ライブレポート

ライブレポート:ULTRA JAPAN 2015 DAY2@ODAIBA ULTRA PARK

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世界各国で行われるEDMの祭典、Ultra Music Festival。日本で初開催となった2014年の映像を観たりフェスレポートを読んだりして、これは次回絶対に行くしかない!と思っていたのですが、念願叶って今年初参加できました。

実はチケットは一般発売で1、2分でSOLD OUT、キャンセル分の再販も1、2分でSOLD OUT、協賛が行っていたチケプレも全てはずれ本当に入手困難だったのですが、Twitterで探して運よく心優しい方から譲っていただけました。音楽はもとより、そのステージ演出やカルチャーそのものに衝撃を受けた本イベント3日間のうち、僕が参加したDAY 2をレポートします。





開演は11時。でも最初からガッツリ踊っても最後まで体力が持たないのは目に見えているので、12時頃に会場到着。入場は手荷物検査とかもなくスタッフも多くて非常にスムーズ。

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入場すると早速キャンギャルが光るリストバンドを配っていたのでゲット。発光グッズは持参していたけどこれは嬉しい。ちなみにGoogle playのプロモーションツールでした。

場内、お酒やレッドブルなんかの飲料ブースは多いけど、フードは見た限り3店舗のみ。丼は3種類くらいしかなくて、あとはソーセージやフライドポテト、ホットドッグなど。フードに関してはまだまだ改善の余地がありそう。

物販はこの時間ガラガラで全く並ばずに入れた。ほぼUltraの公式グッズで、出演アクトのグッズはこの日はSkrillexのみ。彼のレーベル「OWSLA」のロゴTシャツを購入したけど、客層的にあまりアーティストグッズはニーズがないんでしょうか。

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しばし場内を散策。後方はサブステージの『RESISTANCE』。屋根付き。でも雨の心配がないほど3日間とも快晴でした。



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白くて丸いドームはもうひとつのサブステージ『UMF RADIO』。中はこんな感じ。↓

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その手前にあるイエーガーマイスター(ドイツ原産のリキュール)のブースでまずはイエーガーのコーラ割りを飲んで景気づけ。オレンジ色のレイ(フラダンスの人がよく首から掛けてる花輪)が付いていたので、もちろん僕もその場でそれを首に掛けてお祭りモードに。普段だったら恥ずかしくて付けないんだろうけど、ここは目立ったもん勝ちの世界。みんな思い思いの格好をしているので、そんな格好の方がむしろその場に馴染める。

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↓お客さんの格好はこんな感じ。サイリウムを大量に付けた迷彩服に戦国時代のカブト姿、「ミニオンズ」を模したオーバーオール&ゴーグル姿、はっぴ姿、吊り革や新聞など小道具にもこだわりサラリーマンを模したスーツ姿の集団、Nicky Romeroのファンと思しき「アノニマス」マスク軍団、レインボーカラーの派手なウィッグやソックス姿、ふわふわのチュールスカート姿、インディアン姿など、みんな個性的!

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仲間内で事前に打ち合わせてコンセプトを合わせたんでしょうね。中にはワニフロート(ワニ型のビーチバルーン)を背負った人や風船少女を持った人も。眺めるだけでも楽しい(勝手に撮って載せてしまいスミマセン…一応、お顔は伏せさせていただきました)。



場内の休憩スポットや飲食ブースなどをひと通りチェックした後はいよいよメインステージへ!どーん。

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いくつも張り巡らされたLEDスクリーンの迫力。ステージに立つのは1人もしくは2人のDJなのに、とにかくこの照明含めたステージの迫力は圧巻。音響も申し分ないし、何よりもこの抜けるような青空のもと、商業施設やガンダム像、高層ホテル、フジテレビ本社ビルなどが立ち並ぶ、都会的でありながら解放感のあるロケーションが最高。

この時間は今年のフジロックにも出演した若きトラックメイカー/DJのbanvoxがプレイ。お客さんはまだ少なめながら、EDMの枠にとらわれないバラエティ豊かなビートを繋ぎ、見事な高揚感を生み出していた。

