ライブレポート

ライブレポート:Typhoon Party 3@Shibuya WWW

開催11年目にして初参加を決めていたMetamorphose 2011。お目当てはThe Flaming Lips。2000年のサマソニで買ったグレーのリップスTを着て東京駅へ向かい、駅からバスツアーの集合場所に歩いて向かう途中で引き返してくる人たちに聞かされて中止を知りました。


無念な気持ちをその後のカラオケで発散しつつも、Twitterで入ってきた情報はMetamorphoseに出演予定だったアーティストらによる4つの公演「Typhoon Party」。どれか1つだけ行こうと考えた末に決めたのがこのイベント。


Typhoon Party 3 @ Shibuya WWW
2011.09.04(sun)OPEN 19:00/CLOSE 24:00

ACT:
GALAXY 2 GALAXY
GOLD PANDA
DJ SKURGE(UR / from DETROIT)
DJ Esteban(UR)



オールナイトではない上(近頃オールナイトがキツイ)に、3,000円という良心価格、そしてMetamorphose2011の中でも観たいアクトだったGalaxy 2 GalaxyとGold Pandaが出演ということで、わりと即決。


当日は18時からチケット販売ということで17:30頃会場に行くと、既に長蛇の列。でも、思ったほどではなく、たぶん100人くらいだったと思う。並ぶこと30、40分。チケットを購入して、とりあえず1杯のお酒と腹ごしらえをしつつTwitterをチェックすると、なんと1番手がGold Pandaという情報。ぎゃあもう始まって30分過ぎてるよ、と急いで店を出て渋谷WWWへ入ると、フードを被ったGold Pandaが粒子の細かい電子音を放っていました。基本的に低音はおとなしめで、CDと同様に中音域と高音域を強調したサウンド。このハコは7月のAkron/Family以来で、この段差のある会場は踊るのに向いてないな…と思いつつ、コケない程度に軽く体を揺らしていました。


gold_panda


EP収録曲とアルバム「Lucky Shiner」の曲をバランスよく配して、曲を繋ぐ感じではなく1曲ごとに間を取る感じでセットは進行。日本在住歴もあって日本語も結構上手な彼、MCでどんな日本語が飛び出すかと期待してましたが、自分が観てた時間帯は日本語は一切なし。最初の方はあったのかな。


約1時間半に及ぶGold Pandaのセットが終了すると、次に登場したのはDJ Esteban。アフロキューバンな音楽に始まり、序盤はミニマルなテクノトラックでジワジワと高揚感を煽り、徐々にソウルフルなヴォーカルものハウスへとシフト。その流れにつれ、集まったオーディエンスの盛り上がりもかなり高まっていき、その頃にはフロアに人もだいぶ増えてきてだんだん身動きが取りにくくなってきました。そんな中、出た。お約束の足にアルコールぶっかけられ。一瞬腹立ったけど、まあいいや今日は楽しもうと落ち着きました。音楽の力ってすごいね。


1時間のセットを終えると、いよいよGalaxy 2 Galaxyの登場。狭いステージに7人、ギュウギュウになっているので各メンバーがぶつかりそうなほど。しかし過去のMetamorphose出演で築いたファンベースは相当なもので、この日はMetamorphose行くはずだった人もかなり多かったことから、この規模のハコではかつて味わったことのないほどの歓声。すさまじい熱気と興奮に包まれていました。空調も節電モードで、本当に暑かったのですが…。


galaxy2galaxy


元々ここはライズXという映画館を改築して作られたライブハウスで、元映画館な割に音響はよくなく、オーディエンスの声がやたらとデカく響くんですね。その熱気がG2Gにも伝わったのか、メンバーも結構な上機嫌でライブは進行。自分はアルバムを聴きこむほどの熱心なファンではないので、演奏した曲名などはわからないけど、曲を知ってようが知るまいが誰でも否応なしに踊らせてしまうそのグルーヴ感とアジテイトMC、そして高揚感を煽るジャジーなピアノやサックスが混然一体となって迫ってくる感じがしました。バックで流れる映像も、セクシーだったり昔のトーキー映画だったり東北大震災の復興メッセージだったりと手が込んでいたのもよかった。誰でも巻き込んで歓喜のうちに踊らせてしまうというのはすごいことだし、これが過去のMetamorphoseで彼らの人気を不動のものにした要因なのだろうなと思いました。


アンコール含め、G2Gが1時間半のセットを終えると、さっきまでG2Gでキーボードなどを操っていたDJ SKURGEがスタンバイ。どうでもいいけど「スクルージ」って聞くとどうしてもディケンズの「クリスマス・キャロル」を思い出してしまうんだな。そんなわけで彼はノッケからクールかつアゲアゲトラックでフロアをガンガン揺らしていたのですが、さっきまでわりとおとなしめに鍵盤や機械類を操っていた人と同じとはにわかに信じられないくらいにノリノリ。23時を回って、さすがにこの頃にはお客さんも減ってきており、終電の都合もあるし30分ほどで自分も会場を後にしました。


自身にとっては初のMetamorphoseの中止はとても残念だったけど、この日のTyphoon Partyに行けてよかった。何より楽しかったし、音楽ってものすごいエネルギーに満ちていて、オーディエンスはそのエネルギーを受けてさらに新たなエネルギーを爆発させることができるんだってあらためて思いました。あの熱気と興奮、日本ではここ数年はフェスでも単独でも味わったことなかったかな。


昆虫採(笑)などをして、ライブを行わずに帰って行ったThe Flaming Lipsが観れなかったのは大きな心残りでしたが…来年の開催に期待!またリップス呼んでください。単独で穴埋めしないで!野外で観たいので(笑)。
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