AWARDS[2016年]

PUBLIC IMAGE REPUBLIC AWARDS 2016 <Part 1>

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毎年恒例、当ブログが独断と偏見で選ぶPUBLIC IMAGE REPUBLIC AWARDSの2016年版の発表です。部門は去年と同様で以下の通り。今年も2回に分けてやります。


【部門一覧】

■第一部
-ベスト・アーティスト(ソロ部門/グループ部門)
-ベスト・ニュー・アーティスト
-ベスト・ライヴ・パフォーマンス
-ベスト・男性アイコン
-ベスト・女性アイコン
-ベスト・ライヴ(フェス、イベント/単独公演)
-ベスト・EP/ミニアルバム
-ベスト・企画盤(リマスター/リイシュー/コンピレーション)
-ベスト・カバー・ソング
-ベスト・マイブーム・アーティスト
-ベスト・邦楽アーティスト
-最も衝撃を受けた音楽ニュース


■第二部
-ベスト・アートワーク
-ワースト・アートワーク
-ベスト・ミュージック・ビデオ
-ワースト・ミュージック・ビデオ
-ワースト・アルバム





≪ベスト・アーティスト≫ Best Artist
アルバムの内容、コンセプト、アートワーク、リリース方法のほか、ミュージック・ビデオ、セールス、ライヴ・パフォーマンス、話題性などを総合的に評価。

▽ソロ部門
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[1] David Bowie
[2] Kanye West
[3] 宇多田ヒカル


正直ボウイがもし生きていたらこの位置だったかは微妙です。でも彼が自らの死期が近いことを悟っていなかったらこの作品は生まれなかったと思うし、その死によって作品に重みとリアリティが増してしまったなと。亡くなった後で称賛するのとかは好きではないけど、やはり今年最も輝かしかったのはボウイだったと思います。

カニエは、NYで彼の崇められ方とかファンの本気度みたいなものを何度も目の当たりにして、あらためてカリスマティックな存在であることを思い知らされました。リリース方法にしろ世間を振り回す傍若無人さにしろ、様々な面で話題を振りまいて存在感を見せつけていたなと思います。話題性と言えば宇多田ヒカルもですね。今年の初めに『1998年の宇多田ヒカル』(著:宇野維正)を読んで彼女のアーティストとしての志の強さを再認識しつつ、作品でもそれが実証されたと感じました。


▽グループ部門
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[1] Pet Shop Boys
[2] The 1975
[3] Weezer


今年はソロ・アーティストの活躍ぶりが目立っていたと思います。半面、グループはイマイチでした。そんな中で1位に選んだのは、ファン歴27年の僕が『Very』(1993年)以来の傑作だと思う新作『Super』をリリースしたPet Shop Boys。結成35年目にして見事なダンス・アルバムでした。2位The 1975はデビュー・アルバムでの大ブレイクのプレッシャーを感じさせない点、そしてポップさを失うことなく前作以上に高い音楽性を見せた点が素晴らしかったです。Weezerも原点回帰すら感じさせる瑞々しい作風で、長いキャリアを持ちながら衰え知らずの人気ぶりを見せつけてくれました。



≪ベスト・ニュー・アーティスト≫ Best Newcomer
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[1] Let's Eat Grandma
[2] MATSU MIXU
[3] KANDYTOWN


今年はほとんど新人を掘らなかったので、「話題の新人」というよりは、たまたまネットサーフィンとレコ屋の試聴機巡りで知ったアーティストばかりに。Let's Eat Grandmaはチャイルディッシュでシャーマニックという点、MATSU MIXUはゴスとシューゲイザーを通過したエレクトロという点がともに新鮮でした。



≪ベスト・ライヴ・パフォーマンス≫ Best Live Performance
個人が対象。演奏技術の高さとプレイ姿のかっこよさを評価。
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[1] Madonna
[2] Fergie
[3] Crispian Mills (Kula Shaker)


Madonnaはさすがの「クイーン・オブ・ポップ」ですね。去年のKaty Perry来日公演の時も感じたけど、ド派手な演出含むポップ・アーティストのコンサートというのは大変刺激になります。まさにエンターテイナーでした。サマソニで観たFergieも同様で、とにかくかっこよかったです。クリスピアンはかつての「王子キャラ」も健在で、歌も演奏もキレッキレでした。



≪ベスト・男性アイコン≫ Coolest Male Icon
最もかっこよかった男性アーティスト
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[1] David Bowie
[2] Kanye West
[3] Seiho


1位2位はソロ・アーティスト部門と同様。3位Seihoは奇抜な衣装や「花瓶に牛乳入れて飲む」といったパフォーマンスもさることながら、やはり独特の演奏スタイル(振り)がかなりかっこよくてカリスマティックなオーラがあります。人によっては「ナルシストでキモイ!」という反応さえ呼びそうではあるけど、とにかく「自分も楽しみつつ、観客も楽しませる」という姿勢が伝わってきます。



≪ベスト・女性アイコン≫ Coolest Female Icon
最もかっこよかった女性アーティスト
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[1] Sadie Pinn (CRIM3S)
[2] Edith Frances (Crystal Castles)
[3] Gwen Stefani


3人とも濃い目のリップが似合うキャラという点では毎年ブレないなーと。1位のSadie Pinnはまだデビュー・アルバムも出していないCRIM3Sのメンバーですが、2016年最もデビュー・アルバムを期待しているグループです。なので来年のアワードで選出しても良かったかもしれませんが、どうなっているかわからないので今年選んでしまいました。Aliceに代わって加入したEdithは、Aliceほどのパフォーマンスを見せてくれるのか、期待込めてのランクイン。



