Fuji Rock & Summer Sonic

日記:フジロックフェスティバル2015

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(2週間経ちましたが)今年もフジロックに行ってきました。今年で16回目の参加、前夜祭含め全日参加のスタイルも早や11年目。今年は「メンツが弱い」とか「ロキノン系が~」とか指摘されることが多くて、確かに僕もタイムテーブルを考える段階で「例年よりもゆったり観れるなー」と思ったんですが、いざ始まってみるとたとえ知らないアーティストだろうとそこまで好きではないアーティストだろうとやっぱり楽しいし、むしろそういったアーティストの方が新たな発見があるし、精神的なゆとりのお陰で飲んだり食ったりも含め今まで以上にフェス全体を楽しむことができたと思います(これまではライブの充実とひきかえにいろいろと犠牲にしている部分もあったので…)。以下、移動中にチラッと見たライブやフェスごはんも含めたフジロック日記です。





【7/23 thu. 前夜祭】
毎年、フェス本編に出演しないアーティストが1組以上は出演するのに今年は全て本編出演アーティスト(&サーカス)のみ。ただ、前夜祭自体は結構人が多くて、誰が出ようが関係なしに来る「常連組」の率が高いのが前夜祭ならでは。毎年恒例のもち豚串とエチゴビール飲みつつ、ライブ開始のタイミングと明らかにズレている花火を見ながら、お馴染みDJ MAMEZUKAでスタート。いつも1曲目はその年のヘッドライナーの代表曲だったりするので今年はMuseの「Uprising」かFoo Fighters「Monkey Wrench」辺りを予想してたんだけど、違ったみたい(まだ花火が上がっていたため観ていない)。

続いてはThe Districts。しかし猛烈な睡魔に襲われてしまい、立ったまま寝ていたようでほぼ記憶なし。その後登場したチャラン・ポ・ランタンは、数年前に観た時はボーカルとアコーディオンのみのシンプルな編成だったけど、今回はホーンセクション3名にドラムとウッドベースも加えたフルバンド編成。歌も演奏もMCも完全にエンターテイナーっぷりを発揮していて、その成長ぶりに驚かされた。メジャーの力はすごい。

夕食は去年とても美味しかった「ムンバイ」のバターチキンカレー。しかしかなりココナッツが効いた甘口で、くるりっぽく言うと「こんな味だったっけな」状態。食べている途中で雨も降り始め、そそくさと宿へ。





【7/24 fri. DAY1】
これまでずっと、初日と言えば早い時間からゲートに並んで入場と同時に物販エリアへダッシュしてTシャツをゲットし一度宿に戻って…とやっていたけど今年は初めて物販エリアに行かなかった。特にグッズが欲しいアーティストがいなかったし、午前中はタイムテーブルにゆとりがあり夜間は忙しいので、今年はスロースターターで行こうと。お陰で例年よりも3時間多く寝ることができた。

■ROUTE 17 Rock'n'Roll ORCHESTRA
(GREEN STAGE 11:00-12:00)

[移動中にチラ見]
直前に吉川晃司がCOMPLEXの「Be My Baby」を歌ったらしく、後悔しかない…。


■シアターブルック (WHITE STAGE 11:20-12:10)
[移動中にチラ見]
最初の目的地はヘブンなので本来ならばボードウォークを使うのだけど、ちょっとだけ観てみようかと。佐藤タイジは相変わらず頭がモジャモジャしていた。


■チャラン・ポ・ランタン (FIELD OF HEAVEN 12:10-13:00)
[滞在時間:12:10-13:00]
前夜祭に出演すると知った時は「じゃあ明日は観ないでいっか」と思ったんだけど、いざ前夜祭のライブを観たらもっと観たくなった。しかもこの日のパフォーマンスは前夜祭以上。ボーカルのももはセキュリティに肩車させて最前付近を練り歩いたり、お立ち台の上で仁王立ちで「愛の賛歌」を熱唱したり。さらには「ヒ・キ・コモリ!ヒキコモーリ!」の掛け声で始まった曲はBay City Rollers「Saturday Night」…かと思いきや、「外出ない、部屋出ない、家出ない」という替え歌カバーだったのには笑った。ラストにはアコーディオンの小春が「盛岡冷麺食べたいなあ!…え、レーメン?レーベン?」という実にくだらないフリからRäfvenが登場して「ムスタファ」などを共演。

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ここでランチ。ここではヘブンの「太陽食堂」で夏野菜カレーとコロッケを食べることを前もって決めていた。一昨年も食べてとても美味しかったので去年食べようと思ったんだけど、3日目だったためコロッケが売り切れており、今年は初日のうちに食べておこうと。枝豆コロッケがコーンコロッケに変わっていたのは残念だったけど、相変わらずサックサクで美味しい。

