Fuji Rock & Summer Sonic

日記:フジロックフェスティバル2012 Pt.2 土曜日編

フジロックフェスティバル2012の日記的レポートです。今回は土曜日について書きました。

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眉毛兄さんの背後に映し出されたロゴ



【7/28 sat 2日目】
11時頃に会場に向かうと、苗場プリンス及びキャンプサイトエリアから会場へ通じる橋が長蛇の列。なぜかキャンプの人たちに混ざってキャンプサイト内の狭い通路を5分くらい登って迂回させられ、なんか萎えました。混雑は予想していたし並ぶのは仕方のないことだと思うけど…。スタッフが不足してたこともあり、割り込みが多かったり列が二手に分かれたりとうまく整列・誘導できていなかったので、来年は改善してほしいです。


■MY BEST FIEND
その混雑により冒頭20分ほど見逃し。サイケでドリーミーなシューゲイザーをイメージしていたけど、結構ラウドで曲によってはボーカルが絶叫気味。イメージとの違いにびっくりしたし、時間間違えて別のバンドなのかと一瞬思った。


■SEUN KUTI & EGYPT 80
レッドからホワイトに移動する途中でチョイ見。ミニマルに反復される心地よいアフロ・ビートが晴天のグリーンステージに響き渡り、気持ち良さそうに踊る人たち多数。


■CLOUD NOTHINGS
6月のHostess Club Weekenderではベストアクトだったので再び観ることに。しかしこの後にPurity Ringが控えているので、「Wasted Days」まで観ることに。ホステスの時ほど長くなく、14分ほどで終了。やはり今回もCD音源よりかなり早いテンポながら、安定のドラムでした。実際は曲の途中でテンポが速くなったり遅くなったりしてるんだけど、緩急つけるためにわざとやっているという感じ。今回も音響面含め、とてもカッコよかったです。


■PURITY RING
ステージにはピンクや緑に光る提灯がいくつも吊り下げられ、コリンは卓に取り付けられた「スティックで叩くと音が鳴って光るもの」をプレイ。まあ本当にこの装置が叩くと音が出て光るかどうか真偽は不明ですが(ときおり挙動が合っていなかった…)、いずれにしてもこういうライブならではの見せ方があると楽しいものです。ミーガン嬢は黒いドレスを着て(暑さで蒸れるのか、なぜかしきりにスカートをたくし上げて股間を触っていたように見えたのだけど)、ステージ上に飾られた大太鼓をときどきどーんと叩いたりしてた。ちなみにこれも叩くと光る仕組み。もっと暗い時間帯だったら、もう少しこれらの演出が効いたと思います。

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こちらがその提灯セット


■MONO with The Holy Ground Orchestra
ステージ上には手前にバンド、後方に横向きの形でオーケストラと指揮者。スクリーン越しでないとオーケストラ隊がどうなってるのか判りづらいのは改善の余地があると思うけど、ライブ自体はよかった。叙情的なポストロックにオーケストラが加わることによって、さらにエモーショナルで壮大なサウンドに深化していました。これももっと暗い時間が良かったかな。


■クガツハズカム
きのこ帝国のボーカル・佐藤さんのソロということで。ソロ曲、きのこ帝国の曲、カバーなど織り交ぜていたようだけど、そこまで詳しくないのでその辺はよくわかりません。アコギ一本のシンプルな演奏ながら、というよりもそうであるがゆえに、「死んでしまえと思ったこと 誰でもあるだろう その人が死んだという知らせ ついに願いはかなったんだ なのに嬉しくない」(実際の歌詞とは異なります)みたいな内容の歌詞が痛々しいまでに突き刺さる…。本人は至ってクールというか体温も血圧も低そうな感じで、一切の感情を押し殺しているようで実は剥き出しなところが、Sharon Van Ettenとの類似性も感じました。


■THE HEARTBREAKS
当初は観る予定ではなかったけど予定変更。とにかくボーカルのマシューがイケメンすぎましたね。細くて色白、くりくりのパーマヘアに、Tシャツの裾をインするとかファッション的にもカリスマ性があるんだけど立ち振る舞いも堂々としてたし、演奏も安定していたので今後もっと大きな存在になっていくのかもしれないと強く感じさせられました。ラストから二曲目の「Delay, Delay」で盛り上がりも最高潮に。


■CHE SUDAKA
しかしこの日はよく動いた…レッドからオレンジ、もう大変ですよ。オレンジコートは後方が小高い丘になっていて、ここに座ってのんびり観るのが結構好きだったり。お客さんも結構多く、かなり盛り上がってみんなで飛び跳ねていました。オレンジコートの後方をチーズとクマ(?)の着ぐるみがのそのそ歩いていたのも微笑ましい。

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なんかこの写真、すごく天気悪く見える…


■CARIBOU
かなり期待していたけど、結論から言うと期待以上。緻密に計算しつくされながらもロック的なゆらぎを持った、洗練されたエレクトロニック・サウンド。白い衣装で統一されたダン・スナイスとメンバーがステージの中央にギュッと中央に集まり、たった4人で鳴らしているとは思えないほど濃密な音を鳴らしてました。

