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【1989年1月~2019年4月】J-POPベスト・ソング100 [100位→51位]

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はじめに言っておきます。これは「平成のベスト・ソング」ではないです。あくまで「1989年1月~2019年4月まで」のベスト・ソングです。

「素直に平成のベスト・ソングでええやん」と思うかもしれませんが…。以前ほかの記事でも書いたけど、平成の始まりは自分にとっての音楽遍歴の始まりでもありました(厳密に言うと88年だけど)。なので、わざわざ「平成」というタームで括る必要はないかなと思って。そもそも、平成の終わりにかこつけて平成絡みのベスト企画なんてやらないつもりでいました。

それでも、何人かの人が選んだ平成ベスト・ソングを集計した結果とか見たりしたら、なんか悶々として。別に対抗心とか、結果に文句言いたいってことではなく、なんとなくだけど平成初頭のJ-POPは後追いな人の割合が高いように感じられたんですね。自分はせっかく「平成が始まったときすでにJ-POPが好きだった」という世代なので、やる気になりました(もちろんそれを自分の世代の代表意見なんて言うつもりは毛頭ありませんが)。

選定の対象としたのは「1989年1月~2019年4月までに発売された邦楽シングル、またはリードトラックや、タイアップ付きの楽曲、MVが存在する曲」。なぜシングルに限定したかというと、アルバムの曲も含めてしまうと同じアーティストだらけになってしまうから(好きなアーティストの曲ってほとんど好きだもんね)。ただ、インディ系に多いんですがシングルをリリースしないスタンスのアーティストもいるため、アルバムのリードトラック扱いの曲や、シングルとしてリリースはされていないけどタイアップが付いている曲、アルバムのプロモーションのためにMVが制作された曲といった、「シングル的な立ち位置の曲」全般を対象としました。

また、自分のiTunesライブラリに音源がある曲に絞っています。これは自分のライブラリをもとにリストを作ったためでもあるし、持っていない曲も含めると後から「あ、あれもあったわ」と収拾がつかないためです。まあ好きな曲であれば音源持ってて然るべきですし。

選定基準としては「普遍的な曲の良さ」を重視していて、革新性とかは重視してません。単純に、30年前の曲であれば「今聴いても色褪せていないこと」、最近の曲であれば「数十年後に聴いても色褪せていないであろう」という基準で選びました。

今回は100位から51位までです。全曲コメント書きました。





No. 100 くるり / ばらの花 (2001)
作詞:岸田繁 作曲:岸田繁
ジンジャーエールに限った話ではないが、炭酸飲料は時間が経つと味が変わる。炭酸が抜けてただの甘ったるい飲み物になる。その味の違和感を描くことで、開けてから飲むまでいつの間にか時間が経ってしまったことを表現するというのが見事。最終バスを逃してしまい、おそらく誰もいないバス停で途方に暮れながらいろんなことを考えていたんだろうな。フルカワミキが添えるコーラスも素晴らしい。


No. 99 関ゆみ子 / ゆめいっぱい (1990)
作詞:亜蘭知子 作曲:織田哲郎
「ちびまる子ちゃん」の初代OP曲として知られる曲。当時としてはEDの「おどるポンポコリン」の方がインパクトが強かったが、あらためてこの曲を聴くとフレンチポップス風のアレンジが初期の乃木坂46っぽさもあって非常にキャッチー。サビ前だけ唐突に「ガガガガッ!」とグランジィなギターが鳴るので、「和製Creep」と言えなくもない(言えない)。


No. 98 山下達郎 / ターナーの汽罐車 –Turner's Steamroller– (1991)
作詞:山下達郎 作曲:山下達郎
「NISSAN NEW SKYLINE」CMソング。今でもこの曲を聴くとクルマを連想してしまうし、「I Love You, Skyline」というキャッチフレーズを思い出す。