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■Upendra and friends plus Mr. Sunil and Babu
(GYPSY AVALON 13:30-14:15)

[滞在時間:13:30-14:15]
で、その夏野菜カレー&コーンコロッケを食べるついでにアヴァロンへ。ネパールのアーティストたちで、確か以前も出たことがあるけど観るのは今回が初。タブラ奏者もベース奏者もバカテクの持ち主で、それぞれのソロパートでは自然と拍手が上がった。

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■THE DISTRICTS (RED MARQUEE14:00-14:50)
[滞在時間:14:30-14:50]
前夜祭で記憶がなかったのでリベンジ。…が、やはりあまり印象に残っていない。


■OWL CITY (GREEN STAGE 14:50-15:50)
[滞在時間:14:50-15:50]
アウル・シティことアダム・ヤング(メッシ似)はスーツにサングラスで登場。サビでオーディエンスに歌を振ったものの、お手本を示さずにいきなりだったのでほとんどの人が歌えず。でもアダムは苦笑いしながらも「ビューティフル」と言ってて、いいヤツだな~と思った。しかしラストの「Good Time」ではみんな待ってましたとばかりに大盛り上がり。この曲、以前はキーボードの女性メンバーがカーリー・レイ・ジェプセンのパートを担当し、いかにもイヤそうに「フォー!」と歌っていたのだけど、いつの間にかやらなくなっていた。相当イヤだったんだろうな・・・。


■JOEY BADA$$ (WHITE STAGE 16:20-17:10)
[滞在時間:16:20-16:40]
今年唯一のヒップホップ・アクトということで注目度は高かったはずなんだけど、スタート時はガラ空き。KRS-OneとかMobb Deepなんかを思わせる90s感満載のビートがかっこいい。弱冠ハタチにしてパフォーマンスはとても貫禄があった。


■ONE OK ROCK (GREEN STAGE 16:50-17:50)
[滞在時間:16:50-17:40]
この日、ここからはラウドなギター・ロック系アクトが続く。今年ほぼ唯一、フジ直前の予習聴き込みをしたアーティストがこのワンオク。音やパフォーマンスの激しさに反してボーカル・TAKAのMCは丁寧語口調で、モッシュが苦手なオーディエンスに気遣いを見せるなど、ここでも「いいヤツだな~」と思ってしまった。それにしてもドラムが上手いバンドのライブは観てて安心する。

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■ASH (RED MARQUEE 17:50-18:50)
[滞在時間:17:50-18:50]
過去にはホワイトを入場規制にしたり、グリーンの朝一に出演したりもしたベテランAshも2004年以来のレッドでの出演。Ashは大好きなのでこれまでのアルバムは全部持っていて、今年久々に出したアルバムだけ唯一聴いていないのだけど、セットリストは新譜と1st『1977』からが多め。それ以外だとサントラ提供および2ndのボーナストラックである『A Life Less Ordinaly』、3rdから鉄板曲×2、4thから「Orpheus」くらいで、5th『Twilight~』やA-Zシリーズからは1曲もなし。もう少し4th以降の曲が聴きたかった気もする。あと新譜の曲はどれも盛り上がりに欠けたように思う。


■MOTORHEAD (GREEN STAGE 18:50-20:00)
[滞在時間:19:10-19:50]
オアシスエリアの「塩だれ本舗 新」で塩豚丼を買い、食べながら観た。去年「塩だれ本舗」で食べた塩豚カルビ丼がとても美味しかったんだけど微妙に店の名前と商品名が異なり、塩加減も違ったのが残念。しかしMOTORHEADはしょっぱい演奏なんて聴かせるはずもなく、極悪な音を轟かせていた。レミーは演奏や歌はしっかりしているものの、ヨタヨタしたしゃべりはThe Poguesのシェインを思い出させた。

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■ROYAL BLOOD (WHITE STAGE 20:00-21:00)
[滞在時間:20:00-20:50]
彼らのアルバムは大好きだし今後にも大いに期待しているけど、パフォーマンスは想定の範囲内。ベースもドラムも大きなアクションがあるわけでもないし、サウンドのわりには淡々と演奏をこなしている感があってライブ・パフォーマンスとしてはちょっと物足りない。2人とももっと暴れ回るようになってほしい。それにしてもドラムのベンは椅子の上に立って缶ビールをちびちびと飲むフリをしたりと、手持ちぶさた感を漂わせていたのがとてもカワイイ。


■FOO FIGHTERS (GREEN STAGE 21:00-23:00)
[滞在時間:21:00-23:00]
デイヴがグリーンステージの照明やぐらに登ってから10年。武道館単独公演からも7年。足の骨折という事態に見舞われながらもそれすらネタにし、雷神みたいな台座の上で演奏するという。もう期待するしかないでしょう。

