Fuji Rock & Summer Sonic

日記:フジロックフェスティバル2016

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今年20回目を迎えたフジロック。僕自身は今回で17回目(13年連続3日間フル)の参加となりました。

2011年以降毎年このブログでフジロック日記をつけてますが、ここ数年は「何を食べたか、何が美味しかったか」の情報を来年以降に活かすための備忘録の様相を呈してきています(毎年フジロック前に読み返して、実際かなり役に立っている)。最近記憶力も鈍っているので、やっぱりこの日記は自分にとって非常に重要なのです。

ではフジロック2016日記、長々と書いていきます(「滞在時間」はおおよそです)。






【7/21 thu. 前夜祭】
直前にいくつか体調に異変をきたし、出発前日に眼科と内科をハシゴした結果、細菌性結膜炎と風邪の初期症状であると診断された私。雨が降っても晴れても体調悪化は免れなさそうな中、目薬2種と錠剤4種、そして砂埃からの目と喉の保護のためサングラスとマスク必須状態での参加となった。見た目かなり怪しいが、これからの4日間を乗り切るためには致し方ない。医者からは酒を控えるよう勧告されたが、フジロック来たらやっぱビール飲みたいワケで…。とりあえず1日1杯という制限を自分に課した(元々そんなに飲める方ではないけど)。

オアシスエリアに到着すると、まずは毎年必ず一番最初に食べるもち豚串とエチゴビールで景気づけ。来年以降の自分のために言っておく。ニンニク味噌ダレもおいしいぞ

事前に未知のアーティストの予習をしていた時に「これは!」と思い、元々Travisを観る予定だったのを急遽変更させるに至ったCon Brioが前夜祭に出るということでまず歓喜。

花火の後、まずはDJ Mamezukaが1セット目を終え、恒例の記念撮影の後にCon Brio登場。スマート体型なヴォーカルがしなやかに激しいダンスをキメながら歌い、その姿はマイケルやプリンス、そして先日NYのガヴァナーズ・ボールで観たMiguelを連想させた。ファンキーでソウルフルでアップリフティングな演奏は前夜祭にピッタリ。

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Con Brioの後はMamezukaさんがお約束のレッチリ「Give It Away」など流すのを聴いてから、オアシスエリアの「ママズキッチン」のパエリアを食べた。サフランとイカ墨のハーフ&ハーフになっていて、「エビたくさん入れて!」という注文にも気さくに応じてくれたけど、なぜか最初から冷めていたのが残念。味は美味しかったけど。

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マジックショーTHE ILLUSIVE MANはやることがベタでタネもだいたいわかるのでちょっとイマイチだったけど、この後に登場した曲芸ショー、LOS ICARIOS FLYING CIRCUSはすごかった。7歳の少年があんな高いところで、兄の足の上で何度も大回転。これぞエンタテインメントなパフォーマンスに場内も大熱狂。

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前夜祭最後のライヴアクトは「NON STOP PUNK」。初めて聞く名で、何となくメロコアっぽいパンクバンドなのかな?と思っていたら前夜祭MCのスマイリー原島氏からアナウンスがあって、なんと奥田民生、浅井健一、甲本ヒロト、ザ・ルースターズによるスペシャルユニットだと言う。すげえ。3人のフロントマンが代わる代わる登場してThe ClashやStray Cats、The Stoogesといったパンクの名曲を披露し、ラストは民生・ヒロト・ベンジーが一列に並んでのRamones「Blitzkrieg Bop」。なんか凄いもの観た感。でもベンジーの「今夜は朝まで楽しもうぜ!」には誰もが心の中で「前夜祭0時までだけど…」とツッコんだに違いない。



【7/22 fri. DAY1】
例年だとグッズを買うためにかなり早めに会場に向かうのだけど、今年は買わないと決めていたのでたっぷり睡眠。10時半ごろに宿を出たけど、混雑もなくかつてないほどスムーズに入場できた。今年はリストバンドの事前発送やICチップ内蔵化に加え、荷物検査がないなど入場をスムーズに行うために工夫がいくつか見られた。ラクチンだったけど、テロとか無差別殺傷とかが話題のこのご時世にちょっと心配でもある。

まずは朝食。オアシスエリアの「ケバブインスタンブール」で去年のベストフード、トルコドッグを買って、グリーンステージまで移動しつつ食べる。今回はチーズをトッピング。トロットロのチーズがたっぷりかかってて激ウマ。毎年食べたい。

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■ BOREDOMS (GREEN STAGE 11:00-12:00)
[滞在時間 11:00-11:25]

さて、朝一はBoredomsでスタート。象印の給茶スポットに並んでいる時に演奏がスタートし、最初の15分くらいは鉄棒(工事現場によくあるような凹凸のあるやつ)をメンバーがこすったり叩いたり。青空広がる大自然の中でひたすら金属音が鳴り響き、次第にドラムや様々なノイズ、EYƎの雄叫びが加わってアヴァン度とカオス度が増していったけど、フェスの一発目としてなかなかに刺激的だった。


■ LUCKY TAPES (RED MARQUEE 11:30-12:10)
[滞在時間 11:30-12:10]

続いてはLucky Tapes。フロントマンの高橋海さんはわりと初期からのTwitter相互フォロワーであり、2013年にKai Takahashi名義で発表された「1980」は当時から大絶賛したし、大阪のFLAKE RECORDSに前身バンドSlow Beachのアルバムを買いに行ったりしていたので、今回彼らがレッドマーキーのステージに立つのは感慨深いものがあった。

