初聴きディスクレポート

初聴きディスクレポート Vol.74(2015年8月)

2015年8月に初聴きした音源の感想まとめです。



★★★★★ 年間ベスト20位以内クラス*
★★★★☆ すばらしい
★★★☆☆ 標準レベルの良作
★★☆☆☆ 若干気になる部分あり・もっと聴きこみ必要
★☆☆☆☆ 期待ハズレ
☆☆☆☆☆ 全然ダメでした

*今年リリースでない場合、旧譜のみの年間ベスト20位以内クラス




8月のALBUM OF THE MONTHはこちら。


■ALBUM OF THE MONTH■
AFX / orphaned deejay selek 2006-2008 (2015)
★★★★★
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Aphex TwinことRichard D. JamesがAFX名義で10年ぶりに発表した作品。それにしてもこの人、昨年の『SYRO』以降の蔵出しっぷりがすごい。しかし『SYRO』よりも今年リリースの『Computer Controlled Acoustic Instruments pt2』、そしてそれよりもさらにこの作品と、徐々に本来の彼らしい狂気じみた作品になってきている(制作時期はリリース順の通りではないのだろうけど)。

AFX名義であること、そしてタイトルからすると、自身のストックの中でもよりアシッド感が強い楽曲を『Analord』シリーズの進化系のような位置付けでリリースしたのが本作なんだろうか。コンプレッサーでペシャッとつぶされたようなキック音や全編に漲る凶暴性は「Windowlicker」や「Come to Daddy」といった彼の黄金期の楽曲を彷彿させるものがある。ゴア・トランスばりの酩酊感を醸し出す「Serge Fenix Rendered 2」をはじめ、全8曲キレッキレのトラックばかり。彼の黄金期はまたここから始まるのだろうか。

また、『SYRO』『Computer Controlled~』同様、ザ・デザイナーズ・リパブリックが手掛けたパッケージ・デザインも最高。朋友Squarepusherの97年作『Big Loada』のジャケやREPHLEXのロゴを思い出さずにいられない懐かしさが満載。ぜひアナログ盤での購入をオススメしたい。

AFX - "Serge Fenix Rendered 2"




Lianne La Havas / Blood (2015)
★★★★★


ロンドンの女性シンガー・ソングライターによる2nd。2012年の1stリリース時は完全にスルーしてしまったんだけど、ソウルフルな声質と繊細かつ表情豊かな歌い方は完全に好みのヴォーカル。スムースなビート、そしてアコギやトランペット、ハープといった多彩な楽器の鳴り方がそれぞれにとても心地よい。プロデューサーはPaul Epworth、Jamie Lidell、そしてMatt Hales(Aqualung)ということで、その「音の鳴りの良さ」と「細部にまでこだわった音の配置」にも納得。それに加え「Never Get Enough」のような、ノイジーな曲があったりするのも本作の面白いところ。あとジャケも素晴らしい。

Lianne La Havas – "Unstoppable"




yule / Sleep [EP] (2015)
★★★★★
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2015年結成の男女混声6人組による、ライブ会場限定販売の6曲入り1st EP。彼らのサウンドについて詳しくはここで書いたけど、シューゲイザーやフォークトロニカ、アイリッシュ・トラッド、フォーク、ケルト・ミュージックなどを内包した、祝祭感と多幸感に満ちた楽曲は結成から間もないとは思えないほどのハイ・クオリティ。野外フェスでこそ映える音楽だし、今後フェスに呼ばれてバズを起こしていく存在になるはず。

yule - 1st e.p.『Sleep』 digest




God Help the Girl [OST] (2014)
★★★★★


Belle and Sebastianのステュアート・マードックが監督・脚本を手掛けたミュージカル映画『ゴッド・ヘルプ・ザ・ガール』(原題:God Help the Girl)のサントラ(映画についてはこちらに感想など書いています)。映画そのものがバンドの演奏シーンや歌のシーンが多いため、有名なアーティストの楽曲を集めただけの「こんな曲、劇中で使われてたっけ?」的なサントラとは異なり、劇中で演奏された楽曲をストーリーに沿って収録。劇中のセリフがそのまま入っている曲もあり、サントラを聴くとそのシーンが鮮やかに思い浮かぶのが楽しい。

God Help the Girl - "I'll Have to Dance with Cassie"