開演前のステージにはロゴがあしらわれた幕で覆われた状態。照明が落ちると同時に、幕で覆われた状態のままいきなりデイヴの「ウォイヤア゛ァ゛ァ゛ァ゛ア゛ーーーー!!!!!」というシャウトから始まり、あまりのカッコよさにいきなり興奮度振り切れた。しかも1曲目は個人的にフーファイで一番好きな「Everlong」。前回のフジ出演時はアコースティック・バージョンだったのが不満だったので嬉しさも倍増である。序盤はシングル曲連発だし、花道の前方に移動しての「Big Me」も最高だった。足を骨折した時のライブ映像を何度も流しながら経緯を説明をし、入院中の自撮り写真から台座のデザインスケッチなどをスクリーン上で公開。笑い死ぬかと。

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3曲ほどアコースティック・タイムのあと、「静かな曲とラウドな曲、どっちがいい?」とか言いながら「All My Life」に突入したのも最高だった。一曲を長く引き伸ばしたりはかなりあったけど、正直全く退屈しないほどにエンタテインメント性とショーマンシップとユーモアに溢れたステージ。余談だけど、Twitterで回ってきたセットリストによると「This Is A Call」をやる予定だったのが、おそらく時間の都合でカットされたらしく、それだけが唯一残念。

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■FLUME (RED MARQUEE 23:30-00:30)
[滞在時間:23:30-00:30]
3日間通して深夜のレッド枠で最も楽しみだったのがこちら。ラストに披露されたDisclosureの名リミックス「You & Me feat. Eliza Doolittle (Flume Remix)」は本当にかっこいいし、ロマンティックなMVの映像も最高だった。アルバム、もう一年以上欲しいものリストに入っているのに買ってないのでそろそろ買う。

このあと、去年最終日のシメに食べたオアシスエリア「越後維新」のエゾ鹿フランクを食べたんだけど、加熱が足らなくて中がまだちょっと冷たかった(さすがに生ではないけど)。容器も去年はビールのコップで食べやすかったのに今年は包み紙で持ちにくい&食べにくい。今年はこれまでに食べた美味しかったものをリピートする方針だったのが、ここまでの4食全て「以前と違う…」という状態だったのがとても残念。


■WIWEK (RED MARQUEE 00:30-01:30)
[滞在時間:00:30-01:30]
ウィウェックかと思いきやオイワックらしい(公式パンフより)。アルコールも注入してからの楽しいアゲアゲEDMだった。今年は昼間に体力温存できたので、深夜のレッドもかなり元気に楽しめた。


■JAM CITY (RED MARQUEE 01:30-02:30)
[滞在時間:01:30-02:00]
以前何曲か聴いた時はサイケデリックでゆるふわなエレクトロという印象だったけど、予想と違ってトライバル感のある強いビート。30分ほどゆらゆらして2時に会場を出た。この日は雨も降らなかったし涼しかったし夜も寒くないし、かつてないほどに快適な一日だった。

<7/24 ベスト・アクト:Foo Fighters>





【7/25 sat. DAY2】

■Räfven (WHITE STAGE 11:00-11:50)
[滞在時間:11:30-11:50]
2日目スタート。この日は上原ひろみから始めようと思ってたんだけど、前日のチャラン・ポ・ランタンの時に翌日のRäfvenのステージにチャラン・ポ・ランタンが出演することが公表されたので観ることに。会場に着くと、朝早くからホワイトの後方まで人で埋め尽くされていてびっくり。まさに「フジによって人気者になったバンド」。

しかしこの日は前日と違って太陽が照りつけ暑い。Räfvenのメンバーもお腹の出た2人とガリガリのメンバー以外は上半身裸に。でもこういう音楽は暑い方が合う。ラストでチャラン・ポ・ランタンの2人に加え、加藤登紀子まで登場。

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■10-FEET (GREEN STAGE 11:30-12:30)
[移動中にチラ見]
ちょうど通りかかった時に最後の曲が終わったんだけど、「時間が余ったのでもう一曲やります」といってHi-Standerdの「Stay Gold」のカバーを披露。やはり世代なので、これにはアガった。


■group_inou (RED MARQUEE 12:00-12:40)
[滞在時間:12:35-12:40]
あまりの暑さに後ろの方で座って休憩。ステージはほとんど見えなかったけど曲は少しだけ聴けた。その後セットチェンジ中にビールと五平餅。五平餅を食べるのは毎年最終日の夜の恒例なんだけど、次の食事までの場つなぎ的にちょうど良かった。いつもは味噌だけど、今回は磯辺巻きみたいなやつにした。

