アーティスト別ベスト

L'Arc~en~Cielのマイ・フェイバリット・ソングBEST30 ('93~'00年編)

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ひとつのアーティストの作品をじっくり振り返り、ベストソングを考えながら再評価していこうという不定期企画。今回のお題は、ただいま激ハマり中のL'Arc~en~Ciel(以下ラルク)です。

待て待て。ラルクにハマってまだ4ヶ月そこら(その辺の経緯は以前の記事『ラルク・アン・シエルに突然ハマった人の話』にて)なのにもうランク付け?しかも『DUNE』から『REAL』までしかまだ聴いてないだと?中途半端だし、そもそも「じっくり振り返り」じゃないやんけ、って話ですよね。まずはその弁明をさせていただきたい。

確かに僕はまだラルクをまともに聴き始めて数ヶ月しか経っていないし、『DUNE』から『REAL』までのアルバム8枚を聴いただけです。ただ、アーティスト別でここ4ヶ月間の再生回数を集計したら2位と3倍くらいの差を付けるほどの勢いで1位だろうし、今スマホの壁紙もラルクだし、「最近お気に入りの邦楽は?」と聞かれてラルクと即答するくらいにハマっているのです。

彼らの何がそこまで夢中にさせるかというと、ダークで美しい独特の世界観もさることながら、メロディーの良さやアレンジの面白さ、つまるところ楽曲の良さです。おそらくまだ知らない曲の中にもいい曲はたくさんあると思います。『SMILE』以降のアルバムやB面曲もこれからちゃんと聴いてくつもりです。その後でいつか「ラルクのベストソング完全版」をやれたらということで、とりあえず現時点での好きな曲を記録しておきたいというのが今回の経緯です。いわゆる中間発表みたいなものと捉えていただければと。なんせこの最初の8枚だけでも好きな曲がたくさんありすぎるので…。今回だって、もともとはTOP20にするつもりがどうしても収まらず、なんとか30まで絞り込んだ次第です。

あと、僕はリアルタイムで彼らを追っていないので、いわゆる「想い出補正」みたいなのがほとんどありません。そのためファンの間で人気のある曲とかも結構ランク外になってると思います。上位はコアなファンの人たちからしたらちょっと意外な結果かもしれませんが、そういった部分も含め「新参らしい新鮮なランキングだな(笑)」くらいに捉えていただければと。

前置きが長くなりましたが、「現時点での、'93~'00年までのオリジナル・アルバム収録曲のみのランキング」まずは30位から。タイトル末尾の[ ]内は収録アルバムと作曲者名。ちなみに最後の最後で惜しくも漏れた曲(実質31位)はSecret Signsでした。






■Album Discography ('93~'00年)
[1] 1st 『DUNE』 1993年4月27日
[2] 2nd 『Tierra』 1994年7月14日
[3] 3rd 『heavenly』 1995年9月1日
[4] 4th 『True』 1996年12月12日
[5] 5th 『HEART』 1998年2月25日
[6] 6th 『ark』 1999年7月1日
[7] 7th 『ray』 1999年7月1日
[8] 8th 『REAL』 2000年8月30日

■作曲者別
[h]・・・hyde
[t]・・・tetsuya
[k]・・・ken
[y]・・・yukihiro



No.30 - winter fall [5][k]
8thシングル。この曲で初めてオリコン1位を獲ったみたいですね。当時は原曲よりも友人がカラオケで歌ったりバンドでコピーしてるのを聴いていた割合の方が多かったんじゃないかってくらい流行ってました。


No.29 - "good-morning Hide" [4][h]
全英語詞で、sakuraが作詞した唯一の曲らしいですね。アッパーな四つ打ちでカッコいい。後半のシューゲイザーっぽい轟音ギターも好きです。


No.28 - 夏の憂鬱 [3][k]
ザ・歌謡曲ですね。タンバリンやワウ・ギターが入ってて渋谷系っぽいサウンドだけど、百恵ちゃんあたりが歌ってそうな哀愁メロディというのが良いです。


No.27 - Perfect Blue [6][t]
夏っぽい。ギロとか入ってるしボーカルのエフェクトもラジオの音声みたいだしギターのエフェクトもゆらゆらしててトロピカルなリゾート感が漂ってるのが面白いです。


No.26 - 眠りによせて [2][k]
メジャーデビューシングルだけどビデオシングルという形態だったのでWiki上ではこの後リリースされた「Blurry Eyes」が1stという、よくわからない立ち位置。でもメジャーデビューして一発目のリリースがこの曲ってすごくないですか…。チャレンジャーにもほどがあるというか。曲がりなりにも当時は「ビジュアル系」という括りで売られていたのにいきなりボサノヴァですよ。しかも途中でめちゃくちゃ歪んだギターが入ってきてロック調になるっていう。美しさと激しさを内包する、ある意味とてもラルクらしい曲でもあるかなと。


