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フリートーク

今さらながら2017年のいろんな年間ベストアルバムを振り返ってみる

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どうも、年間ベストアルバム大好き人間です。僕はこのブログをスタートさせた2010年より10年近く前から、毎年の年間ベストアルバムをノートにメモしてきたようなタイプなので、10月とかになるとだんだんソワソワしてくるんですね。金木犀の香りとか未だによくわからなくてピンと来ないくせに。音楽メディアの早いところでは11月下旬あたりには発表されますからね。もう1ヶ月半後じゃん。


そんな気配を感じながらふと思い出したんですが、そういえば2017年の年間ベストアルバム、音楽メディアだったり個人だったりのものを含めて、一切チェックしていませんでした。いや、「一切」は言い過ぎた。rockin'onのだけはチェックしたんだった。1位はKendrick Lamarだったな。


去年、このブログの年間ベストアルバムの記事でも書いたんだけど、メディア・個人問わず他の年間ベストを一切見ないというのは意図的でした。大した理由はないんだけど、その方が自分の年間ベストを決めた後に他と比べるのが楽しそうだと思ったから。


しかしそうこうしているうちに、10月になるまで年間ベスト結果をチェックすることをすっかり忘れてしまって。というわけで本当に今さらなんだけど、トロさんがTogetterにまとめてくれたBEST ALBUMS OF 2017をようやくチェックしてみた。


んでこれ、自分が年間ベストアルバムに選出した50作品ってどれくらい選ばれてるのかな?一番多くの人に選ばれてる、いわゆる「最大公約数」的なやつってどれだったのかな?…とか気になってきたので、軽ーい気持ちで集計を始めてみたところ。


マジでキツかった(笑)。1ページ目の末尾まで来て「終わったー、結構数多くて大変だったな(;^ω^)」と思ったら残りあと6ページと知った時の絶望感。今の作業の7倍かよ!あと3時間以上かかりそう!


そして迷いました。ここで終わらせて今の40分ほどを無駄にするのか、トータル3、4時間くらいかけてすべてやり遂げるのか…。途中で「あれ?どこまで集計したっけ?」ってことになったらシャレにならない。


というわけで何日かに分けて1ページずつを集計することにし、先日ようやく全7ページ、まとめられている全員の年間ベストアルバムをチェック完了。自分の年間ベスト結果と比べての感想など綴ってみました。



■最も多くの人に選出されていた作品は?

これ気になりますよね。あ、対象はあくまで「当ブログの年間ベストTOP50に選出された作品の中から」になります。知らない作品とかまで集計してたらとてつもなくしんどそうだしね。

No.1 The xx / I See You
当ブログ28位
年間ベスト選出数:98
最高ランク:1位(9人)


最も多くの人の年間ベストに選出されたのはThe xxでした。98人ということで圧倒的人気ですが、彼らの人気ぶりを考えると納得です。選出された中での最高ランクはもちろん1位。しかも1位に選んだ人が9人もいました。


No.2 Slowdive / Slowdive
当ブログ32位
年間ベスト選出数:59
最高ランク:1位(1人)


The xxとは違って、これは結構意外。個人的にはいわゆる90年代シューゲイザーバンドの中ではマイブラと並ぶくらいに好きだけど、世間的にはマイブラやRideよりもマイナーなイメージがあったので、その復活作がこんなに多くの人に評価されたというのは興味深い結果でした。そう、こういう面白さを期待してこの地道な集計作業を始めたので、「よかった!」という感じです。1位にした人こそ1人でしたが、順不同で選んでいる人も多かったし、TOP10内に入れている人も多数。でも1位のThe xxとはやはり大きな差が。あらためてThe xxすごいな。


No.3 King Krule / The Ooz
当ブログ12位
年間ベスト選出数:49
最高ランク:1位(3人)


これはわりと納得のいく結果です。自分も比較的高ランクなせいもあるけど、中毒性が高いというか。あとこのアルバムを評価している人はCloud NothingsやVince Staplesも挙げている率が高かったように思いました。1位に選んでいる人の数はSlowdiveよりも多いですね。