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■HOLYCHILD (RED MARQUEE 13:10-14:00)
[滞在時間:13:10-13:40]
ラメのビキニがイカすおねーさんが陽性のダンサブルなサウンドに乗せて歌う。暑い昼間に聴くのに最適なパーティ・ミュージックだけど、屋根のないステージだったらもっと良かったと思う。

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■上原ひろみ ザ・トリオ・プロジェクト
(GREEN STAGE 13:20-14:20)

[滞在時間:13:50-14:20]
この時間のグリーンステージ、日陰ほとんどなし。というわけで今年のフジロックの日焼けの80%はこの時間によるものだと思う。上原ひろみのチャーミングな表情と激エモーショナルな弾きっぷりももちろん素晴らしかったけど、TOTOやTM NETWORKの『Major Turn-Round』でドラムを叩いていたサイモン・フィリップスのプレイが最高に気持ち良かった。


■AQUALUNG (RED MARQUEE 14:30-15:20)
[滞在時間:14:30-15:10]
ただでさえ外は暑いのに、日陰を求めて来たのかたくさんの人でムンムン。屋根のせいで風も通らずとにかく暑かった。音楽は涼しげ。


■NATE RUESS (GREEN STAGE 15:20-16:20)
[滞在時間:15:20-16:00]
Prince「Let's Go Crazy」のカバーをやったり、Fun.の「Carry On」や「We Are Young」、さらにはかつてのバンドThe Formatの曲まで披露。ソロ作は未聴だったけど十分に楽しめた。

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■twenty one pilots (WHITE STAGE 16:10-17:00)
[滞在時間:16:10-17:00]
パフォーマンスが半端ないことで知られる彼ら。これまでも何度か来日しているけど観たことはなかったので、今年最も期待してたアクトの一つ。一人はボーカル兼ラップ兼ピアノ兼ウクレレ兼ベース兼フロアタム、もう一人はドラム兼トランペット兼サンプラー兼バク宙という何とも破天荒なデュオ。オーディエンスに隣の人を肩車するよう指示したり、ホワイト右側にある車の屋根に乗って歌ったり(それまで激しく動きまくってジャンプとかしてたのに、車の屋根から下りるときは慎重にハシゴを降りていたのには笑いも起きた)、最前列に立って水しぶきを上げながらフロアタムを二人で乱打したりとやりたい放題。さすが噂通りの驚愕パフォーマンスだった。

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ここで毎年恒例、アヴァロンにある「ルクソールケバブ」のエジプト風チャーハン。こちらは過去3年くらい連続でベスト・フェス飯なので安定の美味しさ。

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■星野源 (GREEN STAGE 17:20-16:20)
[移動中にチラ見]
通りかかったこのタイミングでは僕がイメージしていたポップでキャッチーな感じではなく、しっとりしたフォーキーな曲を立て続けにやっていた。しかしここでゆっくりしてはいられない。向かうはオアシス。

そう、毎年長蛇の列ができる人気メニュー「日の出食堂」のベリーミックスけずりを食べる最大のチャンスなのだ。偏見による勝手な推測によれば、このベリーミックスけずりと星野源のファン層は被るだろうなと。いわゆる「スイーツ女子」枠。もちろんみんながみんなそうというわけではなく、あくまで確率の話だけど、一番空いているのはこの時間帯だろうという読みが見事に的中。昼過ぎに通った時は50人くらい並んでいたのに、この時は3人。めでたくベリーミックスけずりをゲット。下は空きっぷりの証明写真。

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■岡村靖幸 (RED MARQUEE 18:20-19:20)
[滞在時間:18:20-19:20]
こちらも非常に楽しみにしていたアクト。EPIC全盛期に青春時代を過ごした僕ではあるけど、TM NETWORKの方に夢中だったため実はリアルタイムでは通っていなくて、2000年頃から聴き始めた後追い勢。しかしなぜイマの世代にとって彼がカリスマティックな存在なのか、なぜ若いアーティストからリスペクトされるのか、なぜ近年さらに再評価が進んでいるのかがとてもよく理解できるライブだった。曲はポップでファンキー、歌詞は甘酸っぱくセンチメンタル、セクシーささえ感じるキレッキレのダンス、そしてちょっと引くほどナルシスティックなキャラクター、まさに今のJ-POPシーンや邦インディー・シーンのトレンドが備わっている。まあ、ノスタルジーに浸りたい気持ちもあった僕としては、原曲とは違うダンサブルなアレンジがしっくりこない部分もあったけど…。

