初聴きディスクレポート

初聴きディスクレポート Vol.49(2013年7月)

2013年7月に初聴きした音源の感想まとめです。7月の初聴き作品は全30タイトル。新譜リリースも落ち着いてきたので、ここ2、3ヶ月の間にレンタルしたまま未聴だった旧譜をメインに聴いていました。結果的に新譜・旧譜問わず豊作で、おそらくひと月の5つ星タイトルの数としては過去最多と思われます。

<★の解説>----------------------
★★★★★ 年間ベストアルバム20位以内クラス*
★★★★☆ すばらしい
★★★☆☆ 標準レベルの良作
★★☆☆☆ 若干気になる部分あり・もっと聴きこみ必要
★☆☆☆☆ 期待ハズレ
☆☆☆☆☆ 全然ダメでした

*今年リリース作ではない場合、旧譜のみから選ぶ年間ベストアルバムの20位以内クラス
----------------------------

では7月の「Album of The Month」から。


■■■■■Album of The Month■■■■■
The Cure / Disintegration [Deluxe Edition]
(1989 / 2010 re-issue)

★★★★★
thecuredisintegration.jpg

まず、フジロックでの彼らのパフォーマンスを観て今回のAlbum of The Monthを決めたワケではないということ。ただ、本作の一曲目「Plainsong」からスタートし、その後も本作の収録曲連発だったライブは本当に素晴らしかった(フジのレポートはまた後日)。

個人的には長尺のアルバムは好きではないのに、70分を超える本作はなぜか冗長さを全く感じさせなかった。それはおそらく、ゆったりしたリズム、浮遊感のあるシンセ、ゆらめくギターのトレモロ、そしてキラキラしたウィンドチャイムの音により全編がドリーミーなムードに包まれており、長尺であることを忘れてしまうほどに甘美で幽玄だからだと思う。さらにそこに乗っかるロバート・スミスの艶のある声はとても官能的で、これも本作のムードと見事にマッチしている。

メロディーに関しても彼らの他の作品と比べて際立って良く、本作を最高傑作として挙げる人が多いのも大いに頷ける。ここ数年、インディーロック系ではドリーム・ポップが重要なキーワードとなっていたけど、それら00年代以降全てのドリーム・ポップの源流にあたる作品と言えるのではないだろうか。

The Cure - "Plainsong (Live in Berlin 2002)"




Jay Z / Magna Carta Holy Grail (2013)
★★★★★


普段そこまでヒップホップを熱心に聴いていないし、Jay Z(ちなみに最近Jay-Zから改名した)にとりわけ深い思い入れがあるわけでもない。でも、ジャスティン・ティンバーレイクがフィーチャーされた先行トラック「Holy Grail」を聴いた時は鳥肌が立つほどだった。この曲はジャスティンの「Mirrors」とビヨンセの「Halo」のマッシュアップのようでもあり、彼の身近な人たちのヒットの法則に則った極めて戦略的な曲だと思うけど、それにしてもメロディーライン、ボーカル、ビートのいずれもが先鋭的で、かつ洗練されていると思う。

ただ、Jay Zには申し訳ないけど、正直なところ彼のラップがどうこうというよりも、The-Dreamやティンバランドらがプロデュースしたトラックの魅力によるところが大きい。従来のヒップホップ作品にはないような音がガッツリ入っていて、同じく今年新作をリリースしたカニエとはまた違う方法でヒップホップを前進させた作品と言えるかもしれない。ジャケット・アートワークにおけるアート志向もカニエと共通する姿勢が感じられる。

Jay Z - "Holy Grail feat. Justin Timberlake"




キノコホテル / マリアンヌの逆襲 (2013)
★★★★★


本人たち曰く「オリジナルを知らない人はカバーアルバムと呼ばないでください」という「カバーアルバム」。なるほどそう言ってしまうだけのことはある。僕は「ゴジラ対へドラ」劇中歌である「かえせ!太陽を」しか原曲を知らなかったけど、とにかくどの曲も完全に自分たちのものにしてしまっている。というよりも、これまでのキノコホテルのバンド・イメージを刷新してしまうほどの進化を見せており、全6曲がかつてない異様なテンションで録音されている。

「マリアンヌの憂鬱」以降エンジニアを務める中村宗一郎による音作りも、ヌケの良いドラムの音やノイジーなファズ・ギター含め全体のバランスが最もよくとれていて、これまでの録音では残念ながら失われていた「ガレージ感」「ライブ感」が、本作ではしっかりと打ち出されている。ただしこれは中村氏によるものだけでなく、本作から新規加入したベーシスト、ジュリエッタ霧島によるところがかなり大きいと思う。