という「昔からその才能を評価してたんだぜ自慢」は置いといて。これまでにも何度かライヴを観ているけど、このバンドは観るたびに成長しているのがわかるからすごい。元々各メンバーのプレイヤビリティがかなり高い(特にベースが最高!)のだけど、見せ方やお客さんの楽しませ方、盛り上げ方がどんどん上手くなっている。サポートメンバーのホーン隊も間奏でロボットダンスしたり、「ライヴパフォーマンスの何たるか」をわきまえてトータルプロデュースがなされている、というか日々切磋琢磨しているのだろう。数年後には武道館でやっているのでは、とわりと本気で思う。


■ BIFFY CLYRO (GREEN STAGE 12:50-13:50)
[滞在時間 12:50-13:50]

次のBiffy Clyroは、前回2014年のホワイトステージでのライヴを観てからハマってアルバムを集めたりしたので、今回は音源を聴き込んでからの初ライヴ体験。モッシュピットまで行き、当然のごとく上半身裸な3人を拝む。本国UKでの人気を考えると早すぎる時間だし集客もいまひとつだったけど、彼らのエモーショナルな爆裂ギターロックは真っ昼間の野外に合うなあと。というか、彼らのスタジオ音源はミックス/マスタリングが正直イマイチなので、やっぱりライヴの方が音が断然かっこいい。

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■ LÅPSLEY (RED MARQUEE 14:00-14:50)
[滞在時間 14:00-14:35]

ビッフィで漢気注入した後は屋根付きレッドマーキーでしっとりと。ビッフィでテンションが上がってしまったせいか、音的にというよりもパフォーマンス面でちょっと物足りなさを感じてしまった。当然歌は上手いし良い声をしているんだけど、例えばLordeやAdeleみたいな「圧倒的な感じ」はなかったかな。

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■ Suchmos (WHITE STAGE 14:50-15:40)
[滞在時間 14:50-15:10]

今年最初のホワイトステージへ。今や飛ぶ鳥落とす勢いの彼らだが、ライヴを観るのは2回目。Yonceは相変わらず「隣の兄ちゃん」的風情を醸しながらステージをカモメのように舞い歩きつつ歌う。「気持ちいいな~、最高だねえ!」みたいな飄々としたMCからは余裕も感じられ、大きなステージへの緊張や気負いはないようだ。日本にはなかなかいないタイプのフロントマンだし、今後どうなっていくのか非常に興味深いところ。


さてお腹が空いたのでヘブンに行き、毎年恒例の「太陽食堂」で野菜のトマトカレー…にするつもりだったけど、これと豚生姜焼きとチキンカツのセット(1000円)があったのでこれを注文。ボリュームたっぷりで大満足。ジンジャービールも飲んだ。これはちょっと甘め。

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■ UA (FIELD OF HEAVEN 15:20-16:20)
[滞在時間 15:20-16:20]

そのトマトカレーを食べながらUAを観たけど、日差しがキツくて暑いし砂埃もなかなか。UAはいきなり「情熱」からスタート。懐かしい。大幅にアレンジが施されていたけど今なお輝ける名曲だ。赤と白の超スタイリッシュな衣装に身を包んだUAはMCがチャーミング、というよりは若干意味不明だったけど、かわいくて面白かった。

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■ THE INTERNET (WHITE STAGE 16:30-17:20)
[滞在時間 16:30-17:20]

The Internetは暑い野外よりも涼しい屋内で聴いた方が合いそうだけど、ライヴはかなり盛り上がった。Syd tha Kydは振る舞いからルックスまで全部イケてたし、ポケモン好きなキーボーディストも面白かった。途中でSydが「あそこにもポケモンがいるよ!」と客席を指さしたので目をやると、自分のすぐ近くにピカチュウのTシャツを掲げた人がいて、しかもそれが元NATURE DANGER GANGのMMEEGG!!!さんだったのでビックリ(MMEEGG!!!さんといえばこのブログの特集Spincoasterでも度々取り上げるくらい好きなアーティストなので…)。


■ JUMP WITH JOEY (FIELD OF HEAVEN 17:10-18:10)
[滞在時間 17:25-18:00]

Jump With Joeyは今回のフジをきっかけに初めて知った。フジロック20周年を祝って17年ぶりに特別に再結成したらしく、観ないわけにはいかない。今年はスカ系アクトが少なかった気がするけど、La Gossa Sordaの方はスケジュール的に観れないのでこちらは観なくてはと。スカやルンバやマンボなどを陽気そうなおじちゃんたちが楽しそうに演奏。


■ 金 佑龍 (GYPSY AVALON 18:00-18:50)
[滞在時間 18:05-18:50]

元cutman-boocheの人で、台湾人だけど大阪出身。いい人オーラが出てそうな歌声で癒された。この時間になると気温もグッと冷え込んできたけど、今日のアクトはここからが本番。座って靴を脱ぎ、自分でふくらはぎを揉みほぐしつつゆったり観た。


■ LEE "SCRATCH" PERRY (FIELD OF HEAVEN 19:00-20:10)
[滞在時間 19:00-19:50]

続いては80歳の誕生日を迎えたリー師匠。三度笠を被ったバンドメンバーが怪しいお香の焚かれたステージでダブワイズを奏でる中、リー師匠がのそのそと登場。真っ赤な髭に装飾いっぱいのゴテゴテした衣装は数年前にフジで観た時とあまり変わりはなく、相変わらず元気だった。