あとPAがダメだった。低音の反響が酷くて、四つ打ちのキック音が半拍遅れて聞こえていたからリズムがズレてるように感じられて気持ち悪かったのがかなり残念。


■deadmau5 (GREEN STAGE 19:20-20:30)
[滞在時間:19:30-20:20]
EDM界のドタキャン野郎。あまり曲は知らないんだけど、特にキャッチーなサンプリング・ヴォイスやフレーズがあるわけでもなく、盛り上げ方もワンパターンでやや退屈ぎみ。この後のために座って休憩しつつ観た。


■HAPPY MONDAYS (RED MARQUEE 20:30-21:30)
[滞在時間:20:30-21:15]
クロージングで出演して以来のハピマン。Museのために途中で出なくてはいけなかったけど、それまでに聴きたかった「Kinky Afro」や「Hallelujah」、「24 Hour Party People」をやってくれて大満足。それにしてもショーン・ライダーの声、喉にポリープでも出来てるんじゃないの?ってぐらいのガラガラ具合だったので医者に診てもらった方がいいと思う(余計なお世話)。


■MUSE (GREEN STAGE 21:30-23:00)
[滞在時間:21:30-23:00]
今年のフジで一番楽しみだったのは、ベタだけどMuse。とにかくライブの熱量が半端じゃないし、ギター、ベース、ドラム全ての音がかっこいいし。マシューの弾くギター、何であんなに歪んでいるのに音がクリアで聴いてて気持ちいいんだろう。大きな黒い風船や紙吹雪を使った演出はわりと想定内で特に目新しくもなかったけど、やっぱりMuseは何度観ても最高。「Plug In Baby」も4曲目でさっそく登場、日本では最近やるのが珍しい「Citizen Erased」や「Apocalypse Please」もやってくれて、セットリストも大満足…「Stockholm Syndrome」をやらなかったことを除いて。

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■BELLE AND SEBASTIAN (WHITE STAGE 22:10-23:40)
[滞在時間:23:10-23:40]
Museが終わってからダッシュでホワイトへ。道は空いていたので比較的早く到着。着くとすでにステージ上には2、3人のお客さんが上がっていて「The Boy with the Arab Strap」が始まったところだった。みるみるうちに人が増えていって、最終的には写真の通りのありさまに。スチュワートはステージ上でオーディエンスからメガネ掛けさせられたり帽子をいくつも被せられたりして苦笑い。何とも微笑ましい場面だった。

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ここでオアシスに戻り、レッドの左側入口のすぐ横にある「ケバブ・イスタンブール」でトルコドッグを食べた。ジューシーなソーセージがサンドされたボリューミーなトルティーヤドッグで、今年のフジのNo.1メシはこちらに決定。

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■GALANTIS (RED MARQUEE 00:00-01:20)
[滞在時間:00:00-00:50]
Miike Snowのメンバーによる(ってことを知らなかった)EDMユニット。こういうブチアゲ系EDMを苦手とするロックファンも多いようだけど、今後フジロックにもこういうアクトは増えていくと思うし増えてほしい。


■D.A.N. (ROOKIE A GO-GO 01:00-01:30)
[滞在時間:01:00-01:30]
今年観た唯一のルーキーステージ。以前から「Ghana」を聴いていて期待値高かったけど、その期待を大きく上回るライブだった。サンプラーやエフェクターを駆使してファンクやダブやヒップホップのエッセンスを注入し、緊張感とユルさが同居するOGRE YOU ASSHOLE的な世界観をThe xx以降の音で鳴らす、唯一無二のサウンド。ノイズが炸裂する瞬間もあったりと、ライブ・パフォーマンスとしてもとてもかっこよかった。EP買いました。

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■RL GRIME (RED MARQUEE 01:20-02:40)
[滞在時間:01:20-02:00]
D.A.N.のために一度場外へ出たけど、再び入場。かっこいいベース・ミュージック。

<7/25 ベスト・アクト:Muse>





【7/26 sun. DAY3】

■[Alexandros] (GREEN STAGE 11:30-12:30)
[移動中にチラ見]
それよりも、目指すはZOJIRUSHIの給茶スポット。


■Jim 0' Rourke と Gaman Gilberto
(FIELD OF HEAVEN 12:00-12:50)

[滞在時間:12:00-12:30]
日本語でMCしつつ、名盤『Eureka』からしっとりした曲をやったかと思えばノイズまみれのガレージパンクをやったり。それなりに人は多かったけど、後方で座っててもステージを観ることができた。


■cero (WHITE STAGE 12:40-13:30)
[滞在時間:12:40-13:30]
初めてフジに出た時はルーキーだったけど、今となっては邦楽インディー界隈における最重要バンドとなった彼ら。グルーヴ感も以前へヴンで観たときとは全く違うものになり、ファンキーでスムースなサウンドを親しみやすいポップさと軽やかさで聴かせてくれた。本編でやらなかった「21世紀の日照りの都に雨が降る」をリハでやったのは彼らなりのサービスなのだろうか。