Hole / Live Through This (1994)
★★★★★


「かつて苦手だったヴォーカリスト」率いるHoleのメジャーデビュー作(通算2作目)。今年2月の「初聴きディスクレビュー」で98年作『Celebrity Skin』をALBUM OF THE MONTHに選んだ際にも書いたけど、今だからこそコートニー・ラヴの魅力やこのバンドのかっこよさがわかる。

その『Celebrity Skin』は90年代後半のオルタナらしくモダン・ロック的なドンシャリの効いたサウンドがかっこよかったけど、本作は例えばNirvanaの『Bleach』、Sonic Youthの『Goo』のような荒削りなサウンドで、ドラムのリヴァーブのかかり具合なんかは時代を感じさせる。でも逆にそこが良くて、ヒリヒリとした緊張感や生々しさがダイレクトに伝わってくるパンキッシュな作品に仕上がっている。重苦しく張り詰めた空気の中、「Rockstar」のイントロで見せるコートニーのはにかんだ様子が、一瞬の光が射す感じでとても良い。

あとこれは余談だけど、Young Marble Giantsのカバー「Credit In The Straight World」のイントロはちょっと雰囲気がWarpaintっぽいと思ったのと、「Violet」のイントロはThe Cureの「Plastic Passion」に似ているなと。

Hole - "She Walks on Me"




Brandon Flowers / The Desired Effect (2015)
★★★★★


The Killersのフロントマンによる2ndソロ作。前作『Flamingo』も哀愁漂うカントリー・エレポップで大好きだったけど、本作もモロに80'sな哀愁AORディスコ(ちょいエキゾチック)な仕上がりが素晴らしく、現時点では甲乙付けがたい。Pet Shop Boysのニール・テナント、The Killersのロニー・バンヌッチJr.、Haimのダニエル、ブルース・ホーンズビー、ジョーイ・ワロンカー(Atoms For Peace他)といった豪華なゲストも、まさに適材適所としか言えない絶妙なキャスティング。

Brandon Flowers - "Still Want You"




American Football / American Football (1999)
★★★★★

2014年に活動再開した90年代の代表的エモ/ポスト・ロック・バンドが唯一残したオリジナル・アルバム。厳密に言うと初聴きではないけどフィジカルで通して聴いたのは初めて。あらためてアルペジオの美しい旋律と叙情的なサウンドに酔いしれた。ドラムの音と曲順も最高。

American Football - "Never Meant"




D.A.N. / EP (2015)
★★★★☆


今年のフジロック、Rookie A Go-Goでのライブも素晴らしかった気鋭のバンド。ファンキーなベースやダビーな音響を施したサウンドの中にもパンキッシュな感性を持ち、The xxとOGRE YOU ASSHOLEプラスαな感性がとてもかっこいい。全4曲(うち1曲はリミックス)ということで、「もっと聴きたい!」という今後の期待も込めての★マイナス1。



Shlohmo / Dark Red (2015)
★★★★☆


LAのエレクトロニック・プロデューサーによる2nd。ダークなイメージ、哀愁漂うメロディー、ドラムンベースなどを取り入れたビート感覚はZombyの『With Love』にも近い印象(なぜかジャケの薔薇モチーフも同じ)。



The Weeknd / Beauty Behind the Madness (2015)
★★★★☆


カナダのPBR&BシンガーAbel Tesfayeによる2作目(Mixtapeは除く)。大傑作だった2013年作『Kiss Land』に続くアルバムであり、先行公開されたシングルもどれも素晴らしかったので、今年の中でもTOP5に入るくらいに期待度が高かったのだけど、結果としては『Kiss Land』には遠く及ばなかった。各曲のクオリティはけっして悪くはなく、サウンド・スタイルもこれまでに比べアッパーだったり陽性だったりとヴァラエティ豊か。でも、前作で作品全体を覆っていたコンセプト性が今回は感じられなかった。

Ed Sheeranがフィーチャリング参加した曲「Dark Times」はまんまヒット・シングル「Earned It」で二番煎じ感があるし、Lana Del Reyをフィーチャーした「Prisoner」は二人のダークでシネマティックな世界観がどう絡み合うのか期待したものの、そこまで強烈ではなかった。「Often」や「Can't Feel My Face」など好きな曲が多いだけに、アルバム全体としては弱いのが残念。