No. 97 松田樹利亜 / FOREVER DREAM (1993)
作詞:田村直美 作曲:Joey Carbone、Dennis Belfield
90年代初頭に興った「ガール・ポップ」のムーブメントは永井真理子や久宝留理子、久松史奈、川村かおり、谷村有美らを生み出した。それ以前の女性歌手と言えば「歌うこと」がメインであり、作詞作曲や楽器演奏することの方が少なかった。そういう意味では「ガール・ポップ」の女性シンガーたちが、それまでの「男性ファンにとっての偶像として、おしとやかさやかわいらしさが求められた時代」から、「凛とした」「かっこいい」「力強い」といった存在へと風潮を変えさせた功績は大きいと思う。そんな中でも、もともとティーン・アイドルグループのメンバーでもあった松田樹利亜は音楽的にも歌唱力的にも群を抜いていた。そして今なお、その活動も美貌も健在である。


No. 96 エレファントカシマシ / ガストロンジャー (1999)
作詞:宮本浩次 作曲:宮本浩次
NHKで放送禁止になった曲。およそ20年後に彼らが紅白に出るとは思わなかった。予定を無視してこの曲をやってくれることを微かに期待していたけど、20年前ならまだしも今じゃ無理か。自己流の正義振りかざして糾弾したり謝罪させたがる輩がいるから。


No. 95 くるり / 東京 (1998)
作詞:岸田繁 作曲:岸田繁
自分も東京の街に出てきてかれこれ20年近く経つ。が、「千葉から」だ。距離があまりに近いため、この曲の歌詞もそこまで強くは感情移入できなくて、それが妙に悔しかったりする。


No. 94 サザンオールスターズ / 愛の言霊 ~Spiritual Message~ (1996)
作詞:桑田佳祐 作曲:桑田佳祐
Aswadの「Shine」をベースにしたと勝手に思っている曲。ちょうどスキャットマン・ジョンが大ブレイクしていた時期だからかスキャット・パートやラップ・パートがあるが、そこはさすがの桑田佳祐。かなりサマになっている。


No. 93 UNICORN / すばらしい日々 (1993)
作詞:奥田民生 作曲:奥田民生
93年に一度解散した時のラスト・シングル。小学生の頃、TM NETWORK、B'zと並んで好きなアーティスト御三家の一つだったのがユニコーンだった。今となっては、再結成後の方がキャリアが長く、作品数も多いということがにわかに信じがたい。


No. 92 UNICORN / 大迷惑 (1989)
作詞:奥田民生 作曲:奥田民生
確か、兄の影響でユニコーンを知った最初の曲のうちの一つだった(「おかしな二人」と「人生は上々だ」も同時だったと思う)。性急なビートとオーケストラ、そして単身赴任をテーマにした歌詞というのが子供ながらにインパクト大だった。


No. 91 GO!GO!7188 / 浮舟 (2002)
作詞:浜田亜紀子 作曲:中島優美
先に言ってしまうが、このベスト・ソング100曲内に椎名林檎の楽曲は1曲も入っていない。この曲はリリース当時、椎名林檎のパクリだとさんざん言われていたし、自分も椎名林檎っぽいとは思うが大好きな曲。『無罪モラトリアム』以降の椎名林檎を聴かなくなったのは、この曲のせいということも少しはあるのかもしれない。


No. 90 スピッツ / ロビンソン (1995)
作詞:草野正宗 作曲:草野正宗
スピッツは基本メロディがいいので、どんなに名曲でも埋もれやすいというのはある。この曲や「チェリー」は、人によっては平成のベスト・ソング1位になり得るんだろうな。


No. 89 森口博子 / ETERNAL WIND~ほほえみは光る風の中~ (1991)
作詞:西脇唯 作曲:西脇唯、緒里原洋子
最近CSの「歌謡ポップスチャンネル」にハマっている。自分が生まれる以前の歌謡曲や演歌も流れるが、80年代や90年代の音楽もガンガン流れているのでつい見てしまう。先日は「ポップジャム」の、ジュディマリ、イエモン、LUNA SEA、松田樹利亜などが出演した回の再放送をやっていた(こんなメンツで観ないわけにいかない)。そして司会は森口博子。世間でまだバラドルとして認知されていたが、この曲のヒット(オリコン最高9位)と紅白歌合戦の出場によって現在の地位を築いたといっても過言ではない。