カバー元のアーティストはカルメン・マキ、東京ブラボー、Aunt Sallyなど。最近よくあるようないわゆる「超有名曲や意外な組み合わせによる話題性重視のカバーアルバム」ではないことが容易にわかる。特にAunt Sallyの「すべて売り物」のカバーにおけるやさぐれ具合は、これまでの彼女たちの楽曲の中でも最もアグレッシヴでガレージ・パンクそのもの(ネット上に音源がないのが残念)。全6曲のカバーミニアルバムとは言え、いち作品としては彼女たちの最高傑作と言っていいと思う。次のアルバムは大いに期待できそう。

キノコホテル - "ノイジー・ベイビー(Music Video Short Ver.)"




Skrillex / Scary Monsters and Nice Sprites (2010)
★★★★★


ぎりぎりフジロック前に聴けた。既に耳馴染みのある曲も多かったけど、否応なしに気分を高揚させてしまうアッパーなトラックばかり。凶暴で攻撃的な中にもところどころに繊細さとキャッチーさが垣間見え、彼のずば抜けた才能を再認識させられた。

Skrillex - "Scary Monsters and Nice Sprites"




Smith Westerns / Soft Will (2013)
★★★★★


基本的に前作路線を踏襲しているし、GS歌謡的なギターの音も健在。各曲のフックは前作よりもやや弱めだけど、同じフレーズを反復させた長いアウトロなど少しサイケデリックな面が前作より強調されている。センチメンタルでノスタルジックなムードが、カレンの甘い歌声やメロディライン、そしてシンセやギターの音色などから滲み出ている点も素晴らしかった。

Smith Westerns - "Varsity"




Homecomings / Homecoming with Me? (2013)
★★★★★


Ano(t)raksのレーベルコンピ「Soon V.A.」に収録されていたことから知った京都の4人組ギターポップ・バンドによるミニアルバム。「Soon V.A.」ではジャンル的に近い曲が並んでいたため少し埋もれがちだったけど、先日の下北沢インディーファンクラブでライブを観て、あらためてそのメロディーセンスの良さを再認識させられたし、もちろん本作も素晴らしかった。

Homecomings - "Sunday"




Holger Czukay, Jah Wobble and Jaki Liebezeit /
Full Circle (1982)

★★★★★


CanのベーシストHolger Czukayとドラム/パーカッションのJaki Liebezeit、そしてP.I.L.のベーシストJah Wobbleという、ひと癖もふた癖もある名手たちによるコラボ作。浮遊感漂うシンセ音とエスニックなパーカッション、シャープでダンサブルな反復ビート、ディレイやリヴァーブによるダビーなエフェクトによる、サイケデリック感に溢れた作品。特にオープニングを飾る「How Much Are They?」は30年前の曲とは思えないほどに、現在の耳で聴いてもなお燦然と輝いている。

Holger Czukay, Jah Wobble and Jaki Liebezeit - "How Much Are They?"




Nine Inch Nails / The Downward Spiral
[Deluxe Edition] (1994 / 2005 re-issue)

★★★★☆


もう15年以上前から名前とある程度の曲調は知っていたものの、イマイチちゃんと聴いてこなかったNIN。フジロック出演決定をきっかけに初めてアルバムを聴いてみたら見事にハマってしまった。ヘヴィなサウンドと金属的な質感の打ち込みによるミクスチャーという点で、初期のリンキン・パークなんかはモロにNINから影響を受けているように感じられた。なお、聴くたびにどんどん好きになっていくので、現段階では星5つではあるけど「初聴き」段階の評価としては星4つに留めておきたい。



Cocteau Twins / Victorialand (1986)
★★★★☆



他のアルバムと違ってほぼビートレスなので全体的に地味だろうなと思っていたのだけど、メロディー、声、サウンドを含め全体的な美しさや神秘性の面では彼女たちの作品中でも最高レベルなのでは。シガー・ロス以上に、ヒンヤリした質感が夏の暑さをグッと和らげてくれる。



Pixies / Doolittle (1989)
★★★★☆


1st「Surfer Rosa」では、まだ奇抜なコード展開が面白いバンドという印象だったけど、本作ではポップでメロディアスな面が爆発。前半はベスト盤かと思うような(実際にベスト盤に収録されている)知っている曲が立て続けに収録されており、それでいて曲のクオリティが後半も尻すぼみにならないところも良かった。