No.4 LCD Soundsystem / American Dream
当ブログ36位
年間ベスト選出数:39
最高ランク:1位(3人)


これは順不同での選出の中に入れている人が多かったです。このブログでの順位はあまり高くなくて、正直「期待値が高すぎた」がゆえの低評価だったんですが、世間的にはかなり評価されていたんですね。


No.5 Cloud Nothings / Life Without Sound
当ブログ11位
年間ベスト選出数:34
最高ランク:1位(3人)


No.5 Vince Staples / Big Fish Theory
当ブログ17位
年間ベスト選出数:34
最高ランク:1位(1人)


この2枚は同率5位。King Kruleと並んで選出している人が多く、それぞれジャンルこそ異なりますが「あるジャンルの中の異端」という点で共通しているように思います。


No.7 Cornelius / Mellow Waves
当ブログ45位
年間ベスト選出数:33
最高ランク:1位(1人)


邦楽アーティストでは最も多くの人に選ばれていて、さらにそのほとんどがTOP10内でした。


No.8 Alvvays / Antisocialites
当ブログ24位
年間ベスト選出数:32
最高ランク:1位(2人)


これが一番意外でした。The xxやPhoenixほどの知名度はないし、King KruleやCorneliusのようないわゆる「批評家ウケしやすい音」でもない、親しみやすいギターポップでここまで多くの人の年間ベストにランクインしたというのは単純に「メロディーの訴求力」や「ポップミュージックとしての完成度の高さ」ということになるのかな。当ブログの順位がそこまで高くないのは、単純に「1stほどではないから」。1stがめちゃくちゃ最高なのです。


No.9 Sampha / Process
当ブログ29位
年間ベスト選出数:31
最高ランク:1位(1人)


No.10 Phoenix / Ti Amo
当ブログ18位
年間ベスト選出数:23
最高ランク:1位(2人)


Sampha、Phoenixもわりと納得の順位。ということでTOP10はこんな感じでした。ここまではやはり20人以上が年間ベストに選出するくらいなので、誰かしらは1位に選んでいますね。






こういうの調べてると、当然その逆も気になります。というわけで

■選出された数が少なかった作品は?

当ブログでは年間ベストに選出されたけど、他に選んだ人が少なかった、てやつ。まずは1人~5人しか選んでいなかった作品をみてみました。

TLC / TLC
当ブログ50位
年間ベスト選出数:1
最高ランク:- (順不同での選出)

Weezer / Pacific Daydream
当ブログ48位
年間ベスト選出数:2
最高ランク:3位

藤原さくら / PLAY
当ブログ47位
年間ベスト選出数:1
最高ランク:4位(邦楽部門)

Chelsea Wolfe / Hiss Spun
当ブログ44位
年間ベスト選出数:2
最高ランク:4位

At the Drive-In / in•ter a•li•a
当ブログ39位
年間ベスト選出数:3
最高ランク:3位

Amber Coffman / City of No Reply
当ブログ38位
年間ベスト選出数:3
最高ランク:39位

Depeche Mode / Spirit
当ブログ34位
年間ベスト選出数:2
最高ランク:4位

Grandaddy / Last Place
当ブログ33位
年間ベスト選出数:4
最高ランク:20位

欅坂46 / 真っ白なものは汚したくなる
当ブログ30位
年間ベスト選出数:3
最高ランク:13位

Ivan Ave / Every Eye
当ブログ20位
年間ベスト選出数:1
最高ランク:14位

mei ehara / Sway
当ブログ19位
年間ベスト選出数:5
最高ランク:9位

ONE OK ROCK / Ambitions
当ブログ15位
年間ベスト選出数:1
最高ランク:38位

MINAKEKKE / TINGLES
当ブログ14位
年間ベスト選出数:1
最高ランク:- (順不同での選出)

