Sound of(期待のアーティスト)

PUBLIC IMAGE REPUBLIC presents SOUND OF 2016

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毎年恒例となりました。今年おそらくデビューアルバムがリリースされるであろうアーティストで、最もアルバムを楽しみにしている10組を紹介します。すでにシングルやEPが話題になり「新人」という感じでもないアーティストも中にはいるし、いわゆる「2016年はこれが流行る!」みたいなトレンド予測的な企画ではありません。が、ここに挙げたアーティストのデビューアルバムがリリースされるのであればぜひともゲットしたいと思ってます。





【Rat Boy】
Rat Boy

BBC Sound of 2016のロングリストにも選出されたUKの19歳。人をおちょくったような表情にはまだあどけなさも残るし、「ヤンチャ」「悪ガキ」「ストリート」なんて形容がぴったりのガレージ・パンク・ヒップホップ。Beastie Boysのアダム・ヤウクも天国で羨んでいることだろう。先日公開されたばかりの新曲「Move」もまさにビースティーズを彷彿させるオールドスクールなヒップホップ。思わず「バディムーヴィン!」と叫んでしまいそう。

Rat Boy - "Move"





【Eves The Behavior】
Eves The Behavior

豪ブリスベン出身、現在はロンドンを拠点とする21歳のシンガーHannah KarydasによるプロジェクトEves The Behavior。2015年7月にDew ProcessよりセルフタイトルのEPをリリース。共同プロデューサーにはWarpaintのドラマーStella Mozgawaも名を連ねている。ほんのりダークでサイケ風味漂うダウンビートながら、昨今のダブステップ・シーンやトリップホップとも距離を置いたサウンド。愁いを帯びつつも力強い歌声はメインストリームのポップ・シンガーにも近い雰囲気があり、ポップとオルタナティヴのバランス感覚が非常に優れている。

Eves The Behavior - "Electrical"


[Spincoaster]Eves The Behavior / Girl




【Agent blå】
Agent blå

スウェーデンはヨーテボリ出身の男女5人組。ゴシックなファッションに包まれた彼らはまだ16歳から18歳ほどだという。まだこのデビューシングル1曲しか発表されていないにも関わらず、哀愁を帯びたメロディーと尖ったギターサウンド、まだあどけなさの残る蒼き歌声の魅力は静かなバズを起こし始めている。Veronica Fallsの1stが好きな人にオススメ。

Agent blå - "Strand"





【Låpsley】
Låpsley

こちらも「a」の上に「。」が乗っているアーティスト名。イギリス出身、現在19歳の彼女はピアノ、シンセ、ギター、オーボエなどもこなす。しかし最も特筆すべきはそのシルクのように滑らかでありながら力強くもあるソウルフルな歌声で、それは静謐なサウンドの中でも圧倒的な存在感を放っている。デビューアルバム『Long Way Home』は3月4日にXL Recordingsよりリリース。

Låpsley - "Hurt Me"





【HÆLOS】
HÆLOS

ロンドンの3人組。マッドチェスターやトリップホップを感じさせるエレクトロニカで、その音響感覚はJamie xxやJon Hopkinsにも通じるものがある。3月18日にデビューアルバム『Full Circle』をリリースすることが決定している。

HÆLOS - "Oracle"





【Ekkah】
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イギリス発の女性デュオ。2015年11月にデビューEP『Last Chance to Dance』をリリース後、徐々に注目を集めてきている。そしてその勢いのまま、つい先日ニューシングル「Small Talk」をリリースしたばかり。黒髪ぱっつん前髪とブロンドヘアという対称的なルックスもグッド。

Ekkah - "Figure It Out"


[Spincoaster]Ekkah / Small Talk




【The Japanese House】
The Japanese House

ロンドン発、未だ謎多き19歳のシンガーAmber Bainによるソロ・プロジェクト。2015年4月にデビューEP『Pools to Bathe In』をリリース、そしてThe 1975のマシュー・ヒーリーとジョージ・ダニエルがプロデュースを手掛けたことでも話題となっているほか、The 1975のツアーに帯同したりも。その中性的な歌声は、The 1975のアンビエント寄りな楽曲をさらに洗練させたようなトラックに非常にマッチしている。

The Japanese House - "Sugar Pill"





【Pia Mia】
Pia Mia

グアム出身、そのエキゾチックなルックスが目を惹くPia Miaはモデル業もこなすポップス/R&B/ヒップホップ系シンガー。2014年2月にデビューEP『The Gift』をリリースしたのち、Chris BrownとTygaをフィーチャーした「Do It Again」が話題に。現在デビューアルバム制作中で、Stargateがプロデュースを手掛けたシングル「Touch」も英豪チャートなどで注目を集めてきている。

Pia Mia - "Do It Again feat. Chris Brown, Tyga"





【yule】
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東京を拠点に活動する男女混声6人組バンド。THISTIME RECORDSの主催イベントやSpincoasterの主催イベントSPIN.DISCOVERYでライブを行い、ケルト・ミュージックやフォーク、カントリー、シューゲイザー、エレクトロニカなどをうまくミックスさせた独特のサウンドと、映像をシンクロさせたライブの完成度の高さも話題に。その壮大で幽玄なサウンドと牧歌的ですらある男女ヴォーカルの妙は、2015年にリリースされたデビューEP『Sleep』にもしっかりと反映されている。

yule - 1st e.p.『Sleep』 digest





【D.A.N.】
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2015年のフジロック、ROOKIE A GO-GOにも出演を果たした3人組。そのライブではex-鬼の右腕の小林うてなもサポートで参加し、The xx以降の「音の引き算」を感じさせる音響を活かしつつも、ファンキーにうねるベースラインとキレのあるドラムも前面に押し出した「全パートが主役」と言える完璧なアンサンブルを見せてくれた。ceroやYogee New Wavesが盛り上げる「東京インディ」において、確実に次代をリードする存在になっていくだろう。








以上10組でした。他に「SOUND OF 2015」で取り上げたものの2015年中にアルバムの発表がなかった元NATURE DANGER GANGのMC、mmeegg!!!のソロ作も現在制作中ということで、こちらも引き続き期待しています。

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