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2017年に観た映画 BEST10

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※画像が2018になってますが気にしないでください

映画館/DVDレンタル/TV放送含め、公開年に関係なく2017年に観た映画の中から良かったものBEST10を選びました。コメントはネタバレ含むため下の方にまとめてあります。







No.10 『ドリーム』
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Hidden Figures - 2016年 アメリカ
監督:セオドア・メルフィ
脚本:アリソン・シュローダー、セオドア・メルフィ
タラジ・P・ヘンソン/オクタヴィア・スペンサー/ジャネール・モネイ






No.9 『道』
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La Strada - 1954年 イタリア
監督:フェデリコ・フェリーニ
脚本:フェデリコ・フェリーニ、エンニオ・フライアーノ、トゥリオ・ピネッリ
アンソニー・クイン/ジュリエッタ・マシーナ






No.8 『雨の日は会えない、晴れた日は君を想う』
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Demolition - 2015年 アメリカ
監督:ジャン=マルク・ヴァレ
ジェイク・ジレンホール/ナオミ・ワッツ/クリス・クーパー






No.7 『カランコエの花』
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カランコエの花

2017年 日本
監督/脚本:中川駿
今田美桜/石本径代/永瀬千裕/笠松将/須藤誠/有佐/堀春菜/手島実優/山上綾加/古山憲正/イワゴウサトシ






No.6 『シャイニング』
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The Shining - 1980年 アメリカ/イギリス
監督:スタンリー・キューブリック
脚本:スタンリー・キューブリック、ダイアン・ジョンソン
ジャック・ニコルソン/シェリー・デュヴァル/ダニー・ロイド






No.5 『ダンケルク』
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Dunkirk - 2017年 イギリス/アメリカ/フランス/オランダ
監督:クリストファー・ノーラン
脚本:クリストファー・ノーラン
フィン・ホワイトヘッド/トム・グリン=カーニー/ジャック・ロウデン/ハリー・スタイルズ/アナイリン・バーナード






No.4 『複製された男』
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Enemy - 2013年 カナダ
監督:ドゥニ・ヴィルヌーヴ
脚本:ハビエル・グヨン
ジェイク・ジレンホール/メラニー・ロラン/サラ・ガドン/イザベラ・ロッセリーニ






No.3 『未来世紀ブラジル』
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Brazil - 1985年 イギリス
監督:テリー・ギリアム
脚本:テリー・ギリアム、チャールズ・マッケオン、トム・ストッパード
ジョナサン・プライス/ロバート・デ・ニーロ /マイケル・ペイリン






No.2 『T2 トレインスポッティング』
T2 Trainspotting

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T2 Trainspotting - 2017年 イギリス
監督:ダニー・ボイル
脚本:ジョン・ホッジ
ユアン・マクレガー/ユエン・ブレムナー/ジョニー・リー・ミラー /ロバート・カーライル





No.1 『ブレードランナー 2049』
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Blade Runner 2049 - 2017年 アメリカ
監督:ドゥニ・ヴィルヌーヴ
脚本:ハンプトン・ファンチャー、マイケル・グリーン
ライアン・ゴズリング/ハリソン・フォード/アナ・デ・アルマス/シルヴィア・フークス/ジャレッド・レト









今年は映画をあまり多くは観れませんでした。

なんだかバタバタした一年で、絶対に劇場で観ようと思っていた『ゴースト・イン・ザ・シェル』も『メッセージ』も『ベイビー・ドライバー』も結局タイミングを逃して観れずじまい。無料鑑賞券をもらった映画すらタイミングが合わず観に行けなかったり。

ただ、去年の「年間ベスト映画」記事中にも「2017年、楽しみにしている映画」と書いた『ブレードランナー2049』と『T2 トレインスポッティング』はしっかり観にいくことができたし、いずれも期待値が高いがゆえの不安要素を吹き飛ばす大満足な内容で、見事に今年のワンツーを決めました。2作ともに、ストーリーはもちろんのことオリジナル・キャストの出演だったり、セットや音響効果、音楽、カメラワークなどによって演出される世界観の完成度の高さには目を見張るものがありました。

『ブレードランナー 2049』は前作同様、荒廃してギラギラした「サイバーパンク」とか「ディストピア」な要素満載の近未来が舞台ということで、もう大好きな要素だらけなんですね。海岸のデカい壁とかタイレル社の無駄にデカい建造物にだだっ広い空間、サイコー!という個人的嗜好がガンガン刺激されました(おかげで4枚も画像貼ってしまった)。

