年間/半期ベスト[2014年]

The 10 Best Album of 2014 So Far:上半期ベストアルバム10

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PUBLIC IMAGE REPUBLICが選ぶ2014年上半期ベストアルバム10枚。対象は2014年1月1日から6月30日までにリリースされたアルバム/EP/ミニアルバムで、購入(フィジカル/デジタル問わず)またはレンタルした音源です。上半期ベストトラックと同様、去年はベスト20でしたが、今年は分母が20枚ほどのためベスト10です。

ちなみに旧譜のみの上半期ベストアルバムはこちら。
>>The 40 Best Albums of 2014 So Far:2014年上半期 旧譜ベストアルバム40




次点 may.e / REMINDER
0428maye.jpg
most fav:"庭の友達"※フリーDL可


No.10 Sharon Van Etten / Are We There
Sharon Van Etten - Are We There
most fav:"Our Love"


No.9 The Horrors / Luminous
The Horrors - Luminous
most fav:"So Now You Know"


No.8 キノコホテル / マリアンヌの呪縛
kinocohotel_jubaku.jpg
most fav:"Fの巡回" (上半期ベストトラック7位)※WEB上に音源なし


No.7 Pharrell Williams / GIRL
pharrell Williams GIRL
most fav:"Happy" (上半期ベストトラック9位)


No.6 Heartsrevolution / Ride or Die
Heartsrevolution - Ride or Die
most fav:"Kiss" (上半期ベストトラック5位)


No.5 SOHN / Tremors
sohn-tremors.jpg
most fav:"Artifice"


No.4 Lily Allen / Sheezus
Lily Allen – Sheezus
most fav:"Air Balloon" (上半期ベストトラック2位)


No.3 Coldplay / Ghost Stories
Coldplay - Ghost Stories
most fav:"Midnight" (上半期ベストトラック8位)


No.2 Cloud Nothings / Here and Nowhere Else
Cloud Nothings - Here and Nowhere Else
most fav:"Pattern Walks" (上半期ベストトラック4位)※19:30~


No.1 銀杏BOYZ / 光のなかに立っていてね
20140120180140.jpg
most fav:"ぽあだむ" (上半期ベストトラック3位)※4:11~





1位は銀杏BOYZ名義で9年ぶりとなるセカンド『光のなかに立っていてね』でした。9年ぶりということで、新作をずっと待ちわびていた人や、現在は音楽趣向が変わってしまったけど青春時代に銀杏BOYZを聴いて育ったという人にとっては感慨深い作品だったと思います。さらに本作リリースを前にボーカルの峯田以外のメンバーが全員脱退し、オリジナルメンバーによる作品はこれが最後ということもあわせ、ファンにとっては大きな意味を持つ作品となったのではないでしょうか。

でも僕はといえば、彼らのファースト『君と僕の第三次世界大戦的恋愛革命』と『DOOR』は、『光のなかに~』を初めて聴いたほんの3、4日ほど前に聴いたので「長い間待った感」は皆無だし、メンバー脱退についても最近まで峯田以外のメンバーの名前すらよく知らないレベルだったので、何とも思ってませんでした。半年前まで銀杏BOYZは1曲しか知らなかったし、正直なところただの「青春パンク(=10代の若者が聴く音楽)」というイメージしかなく、それは前身バンドであるGOING STEADYも然り。

でも2013年の大晦日に公開された『ぽあだむ』のミュージックビデオを何となく見てみたら、これがびっくりするぐらいによかった(この曲は上半期ベストトラックで3位に選出)。自分の持っていたイメージとかなり違ったのでこれはアルバムを聴いてみたいなと思い『光のなかに~』を知人から借りて、どうせなら昔の「青春パンク」だった時代とも比べたいなと思って前作2枚も借りて。どうせこの2枚はさすがに35過ぎの自分が聴いてもハマらないだろうと思っていたら、見事にハマってしまいました。※旧譜ベストアルバムではそれぞれ5位と6位にランクインしています

そんなわけで『光のなかに立っていてね』、ものすごいエネルギーに満ちているし、9年間の血と汗と涙が溢れんばかりに滲み出ているし、アートとしての質の高さからみても、過去20年くらいの邦楽史を見てもトップに君臨する作品なのでは。各楽曲がそれぞれ個性的で、10曲すべてに存在感がある作品というのは他に類を見ないのではと思ってます。

銀杏の話が長くなったのでこの辺で2位以下を。Cloud Nothingsは前作『Attack On Memory』が当ブログの年間ベスト1位だったので、さすがにあれを超えることはないだろうと思ってたけど余裕で超えてきました。音もアルビニがプロデュースした前作よりこっちの方が好きです。ドラムの音かっこよすぎ。しばらく1位は銀杏BOYZかCloud Nothingsかで迷っていたけど、やっぱり作品としての価値の高さとか存在意義などの点で銀杏BOYZを選びました。

Coldplay、Lily Allenは先行シングルの良さからくる期待をアルバムでも裏切らなかったし、待たされ過ぎて危うくスルーするところだったHeartsrevolutionも期待以上。SOHNは今後も期待できそうです。キノコホテルはまたしても新境地を開拓して、作品がリリースされるたびに何度も実演会に足を運びたくなります。

今年の上半期は新譜購入数が例年より少なかったけど、どれも満足のいく作品ばかりで去年みたいに期待外れなのがない分中身が濃かったなーと。下半期リリース予定のアルバムでは、上半期ベストトラック1位に選んだEsben and the Witchの3作目、ミニアルバムが上半期は次点に留まったmay.eの3作目、年内リリースが予定されているProdigy、新人系だとThe WytchesとRoyal Blood、Empress Ofなんかが楽しみです。





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