それにしても天気が良すぎて暑いうえに、正午に近いため日陰はほとんどなし。VIPチケットの人たちだけが涼しい屋根つきの場所で観れる。商売うまいなー。



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m-flo(DJ Set)。ステージ後方に見えるのはフジテレビ本社ビル。

それからお昼ご飯。さっきも書いたように種類も少なく値段も高め。豚丼を食べたのだけど、ホルモンみたいに肉が硬かった。

メインステージでオランダのDJデュオ、Vicetoneを観た後、『UMF RADIO』に戻って日本のDJデュオHyper Juice。他のアクトがBPM120前後で踊らす中、BPM170~180くらいの高速ガバをカマしていて、あまり大きくない場内は異様な熱気とテンションに包まれていた。次のDJ Wildpartyとの繋ぎのタイミングでm-floの☆Taku Takahashiが飛び入り参加しつつ、m-floの初期の名曲「come again」をプレイという粋な演出に場内歓喜。下の写真左からHyper Juiceの二人、DJ Wild Party、☆Taku Takahashi。

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ちなみにその後のDJ Wild PartyはHyper Juice以上の高速BPMとハイテンションっぷりで、お客さんたちを激しく踊り狂わせていた。こういうノリ大好きだし、めちゃくちゃ楽しかった。

DJ Wild Partyのワイルドなパーティで体力を消耗しすぎたためその後しばらく休憩。だんだん日が沈んできたけど遮るものがないのでまだ日差しはキツイ。

Nicky Romeroがスタートしてからメインステージに移動を始めたけど規制入場中でなかなか前に進まず、入場に結構な時間がかかった。しかも場外にはチケットが買えなかったと思しき人たちが集まっていて、会場から漏れ聞こえる音に合わせてみんな踊っている。ここもすごい熱狂っぷり。

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到着すると先ほどまでと比べて明らかにお客さんの数が増え、踊るスペースの確保も難しいほど。街がトワイライトに包まれていく中、LEDスクリーンの映像がますます映え、夜が俄然楽しみに。火柱の演出も興奮度アガる。

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続いてメインステージにはDJ Snakeが登場。EDMド真ん中なNicky Romeroとは音楽性が結構異なるためか、お客さんの入れ替わりが激しい。退場するお客さんでしばらくごった返した後、先ほどまでたくさんの人で溢れ返っていたフロアは急にスペースにゆとりができた。しかしその広いスペースを使ってこれまで以上に激しく踊る人が続出。フロアの熱狂度は少しも収まらない。

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DJ SnakeといえばMajor Lazerとのコラボ曲「Lean On」の大ヒットで今や時の人状態。Eurythmics「Sweet Dreams」、Yeah Yeah Yeahs「Heads Will Roll」、The White Stripes「Seven Nation Army」、Justice VS Simian「We Are Your Friends」といったロックファンのツボをつく選曲で、さらにはOasis「Wonderwall」を原曲通りにそのまま流しつつ「Lean On」に繋げたりも。しかし見た目EXILE TRIBE的なアンチャンたちも「おわっ、オアシスじゃん!」と言いながら大合唱を始めたのには、ビビるとともに妙な親近感が湧いてしまった。

彼らは「Sweet Dreams」でも「Heads Will Roll」でも「We Are Your Friends」でも歌っているし、C+C Music Factory「Gonna Make You Sweat (Everybody Dance Now)」みたいな定番フレーズはもちろん、「Seven Nation Army」とかZombie Nation「Kernkraft 400」みたいな曲ではリフのメロディーでさえ歌っているし、この異常なまでのシンガロング率の高さには圧倒された。僕のよく知らない曲の、それもサビでもないようなところでも、DJがヴォリュームを絞れば阿吽の呼吸でしっかりと歌っている。もちろんロックフェスのようにヴォーカルが先にお手本で歌うとかはないのだから、この人たちは本当に熱心な音楽好きなんだなーと思った。