Burial / Untrue (2007)
★★★★☆


本作以降にリリースされたシングル/EPよりも本作の方が冗長さがなく、全体の雰囲気は統一されながらも各曲ごとに異なる魅力が感じられた。



Slow Beach / Lover Lover (2013)
★★★☆☆
Slow Beach Lover Lover

Kai Takahashiを中心としたトロピカルなギターポップ・バンド。とは言ってもギターポップに留まらず、チルウェイヴやドリームポップからの影響を感じさせる清涼感溢れる曲は夏にぴったり。個人的ベストトラックは、Smith Westernsの「All Die Young」を彷彿させるノスタルジーに満ちた最終曲「Surfin' Today」。とりあえずフリーで入手可能な6曲入りの方をDLしたけど、10曲入りのCD-R盤も入手したいところ。



Rilo Kiley / More Adventurous (2004)
★★★☆☆


ザ・ポスタル・サーヴィスやブランドン・フラワーズ(The Killers)のソロ作でもお馴染みのジェニー・ルイスが在籍するバンド。フォーク/カントリー色が強い地味目な(でもいい曲を書く)バンドというイメージがあったけど、意外にもデスキャブに通じるような繊細さと力強さを兼ね備えたギターロックだった。しかしパワーポップ調の曲やピコピコしたシンセの音が入った曲もあったりとバラエティに富んでいて面白い。ソングライティングに関しても素晴らしく、捨て曲なし。



Wilhelm and the Dancing Animals /
The War of the Species (2012)

★★★☆☆


スペインのインディー・ポップ/ロック特集でも取り上げたバンド。男女混成でガチャガチャと楽しい感じは初期のLos Campesinos!にも通じるものがある。キュートでパンキッシュでさらにメロディアスという良作ではあったけど、若干低音がこもり気味で音のバランスが悪いように感じられた。



The Cure / The Head On The Door (1985)
★★★☆☆


彼らの中でも特にキャッチーな曲が多く、全体的にもコンパクトにまとまっている。これまで聴いた彼らのアルバムはどれも少し冗長な感じがしたので、これはちょうど良い長さだった。ベスト盤に入っていなかった曲としては「Push」がとても気に入った。



Cherub / 100 Bottles EP (2013)
★★★☆☆
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ハイになりすぎたダフト・パンクというか、ファンキーになったANORAAKというか。いかがわしささえ感じられる、ナッシュヴィル出身のグリッターなエレクトロ・ファンク・ユニット。フルアルバムを出したら世界的に大ブレイクしそうなキャッチーさも備えているので今後も注目したい。全6曲収録の本作はBandcampにてName Your PriceでDL可。ブログ「Nobody Loves Me」でも取り上げられている。



Pulp / His 'n' Hers (1994)
★★★☆☆


ひねくれたサウンドと変態的な歌詞が詰まった、彼らの4作目にしてプチブレイク作。次作「Different Class」での大ブレイクの片鱗が端々から窺える。



The Get Up Kids / On A Wire (2002)
★★★☆☆


The Get Up Kids好きを公言しながら、リリース当時レビューなどで書かれていた「何か違う」という風潮を鵜呑みにしたまま聴かずじまいだったアルバム。その後の「Guilt Show」や「There Are Rules」、そしてMatt Pryorのソロ作などを聴いた後だと、本作におけるアコースティックな作風も何の違和感もなく聴けた。ただ、他の作品と比べると少しメロディーが弱いのは否めない。彼らの最大の強みはメロディーであり、それさえ良ければどんなアレンジだろうと輝くはずなので惜しいなと。



Billy Corgan / The Future Embrace (2005)
★★★☆☆


ビリーのニューウェイヴ趣味全開でスマパンの「Adore」のようなサウンドを期待したけど、打ち込みのドラムが古くも新しくもなくてちょっとダサい。また、ロバート・スミスとのデュエット曲「To Love Somebody」では2人の歌声がとてつもなく合っていない。というのも、この2人とも声があまりに個性的すぎるのだと思う(2人それぞれの声は大好きなのだけど)。ギターの音もほぼ全曲、フランジャーをかけまくったものばかりで単調だった。しかしそれでも、哀愁漂うメロディーラインとビリーの歌声はとても素晴らしかった。



Iggy Azalea / TrapGold (2012)
★★★☆☆
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2013年下半期版・デビューアルバムが期待される新人特集」でも取り上げた女性ラッパーが昨年発表したフリーのMIXTAPE。重低音の効いたビートがカッコいい。ただデビューアルバムに収録されるであろうここ最近の曲と比べて、キャッチーなフックは少し弱いかも。
※下記サイトからDL可(オフィシャル)
http://crackmixtapes.com/mixtape/Iggy_Azalea-TrapGold