No. 88 My Little Lover / Man & Woman (1995)
作詞:小林武史 作曲:小林武史
akkoの声は「The 可憐」という感じで素晴らしいと思うし、その魅力を最大限に引き出す小林武史のプロデュース手腕も言わずもがな。この頃の彼はオーソドックスなバンド・サウンドにストリングスやピアノ、ホーン、グロッケンシュピールといった楽器をほどよく添えるのが本当にうまく、チェンバー・ポップの魔術師と言っていいだろう。その後はストリングスを過剰に押し出すようなアレンジが多くなり、苦手になったけど。


No. 87 CHARA / レモンキャンディ (2001)
作詞:CHARA 作曲:岡村靖幸
岡村靖幸の曲というのは非常に「岡村靖幸っぽさ」がある曲ばかりだ。どの曲も、岡村靖幸が歌っているバージョンが容易に想像できる。この曲もまた然り。


No. 86 the brilliant green / そのスピードで (1999)
作詞:川瀬智子 作曲:奥田俊作
リリース当時は「まあ、普通にいい曲」程度の印象だったと思う。その後ラブリーサマーちゃんがこの曲を好きと言っているのをどこかで目にしてから、確かにめちゃくちゃいい曲だなとあらためて思った。


No. 85 米米CLUB / 愛 Know マジック (1992)
作詞:米米CLUB 作曲:米米CLUB
米米CLUBはほんとふしぎさ。コミックバンドの側面も持ちつつ、ファンク/ソウル・グループとしても十二分に高い演奏力と歌唱力を持っているうえに、大衆ポップスとしてもしっかり成り立っている。ライブは寸劇を織り交ぜたフリーキーなものだったりと、音楽の枠やポップスの枠に囚われないアート集団という印象が強い。TM NETWORKと同様、同じようなグループは今後二度と現れないだろうな。


No. 84 チェッカーズ / Blue Moon Stone (1992)
作詞:‎藤井郁弥 作曲:藤井尚之
アイドルの「脱アイドル宣言」とか「アーティスト宣言」とか、あるいはリスナー側からの「もはやアーティスト」という批評とか…実にくだらない。チェッカーズは「脱アイドル宣言をするのではないか」と噂されていた時期に「自分達は脱アイドルを宣言したことは無いし、現在でもアイドル」って宣言したんだよね。最高にかっこいい。


No. 83 AKB48 / 心のプラカード (2014)
作詞:秋元康 作曲:板垣祐介
曲のアレンジ自体は全くナイアガラ・サウンドではないのに、どことなく大滝詠一イズムを感じてしまう曲。それはリズム的に「Pap-Pi-Doo-Bi-Doo-Ba 物語」を思わせるフレーズがあったり、歌詞のモチーフとなっている「自分の気持ちをプラカードに書いて伝える」という部分が「スピーチ・バルーン」を連想させるものがあるからだと思う。


No. 82 工藤静香 / 慟哭 (1993)
作詞:中島みゆき 作曲:後藤次利
名作曲家、後藤次利による作曲なだけあって、Aメロ・Bメロ・サビの流れとDメロの展開が秀逸な曲。彼女にとって最多売上枚数を記録したシングルでもある。


No. 81 Tommy february6 / EVERYDAY AT THE BUS STOP (2001)
作詞:Tommy february6 作曲:MALIBU CONVERTIBLE
今では割と一般的になったDVD付き2枚組シングルというフォーマットだが、その業界初となったのは実はこのシングル。まだYouTubeのない時代に、ビジュアル・コンセプト込みで楽曲を楽しんでもらうという取り組みや、カラオケバージョンを入れずに全4曲(うち1曲はStrawberry Switchblade「Since Yesterday」のカバー)収録という点でも、当時としては結構画期的だった。


No. 80 森高千里 / 雨 (1990)
作詞:森高千里 作曲:松浦誠二
15年以上前のこと。ソロシンガーとしてインディーズで活動していた知り合いの曲を聴いた時に「いい曲だけどどこかで聴いたことあるような…」と思い、よくよく思い出してみたらこの曲とサビがほぼ同じメロディだったっていう。たぶん本人もパクったつもりはなく、この曲が頭の片隅に残っていて似てしまったんだろう。いい曲だからしょうがない。