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この後は知人と談笑しつつ、アヴァロンの「ATOMIC CAFE」でよなよなエールなるクラフトビールを飲んだ。


■TODD RUNDGREN (WHITE STAGE 14:20-15:20)
[滞在時間:14:20-14:40]
2011年にもへヴンで観たトッド・ラングレン。僕は『A Wizard, a True Star』しか持っていないのだけど、「ポップの魔術師」の異名を持つ彼らしくさまざまな音楽を取り込みつつポップに仕上げた作品だと思うし、その時のライブも良かった。

しかし各所ですでに話題になっている通り、ここで観たものは黒人DJと水色&赤の女性ダンサー2人と白黒でぴちっとしたダサいタンクトップのトッドおじちゃん(67歳)によるEDM(というよりは90年代小室サウンド)パーティ。最初の2曲くらいはギターを弾いていたけど途中からはギターを置いてエアロビ風ダンスをキメるという衝撃のステージだった。多くの人は驚きや失望を通り越して、呆然としたり爆笑したり「何だかよくわからんけど、もの凄くダサいけど楽しいんじゃね?イエー!」みたいな感じでヤケクソで盛り上がっていた気がする。

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■THE BOHICAS (RED MARQUEE 14:30-15:20)
[滞在時間:14:50-15:20]
今思えばトッドを最後まで観ておけばよかったんだけど、とにかくお腹が空いた、かつパエリアがどうしても食べたかったのでワールドレストランまで戻ってきた。同じようにパエリアを注文している人がみんなソーセージを一緒に注文していたのでつられて自分もソーセージを付け、レッド後方の木陰でThe Bohicasを聴きながら食事。そしてこのソーセージがめちゃくちゃ美味しかった。食感は風船みたいにブニブニしててヘンなんだけどとてもジューシー。ハーブやペッパーが効いている。ケチャップとマスタードのかけ方がヘタすぎて美味しそうに見えないのが残念だ(かけたのは僕です)。

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■JOHNNY MARR (GREEN STAGE 15:20-16:20)
[滞在時間:15:25-16:10]
バンドの全員がシャツの第一ボタンまでピッチリ留めているあたりが英国紳士感あってとてもかっこいい。ソロの曲はほとんど知らないけど、どの曲も現役感があるというか若々しさを感じさせるポップな曲ばかりでとても良かった。もちろん「There Is a Light That Never Goes Out」といったThe Smithの曲もプレイ。


■JENNY LEWIS (RED MARQUEE 16:20-17:20)
[滞在時間:16:20-17:20]
最新作『The Voyager』のジャケの通り、淡い水彩画のようなレインボーカラーで統一されたステージ装飾と楽器と衣装がかわいらしい。Rilo Kiley時代の名曲「Portions For Foxes」もやってくれたし、とても可憐でかわいらしい39歳。ラストはバックバンドが全員で美しいハーモニーでコーラスしながらのジェニーの弾き語り。とろけた。

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■椎名林檎 (GREEN STAGE 17:20-18:20)
[滞在時間:17:30-17:35]
予定ではこの時間はオアシスエリアで食事に充てようと思っていたけど、特にお腹も空いていないのでグリーンまで行ってみることに。白い衣装が綺麗だった。ただ、どうもやはり声が苦手で…5分ほどで再びオアシスに戻ることに。喉が渇いたので「Rainbow café」のコーヒーフロートを飲んだ。


■RYAN ADAMS (RED MARQUEE 18:20-19:20)
[滞在時間:18:20-19:15]
初見のライアン。前回出演した際は雷の音にキレて延々とノイズを掻き鳴らしたそうで、今回はどんなライブになるのかと緊張感が漂う。ステージ上にはばかでかいアンプが積まれ、古いアーケードゲーム機やコーラの自動販売機が置かれるなど、アメリカン・ヴィンテージ感溢れる演出。開演前にスタッフから「フラッシュは絶対に焚かないでください。フラッシュの光でライアンが倒れてしまうかもしれません」とお達しがあり、一段と緊張が高まった。ライダースジャケットを着たライアンは本当にカッコよくて、ステージ前方でギターを掻き鳴らす様はまさしくギターヒーローといったところ。後から来た人なのか、後方から何度かフラッシュが光ったのでヒヤヒヤした。