Queen / Greatest Hits 2 (1991)
★★★☆☆


ベスト盤の第二弾。ベスト盤だしもちろん名曲だらけなんだけど、ほとんど知っている曲で「初聴き」ってレベルでもないので星3つに留めておく。



OGRE YOU ASSHOLE / 100年後 (2012)
★★★☆☆


先日下北沢インディーファンクラブで聴いた「素敵な時間」がだいぶ異なるバージョンなことに驚き。彼らはライブとアルバム音源は全くの別物と捉えているのだろう。前作「homely」の進化形を予想していたけどさらりと交わされたような感じで、坂本慎太郎のソロ作にも通じるレイドバックしたソウルな雰囲気の曲が目立つ。



The Sonics / Boom (1966)
★★★☆☆


ものすごく暑い日に初聴きしたのだけど、体感温度が3℃くらい上がるほどに暑苦しいロックンロール。名曲「Louie, Louie」以外にも、ソウルフルなガレージパンク・ナンバーがたくさん。もう少し暑さが和らいでから聴きたい…。



Nine Inch Nails / The Fragile (1999)
★★★☆☆


前作「The Downward Spiral」と比べると、全体的にテンポはゆったりしているし少し地味な印象。ただ、生ドラムの導入により重厚でハードロック寄りなサウンドとなり、ダイナミックな感じがかなり増している。



The Times / Pop Goes Art! (1982 / 2008 re-issue)
★★★☆☆


活動後期はクリエーション・レコーズに所属していたバンドの2nd作。音質は悪いけどそれもいいアジになっている。メロディアスな青春バブルガムポップといった趣。



These New Puritans / Beat Pyramid (2008)
★★☆☆☆


期待していたほどではなかった。ダークで宗教的・哲学的な世界観が徹底されている点はよかったし、複雑なビートの作り方やシンセの音選びもうまい。ただ、2008年当時ゴマンと現れていたポストパンク系のバンドにありがちな四つ打ちドラム(裏拍にハイハットオープン)とアンディ・ギル(Gang of Four)風のギターが展開するパートには古さ(=ダサさ)を感じてしまった。



Heartsrevolution / Revolution Rising (2013)
★☆☆☆☆
1Heartsrevolution Revolution Rising

以前は当ブログでも、来たるべきデビューアルバムに最大級の期待を寄せていた男女エレクトロ・デュオによるミックステープ。ストロークス「Hard To Explain」のドラムサンプルを使った「Not That Hard To Explain」はアイデア的には面白かったけど、この曲も含め全体的には以前のような「激甘ガーリィ×クリスタル・キャッスルズの攻撃性」という魅力が減退していたのが残念。ジャケはベルセバ「Tigermilk」のオマージュか。
※下記のSoundCloudにてフリーDL可
https://soundcloud.com/heartsrevolution/sets/revolution-rising-1



きのこ帝国 / 渦になる (2012)
★☆☆☆☆


タイトルからしてChapterhouseな1曲目「Whirlpool」のようなゆったりした曲はよかった。しかしアップテンポな曲は悪い意味で普通のJポップ。ボーカル・佐藤による悲哀がこもった声は大好きなのだけど、こういったアップテンポ曲では彼女の持ち味が全く生かされていないように思う。彼女の声の魅力はソロ名義のクガツハズカムの方が最大限に発揮されるように感じた。



チャラン・ポ・ランタン / ふたえの螺旋 (2013)
★☆☆☆☆


非常に場所と雰囲気といったリスニング環境を選ぶ音楽だと思う。以前ライブを観た時はその場の環境要因もあってとてもよく思えたのだけど、日常風景の中でヘッドフォンで聴くと、彼女たちの音楽から醸し出される非日常性や異国情緒ムードが馴染んでこない。そんな中でボーカル・ももの声だけがやたらと現代的でクリア(歌がうますぎるのも良くない)に聞こえるため、その独特の世界観に入り込めなかった。歌詞も一見ユニークではあるけど、個性的であろうとするあまり無理矢理付けたような感じがしてしまった。野外フェスで聴くのならかなり楽しめると思う。



The Dillinger Escape Plan / Calculating Infinity
(1999)

☆☆☆☆☆
当ブログ久々の星ゼロ。全編が絶叫ボーカルと高速変拍子で満たされたカオティック・ハードコアな内容。もちろん絶叫や変拍子があるということは知っていたけど、部分的にメロウだったりメロディアスな部分があると思っていたら、最初から最後までそれ「しか」なかったので聴いている間かなり辛かった。


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