No. 79 神聖かまってちゃん / 美ちなる方へ (2010)
作詞:の子 作曲:の子
「死ね」とか「死にたいな」とか歌っていた彼らが「出かけるようになりました」と歌うことに軽い感動を覚えたりした。行き先は「未知なる方へ」。引きこもりでも、外に出ることによって今まで見えなかった世界が広がっていくんだというメッセージが込められた曲。


No. 78 WANDS / もっと強く抱きしめたなら (1992)
作詞:魚住勉・上杉昇 作曲:多々納好夫
こういうクサい歌詞ってもうウケないんだろうなあ。ビーイング系が特に好きだったというわけではないけど、気付けばTSUTAYAで借りる8cmシングルはビーイング系が多かった。それはビーイングが優れた作曲家やプロデューサー、レコーディングエンジニアを抱え、専用スタジオも所有する音楽事務所で、よく言えば耳あたりがよくキャッチーな、悪く言えばそれ以外に特徴のない、よく似たサウンドの曲を大量生産したためだろう。ハマる人にはハマったが、飽きられるのも早かったように思う。ビーイング系で今でもよく聴くのはWANDSくらい。


No. 77 シャ乱Q / シングルベッド (1994)
作詞:つんく 作曲:はたけ
シャ乱Qがデビューしたのは平成になってからだが、最後の「昭和的なバンド」だったと思う。時代錯誤なマッチョイズムや男性至上主義を掲げながらも、実際は惚れた弱みで「オンナ」に対して情けないところばかり見せてしまう、そんな悲哀に満ちた男を描かせたら彼らは抜きん出ている。だって、「流行りの唄も歌えなくてダサいはずのこの俺」とか言っちゃうんだから。そう、シャ乱Qはとてもダサかった。ダサくて大嫌いだった。でも大人になるとこのダサさがたまらなくなるのだなあ。不思議だ。


No. 76 LINDBERG / 今すぐKiss Me (1990)
作詞:朝野深雪 作曲:平川達也
ベスト盤などを聴くと、渡瀬マキがボーイッシュな歌い方から徐々にフェミニンな歌声に変化してくる過程を楽しめる。どちらも魅力があると思うけど、どちらかというとこの曲の頃のちょっとハスキーな方が好き。


No. 75 BUCK-TICK / ドレス (1993)
作詞:櫻井敦司 作曲:星野英彦
80年代からメンバーチェンジなくコンスタントに活動していて、ルックスも衰え知らず。こんなバンドなかなかいないでしょう。ミディアムテンポで妖艶さが際立つこの曲は今聴いてもかっこいい。


No. 74 For Tracy Hyde / First Regrets (2014)
作詞:管梓 作曲:管梓
ヴォーカルがラブリーサマーちゃん時代の曲で、シングルではないけどEPのリードトラック的な曲。清涼感と甘酸っぱさに溢れており、Bメロのちょっと不思議なコード進行も良い。


No. 73 工藤静香 / Blue Velvet (1997)
作詞:愛絵理 作曲:はたけ
はたけ作曲ということでものすごくシャ乱Qっぽい曲。歌謡曲らしさもありつつどこかブリティッシュ・ハードロックやグラム・ロックっぽさがあるというか。この曲は工藤静香の歌唱力・表現力の到達点と言っても過言ではないと思う。出だしの「ラン トゥ ザ ハリケーン」のドスの利かせ方からサビ終わりの妖艶な「くびったけ」部分まで一寸の隙もない。


No. 72 JUDY AND MARY / mottö (2000)
作詞:Tack and yukky 作曲:TAKUYA
ジュディマリの魅力は、ファッションアイコンとしてのYUKIのキュートさもさることながら、楽器隊に全員テクニカルなプレイヤーが揃っていることだ。特にギタリストTAKUYAは「変態かつ天才」なタイプ。ジュディマリ楽曲の中でもとりわけギタープレイがフリーキーかつテクニカルなのは「くじら12号」とこの曲だと思う。