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ここでは「東山食堂」の豚角煮丼を食べた。肉は柔らかくて美味しかったけど、フェスごはん的にはもうちょっと塩分があっても良かったかな。そこはオーガニックがウリのヘブンという場所柄、抑えたんだろうか。

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■ FLIGHT FACILITIES (WHITE STAGE 20:00-21:00)
[滞在時間 20:00-20:45]

管制塔を模したDJブースに、本人たちはパイロットのコスプレで登場。しかも一人は現代の航空機スタイル、もう一人は20世紀初頭のプロペラ機スタイルというのが面白い。バックのスクリーンは飛行機の窓だったり管制モニターだったりと、(ユニット名もそうだけど)徹底して飛行機にこだわったコンセプトなのが面白い。「Justin Timberlakeに憧れたUnderworldのカール・ハイド」とでも言うような男性と、首にスカーフを巻いたアテンダント風の女性がゲスト・ヴォーカルとして登場。二人とも歌もダンスも上手く、バック映像含めて視覚的にも楽しめるステージだった。

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■ SIGUR RÓS (GREEN STAGE 21:00-22:30)
[滞在時間 21:00-22:25]

いよいよこの日のヘッドライナーであるSigur Rós。柱状のオブジェがいくつも仕掛けられ、メンバーはメッシュ状のスクリーンの奥にいるという凝った演出。先日公開された新曲「Óveður」でスタートし、その後は「Starálfur」などがエレクトロニカ風なアレンジで演奏された。てか、メンバー3人だけか…。うーむ、ピアノやストリングスの音がないと何だか物足りない。

冒頭3、4曲ほどエレクトロニックなセットをやった後3人とも前に出てきて、ようやくヨンシーのボウイング奏法ギターやオリの生ドラムも加わり、この時は大きな歓声に包まれた。それでも3人だけだとピアノやホーンやストリングスの音がオミットされてしまい、その隙間を3人で力ずくで埋めようとしているのか、やたらと力んでいるように感じられてしまった。彼らのライヴを観るのは00年のサマソニ、05年フジ、06年単独、12年サマソニと今回5回目だったけど、残念ながらその中では一番よくなかったと言わざるを得ない。12年のサマソニは大所帯編成で、演奏も雰囲気もセトリも最高だったんだが…。そんな思いのまま、ラストの曲の途中でホワイトのDisclosureに移動開始。

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■ DISCLOSURE (WHITE STAGE 22:20-23:40)
[滞在時間 22:35-23:15]

混んでるかと思ったらそれほどでもなかったかな。ホワイトは後ろが詰まりやすいけど前の方行くと結構空いてたりする。海外フェスならゲストヴォーカル本人が登場したりするけど、日本では当然それはなかったものの、今年はダンスアクトが少なめだったこともあってかなりの盛り上がりを見せていて、ホワイトのヘッドライナーに相応しかった。


■ D.A.N. (RED MARQUEE 23:30-0:20)
[滞在時間 23:30-0:20]

深夜のレッドは毎年金曜日が一番豪華。ということで今年はD.A.N.からスタート。今回も小林うてなが参加、夜の疲労感も相俟ってユラユラと体を揺らして踊っているととても気持ちのいい音だけど、曲によってはアッパーに踊りまくってしまう。

本人たちにはスポットライトを当てずバックの映像の前に4人のシルエットを浮かび上がらせる手法は、Factory Floorなんかもやっているスタイルだけどとても好き。日本のバンドでこれが最も合うのは彼らだと思う。

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■ MURA MASA (RED MARQUEE 0:30-1:15)
[滞在時間 0:30-1:15]

R&Bマナーでしっとり歌ったかと思ったらドープなラップをブチかますイカした女性ヴォーカルをサポートに迎えたパフォーマンス。とても楽しめたし踊れた。


■ SOPHIE (RED MARQUEE 1:15-2:15)
[滞在時間 1:15-2:15]

これまでルックスが謎だった(いくつものビジュアルイメージがあるので)けど、なんだただのイケメンか。序盤のサイケな感じから徐々にBPMを上げていき、後半はベース・ミュージック/ジューク/トラップの異種格闘技状態でかなりアッパーに。


■ OLIVER HELDENS (RED MARQUEE 2:15-3:45)
[滞在時間 2:15-2:30]

さすがに踊り疲れて、ミネストローネ飲みながら座って休憩しつつ。時間はすでに2時過ぎ、さすがにこの頃にはレッドマーキーの中も人が少なくなってきた。そろそろ3時になるのでレッドマーキーを後にし、パレスオブワンダーへ。


■ LOS ICARIOS FLYING CIRCUS (THE PALACE OF WONDER 2:30-)
[滞在時間2:40-3:00]

前夜祭でも観たけどちょうどやっていたのでまた観る。前夜祭のパフォーマンスはほんの一部だけだったけど、ここでは空中ブランコや大車輪や綱渡りなども観ることができて、どれも素晴らしかった。あの自転車綱渡りのお父さん、わざと危なっかしいフリしてるだろ!