≪ベスト・ライヴ≫ Best Live
演出、セットリスト、ロケーションも含めた全体評価。

▽フェス、イベント
[1] The Killers
(6/4 The Governors Ball NYC Music Festival)
[2] Fergie
(8/20 SUMMER SONIC Tokyo)
[3] At the Drive-In
(8/20 SUMMER SONIC Tokyo)
[4] Purity Ring
(6/4 The Governors Ball NYC Music Festival)
[5] Savages
(8/20 Hostess Club All-Nighter)
[5] Kula Shaker
(7/23 Fuji Rock Festival)

今年はThe Governors Ballに行けて本当に良かった!でも3日目がキャンセルになっていなければ1位はカニエだったかもしれないなとも。ATDIは前回フジで観たのが何だったのかと思うほどに最高のパフォーマンスでした。Purity Ringは光の簾を用いた幻想的なステージが圧巻。ぜひ今度の来日公演も行きたいです。5位は同率ということで2枠選出となりました。



▽単独公演
[1] Madonna
(2/13 さいたまスーパーアリーナ)
[2] Beach House
(1/25 渋谷O-EAST)
[3] Prophets of Rage
(6/5 Warsaw, Brooklyn)
[4] M83
(5/26 新木場STUDIO COAST)
[5] Kula Shaker
(11/21 Zepp DiverCity)

1位は断トツでMadonna。Prophets of Rageは、いまだライブを観たことがない、でもずっとライブ観たいと思っていたRage Against the Machineを疑似体験できたという意味で貴重でした(そんなニセRATMみたいな言い方よくないけど)。Kula Shakerは名盤『K』の再現ライブということでとても感慨深く楽しめました。



≪ベスト・EP/ミニアルバム≫ Best EP / Mini Album
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[1] 神聖かまってちゃん / 夏.インストール
[2] テンテンコ / 工業製品
[3] 水曜日のカンパネラ / UMA


実はEPやミニアルバム自体、この3枚しか聴いていません。でも神聖かまってちゃんは年間ベスト・アルバムでも12位、テンテンコは16位と大健闘。一方、水曜日のカンパネラは圏外でした。外部プロデューサーによる曲も多いせいかあまり統一感がなく、前作『ジパング』に比べるとやはり見劣りしてしまうかな。なのでここは3位「該当なし」でも良かったところではありますが、まあ一応。ちなみに、きのこ帝国『愛のゆくえ』は本人たちの発言からフルアルバム扱いです。



≪ベスト・企画盤 (リマスター/リイシュー/コンピレーション)≫
Remaster / Reissue / Compilation
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[1] Siouxsie & the Banshees / Classic Album Selection #1
[2] Siouxsie & the Banshees / Classic Album Selection #2
[3] V.A. / Young Folks in Metropolis


Siouxsie & the BansheesのBOXセットが出たので2種購入して、これまで以上にハマりました。3位はPoor Vacation主催のフリー・コンピ。どの曲もタイトル通りのコンセプトにのっとっていて、理想的なコンピだったと思います。



≪ベスト・カバー・ソング≫ Best Cover Song
※カッコ内はカバー元アーティスト

[1] Taka from ONE OK ROCK - "Hello" (Adele)



[2] YUKI - "漂流教室" (銀杏BOYZ)



[3] Puro Instinct - "Inside of Me" (Madonna)



[4] Chelsea Wolfe "I Love You All the Time" (Eagles of Death Metal)



[5] Rihanna - "Same Ol' Mistakes" (Tame Impala)





≪ベスト・マイブーム・アーティスト≫ Best My-Boom Artist
リリースに関係なくマイブームだったアーティスト。

[1] L'Arc~en~Ciel
[2] David Bowie
[3] Siouxsie & the Banshees
[4] AKB48
[5] Laura Nyro
[6] Prince
[7] BLANKEY JET CITY
[8] Daryl Hall & John Oates
[9] UNICORN
[10] Bauhaus


去年に引き続き今年もラルクが1位。去年はデビュー~2000年までの作品で、今年は2001年以降の作品を追っていました。ボウイは死後に、最新作含めて16作品を購入。Siouxsie & the Banshees、Laura Nyro、Bauhausらの廉価版BOXはありがたかったです。



≪ベスト・邦楽アーティスト≫ Best Japanese Artist
[1] L'Arc~en~Ciel
[2] Seiho
[3] テンテンコ
[4] ラブリーサマーちゃん
[5] D.A.N.
[6] きのこ帝国
[7] 宇多田ヒカル
[8] KANDYTOWN
[9] 小林うてな
[10] 神聖かまってちゃん


半数がデビュー・アルバム(あるいはメジャーデビュー・アルバム)でした。が、やはりここでもラルク強し。



≪最も衝撃を受けた音楽ニュース≫ Most Surprising Music News
※順位付けなし

"David Bowie、Prince、Leonard Cohen、George Michaelが逝去"

"Spotify日本上陸"

"The Avalanchesが16年ぶりの新作リリース、フジロック出演決定、そしてキャンセル"


まずレジェンドたちの訃報ですが、個別にすると3枠とも訃報になってしまうのでまとめてしまいました。才能豊かな人たちの早すぎる死はあまりに惜しいです。

Spotifyはようやくという感じ。自分も活用していますが、来年以降自分を含めた日本の音楽リスナーの聴き方・音楽との接し方がどのように変化していくのか、とても気になります。いい意味でも悪い意味でも。

そしてThe Avalanchesに沸き、The Avalanchesに泣かされ、タモリ倶楽部の「空耳アワー」でThe Avalanchesに笑わされるという見事なオチでした。


第二部は後日発表します。

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