No. 71 川本真琴 / 1/2 (1997)
作詞:川本真琴 作曲:川本真琴
個人的に今再び熱い川本真琴。デビュー曲「愛の才能」は岡村靖幸提供曲だったので、この曲も同様かと勘違いしていたけど、実は川本自身による作曲。つまり岡村ちゃんイズムの正統派継承者というわけ。ちなみにピッチチェンジすると岡村靖幸が歌ってるように聞こえるらしい。誰が言ったか知らないが言われてみれば確かに聞こえる。


No. 70 川本真琴 / DNA (1996)
作詞:川本真琴 作曲:川本真琴
1/2同様、岡村ちゃんイズムが色濃い曲。BLANKEY JET CITYが「ドキドキするような イカレタ 人生」を「D.I.J.」と表現したのに対し、川本真琴は「だいっ嫌い なのに 愛してる」を「DNA」と表現した。女の子だなあ。


No. 69 BLANKEY JET CITY / ガソリンの揺れかた (1997)
作詞:浅井健一 作曲:浅井健一
大学の頃この曲をコピーしたのだけど、ブレイクだらけなのでみんなの息を合わせるのに本当に苦労した。ブレイクのたびにいろんなオカズを入れまくる中村達也のドラムがめちゃくちゃかっこいい。


No. 68 Flipper's Guitar / Friends Again (1990)
作詞:DOUBLEKNOCKOUTCORPORATION 作曲:DOUBLEKNOCKOUTCORPORATION
KENJI OZAWAとKEIGO OYAMADA。二人のイニシャルがともにK.O.だからダブルノックアウトコーポレーション。何それダッセー。たまにFlipper's Guitarのことをオシャレなグループと思っている人もいるけど、「でも君はいつも間抜けヅラをしたマッチョマンとキスしてる」(ワイルド・サマー/ビートでゴーゴー)みたいなとてつもなくダサい歌詞を書いたり、この曲も1コーラス目と2コーラス目の歌詞が全く同じだったりととにかくダサい。まあ、そんなところ含めて好きなんだけど。


No. 67 eastern youth / 青すぎる空 (1997)
作詞:吉野寿 作曲:吉野寿
2000年、富士急ハイランド・コニファーフォレストで行われた第一回目のサマソニはとにかく暑く、屋内ステージは蒸し風呂状態だった。吉野寿はステージに登場するなり「暑いので、開けて演ります」と言って天蓋を開けさせたのを覚えている。屋内ステージにもかかわらずそこには青すぎる空があった。


No. 66 BLANKEY JET CITY / 悪いひとたち (1992)
作詞:KENICHI ASAI 作曲:TOSHIYUKI TERUI
年金の受給年齢もどんどん引き上げられるし、真っ当に貰えそうもないし。何が「人生100年時代」だ。僕はあまり長生きなんかしたくないと思っている。それを聞いたインタビュアーがなんて言うかは知らないし、「かっこいい」なんて絶対に言わないだろう。多くの人が長生きをしたいと願う中で「長生きしたくない」と言うことがかっこいいのであり、現代においては多くの人が「そんなに長生きなんかしたくない」と思っているのだから。


No. 65 宇多田ヒカル / traveling (2001)
作詞:宇多田ヒカル 作曲:宇多田ヒカル
どうでもいいエピソードがある。当時友達の家で飲んでいた時、僕はいつものように少量の酒で眠りこけていた。その時、宇多田ヒカルが「traveling」を歌っている夢を見た。目が覚めてから夢の話をすると、「それ、さっきTVで流れてたからだよ」と言われた。寝てる間に朧気ながら聞こえていた曲によって、そういう夢を見たと。オチはないです。クソッ、ほんとどうでもいいエピソードだな。でも確かにこの出来事があってから、宇多田ヒカルで最も好きな曲になったんだよ、本当に。


No. 64 YUI / Laugh Away (2008)
作詞:YUI 作曲:YUI
2008年頃の自分は邦楽をほぼ聴いていなかった。洋楽ではエレクトロ・ムーヴメント真っ盛りだったこともあり、聴いていた日本の音楽はThe Lowbrowsや80Kidz、Perfumeといったエレクトロ系ぐらい。そんな中、どういった経緯でYUIの3作目『I LOVED YESTERDAY』を聴くに至ったかは正直なところ覚えていないけど、とにかく1曲目の「Laugh Away」から引き込まれて、即座にフェイバリット・アルバムとなった。


