Fuji Rock & Summer Sonic

日記:フジロックフェスティバル2012 Pt.1 前夜祭&金曜日編

フジロックフェスティバル2012、行ってきたので日記的なレポート書きました。毎年そうなんですが、あんまり一つのアーティストを最初から最後まで観ないので、観たアーティストの数は結構多めです。

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この通り、13年ぶりの3日間晴れでした



【7/26 thu 前夜祭】
前夜祭からの参加は今年で7年連続の7回目。会場に向かう途中、苗場プリンスのテニスコートで息子さんとキャッチボールしてるベンジーさんに遭遇。なんとも微笑ましい。

入場してさっそくオアシスエリアにて毎年恒例のエチゴビールともち豚串で乾杯。盆踊り、抽選会、花火と続いて、いよいよレッドマーキーでライブがスタート。

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毎年一番最初に食べてます

■DJ MAMEZUKA
毎年恒例のマメズカさん。1曲目はその年に出演するヘッドライナーの曲なことが多いので、なんとなーくThe Stone Rosesの「I Wanna Be Adored」と予測していたら見事的中。その後もハピマン、プライマル、シャーラタンズ、ブラーと続き、マッドチェスターな横揺れグルーヴで場内を熱狂の渦に。これで盛り上がらないわけがないです。

その後もセットチェンジごとに登場、James Blakeなどダブステップ/ビート系でまとめたりもすれば、キンクス「You Really Got Me」、スペシャルズ「Monkey Man」、クラッシュ「I Fought The Law」、ビースティーボーイズ「Fight For Your Right」など往年のロックアンセムでまとめたりと、出番ごとに趣向を変えつつもフジロッカーのツボをしっかり押さえた選曲。さすがフジロック前夜祭のベテランDJ。


■Big Willie's Burlesque
最初のライブアクト。フジには何回も出ているけど実は彼らを観るのは初めて。みんながなんとなくイメージするようなキャバレー音楽というやつ。途中でセクシーなおねーさんが出てきて、演奏中に踊りながら1枚ずつ脱いで…ってこれストリップやん!最後はおブラも取ってました(これ以上は言わない)。


■SHERBETS
「ジャスミンタイ」のグリーンカレー(当たり前のように辛かった)をヒーヒー言いながら食べ終わってシャーベッツを観る。ベンジーさんは先ほどのユル~いキャッチボール姿とはうって変わって、とてもカッコよくてカリスマティックなオーラを放ちまくってました。最後に「最高の時間を楽しんで」みたいなことを言ってた気がします(記憶がおぼろげ)。


■ONDA VAGA
今年のフジ最多でいろんなステージに出場する彼ら。2日目のオレンジコートに出演するのを観る予定だったけど同時間帯のThe Heartbreaksも観たかったので、これは前夜祭で観ておこうと。

アルゼンチンのバンドで、みなさんなかなかのイケメンっぷり。スペイン語詞をカタカナにおこしたものが書かれた画用紙を曲に合わせてペラペラめくっていくんだけど、早すぎて誰も追いつけませんでした(なみだ)。ザ・タイマーズの「デイドリーム・ビリーバー」を日本語詞のまま歌って場内で大合唱が起きたのはまさにフジロックらしいピースフルな瞬間だったし、誰もがキヨシローのことを思い出したはず。


■LOS LONELY BOYS
こちらも1日目のヘブンで観るつもりだったので、ここで観ておこうと。Rodrigo y Gabrielaっぽい音かと思ったら結構ハードなロック。ベースシストがギタリストの隣に立ち、ひとつのギターを二人で弾いたりと、見せ方や盛り上げ方もわかってらっしゃる。ドラマーは片手でボンゴ叩きながら片手でドラム普通に叩いてました。終了後は宿へ戻って次の日のためにチオビタ飲んで就寝。


【7/27 fri 1日目】
この日もやはりキャッチボールしてるベンジーさんに遭遇。開場してからわりとすぐ入場、暑い中を物販会場まで走ったけど、すでに長蛇の列。しかも並んでる間も日差しが容赦ない。ようやく購入列に入ったものの、列選びに大失敗…。その列のスタッフがありえないほどにスローテンポで、お客さんの注文聞いたあと余裕で5分とか戻ってこない。そんなこんなで時間を予想以上に取られ、数年ぶりにドラゴンドラに乗り、DAY DREAMINGでAmetsubを観るつもりだったけど諦めました。しょっぱなから予定狂うと凹む。