特に圧巻だったのはラストの「Sun」。ダンの「さんっ!!」という甲高い声とともに、緩やかなグルーヴでスタート。あれ?CD音源よりも大人しい…初めの方こそそう思ったものの、これはその後のダイナミックなアプローチのための"フリ"。ライブ開始時は明るかった景色も、気付けばこの頃にはすっかり夕やみに包まれていて、スモークやフラッシュなどのライティングも絶妙――そんな絶好のシチュエーションのまま徐々に演奏は熱を帯びていく。ドラマーがスティックを高く掲げながらドラムを叩き、音のレイヤーが幾重にも重なっていよいよクライマックス!一旦場内が拍手に包まれ、終わったと思ったのも束の間、再び静かに「Sun…Sun…Sun…」のリフレインがフェード・インし、再びクライマックスに向けて盛り上がりが沸点に達した時、バシッと終了。時が止まったかのように一瞬の沈黙が辺りを包み込んだあと、一気にオーディエンスが「うおおおおお!!!」と怒号にも似た歓喜の雄叫びを上げるという、まさに今年のフジロックの最大のハイライトだった。間違いなく4日間通してのベストアクト。

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「Sun」のライブアレンジはだいたいこんな感じ


■THE SPECIALS
テリー・ホールがいるスペシャルズというのは数年前なら結構奇跡的なことらしいけど、実は以前サマソニでも観ているので割と冷静に座って観ていました。踊りたかったけど、結構な移動で疲れた…。


■SPIRITUALIZED
「スピがレッドだと!?」ステージ割が発表されたときに最も納得いかなかったのがこれ。で、当然の如く、入れない人でレッドマーキーの後方まで人がびっしり。1曲目から「Hey Jane」だったし、ほとんど「Sweet Heart Sweet Light」からの曲を中心にしたセットで、バックスクリーンに映し出された雪が降っているような映像と見事にマッチしていてとても幻想的。全然前の方に行けなかったけど、それによってメンバーがボンヤリとシルエットのように見え、そのおかげで幻想的な感じが逆に増しました。

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■NOEL GALLAGHER'S HIGH FLYING BIRDS
実は金曜日の夜、宿に帰ろうとした時にグリーンステージからリハの「ドンルク」の音が聞こえてたので、絶対に最後はこれで大団円だろうなと予想してました。どうしてもノエルのソロ曲よりもオアシス曲の方が盛り上がってしまうのはしょうがないですね。アンコールで「Whatever」聴けたのも嬉しかった。ギターに「ざわ…ざわ…」というステッカーが貼ってあったり、上機嫌で饒舌なうえにMC中に「うわっ虫!」みたいに手で払ったりと茶目っ気もたっぷり。


予想通りラストに演奏。オーディエンスが一体となっての大合唱


■OL Killer
謎のDJトリオということで…。マスコットキャラ的なトイプードルさんは赤と青のLEDライトが付いたヘッドホンを付け、まるで岡村靖幸ばりのキレキレダンスをしつつDJプレイ。曲はアゲアゲなエレクトロ中心で、最後はDJチームらしからぬメンバー紹介とMC。「僕たちDJだけど、バンド並に練習するんですよ。DJのみなさん、もっと練習した方がいいですよ」と皮肉ともジョークともつかないMCで場内を沸かせていました。


■電気グルーヴ
OL Killerの段階で結構レッドマーキーの前の方に入っていたので気付かなかったんだけど、電気グルーヴが始まる時には既に超満員。あまりの熱気にちょっと酸素足りなくなったので外に出ようと思ったら、なんと密集しすぎで出れず…かといって戻ることもできず、その場に留まることも「=死」なので、とりあえずもみくちゃになりながらも脱出成功。ワールドレストラン方面にもう一回周って、そこで観てました。ニューオーダーをマッシュアップする形で個人的に思い出深い曲「N.O.」(有名な話だと思うけど、この曲名はニューオーダーの頭文字から取られています)をプレイ。ラストは瀧が富士山の着ぐるみで登場、まさかレッドでもあれをやってくれるとは思わなかった。ステージが煙で見えなくなるほどに噴射しまくって終了。

このあと大変な事態に気付いた。苗場食堂でキノコホテルを観るつもりだったのにすっかり忘れていて見逃してしまった…。


■Tam Tam
Palace of Wonderは不思議な場所ですね。もう疲れ果てて、「帰ろう」と思っても必ず立ち寄ってしまう。今年も毎晩、帰り際に寄りました(クリス・ペプラー氏にも遭遇)。その時にたまたまRookie A Go-Goでやっていたのがこのバンド。ダブを基調とした女性ボーカルのバンドなんだけど、LIKKLE MAI(Dry & Heavy)みたいなノリではなくて、もっといきものがかりみたいな普通の女の子がボーカル。ダブを取り入れたJ-POPがやりたいのか、J-POP的側面を持ちながらも本格ダブをやりたいのかよくわからなかったので、そこを明確にした方がファンベースは築きやすいかなと思った(なんか上から目線ですみません)。


さてこのあと、前日にこのエリアで見つけてとても気になっていた「フジウジ/Zombie Shopper/耳に象がいる男」のアトラクションへ。フジウジは去年もあって、「フジウジがベストアクトだ!(笑)」とかいろいろな噂を聴きつつも、イマイチ実態が掴めていなかったのでとても気になっていました。いざ小屋の中に入ってみる…と、これは詳細書けないので、気になる方はもし来年もあればぜひ足を運んでみてくださいね。

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こちらがそのアトラクション。来年もあるかな?
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