HEALTH / Death Magic (2015)
★★★★☆


Crystal Castlesとのコラボでも知られるLAのノイズ・ロック・バンドによる3作目。しかし彼らがここまでポップな作品を作るとは…。特にメロディアスな歌ものシンセ・ポップ「Dark Enough」~「Life」の流れはあまりのポップさに開いた口がふさがらないレベル。

ただ、角が取れてつまらなくなったかと言えば全くそんなことはない。ポップな曲がある一方で、従来の強烈なノイズや爆音ビートが鳴り響く曲、さらにはHaxan Cloakがプロデュースした曲もあり、その中でメロディアスな曲はアクセントの役割を果たし、むしろアルバムとしての聴き応えはこれまでより増した感がある。



KOTO / プラトニック プラネット (2015)
★★★★☆


ある日渋谷のHMVレコードストアに行ったら、これからインストアイベントをやるということで店内で爆音で流れていて、全く知らないアイドルなのに衝動買いしてしまった8曲入りアルバム。レコライドというバンドのメンバーが全面プロデュースしていて、基本路線はエレクトロ・ポップながら随所にダブステップやエレクトロ・クラッシュ、レゲエ、チップ・チューンなんかの要素がマッシュアップされていてかっこいい。アルバムタイトル含め、全8曲すべて曲名が「推定スウィーティ」「エンジェルがエンドレス」「バレンタインズ バレリーナ」のような語呂合わせで統一されているところも面白い。

アイドルなので見た目こそアイドル然としているけど、歌い方はいわゆるアイドルの典型のようなロリっぽい声ではないところも良かった(ロリ声が苦手なので…)。



The Maccabees / Marks to Prove It (2015)
★★★★☆


ロンドンのイケメン5人組による4th。先行シングルでもあるタイトル・トラックが疾走感溢れる轟音ナンバーで最高だったのだけど(Spincoasterでもこの曲について寄稿した)、疾走感のある曲はこの曲のみで他は落ち着いたムードの曲がほとんど。Vo.オーランドの歌い方が完全にArcade Fireのウィンのようになっているけど、音楽性も若干Arcade Fire側に寄ってきているのが何だかちょっとアレ。



Daniel John Jones / Windows Startup Sounds
(slowed 4000%) (2015)

★★★★☆
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厳密にはこれはアルバムとかEPといったまとまった作品の類ではなく、Daniel John Jonesという人物がSoundcloud上にアップした音源のプレイリスト。

Windows 95の20周年を記念して、オリジナルをブライアン・イーノが手掛けたWindowsの起動音を400倍の長さに引き伸ばしたものだそうで、95、98、2000、NT、Vista、XPそれぞれある。全6曲を通して聴くとひとつのアンビエント作品として聴くことができ、とても良かった。なお、当初はDL可能だったけど現在は不可になっていて、以下リンクからストリーミング可。Windowsロゴを音と同様に長く伸ばしたアートワークも最高にセンスある。
ideoforms -Windows Startup Sounds (slowed 4000%)



Electric Light Orchestra / Out of the Blue (1977)
★★★★☆


これまでベスト盤でしか聴いたことのなかったイギリスのシンフォニック・ロック/プログレ/パワー・ポップ・バンド、通称ELO。今後彼らのオリジナル・アルバムを少し掘っていこうかと。コンセプチュアルな作風が好きだし、かといってあまりプログレすぎるとちょっと難しくなってしまうけど、彼らの楽曲は非常にポップでわかりやすく、そういう面では中期以降のThe Beatlesに近いのでは。そしてロンドンオリンピックの開会式でも使われていた本作収録の代表曲「Mr. Blue Sky」はあらためて名曲だと思う。



Queen / A Night At the Opera (オペラ座の夜) (1975)
★★★★☆


イギリスの国民的人気曲「Bohemian Rhapsody」収録の4作目。Queenの代表作の一つとして挙げられることが多く、コンセプト性の高さ、作品としての完成度の高さは一級品。曲の構成やギターワーク、コーラスワークも素晴らしく、QueenをQueenたらしめる要素が完成されていると思う。ただ楽曲ひとつひとつのメロディーやポップさで言えば、5作目『A Day at the Races』の方が優れている。