No. 63 THEE MICHELE GUN ELEPHANT / 世界の終わり (1996)
作詞:チバユウスケ 作曲:thee michelle gun elephant
彼らのことを初めて知ったのは小室哲哉がMCを務めた深夜番組「TK MUSIC CLAMP」に出演した時で、調べたところ1996年3月13日のことだ。その番組中に演奏された「世界の終わり」に衝撃を受け、それまで好んでいた小室系のような打ち込み音楽から、ロックバンド系へと移行することになる。それまでの世界が終わり、新しい世界が開かれた瞬間だった。その橋渡しを小室哲哉が担ったというのも奇妙な事実である。


No. 62 AKB48 / 桜の栞 (2010)
作詞:秋元康 作曲:上杉洋史
基本的にコーラスワークというかハモりが好きなので、AKB楽曲の中では異色であるこの合唱曲がとても好き。メロディも素晴らしい。


No. 61 チェッカーズ / 夜明けのブレス (1990)
作詞:藤井郁弥 作曲:鶴久政治
ファンが選んだチェッカーズの人気曲ランキングではこの曲が1位に選ばれていることが多く、その結果を見るたびにウンウン頷いてしまう。藤井フミヤの声質はこういう詩情豊かなバラードが映える。


No. 60 シャ乱Q / 上・京・物・語 (1994)
作詞:まこと 作曲:はたけ
東京の街に出てきたことを、くるりはやや厭世的に、自嘲交じりに歌った。一方でシャ乱Qは、リア充モテ男が体験する別れの寂しさを歌う。まるで陳腐なトレンディドラマみたいなストーリーだけど、こっちの方が好きなんだよな。はたけのメロディメイカーとしての才能が遺憾なく発揮されているけど、彼は最も過小評価されているソングライターの一人だと思う。100位からここまでの間にもすでに3曲ランクインしている。


No. 59 andymori / CITY LIGHTS (2010)
作詞:小山田壮平 作曲:小山田壮平
彼らはシングルを出したことはないけど、MVが作られているので『ファンファーレと熱狂』のリードトラックという扱いでいいのかな。人身事故が起こったら事故にあった人を憐れんで悲しむのか?それともただ迷惑がるのか?という誰もが経験しうるテーマをアルバム内の複数の曲に散りばめることで、各曲に連続性を持たせているところが秀逸。


No. 58 L'Arc~en~Ciel / Blurry Eyes (1994)
作詞:hyde 作曲:tetsu
高校性の頃にこの曲をコピーしたが、ベーシスト不在だったのでベースを打ち込みにすることにした。譜面を見ながらシンセで打ち込んだんだけど、この曲のベースはとにかく変態だった。そもそもスライド奏法が多用されていて打ち込みで表現できるようなシロモノではなかった。ちなみに当時ラルクは、クラスで一番イケてる女子グループの間で流行っていて、その子たちがベースとキーボードとヴォーカルをやってくれるはずだった。が、最初の練習に入る前に女子メンバーが全員脱退。「心は離れて」ってか。


No. 57 Flower Flower / パワフル (2018)
作詞:yui 作曲:yui
変拍子の連続に乱れ打つピアノ。でもしっかりJ-POPしている。だってyuiだもの。


No. 56 NUMBER GIRL / 透明少女 (1999)
作詞:MUKAI SHUTOKU 作曲:MUKAI SHUTOKU
90年代末に「J-ROCK ARTIST COUNT DOWN 50」という深夜の音楽番組があり、そこでMVを観てかっこいい!と思うと同時に「こいつボーカルだったんかい」となった。以前にアー写だけ見て、アヒト・イナザワがボーカルで向井秀徳はベースかギターだと思ってた。


No. 55 中森明菜 / 愛撫 (1994)
作詞:松本隆 作曲:小室哲哉
サビの後に大サビというのか、Aメロ→Bメロ→Cメロ→サビみたいな構成の曲が好きで、この曲がそれ。同様の構成の曲はこれよりさらに上位にあと2曲ある。小室哲哉は少しミステリアスな雰囲気を醸し出すメロディも得意とするので、中森明菜の歌い方やキャラクターともかなりマッチしていると思う。


