妄想PLAYLIST

妄想PLAYLIST:体調不良で寝込んだ時のためのプレイリスト

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第二回目となる「妄想PLAYLIST」です。

「妄想PLAYLIST」とは・・・
毎回さまざまなシチュエーションやテーマに沿って勝手に妄想を膨らまし、全10曲のプレイリストを作成するというもの。ただ10曲を紹介するだけではなく、ストーリー性を意識したこだわりの曲順となっています。


前回の記事はこちら。
妄想PLAYLIST:宇宙系SF映画のサントラを作ってみた


今回のテーマは「体調不良で寝込んだ時のためのプレイリスト」。風邪、二日酔い、胃腸炎など体調悪いなーってとき、眠りはしないんだけど横になりながら音楽を聴いて気を紛らしたり癒しを求めたりしませんか?そんな時にぴったりな10曲を実体験含めて選びました。

先に断わっておくと、僕は体調が悪いときは「元気になれるような明るい曲」は聴きません。ひたすらダウナーな曲を聴きます。どん底まで気分を落ち込ませることで逆に浄化されるというか、なんかよくわからないけどその方がスッキリするのです。





Portishead - "Humming"


まずは何となく体がだるい・悪寒がする、みたいな「あれ、なんか体調不良じゃね」という初期症状向け。効いたよね、早めのPortisheadということで、彼らのセカンド作『Portishead』は全編ひたすら陰鬱でダウナー。その中でもとりわけホラー映画のBGMみたいなオドロオドロしさがあるのがこの曲。ベス・ギボンズのヴォーカルもキレッキレながら、ビートやアナログシンセの音、ストリングスの音なんかもめちゃくちゃかっこいいです。



Muse - "Micro Cuts"


「過剰さ」が売りのMuseの楽曲の中でも最もやり過ぎ感の強いのがこちら。ヴォーカルはささくれ立ったオペラ歌唱法で、なおかつヘヴィなサウンドと不穏なメロディという最恐コンボ、これぞMuseの真骨頂。初期症状からだんだんと体調が悪化していく中で、悪夢にうなされながら聴きたいです。



The Knife - "Marble House"


スウェーデンのデュオ、The Knife(すでに解散)のアルバムは体調不良の時に最適。ジワジワと神経をダメにしていく感じがありつつもポップさもあるのでちょうどいい感じの治癒力があります。カリン・ドレイヤー・アンダーソンの妖艶な歌声は寝苦しい夜のララバイ(子守唄)。



Blonde Redhead - "Elephant Woman"


体調悪い時に明るい曲聴くと逆にイライラしてくるので陰鬱な曲ばかり紹介していますが、ただ陰鬱なだけではなくそこに美しさや癒しがないとダメです。で、陰鬱で美しいといえばBlonde Redheadの2004年作『Misery Is a Butterfly』がまさにそんなアルバム。そのオープニングであるこの曲は最も病床向きかと。ジャケットの女性も「具合、大丈夫?これで元気になってね(ポロリ)」と見舞いに来てくれた恋人のようにも見えます。



Liars - "It Fit When I Was A Kid
(Crystal Castles Remix)"



ブルックリン出身のバンドLiarsの楽曲をカナダのデュオCrystal Castlesがリミックス。悪夢にうなされたときの「あ~~~ああああ~~」とうわ言を気だるいヴォーカルが代弁してくれています。ダンスビートとブリープシンセと不協和音は体調悪い時に聴くと体を活性化させる作用がありますが、その全てが揃っています。



Nirvana - "Scentless Apprentice"


『In Utero』は最高の病床アルバムだと思います。布団やロー・ベッドの場合に限りですが、寝ている時って耳が床に近い状態じゃないですか。そうすると低音が普段よりもブォンブォン聞こえるんですよね。スティーヴ・アルビニがプロデュースしたこのアルバムはドラムの重低音がとにかくヘヴィ。この低音を最大限に引き出せるのが「寝転がった状態で聴く」ということなのです。で、アルバムの中でも最もバスドラのズシズシ感を堪能できるのがこの曲。そういや車谷氏も堂々とパクってましたね。



Six By Seven - "Speed Is In, Speed Is Out"


いよいよ本格的に体調が悪くなって体が動かなくなってきたらBPMを上げていきます。しかもこの曲、後半になるにつれてだんだんBPM上がってますね。ヴァースではささやくように歌っているのにコーラス部分でいきなりシャウトってのも最高です。あとハンマービートは体調悪いときに聴くとすごく気持ちいいです。



Nine Inch Nails - "March of the Pigs"


「最悪な気分でもう反吐が出そうだぜー!」ってところまできたら、この曲を聴いてウッドストック'94の彼らのパフォーマンスを思い浮かべると、自分の苦しみなんてちっぽけなものだと気付かされます。最悪とか言いながらキレイな布団で横になってるじゃないか!泥まみれでのた打ち回る彼らを見てみろ、と。



The Mars Volta - "Wax Simulacra"


The Mars Voltaの4作目『The Bedlam in Goliath』は彼らの中でも最もハードコアかつハイエナジーな作品。ノイズインプロやプログレ的展開のかったるさが苦手な人でもすんなり聴けるかと。気分がすぐれない時はかなりの頻度でこのアルバムを聴きます。アドレナリンが出まくるので、ぶり返して長期化したときにオススメです。



Radiohead - "Pyramid Song"


病状もようやく快方に向かってきました。が、大事をとっての休養の時にはこれがベスト。元気になったらなったで辛いこともいろいろあるかもしれないけど、そんなことも考えずに癒されたいときにオススメ。






全体的に陰鬱で美しい曲、もしくはダークで激しい曲という感じになりました。以下のプレイヤーで連続再生できます(仕様上いくつかの曲はライブ音源に差し替えてあります)。


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