アーティスト別ベスト

Pixiesのマイ・フェイバリット・ソングBEST20

ひとつのアーティストの作品をじっくりと振り返り、個人的ベストソングを考えながら再評価をしていこうという不定期企画。今回のお題は、1991年の「Trompe Le Monde」以来23年振りとなるニューアルバム「Indie Cindy」を4月28日にリリース(国内盤は発売中)するピクシーズ(Pixies)です。

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おや、痩せてる


ピクシーズはボストン出身の4人組オルタナティヴ・ロック・バンド。ノイジーなギターサウンドにひねくれたコード展開、絶叫ボーカルとキュートな女声ボーカルとの掛け合い、そしてポップなメロディといった要素が魅力の彼らは、後のオルタナティヴ・ロック・シーンに多大な影響を及ぼしました。ニルヴァーナ(かの「Smells Like Teen Spirit」はピクシーズの曲をコピーしている時に生まれたとも言われている)、レディオヘッド、ウィーザー、ナンバーガールなど、ピクシーズからの影響を公言しているバンドは枚挙に暇がありません。

1993年に解散、2004年に再結成したもののその後しばらく新作の噂はなし。2013年にはベース/ボーカルのキム・ディールの脱退に見舞われるも、ようやく完成した新作「Indie Cindy」は従来の魅力を損なうことなく、実に彼ららしい作品になっている様子(試聴した限り、「Ring the Bell」や「Snakes」をはじめとして今回もポップ)。

この作品で初めてピクシーズの音に触れる人や、これまでピクシーズを一度も聴いたことのない人は、これを機にぜひ過去作を聴いてみてください!と言いつつ、実は僕もつい最近までベスト盤しか聴いたことがなくて、オリジナル作を聴き始めたのはほんの1年ほど前という超新参ファン。実はベスト盤を聴いてもあまり良さがわからず・・・やはり90年代に青春を過ごしたのでドラムの音とか軽いのが特に苦手でした。なのでこんな企画をやるのはおこがましいにも程があるんですが、自分の中であらためて彼らの魅力を再認識するためにも、そして今年のサマーソニックの予習としても、ピクシーズの最高な20曲をここに挙げたいと思います。



■Pixiesのマイ・フェイバリット・ソングBEST20
※カッコ内は収録作品

▼Discography
[1] EP 「Come on Pilgrim」 (1987)
[2] 1st 「Surfer Rosa」 (1988)
[3] 2nd 「Doolittle」 (1989)
[4] 3rd 「Bossanova」 (1990)
[5] 4th 「Trompe le Monde」 (1991)
[6] ベスト盤 「Wave of Mutilation: Best of Pixies」 (2004)


No.20 "Mr. Grieves" [3]
No.19 "Ana" [4]
No.18 "Cecilia Ann" [4]
No.17 "Hang Wire" [4]
No.16 "Caribou" [1]
No.15 "Dig For Fire" [4]
No.14 "Rock Music" [4]
No.13 "Broken Face" [2]
No.12 "Where Is My Mind?" [2]
No.11 "Head On" [5]

20位~11位は「Bossanova」からの曲が多くなりました。このアルバムが一番好きですね。

「Broken Face」を初めて聴いたときの衝撃は忘れられません。出だしから何コレふざけ過ぎでしょ、と思いました。でもその「奇妙さ」こそがピクシーズ最大の魅力。

「Where Is My Mind」はM.I.A.の「20 Dollar」という曲でサンプリングされた曲。「Head On」はThe Jesus & Mary Chainのカバー。

ではTOP10いってみましょう。


No.10 "Here Comes Your Man" [3]

映画「(500)日のサマー」でジョゼフ・ゴードン=レヴィットがカラオケでこの曲を歌うシーンがあります。


No.9 "Velouria" [4]

Weezerによるカバーは激ハマりでした。半端な小節とか不思議なコード展開がいかにもピクシーズらしい曲。


No.8 "Gigantic" [2]

キム・ディールがメインボーカルをとる曲。現在、apple社のiPhone 5sの新CMにフィーチャーされています。CMはこちら


No.7 "Winterlong" [6]

Neil Youngのカバー。B面曲なのでオリジナルアルバム未収録で、ベスト盤に入っています。ブラック・フランシスがいつになくいい声出してます。


No.6 "Havalina" [4]

ベスト盤に入っていなかった曲の中では一番好きです。ピクシーズの中でひときわドリーミーで美しい曲。


No.5 "Debaser" [3]

この曲はタンバリンがいいですね。サビはただ「ディベイサァアアー!!!」と叫んでるだけだし、2番のAメロのボーカルとかほとんど崩壊してるんですが、なんでこんなに美しいんでしょうかね。


No.4 "Allison" [4]

0:00-0:05 前奏
0:06-0:18 Aメロ
0:19-0:20 間奏
0:21-0:33 Aメロ(2回目)
0:33-0:37 サビ
0:38-0:52 ギターソロ
0:54-0:58 Aメロ(3回目)
0:59-1:17 サビ(2回目)
というすごくコンパクトな構成!トータル1分17秒、でもメロディアスでスピード感があって最高です。ギターソロが特に好きですね。


No.3 "Monkey Gone To Heaven" [3]

ほとんど語りのようなAメロが独特。サビは同じフレーズの繰り返しなんだけど、男女ボーカルのハモリ具合が最高です。ストリングスアレンジもメランコリックな雰囲気を醸し出していて最高。


No.2 "Wave of Mutilation" [3]

ナンバーガールがカバーしたことでも有名な曲。メジャーデビューシングル「透明少女」のB面に収録されています。思えば僕がピクシーズを知ったのはこのカバーがきっかけでした。


No.1 "Alec Eiffel" [5]

これもコード進行とか小節の半端具合が非常にピクシーズらしい曲。この曲のキモは何と言っても1:35以降のキーボードが入ってからのパート。このメロディーとフレーズがめちゃくちゃ好きなんです。ギュインギュイン言ってるギターもかっこいい。この曲はThe Get Up Kidsもカバーしていました。



ところでTwitterフォロワーさんのブログ「Fox & Kitten」でも先日ピクシーズのベストソングが発表されていました。
Fox & Kitten -[Special]My Favorite 10:Pixies

曲はやはり僕のとだいぶかぶっていますが、位置が結構違ってたりして比べると面白いです。


いつものアレ。
オススメ入門盤 - Doolittle / Bossanova
マイ・入門盤 - Wave of Mutilation: Best of Pixies
マイ・最高盤 - Bossanova


これまでに取り上げたアーティストのまとめ記事↓
アーティスト別ベストまとめ#1-#20





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