その後ふらっと近くの小屋に入ったらちょうどおじさんがマジックショーを始めたけど、3時になってしまったので即出てルーキーステージへ。


■ yahyel (ROOKIE A GO-GO 3:00-3:30)
[滞在時間 3:00-3:30]

「日本人離れしたセンス」と言う表現は好きではないけど、日本にあまりいなかったタイプのバンドだと思う。かといって洋楽っぽいかと言われるとそういうわけでもなく、しっかりと日本人らしい感性とセンスが出ている辺りはD.A.N.にも近い印象。そういえばD.A.N.も、ちょうど一年前にこのステージで初めて観てハマったんだった。

キーボードやサンプラー系のメンバーが3人いて、サウンド的にはかなりエレクトロニック寄りだけど生ドラムも入っている。ヴォーカルはもうちょっとやりすぎなキャラにしても面白いと思う。「この中にイギリスから来た人いる?Portisheadのカバーやります」と英語でMCして「Glory Box」を披露。まだ伸びしろはあると思うし、それこそD.A.N.と同じように来年深夜レッド枠で再出演もありそう。そういえば、先ほどD.A.N.のステージ上にいた小林うてなも近くで彼らのライヴを観ていた。

3時半すぎまで会場にいたのは2007年以来ということで、さすがに疲れた。この日はこれにて撤収。



【7/23 sat. DAY2】
さて、前日は4時半頃布団に入ったものの外はすでに明るくなり、車の音や鳥の声などで寝つけなかったうえ、ようやく眠りかけたところで別の部屋の人が間違って侵入してくるという事態に見舞われたため(まじで迷惑)おそらく寝つけたのは6時半過ぎ。勘弁してくれ。

なのでHomecomings踊ってばかりの国は諦め、12時頃に出発してTom Odellから観ることに。朝食は昨日と同じ「ケバブ・イスタンブール」でケバブサンドを買った(こういう持ち歩きしやすいフードはグリーンステージで観ながら食べるときにちょうどいい)

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■ TOM ODELL (GREEN STAGE 12:30-13:20)
[滞在時間 12:30-13:20]

ケバブサンド食べ終わってからモッシュピット内へ。みんなまだ寝てるのか、人が少なめでかなり前の方に行けた。というか前の方に行かないとステージの日陰にならずかなり暑い。最後は「Another Love」と「Hold Me」で終わるのかなと思ったら、「Hold Me」やらなかったのは意外。一番有名で一番盛り上がりそうな曲なのに。


■ THE ALBUM LEAF (RED MARQUEE 13:20-14:10)
[滞在時間 13:25-14:10]

こちらは思った以上の集客で、レッドマーキーが後方までいっぱいに。結構暑い中で彼らの音楽は体感温度を2度は下げていたと思う。


■ MAN WITH A MISSION (GREEN STAGE 14:00-14:50)
[移動中にチラ見]

さて、この日一番楽しみにしていた在日ファンクを観るためホワイトに向かう途中、Man With A Missionをチラ見。グレーンステージをたくさんの人が埋め尽くしてて、やっぱり人気あるなと。初めて知ったんだけど、ヴォーカルは歌うとき顔出してるんですかね?モニターでは不自然に見切れた感じになってて、実際のステージの方は遠くてよく分からなかったけども。


■ 在日ファンク (WHITE STAGE 14:50-15:40)
[滞在時間 14:50-15:40]

この日最も楽しみにしていたのが在日ファンク。1曲目「爆弾こわい」からスタートということでこちらもスイッチ入った。ひたすら楽しく、ひたすら踊れるライヴ。メンバーのカラフルなスーツも綺麗だったし、ハマケンのなぜか英語縛りのMCも楽しかった(途中で「あの…英語わかんないんで日本語でしゃべっていいですか」には笑った)。

あとキレッキレのダンスも見事だったな。あの「ウー!」と「アー!」と「ンー!」の中間みたいな合いの手とかマイクスタンドさばき、股裂きダンスなど、随所にJB愛がにじみ出てて超かっけえ。


■ TRAVIS (GREEN STAGE 15:30-16:30)
[滞在時間 15:50-16:30]

さて、さっきも書いたようにこの時間帯はヘブンでCon Brioを観るつもりだったけど、前夜祭で観ることができたのでやっぱりTravisに。Travisといえば2014年も観て、あの「バンドとオーディエンスが一体となってピースフルな空間を作り上げる」というのが毎度素晴らしいので、やはり今回も体験しておかないとなと。しかも当日はフランの誕生日ということで、ちょうどグリーンステージにたどり着いた時にフランがステージを降りてオーディエンスたちに担がれるところだった。日が傾きかけて霞がかった景色に名曲のオンパレードはグッと来たなあ。

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■ LOOK PARK (RED MARQUEE 16:30-17:30)
[滞在時間 16:35-17:30]

Look Parkって誰って、Fountains of Wayneのクリスのソロ・プロジェクトだよ!ソロアルバムも出たことだしソロ曲ばかりかと思ったら、「Red Dragon Tatoo」に「Barbara H.」に「Troubled Times」に「Radiation Vibe」とFOWの曲たくさん!これは嬉しかった。FOWの曲の方が盛り上がってしまうのは仕方がないとして、ソロの曲も良かった。

そういえばLook Parkを観ながら、「渡なべ」の海老の油そばを食べたんだった。これ、最初の見た目は全然美味しそうじゃないんだけど、麺と具材を混ぜて食べるとビックリするくらい美味しんだよね。

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■ WILCO (GREEN STAGE 17:20-18:30)
[滞在時間 17:35-18:10]