山下達郎 / RIDE ON TIME (1980)
★★★★☆


山下達郎名義での5作目で、初めてオリコン1位を記録したアルバム。とにかくリズム隊がすごい。ファンキーでジャジーな要素が強いながら、それに勝るほどにポップなメロディーもあり、芸術性と大衆性を兼ね備えている。



木下美紗都 / 海 東京 さよなら (2007)
★★★★☆


2013年の下北沢インディー・ファンクラブにてトクマルシューゴが入場規制で入れなかったため、半ば仕方なしに入ったモナ・レコーズにてパフォーマンスをしていた女性シンガー・ソングライター。そこでその美しいサウンドと声にヤラれて以来、ずっと欲しいものリストに入っていたアルバムをようやく購入。

海の近い場所(彼女の故郷か)を離れ、東京に移住した時の心情を綴った作品なのだろうか。希望と寂しさの入り混じったセンチメンタルな作品。



Oneohtrix Point Never / R Plus Seven (2013)
★★★★☆


「レフトフィールド」や「ニューエイジ」といったワードで語られることが多いため苦手な先入観を抱きスルーしてきたけど、いざ思いきって聞いてみると予想以上にポップ。80年代のCASIO製キーボードっぽい懐かしい音色を用い、SF映画のサントラやゲーム音楽、終末感、スピリチュアル感を漂わせた胡散臭い世界観がクセになる。

そもそも「ニューエイジ」といえば自分の中ではEnya、George Winston、Enigma、Vangelisなどを指すジャンル(実際にwikiの「ニューエイジ・ミュージック」の項目にはそれらのアーティスト名が記されている)という認識であり、「レフトフィールド」とか「エクスペリメンタル」、「ヴェイパーウェイヴ」といったものとはどうしても結びつかなかったのだけど、確かにこの作品を聴くと漠然と先述のニューエイジのアーティストとの「音色的な」共通項が感じられる。奇しくも本作を聴いたタイミングでリリースのアナウンスがされた次のアルバムも楽しみ。



RATS & STAR / BACK TO THE BASIC
~The Very Best of RATS&STAR~ (1996)

★★★★☆


鈴木雅之、田代まさし、桑野信義らが在籍していたヴォーカル・グループのベスト盤。もともと聴きたいと思ったのは昨年友人とした会話がきっかけなので、田代まさしのあれこれとは関連がない(たまたま先日の騒動と時期が被ってしまったけど)。

ドゥーワップ、ファンク、ソウル、R&Bが80年代の日本でどのように表現されていたか、ということから関心を持った(数曲はリアルタイムで聴いていたからというのもある)のだけど、イメージしていたものとは若干異なっていた。これまで「め組のひと」だけ異色な存在で、本来はゴスペラーズのようなコーラスワークを主体としたバラードがメインなのかと思っていたら、実際は鈴木雅之を前面に押し出しオールディーズやドゥーワップを主体としたノスタルジックなナンバーが中心。80年代の時点で、50年代アメリカのポピュラー・ミュージックを俯瞰し、リスペクトしつつもパロディ化・大衆化させるという感性には脱帽。

それにしても鈴木雅之の色気ある歌声、そして歌のうまさにはあらためて驚かされた。19歳でシャネルズ結成、27歳で「め組のひと」、31歳で「ロンリーチャップリン」を歌ったというのだからすごい。



Mayer Hawthorne / A Strange Arrangement (2009)
★★★★☆


Jake OneとのユニットTuxedoで今年のサマソニにも出演したネオ・ソウル・アーティストのデビューアルバム。過去には坂本慎太郎と互いの曲をカバーしたスプリット盤もリリースしている。ソウル、ファンク、モータウン・ポップなど、彼がおそらくこれまでに培ってきた音楽的素養がジュークボックスのようにぶち込まれており、バラエティ豊かな作風。ただ、そのせいか少しコンピレーションのような趣になってしまっていて、アルバムとして若干まとまりに欠けているのが残念。



Sam Smith / In the Lonely Hour [Deluxe Edition]
(2014)

