Sound of(期待のアーティスト)

2011年デビューアルバムが期待大の新人10組

2010年ミュージックアワードからの引用再掲載記事になりますが、どうしてもこれは個別記事にしたかったので。


2010年、様々なアーティストがデビューアルバムをリリースし、さながら新人百花繚乱の様相を呈していましたが、デビューアルバムだけでなく、デビューシングルやデビューEPの名作もたくさん生まれました。これらはまだ、英米などの本国において話題にはなっているものの、日本ではこまめに海外音楽情報をチェックしている人以外には知られていないのが実情。というこで、EPやシングルですでに話題沸騰、2011年におそらくデビューアルバムがリリースされるであろう注目のアーティストを紹介します。アルバムに対する僕の期待度が高い順にランク付けしています。

ちなみに7位のテニスは1月18日に「Cape Dory」、ジェームス・ブレイクは2月7日に「James Blake」(EPの曲はいずれも未収録。泣)がそれぞれデビュー・アルバムとしてリリース予定です。


No.1 - Dom

DOM - 'Living In America'
ヴォーカルが孤児院育ちで、借金のために名前を証せていない、という特異な生い立ちでも話題。この曲はSPINマガジンの「20 Best Songs of 2010」にも選ばれています。2月15日にEPがリリース予定。


No.2 - Yuck

Yuck - 'The Base Of A Dream Is Empty'
Cajun Dance Partyの元メンバー中心に結成。C86からシューゲイザーに至る、メロディックな青春ノイジーギタポを奏でています。メンバーにはユルい線で描かれたイラストのキャラがインパクト大な彼らのWEBサイトでは、楽曲のフリーダウンロードも行っているので興味のある人は要チェック。


No.3 - Demontré

Demontré - 'Brandenburg'
The Horrorsのセカンド「Primary Colours」が好き、The Cureが好きな人なら間違いなしに気に入ると思います。ゴシックな雰囲気の漂うルックスやイメージ、ノイジーなフィードバックギター、執拗に反復を繰り返しながら変化を時折見せるハンマービート。彼らの奏でる音楽は、ダークだけど壮大なサウンドスケープを見せてくれます。


No.4 - Egyptian Hip Hop

Egyptian Hip Hop - 'Moon Crooner'
UKはマンチェスターの男子4人組。佇まいは非常にファッショナブルで、楽曲の方は折衷的かつ先進的なロック。ヒップホップやソウル、エレクトロ、他にもいろいろな音楽ジャンルが片鱗をのぞかせます。Vampire Weekend同様、彼らも様々な音楽をミックスして、彼ら独自のものに昇華しているのが素晴らしい。


No.5 - Gypsy And The Cat

Gypsy & The Cat - 'Time To Wander'
2011年にアルバムリリース期待!と書いておきながら、2010年11月末にアルバムが出ていました。すいません先ほど知りました。音楽的にはニューロマな雰囲気も漂わせながら、結構なムサめなオーストラリアはメルボルン出身の男子2人組。この曲1曲でノックダウンです。


No.6 - Wilder

Wilder - 'Girls Vs Boys'
エレクトロ的なイントロから、ポストパンク的なドラムが絡むイントロが魅力的。なおかつメロディはウキウキするほどポップです。ブリストル出身でラフ・トレード所属ということも特筆すべき点。


No.7 - Tennis

Tennis - 'Marathon'
検索で情報を集めるのが大変なバンド名・・・とにかく間もなくリリースされるデビューアルバムはきっと素晴らしい60'sムード漂うキッチュなポップチューンに溢れていると思うので、期待して待ちます。


No.8 - James Blake

James Blake - 'CMYK'
電気仕掛けのゴスペル?いろいろと言われていますが、どの言葉もしっくりこないというか彼の音楽を一言で表現することは不可能なんじゃないかと思われるほどに深くてどこまでもオリジナルなサウンド。この曲だけでなく、ぜひ他の曲も聴いてみてください。間もなくリリースのアルバムもすでに、2011年最大級の注目を集めています。


No.9 - Porcelain Raft

Porcelain Raft - 'Tip Of Your Tongue'
ロンドン出身、アシッドでフォーキーかつシューゲイザーな酩酊サウンドが特徴的。こんなにドラッギーで脳内がトロットロになりそうなのに、ポップでメロディアスなバンドってアニマル・コレクティヴしか思い浮かびません。


No.10 - Seapony

Seapony - 'Dreaming'
Transmittensのメンバーにさらにもう一人加わった男女3人組。陽気かつカラフルな感じはBest Coastばり、シュガーコーティングされた疾走チューンが魅力です。


ここに挙げた曲は、いずれもカラフルでキャッチーで個性的。きっとたくさんの人に受け入れられていくと思います。アルバム楽しみです!
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