No.25 - bravery [8][t]
僕は90年代のラルクの耽美な雰囲気が好きなので、『REAL』あたりからちょっとオルタナ/ハードロック感が出てきた印象があってその後のアルバムは聴く気が起きなかったんです。なんかラルク熱が冷めてしまいそうで。でもこの曲で歌われているテーマ「昔はよかったなんて言わないで」っていうのがすごく自分に対して言っているような気がして、『REAL』以降のアルバムも買おうと決意するに至りました(まだ買ってないけど)。この曲は亀田誠治がアレンジを担当したせいか音がささくれ立ってて、それがなんかイマイチ…でもメロディが最高ですね。


No.24 - STAY AWAY [8][t]
当時観ていたローカルの音楽番組でよくこの曲のビデオが流れていたので懐かしさあります。白シャツにネクタイ姿のメンバーたちが動きピッタリでキレッキレのダンスしてて、「えっ、これ合成だよね!?」って思いました。ほんとに合成だったけど(笑)。ハンマービートが好きなので、この曲のドラム最高ですね。ドラムと言えば、Aメロ終わりとBメロアタマで全く同じフィル入れるセンスに脱帽。


No.23 - DIVE TO BLUE [6][t]
9thシングル。キーボードの音がかわいらしい爽やかな曲ですね。ただ、「ジャッ ジャッ ジャジャーン!」って終わり方ダサすぎないですか…。


No.22 - 浸食 ~lose control~ [7][k]
12thシングル。この曲がリリースされた時、ちょっと物議醸しませんでしたっけ?暗すぎるとかシングル向きじゃないとか。でもダークでゴス全開な感じから突然アップテンポなハードロックに展開するのがめちゃくちゃカッコいいです。ビジュアル系黎明期のような耽美で尖ったサウンド。


No.21 - fate [5][k]
この曲は何といってもギターリフがカッコいいですね。The Cureっぽさのあるミディアムテンポの哀愁ナンバー。


No.20 - Fare Well [4][k]
『True』のオープニング曲。ピアノがいい感じの美しいミディアムバラード。サビに向けて徐々に熱を帯びていく展開がとても好きです。間奏のスネアロール+ベースがうねってるところもいいですね。


No.19 - get out from the shell -asian version- [8][y]
『REAL』のオープニング曲。数少ないyukihiro作の中で今回唯一のランクイン。めちゃくちゃSOFT BALLETっぽいんですが、本人もパクリと認めているみたいですね。hydeも歌い方をあえてマネている感じ。


No.18 - I Wish [4][t]
クリスマスソング。この曲初めて聴いた時はこれまでのラルクのイメージと違いすぎて驚かされました。何となくすかんちの「もしも毎日がクリスマスだったら」っぽさがあります。子供たちによる多重コーラスがクリスマス感を付加。


No.17 - flower [4][h]
5thシングル。当時は全く気にしてなかったけど、この曲めちゃくちゃネオアコですね。スコットランドのギタポバンドっぽい感じ。女声コーラスやhydeの吹くハーモニカも爽やかさを添えています。


No.16 - forbidden lover [6][k]
14thシングル。スネアのロール多用のドラムがかっこいい。妖艶で耽美、僕がラルクに求める要素が詰まってます。


No.15 - NEO UNIVERSE [8][k]
19thシングル。明るくキャッチーなメロディのミディアムテンポなエレクトロ・ポップ。The Cranberriesの「Dreams」を思い出させる幻想的な感じ。


No.14 - LORELEY [5][h]
アルバム『HEART』のオープニング曲で、今回のラルクブームの火付け役となった曲。The Cure的な暗さと重さがあって、一気にラルク熱を高めてくれました。このイントロと間奏のサックス、hydeが吹いてるんですね。


No.13 - finale [8][t]
19thシングル(NEO UNIVERSEと両A面)。この曲は…とにかく暗い(笑)。『リング0 バースデイ』の主題歌だったそうで、なるほどAメロのストリングスとかホラー映画っぽいし、歪んだギターが「ガッガッガッ」って入ってくるのもスリリング。そんな暗いところが好きです。hydeの妖艶な歌い方も最高。


No.12 - 虹 (Album Version) [5][k]
sakura脱退は当時そこまでのファンではなかった僕にとってもショックでした。そして活動休止期間を経ての復活シングル(7th)は、初めて聴いた時めちゃくちゃ感動したのを覚えています。タイトルからしてL'Arc~en~Cielの日本語の意味である「虹」だし、メロディがせつなすぎるし、なんかすごく「ゼロからの再スタート」みたいな決意が感じられたんです。今回のラルクブームが来る前だったらTOP3に入るくらい好きでした。


No.11 - What is love [6][t]
Aメロ自体は良くある「下がっていくコード」なんだけど、サビでリズムが変わったりして面白いですね。「愛を知らなくて愛を知らなくて」とか「あの感情があの感情が」って繰り返すところがグッときます。


No.10 - snow drop [ray mix] [7][t]
四つ打ちビートにパーカッションがスチャポコしててカッコいい。サビでタンバリンとともに昇天するのが最高。ベースがモコモコ動きまくっているのも好きです。


No.9 - C'est La Vie [3][t]
ラルクはダークな曲調の方が好きなんだけど、この曲は明るくポップに振り切れてて素晴らしいですね。ビートはモータウン調のアレで、個人的に「majiでkoiするザ・Jポップ」って呼んでます。初めて聴いた時は「何これ軽すぎだろ…」って思いましたけど。


