00年代ベストアルバム

Back To 00's - 「00年代の名盤」を1年ごとに振り返る(2007年編)

僕が洋楽ロックを本格的に聴き始めてから初めてリアルタイム体験したディケイド、2000年から2009年までの「00年代」の名盤たちを1年ごとに振り返る特集です。毎度断りを入れてますが、各音楽メディアの評価とかは完全に無視した、あくまで主観的な判断に基づいたセレクトになっております。

第8回目となる今回のテーマは「2007年」です。2011年中に全10回終わらせたかったけど、無理っぽいですね・・・。



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2007年の名盤 Best11
mia-kala
01 M.I.A. - Kala
02 Jimmy Eat World - Chase This Light
03 Justice - †
04 Battles - Mirrored
05 Arcade Fire - Neon Bible
06 Kylie Minogue - X
07 LCD Soundsystem - Sound of Silver
08 Ash - Twilight of The Innocents
09 The Raveonettes - Lust Lust Lust
10 Rihanna - Good Girl Gone Bad
11 Mika - Life In Cartoon Motion



2007年当時記録していた私的年間ベストを元に、当時リアルタイムで聴いていなかったものも少し足して決定しました。



2007年の僕の年間ベスト1位は、M.I.A.のセカンド「Kala」でした(KARAではありません)。ファーストを聴いて、ヒップホップとダンスホールレゲエとバイレファンキとエレクトロをミックスしたゴッタ煮サウンドにブチのめされていた僕は、彼女の新作を大いに期待していたのですが、その期待を遥かに上回る内容でした。このアルバムは全曲が全く異なるリズム・アプローチなのがいいですね。ダークで呪術的なエレクトロ「Bamboo Banga」から始まって、「Birdflu」は今まで聴いたこともないようなパーカッション連打のトライバル・ビート。「Boyz」はアゲアゲのダンスホール・パーティ・チューン。「Jimmy」はインド風なハウスと、冒頭から世界中のあらゆるビートを集めたかのような曲が続き、さらにはPixies「Where Is My Mind?」をサンプリングした「$20」(今さら気付いたけどこの曲は完全にダブステップだ)、映画「スラムドッグ$ミリオネア」に使用され全米で大ヒットした、激キャッチーな「Paper Planes」などここには書ききれないほどに全曲がヴァリエーションに富んでいました。


"Boyz" by M.I.A.

PVのアイデアは、後にリアーナの「Rude Boy」でパクられてました。




この年の私的ムーブメントとしては、やっぱりエレクトロですかね。前年のSpank RockのアルバムとJusticeのシングルによってマイブーム来てました。確かに世間的にも流行していましたし。あとはBattlesとか、とにかくビートや音の作りが奇抜で、エレクトリックで、かつキャッチーなものを好んで聴いていました。そんな中でも、引き続き以前から好きだったようなメロディ重視のギターロック、Jimmy Eat WorldやAshが捨て曲一切ナシのアルバムを届けてくれたのはうれしい限り。




"Big Casino" by Jimmy Eat World

これまで以上のエモい歌声を聴かせるジム君。ブッチ・ヴィグのプロデュースだけあって、音が洗練されていてキラキラしています。それでいてオーバー・プロデュース気味にもなっていないところが素晴らしい。各曲のメロディのよさは彼らの作品の中でもベスト。





"D.A.N.C.E." by Justice

ED BANGERのお抱えアート・ディレクター、SO-MEによるミュージック・ビデオが話題となりました。ポップなタッチでカラフルな色彩のアニメーションが実写と合わさった、オシャレでクールな作品。曲の方はマイケル・ジャクソンへのオマージュが込められたサンプリングに、ベースがブイブイうねるエレクトロ・ファンク。この曲をきっかけにSO-MEはカニエ・ウェストからも声が掛かりましたね。




"Speakerphone" by Kylie Minogue

何だか「暗いアルバム」として、往年のカイリーファンからはあまり高く評価されていない気がするこのアルバム。いやいや、アートワークも含めてめちゃくちゃカッコいいアルバムじゃないの!僕が音楽好きになったきっかけのアーティストの一人でもあるカイリー・ミノーグは、キラキラのユーロビートや派手なダンス・ポップが似合うのかもしれないけど、この曲みたいにちょっとダークでレトロなエレクトロも似合います。セクシーな声と妖艶なサウンドが見事にマッチしていると思います。アルバム中一番好きなこの曲は、クリスタル・キャッスルズを思わせるダーティーなブリープ・シンセやボーカルのカットアップなど、カッコいいポイントがたくさん。




"Umbrella" by Rihanna

この曲と前年のJustin Timberlake「My Love」によって、アーバン・ミュージックのシーンでレイヴィーなシンセが流行り出しましたね。今では使い古された感もあるけど、当時かなり新鮮で、めちゃくちゃカッコいいなーと思いました。さらにギターのようなディストーション・シンセ、16分で刻むハイハットもかなり尖った感じになってて好きです。しかしそれ以上にこの曲は、今では00年代最高のポップ・ソングと言われ多くのアーティストからカバーされるほど、完璧なまでに美しく切ないメロディを備えています。


そう言えばこの年はMewとかSigur Rosとか、そっち系路線(個人的に「氷系」と呼んでいる)が全く入っていないですね…(一応The Raveonettesはその括り?微妙ですが)。何となく、踊れてテンションが上がるような音楽を求めていた時期でした。





著名な音楽媒体の選ぶ00年代ベスト・アルバムにもよく顔を出しています。

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