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■RIDE (GREEN STAGE 19:20-20:30)
[滞在時間:19:20-20:20]
先日コーチェラに出演した際にストリーミングで観て、「なんじゃこりゃ、音ショボっ」となったRIDE。あまり期待しないまま観たけど、想像以上に良かった。本人たちが肩慣らしできてきたせいなのか、フジのPAが素晴らしかったせいか、コーチェラのストリーミングのサウンドシステムが悪かったせいかはよく分からないけど、まるで別物。ギターはいい感じに轟音だったし、ドラムも音が締まっていたし、2人のボーカルのハーモニーもよく響いていた。よきところで切り上げて早くHudson Mohawkeに移動しないといけなかったけど、「Dreams Burn Down」や「Taste」など好きな曲が立て続けに繰り出され、なかなか移動ができない。「Taste」の途中で何とかホワイトに向かったものの、やがて背後から「Vapour Trail」が聞こえて一瞬戻ろうか本気で悩んだほど後ろ髪引かれつつも、真っ直ぐに歩を進めた。

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■HUDSON MOHAWKE (WHITE STAGE 19:40-20:50)
[滞在時間:20:30-20:40]
バンドセットという意外な展開。でもRideに後ろ髪引かれてなかなか移動できなかったのと、予定よりも10分くらい早く終わったのとで10分ほどしか観れなかった。自分的に盛り上がってきた瞬間に終わってしまって残念。ただ、Rideの「Vapour Trail」を聴き終えてから移動していたら確実に到着した途端にハドモは終わっていたと思うので、少しでも観ることができて良かったとも思う。


■WILKO JOHNSON (FIELD OF HEAVEN 21:00-22:30)
[滞在時間:21:00-21:30]
去年グリーンステージで「これで最後か…」と思いながら観たウィルコが、癌を克服して戻ってきたことが何よりも嬉しい。そういえば去年、ウィルコを観ながらめちゃくちゃ泣いている女の子がいたんだけど、今年もきっと涙を流しながら観ていたことだろう。もちろん、去年とは違う涙の理由で。


■FKA twigs (WHITE STAGE 21:40-22:40)
[滞在時間:21:40-22:30]
開演前にステージを観ると、電子打楽器しかないことにまず驚かされた。FKA twigsは赤を基調とした衣装を身にまとい、華麗なダンスでステージ上を舞い踊る。ダンサーだけあって踊りも上手いのだけど、もちろん歌も上手いし何より神秘的なオーラの放ち方がやばい。3人のバックバンドはそれぞれスティックでパッドを叩き、サンプリングされた音を出すのだけど、誰がどのパートの音をどう出しているのかよくわからないほどに複雑。お腹に響きまくるベース音と耳をつんざく鋭角的な音の鳴りにゾクゾクきた。途中でダンサーが登場してのアクロバティックな絡みも凄まじかった。まだアルバム買ってなかったので買わなくては。

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■NOEL GALLAGHER'S HIGH FLYING BIRDS
(GREEN STAGE 21:30-23:00)

[滞在時間:22:40-23:00]
オアシスは好きだけどノエルのソロにはさほど興味がないワタシ。でもやっぱり最後はあれをやるんだろうし、他にもオアシス・ナンバーをやってくれるだろうし、となれば観ないわけにはいかない。グリーンに戻ってきた時にちょうど「Married with Children」をやり始めて、オアシスのライブでも聴いたことがなかったのでとても嬉しかった。そして最後は期待通りの「Don't Look Back In Anger」。もちろん大合唱。


■電撃ネットワーク (RED MARQUEE 23:00-23:40)
[滞在時間:23:10-23:40]
前回ホワイトで観たのはいつだったか…何と2003年以来とのこと。新メンバーのオーディション後ということで新しいメンバーが増えていたけど、基本構成は新メンバーがパフォーマンスをした後に先輩メンバーが「そんなん甘っちょろい!」みたいにさらに強力なことをやって盛り上げるパターン。新メンバーがまだ慣れていないのか、何度か失敗したり段取りを間違えたりしていて観ているこっちが現場の緊迫感にヒヤヒヤした。しかし最前付近の人はリンゴ汁やら玉ねぎやらハイターやら尿を被って大変だったろうな…(ハイターや尿はまさか本物じゃないよね?)。下の写真は「サボテンを尻の筋肉で折る」というパフォーマンス(失敗してた)。

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この後はオアシスエリアでまったり。去年美味しかった「越後維新」のミッドナイトラーメンを注文したんだけど、明らかに去年と違う。思わずお店の人に間違ってないか確認してしまった。ヘヴィーすぎ、かつ辛すぎてダメだった。去年はあんなに美味しかったのに…。


■LONE (RED MARQUEE 00:30-01:30)
[滞在時間:00:30-01:30]
なぜかリュックを背負ったVJをたずさえてのステージ。やはり今年はこの時間でもかなり体力が温存されていて、ビールも飲みつつとても楽しかった。