■ED SHEERAN
気を取り直して晴天のグリーンステージ、ちっちゃなギターを抱えた赤毛のエド青年ひとりきりのステージ。バックバンドもドラムセットも大きなアンプもなし。でも1曲目からループペダルを使ってその場でビートやギターやボーカルを重ね、ビッグなサウンドを鳴らしていました。1曲目が10分くらいあったので2曲聴いてホワイトに移動。


■DJANGO DJANGO
たくさんの踊りたがりなオーディエンスが集結。メンバーはなんだかみんな揃いの衣装を着て、ちょっとコミカルな感じもありつつ踊れる脱臼サイケナンバーを連発。


■ハンバートハンバート× COOL WISE MAN
アヴァロンにて、去年のマイベストフェスご飯であるエジプト風チャーハンを買う。それを持ってヘブンを通り過ぎざまに、伸びやかで心地よい女性ボーカルと軽快なスカが聴こえてきたのでちょっと立ち止まって見入る。

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エジプト風チャーハン(ルクソールカバブ@Gypsy Avalon)


■mouse on the keys
ヘブンを通り抜け、オレンジへ。かなり暑いけど、端の方の日蔭に座り先ほどのエジプト風チャーハンを食す。ピアノがガンガンなるロッキンなジャズがカッコいい、こういう音楽は本当にフェスに合いますね。

このあと、帽子落としたけど無事見つかりました。誰も拾ってくれなかったけど、その方がむしろすぐ見つかるってこともあるのですねー。


■THIRD COAST KINGS
ソウルフルな声と黒いグルーヴ。普段あまり聴かないけど、やはりフェスでこういう音楽を聴くのは最高に気持ちいい。


■Jah Wobble & Keith Levene Metal Box In Dub
Public Image Ltd.好きじゃなくてもそれなりに楽しめたと思うし、好きな人はめちゃくちゃ楽しめたはず。正直、去年サマソニで観たP.I.L.よりもよかったので、あのバンドの神髄はやはり当時のメンバーが奏でる刃物みたいなギターと地を這うようなベースラインなのだと思います。

ビートルズのTシャツ姿のキース・レヴィンは55歳とは思えないほどにイケオジ。ジャー・ウォブルは人の良さそうなおっちゃんと言う感じ。それよりも、ジョン・ライドンの歌い方をマネたマスク姿のボーカルが似過ぎてて笑った。途中でマスクを取ったら、なんだか若い頃のライドン先生に雰囲気が似てる!緑に染めた髪の毛をオールバックにしていたけど、もしツンツンに立たせていたらかなり似てたと思います。「メタル・ボックス」の曲が中心だったけど、ラストにはアンコールで「Public Image」をプレイ。


■ELECTRIC GUEST
オレンジからレッドまで戻ってきたのでお疲れ気味。なんだかソウルフルな美声と心地よいグルーヴ…という記憶はあるものの、正直あまり覚えていなかったり。


■THE VERY BEST
アフリカらしいぶっといビート&ベースでアゲアゲなダンスパーティ。しかし踊る気力なし…。割とおとなしく観ていました。


■GOSSIP
体力が復活してきたので前の方へ。裸足に黒のドレスにお団子ヘアで登場したベス・ディトーは大柄なんだけど小柄で、ぴょこぴょこ飛び跳ねる姿がとってもチャーミング。曲の合間にでかいタオルで顔をゴシゴシ拭いていたけどメイクが落ちないのが不思議。手で持ち上げつつ下乳をタオルでぬぐう仕草とか、とってもお茶目でした。


■HIROMI THE TRIO PROJECT featuring Anthony Jackson & Simon Phillips
Beady Eyeも観たかったけど、せっかくの機会なので生で上原ひろみを観ておきたいなと。天才的なピアノプレイはもちろん圧巻で、いつものポンパドール・ヘアを振り乱しながらパワフルかつ流麗に弾きまくる。サイモン・フィリップスも隠れるほどの巨大なドラムセットもすごかった。

本当は1時間くらいガッツリ観るつもりだったけど、やっぱりリアムの様子が気になってグリーンステージに移動。最後の「Son of The Stage」だけ少し観ました。