★★★★☆


もはや説明不要だと思うけど、単独公演をソールドアウトさせ(その後キャンセル)、11月にリベンジ公演が決まっている男性シンガーのデビュー・アルバム。シングル曲「Stay With Me」や「I'm Not the Only One」などから湿っぽいバラードばかりかという懸念もあったけどそんなことはなく、ビート感の強い曲もはさんであってダレることなく聴けた。正直歌はそこまで上手いと思わないし、卓越したメロディー・センスがあるわけでもないけど、歌の表現力の高さと声の美しさは素晴らしい。



XTC / Black Sea (1980)
★★★☆☆


UKスィンドンのニューウェーヴ・バンドによる4作目。XTCはこれまで気になる存在だったもののまともに聴いたことがなく、「カジヒデキ『ラ・ブーム』の元ネタの曲がある」くらいの認識しかなかった。

調べてみたところ本作と5作目『English Settlement』、9作目『Skylarking』あたりの評価が高かったので、まずは本作と『Skylarking』を購入。こちらは80年リリースということが嘘のようにドラムの音がかっこいい。知らずに聴いたら「これFranz Ferdinandとかあの辺の00年代のバンド?」とか、ヘタをしたら「最近のロキノン系バンド」かと勘違いしてしまいそうなくらいに古さを感じない。



Emerson, Lake & Palmer / Pictures at an Exhibition
(1971)

★★★☆☆


キース・エマーソン、グレッグ・レイク、カール・パーマーというバカテク3人によるプログレッシヴ・ロックの代表的バンド。本作はムソルグスキーの『展覧会の絵』をモチーフにライブレコーディングされていて、音はあまりよくないけど縦横無尽かつクラシック的な展開を見せる3人のプレイは鳥肌モノ。それゆえに自分にとっては難解でもあったので★3つに留めるけど、71年当時にこれ聴いた人はみんなぶったまげただろうなと思うほどにパワフルかつ斬新なロック。



Sparks / Kimono My House (1974)
★★★☆☆


今年のソニックマニアでFranz Ferdinandとの合体プロジェクトF.F.S.としても来日した、メイル兄弟によるデュオの代表作。思いっきりひねくれているけどとてもポップ。そしてジャケがとても好き。どうでもいいけど「Equator」のコーラスがどうもLana Del Reyの声に聞こえてしょうがない…。作品ごとに雰囲気がガラッと変わるらしいので、他のアルバムもそのうち聴いてみたい。



Yogee New Waves / PARAISO (2014)
★★★☆☆


「東京インディ・シーン」(この括りはあまり好きではないけど、便宜的に)の中でもceroに続く世代として存在感を増してきている彼ら(現在は3人組らしい)。すでに何度かライブを観て気になる存在ではあったけど、以前誰かが「このアルバムをまだ聴いたことがないなら、できれば夏まで待ってから聴くと良い」と言っていたのでこの夏まで待ってみた。

「夏が来た!」ではなく「夏なんです」と言いそうな脱力感、諦念感はまさにはっぴぃえんどチルドレンといったところ。ただヴォーカルに関しては、声質はソウルフルでとても良いのに、もう少し発声が良くなって細かいニュアンスの表現力がついたら最高なのにと思う。



Marilyn Manson / Holy Wood
(In the Shadow of the Valley of Death) (2000)

★★☆☆☆


ソニックマニアで初めてライブを観て「超かっこいい!」と思い、そういえば家に妻のCDがあることを思い出したので早速聴いてみた。が、CD音源ではそこまで良いとは思えなかった。おそらくライブの雰囲気やパフォーマンス含めてあの魅力が最大限に発揮されるので、音源を聴くだけでは刺激が物足りないのだと思う(音だけ聞くと結構普通のロックだし)。あと、全19曲68分超というのも冗長すぎて途中で飽きてしまった。




【次月予告】※購入済みや予約済みでまだ聴けていないタイトル
Beach House / Depression Cherry (2015)
Nero / Between ⅡWorld (2015)
The Libertines / Anthems for Doomed Youth (2015)
Carly Rae Jepsen / E・MO・TION (2015)
Muse / Drones (2015)
MEW / + - (2015)
Katy B / On a Mission (2011)
Elliott Smith / XO (1998)
XTC / Skylarking (1986)
Electric Light Orchestra / Balance of Power (1986)
Electric Light Orchestra / Time (1981)
Queen / The Game (1980)
Queen / Jazz (1978)
Queen / Sheer Heart Attack (1974)
The Who / Tommy (1969)
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