■Seiho (RED MARQUEE 01:30-02:30)
[滞在時間:01:30-02:00]
この人のDJは選曲も雰囲気も楽しいので好き。ポニーテールにシースルーの服にミニスカにヒール靴といういで立ちだったけど、こういう超個性的なファッションがサマになるのも彼らしい。この日も2時に会場を出て、図らずも3日連続2時帰りという結果に。わりと早い方なのかもしれないけど、僕は例年早く帰って早く寝て早く起きるというパターンだったのでかなり珍しい。これにてフジロック2015終了。

<7/26 ベスト・アクト:FKA twigs>


【総評など…】
以前は、僕にとってフジロックはライブを出来るだけたくさん観るのがメインの目的だった。被っていても、観たいアーティストは全部観たいので30分だけ観てすぐ移動とか、レッド~オレンジ間を一日に何回も往復したり。でも去年グルメに目覚めて、いろいろ美味しいものを食べることに喜びを見出した。ただ性格のせいか、きっちり朝・昼・夜の一日三食にこだわっていた部分もあった。それが今年は、「一日何食になろうとお腹が空いたら食べたいものを食べる」みたいな感じになって、その点ではすごく充実度・満足度ともに高かった。まあそれも3日間雨が降らなかったお陰なのだけど。

フェスそのものに関するこれまでとの大きな違いとしては、オレンジコート消滅というトピックがあった。確かにこれは残念だったけど、これまでオレンジに出ていたようなジャズやワールド・ミュージック系が少なかったとは特に感じなくて、その分各ステージに分散して出ていたと思う。

他にはゲートの手荷物検査がなくなったりグリーン~ホワイト間のリストバンドチェックがなくなってたり、人件費削減に努めている感じはそこかしこにあって。ただ、それを「もしかして資金難でやばいんじゃないの…?」みたいなネガティヴな意味には捉えていなくて、むしろ今まで19年間続けてきた中で付き合い上とか惰性で無駄な手間とお金をかけていた部分を抜本的に見直したということだと思う。これって実は慣例化したビジネスの中では難しい。要はこれまで懇意にしていた業者を切るわけだし、フジロックだけの付き合いではない業者もあるはずで、SMASHの他の興業に悪い影響を与えないとは言い切れない。でもこのタイミングでその英断に踏み切ったのはすごいことだと思う。

また、冒頭でも触れたように今年のメンツに関しては各所で物議を醸したりした。「メンツが弱い」と言われるのは確かにわかる。それは今世界のフェス・サーキットで大絶賛されているような、今が旬なアーティストが少なかったから。

ただ、いわゆる「ロキノン系」と呼ばれる邦楽バンドやEDMアーティストを呼んだことにより、そこにネガティヴな懸念を抱く人が少なからずいたのは気になった。僕にとってはそう思う人が多いことこそ懸念だし、フジロックを神聖視しすぎていると思うし、それこそ日本の音楽がガラパゴス化している要因と根本にある考えは近いんじゃないかと思う。このことについては僕がここで長々書くまでもなく、ちょうどいいタイミングでライターの柴那典氏が書いていたのでこちらの【「フジロックの行方」と「すべてのジャンルはマニアが潰す」という話】を読んでいただければと思う。


"「ロッキン文化圏」の邦ロックだって、EDMだって、アイドルだって、「フジロックのイメージとは相容れない」なんて言わず、全然あっていいと思う"(柴那典氏のブログより)


これは同感。ポリシーやスタンスをずっと貫き続けることはある意味で安定を生むけど、ある意味でぬるま湯にもなる。だから「客層が変わった」とか「フジは変わった、終わった、もう俺らのフジじゃない」みたいに考える層がいるとしたら、彼らは確かにこれまでのフジを支えてきた太い客なんだろうけど、ビジネスとしてはいつまでもこの層に頼っているわけにもいかない。というかそもそも、ポリシーやスタンスは主催者側が決めるものであって、お客さんが決めるものではない(支えるものではあるけど)。別にSMASHだって、カネのために出したくもないアーティストを出しているわけでもないのだし。自分もいつかは「何かフジも昔と変わったな、もう行かなくていいかー」という日が来るのかもしれない。ただ、それは悲観的になるようなことではなく、ごく自然なことだと思う。

来年はいよいよ20回目。一連のコストカットによって得られた資金で、これまで以上に豪華なヘッドライナーを揃えてほしいところ。ただ、その他のメンツは正直そこまで頑張りすぎなくてもいいかな(ピンポイントで旬なアクトさえいくつか押さえていれば)。というのが、今年のフジを経験しての率直な感想だったりする。

あ、3日間通してのベスト・アクトを忘れてた。Museで!!

来年も楽しみにしてます。
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