロール度どれも見事な出来栄え。リアムの声もまだ若々しく、若さを取り戻した彼らの新譜を聴いているような気分になれました。





Army Navy / Army Navy
★★★★☆
装飾(シンセとかピアノとかホーンとかストリングス)なしのプリミティブなロックンロールバンドには、以前からあまり魅力を感じなくなっていたんだけど、これは久々にグッときた。本作における代表曲「My Thin Side」はリバティーンズを思い起こさせる性急につんのめったブリティッシュ・ビートとピロピロしたギターが印象的な爽快なロックンロール・チューンだけど、アルバム全体を通して聴くとグラスゴーのギターポップバンドや90年代アメリカのパワーポップバンドっぽさが前面に出ている。今年リリースされたセカンドもぜひチェックしたい。





Fountains of Wayne / Sky Full of Holes
★★★★☆
日本では7月リリースながら、ようやく聴けました。今作ではトレードマークのディストーションギターは控えめに、アコギをジャンジャラと鳴らす曲が大幅に増加。それによってサウンドの印象は円熟味を増したものになったけど、爽やかでときおり哀愁も感じさせるキャッチーなメロディはやはりいつものFOW印。聴けば聴くほど良さがにじみ出るスルメ盤になりそう。





Ray Charles / The Very Best of Ray Charles
★★★★☆
彼の伝記映画「Ray」は公開当時観に行ったけど、当時の「生涯の好きな映画」1位になるくらい好きだったし、それ以来彼のアルバムを入手しておきたかったのだけどいつの間にか月日が流れ、ようやくゲット。この50曲入り2枚組ベストはHMVのセールで500円でした。デジタルリマスターが施され非常に音が良く、彼の歌とピアノの素晴らしさを堪能できます。ジャズ曲やバラードもいいけど、「Mess Around」みたいなロックンロール・ナンバーも素敵。





Clap Your Hands Say Yeah / Hysterical
★★★☆☆
実はこれまでのアルバムを聴いたことがないのです。以前フジロックで少し観たことがある程度なのでこれまでがどうだったのかよくわからないんだけど、どうやら本作でだいぶ変わったらしい。何がどう変わったのかは比較のしようがないのでうまく説明できないんだけど。とにかく本作に関して言えばダンサブルな四つ打ちやクラウトロック的反復ビートにちょっと眠たげな脱力ボーカルとキラキラしたシンセが乗っていて、けっこう踊れるロック・サウンドになっている。それらの曲群に対して良いコントラストを見せているのが、「Idiot」に代表されるちょっと切ない系のミディアムテンポな曲で、アルバム全体の緩急の付け方もうまい。初めから終わりまでダレることなく聴くことができるところが好き。





Noel Gallagher's High Flying Birds / S/T
★★★☆☆
世間ではだいぶ評判のいい、Oasisの眉毛のさらに濃いほうのソロデビューアルバム。いかにもOasis印な曲が目白押し(Oasisのメインソングライターは彼だったから当たり前)なのだけど、彼らの後期アルバムに目立ったマイナー調で四分音符でズンズンしたリズムの曲が多め。でもそのせいか、若干一本調子に感じられてしまった。まあ統一感があっていいのだけど。しかしメロディの良さや、スモーキーな曲調には彼のソウルフルな歌声が合っている。国内盤のボーナストラックとして収録されている「The Good Rebel」みたいな高揚感を持った曲がもう少し多めに入っていればもっとよかったのにとも思った。おそらく彼の本領が発揮されているのは、すでにほとんど完成していると言われる次のアルバムだろう。そちらのアルバムは彼曰く「もっとブっ飛んでる」らしいので、期待値も含めての星3つ。ちなみに自分は兄弟対決、Beady Eyeに軍配を上げたい。





Feist / Metals
★★★☆☆
前作収録の「1234」がiPod nanoのCMソングに起用され、「My Moon My Man」もBoys Noizeによるリミックスがクラブヒットしたりと話題となったカナダの女性シンガー。今回は前作ほどロック寄りではなく、陽性に弾けた感じもない。むしろ内省的なアコースティック調の曲が大半を占めている。しかしそうすることによって、サウンドプロダクションよりも彼女のハスキーなボーカルが引き立ち、アトモスフェリックで統一感のある作品に仕上がっていて、アルバム全体がまるで一つの映画作品のよう。ただ、前作が好きだった自分としてはもう少し前作寄りな方が良かったかなとも思う。





The Shangri-las / The Best of The Shangri-las
★★★☆☆
60年代に活動していた3人組ガールズ・グループのベスト盤。The RonettesやThe Crystalsと同じように、ポップな曲調にコーラスワークの妙で魅せるグループ。今年になってから立て続けにこの3組のベスト盤を買ったけど、どれもやはり金太朗飴のようにポップさ全開。The Shangri-lasは他の2組と比べると若干陰があるけど、それがマイナスなのではなく逆に他との差別化に成功していて、表現の幅の広さを感じさせられます。