yule / Symbol
当ブログ13位
年間ベスト選出数:4
最高ランク:3位

London Grammar / Truth Is a Beautiful Thing
当ブログ10位
年間ベスト選出数:2
最高ランク:4位

Sabrina Claudio / About Time
当ブログ4位
年間ベスト選出数:2
最高ランク:13位



ええ!?というのがまず2組。Depeche Modeみたいな大御所や、知名度・注目度が高かったであろう欅坂46の選出数が意外と少なくて驚きました。あとはなるほどねーという感じ。なんでしょうね、嬉しいような寂しいような。Ivan AveやMINAKEKKEが少ないというのは知名度的にもまだわかるんですが、mei ehara、yule、London Grammarみたいな、選出数は少ないけど最高ランクは高いような作品は、届くべきところにもっと届いたら高く評価されそうな気がします。






そしてもっと気になる内容。

■誰も選出していなかった作品は?

あるんだろうか?自分の趣味なんて大して広くもないしそんなにマイナーなものも聴いていないから、全50枚が誰かしらの年間ベストに入っているのでは?と思ったけど結構ありました。

Alice Glass / Alice Glass
当ブログ12位

KYO / I Music
当ブログ12位

・・・・・・・・・ / 『 』
当ブログ12位

Midnight Sister / Saturn Over Sunset
当ブログ12位

Beach House / B-Sides and Rarities
当ブログ12位

Fergie / Double Dutchess
当ブログ12位

Jane Birkin / Birkin/Gainsbourg : le symphonique
当ブログ12位

Speech Debelle / tantil before i breathe
当ブログ12位



8作品ありました。Alice Grassは元Crystal Castlesということで知名度こそあるものの、EPだったせいだろうか。KYOやMidnight Sisterは知名度がそこまで高くないのでまあわかる。・・・・・・・・・は、2017年に先行配信版が無料配布されたものの正式リリースが2018年ということで微妙な立ち位置かも。Fergieも知名度は高いはずだが…同様にKaty Perryのアルバムも選出ゼロだったような気がするので、メインストリーム系女性シンガーは結構評価厳しいのかも。


にしても、Beach HouseのB面集を誰も選出していなかったのが最大の驚き。Beach Houseなんて、オリジナル・アルバムをリリースすれば必ず多くの人が年間ベストに選出しそうだけど。「B面集だから対象外にした」なのか「聴いたが、所詮はB面集なだけあってあまり良くなかった」なのか「Beach Houseは好きだがB面集まで聴くほどではないので聴いていない」なのか気になるところ。


そしてTOP3のうち1位と3位の2作品が選出数ゼロでした。Jane Birkinのは既発曲のリアレンジ作だし、Speech Debelleはアーティスト名こそそこそこ知られているものの、デジタルオンリーの自主リリースということで作品の知名度は低かったのかも。






■その他いろいろ気になったこと

・Yaejiの『EP2』を選出した人は7人いたけど『Yaeji EP』は誰も選出していなかったのがちょっと不思議…それだけ『EP2』のインパクトの方が強かったということ?


・邦楽インディー系では圧倒的にフォトハイが人気。
For Tracy Hyde / he(r)art
当ブログ16位
年間ベスト選出数:12
最高ランク:2位



・気になる新世代女性シンガー3人の比較。軍配はSZAに上がった模様。
Kelela / Take Me Apart
当ブログ27位
年間ベスト選出数:15
最高ランク:3位

SZA / CTRL
当ブログ25位
年間ベスト選出数:17
最高ランク:2位

Kehlani / SweetSexySavage
当ブログ23位
年間ベスト選出数:6
最高ランク:16位



・当ブログが選出しなかった中で目立ったのは?
Kendrick Lamar / DAMN.
Lorde / Melodrama
PUMPEE / MODERN TIMES


上記、数は数えていないのであくまで印象です。Kendrick Lamarは2017年中に聴いてたら自分も20位~30位くらいには入れてただろうな。


そんな感じの2017年年間ベストでした。大変だったので来年は集計なんてしないぞ。
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