初聴きディスクレポート

初聴きディスクレポート Vol.82(2016年4月)

pet shop boys

2016年4月に初聴きした作品のディスクレポートです。最近は中古盤屋巡りはあまりせず、今年リリースの新譜をいろいろと聴いてます。今月聴いた作品はどれも良くて、一応順に並べてはみたものの四つ星~三つ星あたりはほとんど差はありません。



★★★★★ 年間ベスト20位以内クラス*
★★★★☆ すばらしい
★★★☆☆ 標準レベルの良作
★★☆☆☆ 若干気になる部分あり・もっと聴きこみ必要
★☆☆☆☆ 期待ハズレ
☆☆☆☆☆ 全然ダメでした

*今年リリースでない場合、旧譜のみの年間ベスト20位以内クラス




4月のALBUM OF THE MONTHは、35年のキャリアを誇るこの二人組の最新作でした。


■ALBUM OF THE MONTH■
Pet Shop Boys / Super (2016)
★★★★★
Pet Shop Boys Super

結成から35年、デビュー作『Please』から30年を迎え、なおも瑞々しい作品をコンスタントにリリースしているUKエレポップ・デュオによる13作目。個人的に好きなプロデューサーであるStuart Priceが手掛けた本作は、ここ10年、つまり2006年作『Fundamental』以降では間違いなく彼らの最高傑作だと言えるし、もしかしたら1993年の大名盤『Very』と並ぶレベルと言っても過言ではないかもしれない。つまり30余年に亘るキャリアで1、2を争うほどの作品だと思う。

ここ最近のアルバムは、老いや衰えを感じさせるものは一つとしてなかったものの、若々しいイメージを押し出すためか耳馴染みの良い美しいサウンドで、メロディは明るくても哀愁たっぷりでもいわゆる「直球のポップ」なものが多かった。しかし彼らはもともと80年代は「Opportunities (Let's Make Lots of Money)」や「It's a Sin」などデカダンなムードも強く、それが最近ではすっかり影を潜めてしまっているのが、88年から彼らの音楽に触れ育ってきた身としては少し寂しくもあった(それでも、美しい楽曲群によって一定の満足はしてきたが)。

本作ではそんな「デカダンなムード」が久々に炸裂。80'sニューウェーヴや90年代初頭のユーロ・ハウス/ユーロ・ディスコと現行のダンス・ミュージックを融合させたサウンドは、ミラーボールがギラギラと妖しく照らす地下パーティーで流れているような、エネルギッシュでハイエナジーでセクシーなものであり、そういう意味ではMadonnaの2005年作『Confessions on a Dance Floor』にも近い印象だ(そういえばこれもStuart Priceがプロデューサーの一人として参加している)。

The BugglesとMetronomyがコラボしてBlonde Redheadの曲をカバーしているかのような耽美エレポップのM2「Twenty-Something」、Depeche Modeにも通じるダーク&デカダンなミッドテンポのM5「The Dictator Decides」、ジワジワと静かにアゲていく感じがトランスっぽいM7「Inner Sanctum」、現行エレクトロ・ポップのホープYears & Yearsに拮抗しうるM9「Say It to Me」など、特筆すべき曲の連発で本当に全曲素晴らしいのだけど、中でも白眉なのはM8「Undertow」。例えば去年のベスト・トラックの一つにも選んだBelle and Sebastian「Enter Sylvia Plath」だったり、Annieの「Songs Remind Me of You」やNew Orderの「Blue Monday」が好きな人ならきっとわかってもらえると思うけど、このユーロ・ハウス特有のベースラインがたまらなく好き。2016年度ベスト・トラック暫定1位。

Pet Shop Boys - "Undertow"




Chelsea Wolfe / Abyss (2015)
★★★★★
Chelsea Wolfe Abyss

メディアから「drone-metal-art-folk」と形容されることもある、ダーク/ホラー/ゴシックな世界観を持つ女性SSW。PortisheadやEsben and the Witch、Nicole Dollangangerなんかが好きなら間違いないであろう重苦しく幽玄な音に、ゴリゴリのディストーション・ノイズやエレクトロニックなサウンドが突然切り込んでくる様は圧巻。

Chelsea Wolfe - "After The Fall"




M83 / Junk (2016)
★★★★★
M83 - Junk

6月に初の単独来日公演を行うフランス出身アーティストの7作目。前々作『Saturdays = Youth』(2008)や前作『Hurry Up, We're Dreaming』(2011)がメディアからも高い評価を得てイッキに大物感が強まり、本作に寄せる期待値も高かった。

