年間ベストアルバム1997-2016

ブログ7周年特別企画:年間ベスト・アルバム・クロニクル 1997-2016 〈イントロダクション〉

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早いもので、2010年2月7日にスタートしたこのブログも本日7周年を迎えました。


7年という時間の経過とともにブログコンセプトも少しずつパーソナルな内容にシフトしていったり、最近ではスタート時から続いていた「初聴きディスクレポート(スタート時は「洋楽ひとことレビュー」)」が終了したりといくつかの転換もあったものの、更新ペースにおいては当初から現在に至るまでほぼ変わりなくコンスタントに続けることが出来ました。これもひとえにいつも読んでくださっている皆さんのお陰です。ありがとうございます。


さて、このブログは7周年ではありますが、実は2017年というのは僕にとってもっと大きな節目でもあります。


それは現在に通じる音楽の趣味、いわゆる「オルタナティヴな音楽」とでも言ったらいいんでしょうか?名称はさておき、とにかく本格的に音楽に目覚めたのが1997年で、丸20年が経ったのです。


そこで今回、ブログ7周年、そして音楽ファン歴20周年を記念した特別企画を行うことにしました。題して「年間ベスト・アルバム・クロニクル1997-2016」


別の記事でも書いたんですが、僕は記録することが好きで。このブログやTwitterを始めるよりもだいぶ前から、年間ベスト・アルバムを毎年決めてたんですね。確か最初にやったのは2003年で、その時に1997年~2002年までの分も遡って決めたんです。なるべく当時の気持ちのままに、当時知らなかった作品は入れずに決めたのでだいぶ忠実だと思います。で、その時のデータがエクセルで残っているので、ブログを始めてからの記録と合わせると20年分の年間ベスト・アルバムが揃うわけです。


時が経てば経つほどたくさんの作品と出会い、「これリアルタイムで聴いていたら年間ベストに入っていただろうな」なんて思うこともしばしば。それに、趣味嗜好やセンスは年月とともに変わってきますよね。そこで、2017年現在の知識と感性であらためて20年分の年間ベスト・アルバムを振り返り、TOP10を選び直したらどのような結果になるのか?という企画です(もちろん2016年のベストは順位変わらないですが)。





この企画の目的は3つあります。


一つは、単純に当時知らなくてその後に出会った作品もたくさんあるから、それらを含めたものを作りたいということ。


それから、「当時の気持ち」を無視した、あくまで今の視点で選んだものが作りたいということ。


そして、当時のリストと今の視点で選んだリストを比較することで、自分の中の変わらない価値観を再認識すること。あるいは、普遍的な魅力を持った作品とそうでない時代の徒花的作品をつまびらかにし、その特徴や傾向を探ること。





実はこの企画自体は、すでに半年以上前からやることを決めていました。2016年の年間ベストが完了した時点でこれをやろうと。



というわけで、次回更新から5年ずつ全4回に分けて、当時の年間ベストと今の視点で選んだ年間ベストTOP10比較を行います。単に比較だけでなく、当時のトレンドと当時自分がハマっていたジャンル、体験、影響を受けたものなんかも書いていこうかなと。

▼第一回:1997-2001 形成期

▼第二回:2002-2006 拡大期

▼第三回:2007-2011 インディー期

▼第四回:2012-2016 転換期



しかしこれ、他の人が読んで楽しめるものなのか?は正直よくわかりません。でも自分自身はめちゃくちゃ楽しみにしてて、自分でもまだどのような結果になるのか見当がつかないのでワクワクしてます。





さて、ここからはちょっとその「音楽ファン歴20年」の前日譚を。っていうか「音楽ファン」とか自分で言うの恥ずかしいんですけど。でも他に思いつく言葉がないし、「音楽オタク」よりはマシなんじゃないかなと。


単純に「音楽が好き」という時代を遡れば20年よりももっと前からになります。20年前より以前は何を聴いていたのか?というのは、ブログやTwitterでよく言っているので知っている人もいると思いますが、まず僕はラジオっ子でCDはあまり買うタイプではありませんでした。なのでいわゆるヒット・ソングばかり聴いていました。

ただ、ロックよりも打ち込み系のダンス・ポップ(ユーロ・ビート/ユーロ・ダンスと呼ばれたりもするジャンル)をメインに聴いていました。一言で超わかりやすく言うと「小室サウンド」みたいなやつ。


邦楽は、globeやtrfなど。洋楽は有名どころではAquaやAce of Baseなど。


Ace of Base - "The Sign"

Ace of Baseはデビュー・アルバムの売り上げでは当時のギネス記録を更新して世界で2,300枚を売ったグループ。今でも自分はミーハーだと思っているけど、そのルーツはこういうところから来てると思います。


Aqua - "Roses Are Red"

こちらもデビュー・アルバムは世界で1,400万枚の大ヒット。



バンド系は、ジュディマリやLUNA SEAやX JAPANとか聴いていたかな。ただ、当時はあんまり「ロック」という言葉は意識してなかったし、洋楽ロックに関してはまだNirvanaすらよく知らず、「洋楽ロック」といえばAerosmith、Van Halen、Mr.Bigくらいしか思い浮かばない程度のガキでした。


そんな1997年の夏(奇しくも第一回目のフジロック・フェスティバルが行われた頃)、僕はLUNA SEAのギタリストであるSUGIZO氏のラジオ番組を聴いていて、そこでオンエアされたBjörkとPortisheadの曲に衝撃を受けたことがきっかけで、現在聴いている音楽への扉が開かれたのでした。


SUGIZO氏と言えば、ファンにはよく知られていますがニューウェーヴや、エレクトロニカ、インダストリアル、アブストラクト・ヒップホップ、アンビエント、トリップホップ、ドラムンベースなどに造詣の深い人で、そのラジオ番組では毎週そんな音楽がガンガン流れていて、大変影響を受けたものでした。

"Kanon"



"Kind of Blue"



そんなわけで、1997年に新たな音楽に目覚めた若かりしdeidaku少年がその後どのような音楽遍歴を辿るのか、そしてそこから現在に至るまでに何が受け継がれ、何が捨て去られてきたのか…。次回更新から全4回にわたってやっていこうと思います。
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