『T2 トレインスポッティング』は、街を走るシーン、トイレ、イギー・ポップのレコードetc. 前作のオマージュや回想シーンをふんだんに盛り込みつつただの懐古的な映画にするのではなく、「ロクデナシな若者は歳取ってもやっぱりロクデナシ」、というなかなか厳しくも至って現実的な人生訓を提示しているかのようでした。T2を先に観てから前作を観る、という流れでも存分に楽しめる内容だったと思います。

『未来世紀ブラジル』はSFファンタジー&ディストピア映画の名作とされているだけあって、やはり好みのやつでした。わざとなのか時代のせいなのか、ちょっと稚拙な部分が逆にファンタジー要素を高め、ミシェル・ゴンドリーの作品にも通じるものがあって良かったです。80年代の映画ということで、近未来(つまり現代)に対する警告や皮肉が込められていますが、今の時代に当てはまるところもあってちょっとゾッとしたり。

『複製された男』は途中まで本当の意味が分からずツッコミどころ満載だと思って観ていて、「なにこれ…全然面白くない!」と思っていたのがラストで「!?」となり、その後(ネタバレ解説サイトの力も借りつつ)各要素の意味など考えたらすべてが一本の線で繋がって「うわーそういうことか!やべえー!!」ってなりました。これはとてもよくできた、言ってみればミステリアス・サイコ・スリラー映画ですね。複雑な人間心理の高度な洞察力やラストに向けての急激な伏線回収という点では『メメント』とか好きな人にもオススメかも。

それにしても今回のTOP10のうち2作品で主演を務めているジェイク・ジレンホール(日本ではギレンホール表記が多いけど、ここは敢えてジレンホール表記としています)の演技力の高さと言ったら…!僕が一番好きな役者さんですね。『ゾディアック』、『ナイトクローラー』なども最高です。

『ダンケルク』はずーっと緊迫感の連続で、当たり前だけど「戦争ってイヤだなあ…」って思いました(小並感)。陸・空・海それぞれの視点で異なる時間軸が交差する構成も見事。

『シャイニング』はあの有名なジャック・ニコルソンの狂気を孕んだ笑顔のやつです。これも緊迫感というか、ハラハラの連続でした。ジャック・ニコルソンの顔芸…もとい、表情もすごいですが、同じくらい奥さん役のシェリー・デュヴァルの演技もすさまじいものでした。極限状態における恐怖におののいた表情や絶望に満ちた泣き顔など、あまりにリアル。まあこの2人の役者にここまでの演技をさせたスタンリー・キューブリックが一番やばいって話ですが…。

『カランコエの花』はあまり知られていないと思いますが、通常の劇場公開作品ではなくレインボーリール映画祭のコンペティション部門として上映され、見事最優秀賞を受賞した短編映画。

LGBTQをテーマにした映画祭ということで同性愛の恋愛ドラマやコメディ調、アニメ作品などが出展された中で、この作品だけやや毛色が異なり「LGBTQ問題にどう向き合うべきか?」をテーマにした作品でしたが、ありがちなように説教臭く「差別をなくそう!」というお話ではなく、逆に「自称・LGBTQに寛容な非LGBTQの人たち」のあり方について深く考えさせられる、脚本が非常によく練られた作品。それでいて、「スウィング・ガールズ」的な青春群像劇にもなっているところも素晴らしかったです。今後ほかの場所でも公開の機会が増えればいいなと思います。

『雨の日は会えない、晴れの日は君を思う』は前半は重い感じもありつつ、次第に心が晴れていくというか。鑑賞後にネタバレ解説サイトなど読んだら、より深いところまで楽しめました。

『道』はフェリーニの代表作ということでまー観とくかという軽いノリだったんだけど、とてもアジのある、あの時代らしい、そしてモノクロだからこそ映える作品でした。不器用にしか生きられない男と女の切なさと言ったら。

『ドリーム』はNASAで活躍した女性たちの実話に基づく話ですが、ストーリーそのものよりもその背景となっているアメリカの当時の人種差別というのがあまりに凄まじくて驚きでした。もちろんそういった差別の歴史などは一般常識としてそれなりに学んできたつもりですが、正直あそこまでとは。それもNASAみたいな機関で。差別をしている感覚なしに、ごく当たり前の行動として自然に差別している感じがやるせなさを感じました。

また、もともとシンガーとして活動していたジャネール・モネイの演技も光っていて、こちら方面でも今後活躍していきそう。



最後に、「最もガッカリした映画」は『ラ・ラ・ランド』ですかね…。ミュージカル映画は結構好きだし冒頭のハイウェイのシーンは圧巻だったけど、評判良かったのですごく期待したわりに結局冒頭シーンがピークという感じがしてどうも。決してつまらなかったわけではないけど、期待が高かった分ちょっと肩透かしでした。

さて来年ですが、とりあえず『ジュラシックワールド 炎の王国』が楽しみです。
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