前回2011年の出演時に「Via Chicago」を初めて聴いて「なんじゃこりゃあ!やべえ(笑)」となった(正確には、ウトウトしてたのが飛び起きた)Wilco。今回も次のステージへの移動リミット前にこの曲が聴けて良かったし、前回同様に素晴らしかった。変態な曲だけどイントロですでに泣けるっていうのがすごい。

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■ EGO-WRAPPIN' (WHITE STAGE 18:20-19:10)
[滞在時間 18:20-19:10]

久々に観たけど、いきなり「くちばしにチェリー」からスタートと気合い入ってた。最近の曲はよく知らないんだけどちょっとニューウェーヴ気味?中納さんもUAと同様とてもチャーミングな人だった。


■ Kan Sano (GYPSY AVALON 19:30-20:20)
[滞在時間 19:30-20:05]

多くの人がBeckを観るためにグリーンステージへと移動し、人が少なめの奥地アヴァロンで休憩。Beckは先日NYで観たし、別にいいんだ…(セトリも全く同じだった模様)。こちらはSeihoのバンドセットにも参加しているアーティストで、ビート系という感じではなくポップでメロディアスな歌モノ中心。


■ TORTOISE (WHITE STAGE 20:10-21:10)
[滞在時間 20:10-20:30]

Beckにお客さん取られすぎて、開始5分前でも最前余裕なほどにガラガラ。うーん、この後Tortoiseですよね?そんな状況に動揺してしまい、ついにはBeckが気になって早々と移動してしまった。本当はもう少し観るつもりだったんだけど。


■ BECK (GREEN STAGE 19:30-21:00)
[滞在時間 20:40-20:50]

ということでBeck。グリーンステージに到着するとちょうど「E-Pro」で大団円を迎えたところ。このあと白ジャケットと水玉シャツというかわいいお姿に衣装替えしての「Debra」「Where It's At」だけ聴くことができた。しかし46歳にしてあの衣装似合い過ぎ。王子ですなあ。


■ KULA SHAKER (RED MARQUEE 21:00-22:00)
[滞在時間21:00-21:50]

さて、王子と言えばこちらも!クーラって再結成後は何だか日本でしか人気ないんじゃ?っていう感じだったので(2010年の『Pilgrims Progress』は本国UKで最高117位だったとか)自分も再結成後は入れ込んでなかったんだけど、この時間ヒマだったので観ることに。でもレッドマーキーにはたくさんのオーディエンスが集まっていたし、何より歓迎っぷりや熱狂度が凄まじかった。正直その時点では「日本における洋楽のガラパゴス化」なんて言葉もチラッとよぎったけど、やがてマントラが流れバックに万華鏡のような映像が映し出された途端、場内大歓声、自分も大興奮。メンバーが登場すると一瞬で場の空気も変わり、僕も先ほどのガラパゴス云々は吹き飛んでしまった。

1曲目、「Sound of Drums」ですでにクリスピアン王子はキレッキレ、少し遠目だったせいか、何か若返った?細身のシルエットや身をよじり髪を振り乱してのパフォーマンスの激しさは20代のロックンローラー、いやパンクスのようだった。途中何度かハウり、そのたびにキッとステージ横のスタッフを睨んでいたので、本当にキレ気味だったのかもしれないけど(笑)。

しかしここで痛恨のミス。次のSquarepusherの開始時間を10分早く勘違いしてしまっていたせいで、想定よりもかなり早く離脱してしまった。お陰で「Hush」「Govinda」「Hey Dude」という代表曲三連打を聴き逃すという大失態。とりあえずこのライヴを観て、11月の単独行く決心をした(チケットもすでに購入済み)のでその時にリベンジします。

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■ SQUAREPUSHER (WHITE STAGE 22:10-23:30)
[滞在時間 22:10-23:30]

というわけでホワイトに早く着き過ぎた。でも「クーラ最高!」と思いながらも、どうしてもSquarepusherをアタマから観たかったのにはワケがある。

それは僕が今のような音楽の趣味に目覚めるきっかけであり、それ以降で最初に買ったCDがSquarepusher『Hard Normal Daddy』で、しかもこれまで一度も彼のライヴを観たことがなかったから。97年にスタートしたフジロックだけど、奇しくもSquarepusherらによって自分の音楽の趣味が大きく変わったのも97年。そんな因縁もあり、どうしても今回フルで観ておきたかった。

最初の一時間は2010年代型Squarepusher節というか、硬質なビートと鋭角的なグリッチノイズが入り乱れたカオティックな電子音の洪水。四面の大きなスクリーンの前にはフェンシングのスーツのようなトム・ジェンキンソンの姿。顔もメッシュ状になっていて、トムの顔含め全身に映像が投影されるというもの。スクリーンに映し出されたバグデータを具現化したような映像と音のシンクロがすごかった。このハードコア・タイム、もう1時間くらい経ったかなと思い時計を見たらまだ30分しか経過していなかったほどに、情報量というか密度の高いライヴだった。

終盤、一度袖にハケたが、メッシュ状のマスクを取った素顔ですぐに戻ったきたトム。彼がベースを手に取ると場内「待ってました!」な大歓声。初期~中期のドラムンベース曲に合わせての変態バカテクベースを、初めて生で拝むことができた。

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もう23時半だけど、この日まだ2食しか食べてない!!ってことでここでようやく3食目(夕飯)。オアシスエリアの「ムンバイ」でキーマカレーとタンドリーチキン串を。

