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季節アルバム

クリスマスに聴きたい10曲

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もうすぐクリスマスですね。クリスマスに聴きたい音楽といえば、マライア・キャリーとかビング・クロスビーとかエンヤとか(稲垣潤一とか!)ベタなクリスマスソングももちろんいいのですが、とりわけインディーロックに興味のある人にはこんなのもいかが?ということで当ブログが「クリスマスに聴きたい曲(インディーロック編)」を10曲セレクトしました。

最初の5曲はクリスマスソングで、後半の5曲は「歌詞とか曲名とかはクリスマスと関係ないけど、曲調がクリスマスの雰囲気にピッタリ」な曲になっています。「クリスマスなんて、浮かれた人やカップルばっかりで全然楽しくない」という人も、まあ音楽でも聴いて楽しみましょうよ、ということで・・・。



Princess Chelsea

Princess Chelsea - Lil' Golden Book(2011)

Princess Chelseaというアーティストを紹介します。

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Princess ChelseaことChelsea Nikkelは、ニュージーランドのオークランド出身の女性ソロアーティストで、かつてはTeen WolfやThe Brunettesといったバンドで活動していました。



彼女は3年間、ベッドルームに引きこもって音楽制作をし、自身がボーカルはもちろん作曲からアレンジまでを手掛けたフルアルバム「Lil' Golden Book」を2011年5月にLil' Chief Recordsから発表しました。

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01. Machines Of Loving Grace [3:17]
02. Yulia [4:18]
03. Ice Reign [2:29]
04. Monkey Eats Bananas [3:24]
05. Caution Repetitive [3:27]
06. The Cigarette Duet [4:20]
07. Too Fast To Live [2:45]
08. Overseas [3:07]
09. Frack [4:53]
10. Goodnight Little Robot Child [6:00]
11. Ice Reign Reprise [3:43]




彼女の作る音楽はそのディズニー的なジャケットアートワークにも表れているように、メルヘンチックでドリーミーなチェンバーポップ。チェンバー・ポップというのは、別名オーケストラル・ポップとも呼ばれ、ギター、ベース、ドラムというベーシックなロック楽器に加え、チェロ、アコーディオン、ティンパニ、トランペット、ヴィオラ、グロッケンシュピールなどの管弦打楽器を豊富に取り入れたサウンドのこと。彼女はこれらのオーケストラ楽器にアナログシンセを加え、エレポップ的な要素も多分に取り入れて独特のスタイルに仕立て上げています。



さらに魅力的なのは彼女のアンニュイで舌っ足らずで透明感のある声。Cultsのマデリーンとの共通点も感じさせるその声が、ちょっぴり寂しげなメロディと、オーケストラルでエレポップでほんのりシューゲイズなサウンドに乗ることで、中世ヨーロッパ的な様式美を持ちながらもドリームポップやチルウェイヴとも共振するような音世界を構築しています。



では曲をいくつかお聴きください。


Princess Chelsea - ”Too Fast To Live”

60'sオールディーズ風。たまにポエトリー・リーディング調のボーカルになるのがいいですね。ピアノの旋律とストリングスのアレンジが秀逸。



Princess Chelsea - ”Machines of Loving Grace"

こちらはアナログシンセにピチカート・ストリングスが入って、ポルカ的な三連リズムがエンヤの「カリビアン・ブルー」風



Princess Chelsea - "The Cigarette Duet"

こちらはオルガンのリズミカルな旋律とともに、詳細不明の謎の男性ボーカルとデュエット。リリー・アレンやレンカ(Lenka)にも通じる可憐なボーカルですね。



Princess Chelsea - "And I Love Her"

ラストはビートルズの秀逸カバー。名曲を完全に彼女の色に染めてます。



曲はすごくガーリィでキュートなんだけど、彼女はいわゆるキュートでオシャレなガール・アイコンになるようなルックスではないんですよね(失礼ながら)。しかしそこが逆に、「第三者によって戦略的に作られたお人形的なイメージ」というのがなくて好きです。今のところ、フィジカルCDはLil' Chief Recordsのサイトから注文できるのみ。デジタル版ダウンロードとCDのセットで10ドルです。デジタルのみだと6ドル。円高の今なら、500円くらいでアルバム全曲が買えます。また、さっきのビートルズのカバーをはじめ数曲はフリーでダウンロードできるので、気になった方はまずはフリーDL音源から手に入れて、気に入ったらアルバムを購入してみてはいかがでしょうか。フリーDLはこのオフィシャルのディスコグラフィページから各タイトルをクリックして、曲名の後に「free」と書いてあるものであれば可能。


ちなみに、Amazon MP3でも販売されていますが高いので、こちらのオフィシャルから買うことをオススメします。

今週の10曲

今週の10曲(2011/12/18付)