ただ、先行曲「Do It, Try It」を聴いた時や、中学生が覚えたてのパソコンで作ったようなジャケを初めて見た時は、悪い意味での驚きというか戸惑いの方が強かった。続いて公開された「Solitude」はとても良かったものの、アルバム全体が一体どの方向に転ぶのかは全く読めず、不安な気持ちを募らせていた。

しかしアルバムを一聴して、そんな思いはすぐに払拭された。それどころか、聴けば聴くほどアジが出てくる。過去二作と同様に80'sの要素はあるけど、それらはエレポップというよりはSF映画のサントラやAOR、ホワイト・ファンクの要素が強く、全体的にノスタルジックなムードに覆われていて統一感もある。浮いてしまうのではと思われた「Do It, Try It」もしっかりと馴染んでいるし、数曲でヴォーカルをとっているMai Lanの声もIvyのDominiqueやChristine and the Queensっぽくて良かった。ラストを飾る「Sunday Night 1987」のハーモニカもStevie Wonderっぽくて好き。しかしジャケだけはやはり、音に合っていないと思う。

M83 - "Go! feat. Mai Lan"




Siouxsie and the Banshees / A Kiss in the
Dreamhouse (1982)

from Classic Album Selection Vol.1 (2016)
★★★★★
Siouxsie and the Banshees A Kiss in the Dreamhouse

Siouxsie Sioux(スージー・スー)率いるゴス/ポスト・パンク・バンドの5作目。3作目『Kaleidoscope』では本来のゴス/パンク色を保ちながら急激にポップ化したが、以降もポップ色を強めながらエッジが少しも失われていないところがまず凄い。

なのでその「ポップ」と「パンク」のバランス感としては『Kaleidoscope』や『Juju』に匹敵するものがあるけど、本作の面白いところはインプロ風味なインタールードを含むM4「She's a Carnival」やサンプラーによる(?)ループを用いたM5「Circle」、ジャズ風なM8「Cocoon」などサウンド的なヴァラエティの豊かさにある。ダークでポップ、そしてエキゾチックでビザールなところといい、この頃の彼らはとてもThe Cureっぽさがある。本作制作の後、Robert Smithが1979年以来ぶりに再加入するのも必然だったと言える。

Siouxsie and the Banshees - "Cascade"




Baauer / Aa (2016)
★★★★★
Baauer - Aa

2013年に「Harlem Shake」がフラッシュモブとして話題を呼んだDJがようやくリリースした1stアルバム。

M.I.A.、G-Dragon、Pusha T、Future、Rustieらをゲストに迎え、ぶっといビートとハイエナジーなサウンドによる強力なパーティ・チューン満載。それでいてオープニングを飾る「Church」はThe 1975のようなドリーミーさがあってとてもメロディアス。「Pinku」における日本語台詞も超絶ドラッギー。

Baauer - "GoGo! "




Birdy / Beautiful Lies (2016)
★★★★★
Birdy - Beautiful Lies

UKの19歳の女性SSWによる3作目。2011年の1stはカバー曲がメインながら傑作(当ブログでは年間ベスト4位)だったものの、2ndではオーバープロデュース気味になり方向性がブレて彼女本来の持ち味が活かせなかった印象だったが、本作ではしっかりとリカバリーしている。

決して笑顔を振りまいたり媚を売ったりせず、憂いに満ちた表情で力強くエモーショナルに歌い上げるその凛とした姿はFlorence and the Machineに続けとばかりに大物感が漂っており、今後もますます楽しみな存在だ。

Birdy - "Beautiful Lies"




D.A.N. / D.A.N. (2016)
★★★★★
dan - dan

2015年にフジロックのRookie A-Go-Goに出演、このブログでも「2016年にデビューアルバムが期待される10組(SOUND OF 2016)」に選んだ東京発の3人組によるデビューアルバム。

(散々言われていることだと思うが)The xx以降を感じさせる音響処理に、ファンキーなぶっといベースライン、タイトなドラムを配したサウンドはとてもかっこいい。また、5月にソロ・アルバム『VATONSE』をリリースする小林うてなが全面参加しているということで、デビューEP収録曲「Ghana」もスティールパンなどを加えたニュー・バージョンで収録。

D.A.N. - "Native Dancer"




The Lumineers / Cleopatra (2016)
★★★★☆
The Lumineers - Cleopatra

2012年にリリースされた「Ho Hey」がUSを中心に大ヒットし、2014年にはフジロックにも出演した5人組バンドの2nd。

まず結論から言うと、本作はとても素晴らしい。カントリーやフォークをベースにしたサウンドは最近の個人的なモードである「アメリカーナ」や南部っぽさを感じさせるし、渋みのあるハスキーな歌声に淡くかけられたリヴァーブは、教会の中で聴いているような神聖な気持ちにさせてくれる。