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■ KILL THE NOISE (RED MARQUEE 23:30-0:45)
[滞在時間0:15-0:45]

食べ終わってからレッドに入ってこちら。さすがSkrillexのレーベルOWSLA所属ということだけあって、マッシヴなビートと暴力的なサンプリング・ヴォイス、今日一日の疲れなんて吹っ飛ぶくらいにブチアゲ気味なトラックの応酬でめちゃくちゃかっこいい。こういうの、やっぱり深夜のレッドに必要不可欠。

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■ BAAUER (RED MARQUEE 0:45-2:00)
[滞在時間0:45-1:45]

2013年のフジロックでもレッドマーキーの同様の時間帯に出演したBaauerは、今回はデビューアルバムを携えてということで序盤にキラーチューン「GoGo!」を持ってくるなど攻めまくり。にしても彼は専属のビジュアルアーティストでもいるのかな?アルバムジャケットのアートセンスも好きだったけど、プレイ中にバックで流れている映像もとてもよかった。深海を漂う無人探査船、溶鉱炉と奇妙な鉄鋼マシン、港でコンテナを積み下ろすタンカーなど、人物がいっさい登場しない無機質な世界が写実的なCGで延々と流され、その不思議な世界観についつい見入ってしまった。あの映像を観るだけで軽いトリップ感覚に浸れる。

1時間ほどBaauerで踊ったところでこの日は宿に帰還。



【7/24 sun. DAY3】

■ MARK ERNESTUS' NDAGGA RHYTHM FORCE (GREEN STAGE 11:00-12:00)
[滞在時間 11:10-11:30]

オアシスで朝食を買って食べながらこれを観ようと思っていたら、この日だけ宿で朝食サービスがあった。食べていたら出発が遅れてしまい、あまり長くは観れなかったけど、軽快なアフロビートに乗せて細身で手足の長い女性シンガーが激しく踊りまくっていた。


■ ザ・なつやすみバンド (GYPSY AVALON 11:30-12:10)
[滞在時間 11:40-12:10]

象印の給茶スポットの混雑により10分遅刻。かなり日差しが強かったので後方の斜面の日陰で観ることに。暑かったけど、まさに「なつやすみ」な天気とステージ上の様々な装飾がバンドの雰囲気や音にとてもマッチしていて、まさにこのバンドのためにお膳立てされたステージという感じ。スティール・パンの音も心地よい。


■ BO NINGEN (WHITE STAGE 11:40-12:30)
[滞在時間 12:10-12:30]

ザ・なつやすみバンドが予定よりも10分ほど早く終わったのでこちらに移動。Vo.のTaigen氏が「雨男なんですけど、今日は大快晴です!」といって「Daikaisei」をプレイ。


ここでお昼ご飯。アヴァロンの「富山あおぞら屋台」でゲバブ丼のチーズトッピング。フェスって、何故かついついチーズとかトッピングしてしまう。でもチーズこれだけでプラス100円は冷静に考えたらクソ高ぇ

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ま、でも美味しかった。あと食べてるときに体長5cmほどのクモが足を這い上がってきてて、腰抜かしそうになったな。


■ DEAFHEAVEN (WHITE STAGE 13:10-14:00)
[滞在時間 13:10-14:00]

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この日一番楽しみだった人たち。アー写を見たことなかったので、どんな黒ずくめ長髪&髭マッチョメタラーが登場するのかと思ったら、ヴォーカルはナルシスティックなアシメヘア、右手のギターは絵に描いたようなナード君、左手のギターは中東系で柄シャツという、イメージとはかけ離れた人たちだった。演奏スタイルもそこまで激しくはなく、淡々とこなす感じ。若干拍子抜けしたし、音ももう少しデカくても良かったかな。

でもヴォーカルのパフォーマンスはとても良かった。終始ナルシスティックでちょいカワ・ちょいキモな動きをしながら絶叫。ヴォーカルが煽って発生したサークルモッシュに、乾いた砂埃が煙幕のように舞い上がってかっこよかった。あ、目と喉がやられる…!退避。


■ はちみつぱい (FIELD OF HEAVEN 14:10-15:10)
[滞在時間 14:10-15:10]

ほぼ最前で観た。冒頭15分以上ノイズ・インプロで面食らったけど、「僕の幸せ」のヴァイオリンの旋律とかは本当に美しかった。鈴木慶一氏は「45年かけてやっとフィールドオブヘブンにたどり着きました!まあリアルヘブンも近いんですけど」というブラックジョークで和ませていた。

いよいよ次は今年のフジで最も楽しみにしていたThe Avalanches。でも興奮のせいか、この時の記憶が一切ない。なぜかレッドマーキーとは真逆のオレンジコートで、屋根の下で涼みながらビール飲んで、ミシュラン1つ星の店「日本料理櫻川」の炙り鱧にゅうめんを食べていたような気もする。

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あと、甘いものが欲しい~ってなってBen & Jerry'sに行ったんだけど長蛇の列であきらめ。今年は日の出食堂のいちごけずりなかったし全体的にスイーツ不足。由々しき事態だ。来年の改善を願う。


■ LEON BRIDGES (FIELD OF HEAVEN 16:00-17:00)
[滞在時間 16:00-16:45]

The Avalanchesとのカブリにより残念ながら観ることができなかったLeon Bridges。でも不思議なことに手元に彼のライヴ写真があるし、確かに観た記憶もある。それにしても今年のフジはホーン隊のいるアーティストのステージがどれも良かった。