今週よく聴いていた曲や初視聴した曲、新たに知ったアーティストなど10曲をピックアップ。




The Ting Tings - "Hang It Up"
シングル「Hands」から約1年ぶりに発表された新曲。「Hands」は洗練されたユーロダンス調だったため、少し今後の方向性に不安がありましたが、今回は従来のThe Ting Tingらしさが発揮されつつも新機軸。エッジの利いたギターとケイティのラップがカッコいい!そして待望のセカンド「Sounds From Nowheresville」が2月27日にリリースされます。





Lana Del Rey - "Born To Die"
すでに世界中でバズを起こしまくっている2012年の「顔」である彼女。新たに公開された曲とビデオは、彼女が単なるハイプではないことを証明するに足る仕上がりで、独特の美学が貫かれています。1月30日にデビューアルバム「Born To Die」がリリース、3月には来日公演も行います。





Princess Chelsea - "The Cigarette Duet"
ニュージーランドの女性ソロシンガー。ドリーミーでアンニュイ、ちょっとバロック風なチェンバーポップに、Cultsばりの甘い女性ボーカルを乗せています。Cults好きは必聴!





Razika - Vondt I Hjertet"
タワレコのPOP紹介文をそのまま引用すると「女の子版ザ・ドラムスでスペシャルズなローファイギタポfromノルウェー!60'sガールポップ、ネオアコ風味」。メンバーは全員女の子で、舌っ足らずなボーカルがキュート。





San Cisco - "Golden Revolver"
オーストラリア出身の4人組(ドラム女子含む)。弾むリズム、軽やかで心地よいギター、少しだけトロピカルでビッグなコーラスもあり、たまにしゃくりあげて歌うハイトーンな男性ボーカルも魅力たっぷり。まだEPが出ているだけなのでフルアルバムも待ち遠しいです。





Young Magic - "Sparkly"
アンビエントでトライバルでダブステップ。もうこの3つのキーワードだけでカッコいいサウンド確定。ミュージックビデオも幻想的で素敵です。





Sleigh Bells - "Born To Lose"
2月14日のセカンドアルバムリリースに先駆け新曲が公開。彼らの特徴であるマッシヴなビートとラウドなギター、そしてアレクシスのキュートなボーカルはそのままに、キャッチーなメロディにさらに磨きがかかっています。





SULK - "Wishes"
シューゲイザー的にゆらめくギター、グルーヴィーなリズム隊、ブリットポップど真ん中なメロディを奏でるUKニューカマー。今年の8月にこの曲でデビューし、すでに随所で話題となっているようです。ちなみにアー写もモロに90'sブリットポップ風。





Little Boots feat. Michael Woods - "I Wish (Original Mix)"
間もなくリリースされるはずのセカンドアルバムから新曲が公開。アイドル的な色眼鏡で見られがちだった彼女ですが、そんな状況を跳ねのけるほどにさらに本気度を上げたエレクトロ・ハウスです。





Foster The People - "Don't Stop (Color On The Walls)"
大ブレイク中の彼らがニュー・ビデオを公開。コミカルでシュールなカーチェイス・ムービー。CDよりもなんか音がいろいろ増えてます。






2012年最初の大ヒット作となるでしょうか。

年間/半期ベスト[2011年]

2011年 下半期ベストトラック10 [6~10位]

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今年も残すところあと僅か。世間ではすでに年間ベストアルバム/ベストトラックが続々発表されていますが、当ブログでは例年通り年明けに発表します。


下半期の作品がまだ上半期の作品と同じ天秤にかけられるほど十分に聴きこめていないなーというのがたくさんあって年間ベストが決められないので、まずは下半期に絞って総括して、年間ベストを考える布石にしたいなと考えてます。というわけで今回は下半期ベストトラック10位~6位の発表です。


00年代ベストアルバム

Back To 00's - 「00年代の名盤」を1年ごとに振り返る(2007年編)

僕が洋楽ロックを本格的に聴き始めてから初めてリアルタイム体験したディケイド、2000年から2009年までの「00年代」の名盤たちを1年ごとに振り返る特集です。毎度断りを入れてますが、各音楽メディアの評価とかは完全に無視した、あくまで主観的な判断に基づいたセレクトになっております。

第8回目となる今回のテーマは「2007年」です。2011年中に全10回終わらせたかったけど、無理っぽいですね・・・。



⇒第一回テーマ「2000年」記事へ

⇒第二回テーマ「2001年」記事へ

⇒第三回テーマ「2002年」記事へ

⇒第四回テーマ「2003年」記事へ

⇒第五回テーマ「2004年」記事へ

⇒第六回テーマ「2005年」記事へ

⇒第七回テーマ「2006年」記事へ


2007年の名盤 Best11
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Author:PUBLIC IMAGE REPUBLIC
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