ただ、シンプルであるが故、たまに5人組バンドであることを忘れそうになることも。曲によってはヴォーカルとギターのみ、ベースやドラムはアクセント程度な曲もいくつかあって、ソロ・シンガーによる作品であれば何も文句はないのだけど、5人いるのであればここにトランペットやヴィオラ、グロッケンシュピールが入っていたら最高なのに、と思う瞬間も多々。ということで四つ星に留めたけど、全体としては冒頭で述べたように素晴らしいので年間ベストで結構上位に食い込みそう。



Weezer / Weezer (The White Album) (2016)
★★★★☆
Weezer white album

記念すべき10作目で四度目のセルフタイトル作。先行公開されていた「Do You Wanna Get High?」はサウンド的にもメロディ的にもモロに2nd『Pinkerton』な感じになっているし、久々の三連リズム曲「L.A. Girlz」なども初期の超名曲「Holiday」「Susanne」を思わせ、かなり期待値が高かった。

各曲ともにWeezer節が全開でとても良い。初期のファンにも最近のファンにも受け入れられると思う。特に感動的だったのは「King of the World」の間奏部分で「Only in Dreams」(1st収録)の一部が挿入されていること。マット・シャープの弾いたあの印象的なベースラインと、パトリックによるスネアとライドシンバルのみのユルいドラミングがほんの一瞬だけ挿入されており、聴いた瞬間、思わずニヤリとするとともに甘酸っぱくノスタルジックな気分に浸れる。

ただひとつ残念だったのは、全体としてあっさりしていること。というのも「L.A. Girlz」のようにブツッと終わる曲が多い上に曲間も短めなため、せっかくの余韻に浸る間がないまま終わってしまうのが惜しい。もちろん、基本的に彼らの作品はいつもコンパクトなので、トータル時間が短いのは問題ないのだけど、エンディングの音を伸ばしたりそれなりに曲間を空けるだけで印象はだいぶ変わったと思う。

ついでなので、先日Twitterにあげた「Weezer アルバム別レーダーチャート」も貼っておきたい。

w.png



PJ Harvey / Hope Six Demolition Project (2016)
★★★★☆
PJ Harvey - The Hope Six Demolition Project

UKの女性ロックSSWによる9作目。

このアルバムの評価は非常に難しい…。オープニング「The Community of Hope」は60年代のガールズ・グループを思わせるような軽快かつメロディアスな曲でとてもいい曲だけど、彼女のこれまでのイメージとは大きく異なる。前作『Let England Shake』のような神秘性があるわけでもなく、かといって『Uh Huh Her』のようにパンキッシュなわけでもない。確実に「ロックンロール」ではあるけど、捉えどころのない感じがして飲み込むのに少し時間がかかりそう。良い作品であることは確か。でも、どれくらい良いのか、どの部分が良いのかはまだ言語化できていない。



Gwen Stefani / This Is What The Truth Feels Like
[International Deluxe Version] (2016)

★★★★☆
gwen stefani this is what the truth feels like

10年ぶりとなるソロ3作目。前作『Sweet Escape』はヒップホップ寄りでメロディよりもグルーヴ重視、そのため時代の徒花的なサウンドだった。本作ではプロデューサーにGreg KurstinやMattman & Robynを起用し、再びメロディに回帰しつつもしっかりと現行のポップ・ミュージックのトレンドを押さえた音作りに。ギターのカッティングが印象的なシングル「Make Me Like You」や「Used to Love You」など、非常にメロディアスでほんのりノスタルジックなエレクトロ・ポップに仕上がっている。

それにしても、購入にあたり4曲のボーナス・トラックが追加収録されたデラックス・エディションを選んで大正解。なぜ本編で不採用となったのか謎なくらいにボーナス・トラックのクオリティが高く、とりわけ「Obsessed」は本作の中でもベスト・トラックに挙げたいほど。



David Bowie / The Next Day Extra (2013)
★★★★☆
David Bowie The Next Day Extra

遺作となった『★』の前作にあたる『The Next Day』に、ボーナス・ディスクやDVDを加えた豪華版。リリース当時は表題曲があまり好きではなくスルーしてしまったが「Where Are You Now?」はやはりいい曲だし、「Valentine's Day」や「(You Will) Set the World on Fire」などは感動的なまでに美しい。ボーナス・ディスクに収録された「Love Is Lost」のJames Murphyによるリミックスも最高。