■ ROBERT GLASPER EXPERIMENT (WHITE STAGE 16:30-17:20)
[滞在時間 16:50-17:20]

物凄い数の人がホワイトに集まっている。RGE目当てなのか、次のBABYMETAL待ちなのかは不明。お馴染みとなったNirvana「Smells Like Teen Srilit」のカバーなどを披露していた。RGEが終わってからはずっとホワイトで待機。それなりにオーディエンスの入れ替わりは起こっていたのでBABYMETAL待ちの人だらけではなかったみたい。


■ BABYMETAL (WHITE STAGE 18:10-19:00)
[滞在時間 18:10-19:00]

初めて生で観るし、CDを持ってないにもかかわらず全曲知ってた。それだけ「一度聴いたら頭から離れない」というキャッチーなフックとメロディを備えているということだと思う。彼女たちの激しいパフォーマンスはロックフェスとの親和性も感じさせてくれたものの、とは言え「いかにもアイドル」なコールアンドレスポンスや振り付けにはどうしても居心地の悪さを感じてしまった。サマソニでPerfume観る時もいつも感じるんだけど、ちょっとあのアイドル特有のノリに付いていけない自分がいるのも事実。でも楽しかった。


■ Kodäma (GYPSY AVALON 19:30-20:20)
[滞在時間 19:30-19:55]

今年のフジロックのベスト・ニュー・アクト(フジにラインナップされたことで初めて知ったアーティスト)は彼らに決定。フランス出身の男女デュオだけど、アフロヘアのヴォーカルの女性は日本語も堪能で、「Kiala Ogawa」という名前から察するに日系人っぽい。

曲は初期のMassive Attackのようにソウルフルなトリップホップという感じ。Erykah BaduやLianne La Havasのようにエレクトロニックとオーガニックの匙加減が上手い。アヴァロンを通り過ぎゆく人たちも口々に「何これ普通に良いんだけど!」と言っていた。秋ごろに音源のリリースがあるらしいのでぜひ聴いてみたい。

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Kodämaを観ながら、アヴァロンの「OIMOcafe」にて農家の大根牛すじカレー丼を食べた。大根がめちゃくちゃ大きくて分厚くて、煮汁もたっぷり染み込んでてボリューミー。でも大根のしょっぱさがあんまりカレーとマッチしてなかったかな…。

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■ KAMASI WASHINGTON (FIELD OF HEAVEN 20:00-21:30)
[滞在時間 20:00-20:20]

今年のフジロックで最も厳しいタイムテーブルだったのはここ。ヘブンのKamasi Washington、ホワイトのEITS、そしてレッドのYears & Years。Kamasiはアルバム聴いたりしてないけど、ライヴは間違いなく素晴らしいだろうから絶対に観たかったし、ETISは前回出演時に観れなかったことをとても後悔した経験がありそのリベンジをしたかった。Years & Yearsはこれまでに二度「観れそうだったのに惜しくも観れなかった」を経験していて三度目の正直だった。しかもこの後にはレッチリも控えているわけで…。

結局Years & Yearsは諦め、KamasiとEITSを20~30分ずつ観ることに。大所帯編成の中で中央に立つKamasi Washingtonは、司祭のような白い衣装のせいもあって体がとてもデカく見える(隣に立つトランペッターがかなり小さめなのでなおさら)。とにかく音の重厚感や祝祭感がすごい。全然音楽的には違うけど、ライヴ中に味わえるカタルシスは2000年代のThe Flaming Lipsに近いものがあった。やばい、最高!と思いながらも、しかし時間は迫ってくる…。

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■ EXPLOSIONS IN THE SKY (WHITE STAGE 20:00-21:00)
[滞在時間 20:25-20:45]

後ろ髪をひかれつつ、最高なKamasi Wasingtonを後にしてホワイトへ。また同じ後悔を味わいたくなかったし、前回は夕方、今回は夜ということで、今回の方がより素晴らしいものになると確信していたから。

そしてまさにその期待通りで、スモークと照明を効果的に使った演出が彼らのサウンドの持つ叙情性やエモーショナルさをさらに高めていた。2013年のThe Cure以来の大量スモーク発生で、メンバーの姿が全く見えない瞬間もあるほど。そして下から上に向かって照射されたいくつものライトが光のカーテンのよう。ギターとベースの二人が体を前後に揺らす動作がシンクロしてたのがちょっとかわいかった。

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■ RED HOT CHILI PEPPERS (GREEN STAGE 21:00-22:30)
[滞在時間 21:00-22:30]

そんな最高アクトを2つも途中で切り上げて、ついにレッチリへ。結論から言うとあんまり良くなかった。でもレッチリを観ずにもっと長くKamasiやEITSを観れば良かったとは全く思わない。良かろうが良くなかろうが、自分にとってはレッチリのライヴをフルで観ることに意義があると思っている。

まず、これは多くの人が指摘していることだけど音響が良くなかった。ジョシュのギターやコーラスの音量は小さく、フリーのベースはモコモコしていてあのファンキーなバキバキ感がなかった。でも最悪だったのはチャドのドラム。バスドラだけがやたらと大きく、シンバル系の音はあまり聞こえなかった。スネアが今までのようにカンカンに張った音ではないのはおそらく新作『The Getaway』の曲にも合うように敢えてそうしたのだと理解できるけど、このミックスバランスの悪さはライブ中に次第に調整されていくのかと思ったら最後までずっとそのままだったのが謎。