Canon Blue / Rumspringa
★★★☆☆
今月はいろいろ買ったけどあまり聴く時間がなくて、本当に聴き込めてないのだけど、このアルバムのようにサウンドが多彩なアルバムは感想が非常に書きにくい。全ての曲名に地名のサブタイトルが付いているので、各地を巡ってインスパイアされて曲を作ったのだと思われる。「Indian Summer (Des Moines)」はトロピカルなキーボードの音が入っているけど陽性な感じはあまりなく、夏の終わり、あるいは「ビーチに来たけど土砂降り」みたいな寂寥感が漂っていて、物悲しささえ感じるストリングスがその寂寥感を醸し出しているのかもしれない。しかしこのアルバムの本領発揮は後半。「Fading Colors (Bloomington)」、「Bows & Arrows (Vegas)」といった人力ブレイクビーツや「A Native (Madison)」のように性急なハンマービートの曲が続き、前半のややレイドバックした雰囲気が嘘のよう。これらの曲が前半にあった方がよかった。





Copeland / Beneath Medicine Tree
★★★☆☆
「秋に聴きたいアルバム」としてTwitterのフォロワーさんにオススメされたアーティスト。名前は知っていたけどアルバムを通して聴くのは初めて。エモーショナルで胸を締め付けられるようなメロディと優しいボーカル、ピアノの流麗な旋律はWaking Ashlandにかなり近い印象。





Wilco / The Whole Love
★★★☆☆
今年のフジロックでのライブでも強烈なインパクトを与えてくれたシカゴ出身バンドの8作目。前作や前々作は結構実験的な作品だったようだけど(未聴なので詳細不詳)、本作はメロディーを中心に据えられた作品になっている。とはいえ、実験的な精神とカントリーやフォークからエレクトロニカに至るまで様々なジャンルのミクスチャー的サウンドは健在で、特にオープニングの「Art of Almost」はRadioheadを思わせる壮大で複雑なナンバー。その他、各曲の印象は見事にバラバラで聴き終わる頃にはお腹いっぱいに。そんなところへ、12分超のラスト曲「One Sunday Morning (Song for Jane Smiley's Boyfriend)」がくるので、ちょっと消化不良気味になってしまうのが残念。もう少しコンパクトにまとまっていれば、各曲の印象ももっと強くなったはずなのにと思う。





The Stone Roses / The Complete Stone Roses
★★★☆☆
絶対にあり得ないと思っていた彼らが奇跡の再結成。ということで、オリジナルアルバムには収録されていないシングルやB面曲目当てで聴いてみた。デビューシングルは置いといて、名曲「Sally Cinnamon」の音源がこうして手元に置いておけるのはうれしい。収録曲の半分くらいは既に持っている音源だったので、評価としてはこんなもんで。





Copeland / In Motion
★★★☆☆
「Beneath Medicine Tree」とともにこちらも。こちらはちょっとポスト・ハードコア風な激しい曲も入っているので、古い作品なのかと思ったらこっちの方が後なんですね。当時ファンはオープニングの「No One Really Wins」に驚かされたことでしょう。評価としては「Beneath」の方がよかったかな。





Bjork / Biophilia
★★☆☆☆
デビュー作~5作目までは「今度はこんなタイプの曲できましたか!」というのが少なからずあったのに対し、前作ではそういった要素が少なく残念だった。そしてこの本作も一部を除いて、あまり驚きのない作品だった。もちろん「Crystalline」における後半のドラムンベースは驚きを与える部分ではあるけど、そう言った驚きが他数曲しかないように感じられた。良くも悪くも「いかにもBjorkらしい」アルバムで、雰囲気としては「Vespatine」に近いかも。ガムランやオルガンを改良したオリジナルな楽器は素晴らしい音色を奏でているけど、ビートの印象が弱い曲やメロディが弱い曲もある。かつては「All Is Full of Love」のように、ビートレスでもメロディが印象的な曲が書けていたのに・・・。このアルバムはアプリと一緒に「体感」するアルバムなのでCDの音だけ聴いてこの作品の感想を述べるのは筋違いなのかもしれないけれども。





Justice / Audio, Video, Disco
★☆☆☆☆
そもそも世間では彼らはエレクトロ・ユニットと捉えられているけど、僕自身は彼らをエレクトロという範疇に当てはめたことがない。デビューアルバムにおける彼らの魅力は、ファンキーなうねるベースだった。よって自分としては、彼らはエレクトリックなファンクという位置付けだった。だから待望の新作でもファンキーなものを期待していたんだけど、とにかくこのアルバムは間違った方向にファンクし過ぎたように思う。ディストーションのかかったシンセが減ったのは問題ではなく、むしろそれは歓迎すべき方向性なのだけど、バキバキとうねるベースがないのが寂しい。もちろんウニウニとかネチネチとしたファンクさはあるけど、要はホワイト(白人)ファンク。ブラックなファンクが聴きたかったな。あと、音の使い方がダサくなった。70's~80'sのプログレやディスコファンク系の音を狙ったつもりだろうし、数年後には一巡してカッコイイ音かもしれないけど、少なくとも今の自分には合わなかった。期待が大きかっただけに、ガックリ度も高め。

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Author:PUBLIC IMAGE REPUBLIC
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