No.8 - 花葬 [7][k]
11thシングル。リアルタイムでは全くいいと思わなかったんだけど、今回ちゃんと聴き始めてから良さがわかりました。これはThe Cureを通過して初めて良さがわかった感じですね。ダークで美しく、歌詞(曲名含め)から想起されるイメージが曲調と合ってて、とても叙情的。最後のサビ前、hydeの「らぁっはぁーん!」が超セクシー。


No.7 - Vivid Colors [3][k]
2ndシングル。疾走感のある曲でアコギが掻き鳴らされる感じがThe Cureの「In Between Days」みたいで好きです。サビのジャキジャキしたギターカッティングもかっこいい。あとベースがモコモコとうねってる部分が好きです。


No.6 - Blurry Eyes [2][t]
1stシングル。ラルクの中で数少ない「リアルタイムで聴いて思い入れのある曲」。高校生の時にバンドでコピーしました。ベース、どうなってるんじゃ?ってくらい動いてるし、「Why do you stare~」の三連パートがあったりと凝った構成で、バンドで演奏し甲斐がある曲だと思います。


No.5 - Still I'm With You [3][k]
『Heavenly』のオープニング曲。ギターの音がU2のジ・エッジっぽくて好き。爽やかで疾走感があります。


No.4 - In the Air [2][h]
『Tierra』のオープニング曲。ラルクっていつも1曲目にめえちゃくちゃいい曲持ってきますよね。このランキングでもアルバムオープニング曲が多数ランクインしました。この曲は静かな幕開けから徐々にダークさを増していき、イッキに昇天する感じがたまりません。hydeの美しい高音とダミ声の両方が堪能できます。


No.3 - 風の行方 [2][k]
メロディの展開の仕方が本当に素晴らしい曲。Aメロは物悲しい感じで歌謡曲的、Bメロは少し軽やかで美しく、タメた後のサビは激エモーショナルで泣けます。そしてサビにおけるtetsuyaのベースプレイ…天才か。


No.2 - Lies and Truth ("True" mix) [4][k]
6thシングル。メロディと歌詞がめちゃくちゃせつなくて、そこにゴージャスなストリングスとホーンが入っているアレンジがいいです。四つ打ちビートで非常にダンサブル。低音と高音を行き来するhydeの歌声、ほんとカッコいいです。


No.1 - All Dead [2][h]
この曲が1位というのはコアなファンの人ほど意外かもしれません。シングルでもなければ「15th L'Anniversary Live」のリクエスト投票のTOP49にも入っていない曲だし、何よりちょっと怖い曲ですよね。ただ自分にとってラルクの好きなところってやっぱりこういうダークでゴスい部分とポップな部分のバランス感だと思っていて、この曲はそれが絶妙だと思うんです。「Shout at the Devil」(今回ランク外)とかだとちょっとアップテンポすぎで激しすぎるので、これくらいがちょうどいいかなーと。どこがサビなのかわからないちょっと変わった構成なんだけど、「It's time to fall~」の部分はとてもダークで「自由を奪った~」の部分はとてもポップで美しいですね。



以上ラルクの曲BEST30でした。作曲者別ではkenが14曲、tetsuyaが10曲、hydeが5曲、yukihiroが1曲。この結果から各メンバーのメロディのクセとかわかるかなと思ったんですが全然わからないですね。もっと深く知ればメロディで誰の曲か予測できるようになるんでしょうか。


アルバムごとにも見ていきたいと思います。1位の曲は30点、2位は29点…という加点方式でアルバムをランク付けしてみました。

1位 『Tierra』115点・5曲ランクイン
2位 『heavenly』75点・4曲ランクイン
3位 『True』69点・5曲ランクイン
4位 『REAL』59点・5曲ランクイン
5位 『ray』53点・3曲ランクイン
同率6位 『HEART』『ark』ともに47点・4曲ランクイン
8位 『DUNE』0点・ランクインなし


やっぱり『Tierra』が一番好きですね。名曲揃いで、TOP10だけ見ても1・3・4・6位がこのアルバムからです。2位『heavenly』と3位『True』は悩むけどまあこの順番が正しいでしょうか。この採点方式だと差が付いてしまったけど『REAL』と『HEART』は同じくらい。それから『ray』、『ark』ですかね。この2枚は決して悪くはないんだけど、たぶん元々知っていたシングル曲が多すぎて新鮮味がなかったのが原因かなと。そして残念ながら『DUNE』からは1曲もランクインしませんでした。いいアルバムだとは思うけど、まだインディーでアングラな存在だった頃のビジュアル系っぽさが色濃く出すぎちゃって、なんか他のアルバムと毛色が違うんですよね。実際インディーからのリリースだし。でもアー写はこの頃の雰囲気が一番好きだったりします(笑)。

来年は結成25周年ということで、ライブがあればぜひ行きたいと思ってます。それまでに『SMILE』以降のアルバムやシングルB面曲なんかもしっかり聴いておきたいですね。

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