前回フジロック出演時(2006年)はまだジョン・フルシアンテがいて最高のパフォーマンスだったから、あれを観ていた人にとってはかなり物足りなかったと思う。でもそれはジョンがいなくなり、ジョシュが力不足なせいでは断じてないと思っている。むしろジョシュは4人の中で一番頑張っていたし、一番輝いていて、一番かっこよかった。アンソニーとフリーは…衣装がイマイチだったかな。アンコールでようやく上半身裸になったけど、最初からそうしてくれれば良かったのにという思い。

もう一つ良くなかったと思うのはセトリ。今回のセトリで、「ああ、『The Getaway』のツアーも兼ねているんだな。つまり単独ではもう来ないんだな」と思ってしまった。フェス用セトリではなく新作ツアー用セトリ。全15曲中6曲が『The Getaway』からのセレクトだった。『The Getaway』は良い作品だと思うし、新作に伴う単独公演で新作の曲をたくさんやってくれるのなら構わないんだけど、やはり過去の曲と比べると「ライヴ映え」という面では弱く、どちらかというとリスニング向きだと思う。

過去作からの曲も、「?」というものが目立った。そもそもなぜ、フジロック直前9公演と直後2公演全てで1曲目(イントロのジャムを除く)に演奏していた「Can't Stop」をフジだけ外したのだろうか?「Parallel Universe」も「Look Around」も好きな曲ではあるけど、同じアルバムからもっとフェスでやるべき曲はあったと思う。

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あとこの丸いスクリーンがいくつもあるセット、写真だとどうしてもメルヘンチックなクソコラっぽく見えます(笑)。ファンお手製のウチワみたいな。


■ VIDEOTAPEMUSIC × cero (RED MARQUEE 23:00-23:50)
[滞在時間 23:00-23:50]

ceroの曲をメインに、VIDEOTAPEMUSICによる音と映像サンプリングがミックスされるという特別編成。これはリアルタイムでサンプリングしているんだろうか?映像も音も演奏とピッタリ合っているので気になった。古い映画などからサンプリングされたビザールな映像はどれもそれだけで魅力的で、演者そっちのけでついつい見入ってしまったほど。フェスの終盤にふさわしい、お祭り感と締めくくり感溢れる素晴らしいパフォーマンス。


■ 電気グルーヴ (GREEN STAGE 23:20-0:30)
[滞在時間 23:55-0:20]

再びグリーンへ。余力を残すことなく踊った。最後に「N.O.」と「富士山」をやって一度終わったので早々とオアシスに移動してしまったんだけど、その後再び登場して「Shangri-La」「虹」をやったらしい。

その後オアシスエリアでお疲れ様の会。ビールと「鶏小屋」の濃厚鶏そば(塩)、そして肉乗せポテト(ポテトっていうかポテチだったけど)。ハイカロリー、ハイ塩分を欲していたのでとても満足。今年のフジロックのベストフードはこの濃厚鶏そばかな。

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そんなこんなしてたら、ルーキーで楽しみにしてた羊文学を見逃しました。でもとりあえずパレスオブワンダーへ。


■ LOS ICARIOS FLYING CIRCUS (THE PALACE OF WONDER 1:30-)
[滞在時間 1:30-1:45]

前夜祭と合わせて3回目だけど、何度見てもすごい。しかし自転車綱渡り父ちゃんの危なっかしくグラつくのが台本通りだということが判明。毎回やってるじゃねーか(笑)。そんなところもエンターテイナーだなーと。


■ REGGAELATION INDEPENDANCE (CRYSTAL PALACE TENT 1:30-2:00)
[滞在時間 1:45-1:50]

最後、今年まだ一度も入ってなかったクリスタルパレステントへ入ると、このバンドが演奏中だった。湿度の高さも相俟って異世界感、非現実感が高い場所だよなーと思う。しばらくして宿に帰還。フジロック2016終了、今年も楽しかった!

月曜日の昼出発(もう10年以上このスタイル)なので、朝は場外エリアで最後のお食事。さすがにこの時間になると品切れも多かったけど、通りすがりの人が「品切れ早くね?」と言っていた。いやいやもうフェス終わってるから…。

ということで最後に「湯沢東映ホテルの鉄板焼きステーキハウス」で豚ステーキ丼を食べた。美味しい。

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喉がやられていたので砂埃はキツかったけど、大雨は降らないで良かった。雨が降ったのはBabymetalの時だけだったな。あと金曜日はかなり寒かったから、上着をもう一枚余計に持ってって良かった。

20周年の特別感はあまり感じられなかったものの、メンツは全体的に良かったと思う。カブリは例年ほど悩まなかったけど、やっぱりKamasi WashingtonとExplosions In The Skyだけは両方とも素晴らしかっただけにキツかった。では今年のベストアクト発表。1位、2位、6位、10位はフルで観れてないけど。

1位 KULA SHAKER
2位 KAMASI WASHINGTON
3位 在日ファンク
4位 VIDEOTAPEMUSIC × cero
5位 UA
6位 EXPLOSIONS IN THE SKY
7位 D.A.N.
8位 THE INTERNET
9位 SQUAREPUSHER
10位 TRAVIS

【次点】
BAAUER / EGO-WRAPPIN' / DEAFHEAVEN / KILL THE NOISE / LUCKY TAPES


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