Lion Babe / Begin (2016)
★★★★☆
Lion Babe Begin

Disclosureの2ndアルバム『Caracal』にもフィーチャリング参加、今年のコーチェラでもDisclosureのステージに登場していた男女2人組エレクトロ・ソウル・ユニットのデビュー・アルバム。ファンキーでリズミック、ややスカスカのトラックにJillian Herveyのソウルフルな黒いヴォーカルが乗るサウンドは新鮮。



HÆLOS / Full Circle (2016)
★★★★☆
HAELOS Full Circle

D.A.N.に続き、こちらも「2016年にデビューアルバムが期待される10組(SOUND OF 2016)」に選んだロンドン発の3人組。

アシッド・ハウスやトリップ・ホップなど、ビートは非常に90年代的ながら単なるリバイバルに終わることなく、現代的な意匠も凝らされている。個人的には2000年前後に好きだったAlphaやDot Alison、Andrea Parker辺りの女性ヴォーカルものを想起させたし、最近で言えばKeep Shelly in Athensにも近い印象。



Laura Nyro / The First Songs (1967)
★★★★☆
Laura Nyro The First Songs

先月2作目から6作目までのBOXセットを購入したNY出身のSSW、Laura Nyroのデビュー作。本作は扱いがやや複雑で、1967年にリリースされたアルバム『More Than a New Discovery』が69年に『Laura Nyro』として再発され、さらに73年に『The First Songs』として再々発されたものでオリジナルとはジャケも曲順も異なる。



Savages / Adore Life (2016)
★★★★☆
Savages-Adore-Life.jpg

女性4人組ポスト・パンク・バンドの2nd。前作はそこまでのインパクトはなく購入に至らなかったけど、今回は格段に表情豊かになり、特に表題曲などは展開の仕方もかっこよかった。



The Rolling Stones / It's Only Rock 'n' Roll (1974)
★★★☆☆
The Rolling Stones Its Only Rock n Roll

UKで12作目/USで14作目となるアルバム。MVも有名な「It's Only Rock 'n Roll (But I Like It)」を収録。タイトルの通りかっこいいロックンロール曲ばかりだけど、5分以上の曲が収録曲の半分を占め、やや冗長な感じもあった。



Azealia Banks / SLAY-Z (2016)
★★★☆☆
Azealia Banks SLAY-Z

事務所トラブルにより何度もリリース延期を重ね、ようやく2014年にデビューアルバム『Broke With Expensive Taste』をリリースしたアメリカのラッパー/SSWが突如全8曲入りのミックステープをフリーでリリース。『Broke~』ほどのインパクトはなくて音のヴァリエーションも少なく、ヒップホップやハウス、グライムなどをマッシュアップさせたような前作と比べるとハウス寄りに振り切れた感じ。



Pink Floyd / Wish You Were Here (1975)
★★★☆☆
Pink Floyd Wish You Were Here

大ヒットした前作『狂気(The Dark Side of the Moon)』に続いてリリースされた8作目。

浮遊感のあるシンセ音が心地よくメロディアスな「Have A Cigar」や「Shine On You Crazy Diamond (Part Two)」、アメリカ南部っぽいイメージのカントリー・ロック「Wish You Were Here」など、プログレッシヴな展開を持った曲もありながら全体的にはレイドバックしたサウンドという印象。



Queen / Queen II (1974)
★★★☆☆
Queen Queen II

昨年から集めているQueen、その2作目。ジャケがいろんなところでオマージュのネタにされているわりに有名曲は少ない印象で、ラストの「Seven Seas of Rhye」の他は(他のアルバム曲と比べると)少しインパクトが弱かった。






【次月予告】※購入済みや予約済みでまだ聴けていないタイトル
Katy B / Honey (2016)
Bauhaus / Singles (2013)
Siouxsie and the Banshees / Nocturne (1983)
David Bowie / Scary Monsters (And Super Creeps) (1980)
David Bowie / Lodger (1979)
David Bowie / Heroes (1977) *
David Bowie / Low (1977) *
David Bowie / Station To Station (1976)
The Rolling Stones / Black and Blue (1976)
Laura Nyro / Smile (1976)
David Bowie / Young Americans (1975)
David Bowie / Diamond Dogs (ダイアモンドの犬) (1974)
David Bowie / Pin Ups (1973)
Laura Nyro / Gonna Take a Miracle (1970)
Laura Nyro / Christmas and the Beads of Sweat (1970)
Laura Nyro / New York Tendaberry (1969)

* 再購入
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