■THE STONE ROSES
ステージ上にレモンの絵が描かれたバスドラムが2つ並んでるのを見るだけでテンションが上がる。去年まで絶対に観ることがないと思っていた奇跡の瞬間を遂に味わえるんだなー、という思いで開演を待っていると、イアン、ジョン、マニ、レニの4人が登場!本当に目の前にいる!と興奮状態のまま、「I Wanna Be Adored」で緩やかにスタート。

すでにすごい大合唱。イアンはスティックタンバリンを振りながらのそのそと歩き、あの不安定な歌声を聴かせてくれた。なんというか、イアンの歌って半々音階みたいなのを使いながらも、別にみんなが言うほど「ヘタ」じゃないのが不思議。レニのドラムは細かいビートで独特のグルーヴを醸し出しているし、ジョンのギターはときおりサイケでときおりブルージー。本当にカッコいい。マニのベースは、なんか中高音域が目立っててゴツゴツした音だったのが少し違和感ありました。それにしても生で聴く「Waterfall」~「Don't Stop」の流れは圧巻。あの逆回転の音を生で再現するってすごい。

ラスト「I Am The Resurrection」のエンディングのジャムも盛り上がり、4人がステージ前方で手を取り合う姿に感動。でも…やっぱり「Elephant Stone」は聴きたかったな。

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■JAMES BLAKE
実はローゼズの最後の方で、グリーンの後方に少しずつ移動していたわたくし。ローゼズが終わるや否や、民族大移動が始まる前にホワイトへ移動(5分で到着)。

ちょうど「Limit To Your Love」やってて、とにかくこのベースの低音は生で聴くと凄まじいほど快感。それにしても、演奏中にみんなが彼の声に聴き入っている中、メガホンで「奥の方へ詰めてくださーい」と叫ぶスタッフには閉口した。


■奇妙礼太郎リトルスイング
3日目の「トラベルスイング楽団」の方はALT-Jのために観れないので、苗場食堂でのこちらのライブを観ることに。しかしすでにワールドレストランの入り口がふさがれるほどの人の入りよう。この人の歌声にはキヨシローや甲本ヒロトに通じるような、人々にポジティブな感情を与えるパワーがありますね。そこに集まった大勢の人がみんな笑顔だった。歌の力ってすごいなあと思うし、たぶん彼はまた、今度はもっと大きなステージでフジに戻ってくるでしょう。


■FACTORY FLOOR
なんだか全然人がいないのでかなり前の方へ。「Two Different Ways」からスタートし、バックのスクリーンにはこの曲のミュージックビデオと同様、サイケデリックな色彩の幾何学文様が小刻みに映し出され、その前にはほぼシルエットしか見えないメンバー3人。

女性メンバーのNickはギターをバイオリンの弓で弾いたり、ドラムスティックで叩いたりとサーストン・ムーアやジミー・ペイジみたいな奏法でノイズを紡ぎだしていたけど、全体としては演奏自体、特別なことは何もしてない。でもそこに漂うゴシックな雰囲気、目も眩むようなフラッシュの激しい明滅、めまぐるしく変わる背景の幾何学的映像、そして細かくカットアップされたビキビキのシンセ音により、強烈なドラッギー空間を生み出していました。恍惚状態のうちに彼らのライブが終わり、ふと気付くといつの間にかたくさんのオーディエンスが集まっていて、拍手喝采を送っていました。ローゼズを差し置いてこの日のベストアクト。


当日のライブの雰囲気はこれに近いかも


■JAMES BLAKE
先ほども観たJBさん、今度はDJセット。ライブだとソウルフルな「うた」のシンガーソングライター然としているけど、DJだとやはりダブステップの人という感じ。深夜に相応しいダンスミュージックでガンガン踊りました。終盤はちょっとオールディーズっぽいのかけてました。


本当はこの後、ARAAB MUZIKを観るつもりだったんですが。事前にライブ映像をYouTubeで観てすごくカッコよかったので楽しみにしてたんだけど、JB終わりにものすごい勢いで人がハケたと思ったら、なんかこの人、違う…。スクリーンに映し出された名前でARAAB MUZIKがドタキャンしたということを悟り、早々と退散。寝たの4時過ぎだけど、チオビタがよく効きました。
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