確かにインディー音楽好きとは音楽の接し方や考え方が異なるのかもしれないし、もしかしたらただのパーティ好きなのかもしれない(合唱が起こっていた曲はどれもクラブイベントの定番みたいな曲だし)。でも、どちらも大枠での「音楽好き」の中の一つの形だと思うし、そこには優劣など付けるべきではないのだなーと、当たり前のことながらあらためて思った。むしろ自分にとって音楽とは、理論的に考えたりさまざまな解釈を与えるものというより、もっと直観的・肉体的に体験して楽しむものという、まさにここにいる大多数の人たちの方が近いタイプなのだなと気付かされたり。



さて、DJ Snakeの途中で抜け出してステージ後方のレッドブルのブースに行ったものの、大混雑により買うのに30分くらいかかった。でもここでエナジー注入して、ヘッドライナーであり今回の最大の目当てであるSkrillexへの準備万端。と思ったらDJ SnakeがラストにWhitney Houston「I Will Always Love You」を流し、ウケているのかスベっているのかよくわからない微妙な空気になったりも。

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外国人MCが15分ほど何かしゃべり倒した後、いよいよキター!Skrillex!!

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映像も最高。レーザーも飛び交う。紙テープも飛び出す!

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正直興奮しすぎて踊り狂うあまり、細かい記憶がないのだけど(笑)、「Right In」「Scary Monsters & Nice Sprites」「Rock 'n' Roll (Will Take You To The Mountain)」「Breakn' A Sweat」「Kyoto」「Summit」「All Is Fair In Love And Brostep」といった自身の曲もほぼ網羅していたし、DiploとのユニットJack Üの曲やMajor Lazerなどもプレイ。フジロックの時のような大規模なセットやスタジオコーストでの単独時のようなカウントダウンがなかったのは少々寂しかったけど、それでもLED映像の迫力と暴力的なビート、ベースライン、多様なサンプリング音が目まぐるしく飛び出すさまは本当に素晴らしかった。形式的にはエレクトロニック・アーティストだけど、元ハードコア・エモ・バンド出身なだけあって音の鳴らし方は完全にロックでありパンクでありメタルだ。

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終盤にはサプライズ・ゲストでBABYMETALが登場し「ギミチョコ!!」を披露。

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ラストは紙吹雪や花火の演出で、この日の壮大なパーティーをド派手に締めくった。


一日を終えての全体的な感想。Ultraのお客さんはとにかくノリがいい。元からそういうタイプの人間が多いのか、この会場の雰囲気がそうさせるのかは定かではないけど、おそらくノリのいいお客さんの楽しそうな姿に感化されて自分もテンションが上がってしまったという人も多いはず。元々僕は(普段はわりと大人しいタイプだけど)ライブでは人に迷惑をかけない程度に弾けたいタイプ。でも、周りが静かだとどうしてもそんな衝動を抑えてしまい、結局何だか物足りなさというか不完全燃焼気味に終わってしまうのだけど、Ultraでは解放感に溢れ本能のままに踊り、心からこの「体験」を楽しむことができた。

個性的なファッションやグループで揃えたファッションなど視覚的にも楽しめたし、カメラに抜かれるお客さんたちもとにかく笑顔で弾けまくりで、腕組みして真剣な眼差しで見物している人などほとんどいない。ロックフェスもこうであればいいなと純粋に思った。ともすれば「チャラい」などと揶揄されがちなEDM好きの人たちも、将棋倒しが起きた時には助け合ったり、写真を撮ってあげると丁寧にお礼を言ってくれたり。当たり前だけど、聴いている音楽や見た目でその人の人となりを決めつけるなんて本当にナンセンスな話だ…。

何が言いたいのかよくわからなくなってきてしまったけど、とにかくとても楽しい時間を過ごすことができた。今年も集客的に成功だし、来年はもっと規模を拡大させて開催されることだろう。誰が出演するかに関係なく、来年も必ず行きたいと思う。

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