No. 54 SUPERCAR / AOHARU YOUTH (2002)
作詞:石渡淳治 作曲:中村弘二
「果てには」と歌っているだけなのに、「Heart Twenty Why」みたいなデタラメ英語に聞こえてしまう不思議。初期の彼らは韻を重視しつつストーリーのある歌詞だったけど、徐々にストーリーよりもリズムと語感重視(かといって意味不明なわけもない)になっていった。そういう部分も好きな要素のひとつ。


No. 53 すかんち / 恋のロマンティック・ブギ (1991)
作詞:ローリー寺西 作曲:ローリー寺西
偶然写真に写っていた女の子に恋をしてしまうという、妄想狂のRollyらしさ全開の曲。一度仕事でお会いしたことがあるけど、仕事に関してはとても厳しい反面、片時もギターを離さず、合間合間でギター弾きながら歌っていたりと、ミュージシャンオーラがすごい人だった。


No. 52 AKB48 / ラブラドール・レトリバー (2014)
作詞:秋元康 作曲:丸谷マナブ
シルヴィ・ヴァルタンの「あなたのとりこ (Irrésistiblement)」をオマージュしていると思われるフレンチ・ポップス風アレンジの曲。一時期は握手券商法などと揶揄されていたAKBだけど、この曲は2014年のオリコン年間シングルの1位を獲得している。個人的には、握手券などなくても年間1位獲っていておかしくないくらいの名曲だと思う。


No. 51 福山雅治 / Good night (1992)
作詞:福山雅治 作曲:福山雅治
90年代には福山雅治のラジオも聴いていて結構面白かったけど、今では特に思い入れのあるアーティストというわけではない。が、彼を知るきっかけとなったこの5thシングル(初のオリコンTOP10内も記録している)はソングライターとしての面目躍如な名バラードだと思う。トレンディ俳優だからこそ書けるような歌詞も良い。




以上100位から51位まででした。50位から1位は次回の記事にて。


今回100曲を選ぶにあたり、まずiTunesプレイリストを作ってそこにライブラリ内の好きな邦楽をばーっと放り込み、それを並べ替えていきました。最初に適当に放り込んだんだ段階では135曲ほどあったので、100曲に漏れた曲もついでに記載しておきます。ざっくりだけどだいたい135位~101位の順になってると思います。


D.A.N. / Ghana (2015)
作詞:櫻木大悟 作曲:D.A.N.

BABYMETAL / KARATE (2016)
作詞:Yuyoyuppe 作曲:Yuyoyuppe

フィッシュマンズ / ナイト クルージング (1995)
作詞:佐藤伸治 作曲:佐藤伸治

J-WALK (THE JAYWALK) / 何も言えなくて…夏 (1991)
作詞:知久光康 作曲:中村耕一

RABBIT / Thank you my Girl (1992)
作詞:岩佐友晴 作曲:野下俊哉

Manish / 眠らない街に流されて (1993)
作詞:大黒摩季 作曲:織田哲郎

UA / 情熱 (1996)
作詞:UA 作曲:朝本浩文

電気グルーヴ / N.O. (1994)
作詞:石野卓球 作曲:石野卓球

佐野元春 / 約束の橋 (1989/1992)
作詞:佐野元春 作曲:佐野元春

teto / Pain Pain Pain (2016)
作詞:小池貞利 作曲:小池貞利

黒夢 / 少年 (1997)
作詞:清春 作曲:清春

大森靖子 / ノスタルジックJ-pop (2014)
作詞:大森靖子 作曲:大森靖子

YEN TOWN BAND / Swallowtail Butterfly ~あいのうた~ (1996)
作詞:岩井俊二、CHARA、小林武史 作曲:小林武史

EGO-WRAPPIN' / くちばしにチェリー (2002)
作詞:中納良恵 作曲:中納良恵、森雅樹

CHAI / CHOOSE GO! (2019)
作詞:ユウキ 作曲:マナ

Wink / 淋しい熱帯魚 (1989)
作詞:及川眠子 作曲:尾関昌也

相川七瀬 / 恋心 (1996)
作詞:織田哲郎 作曲:織田哲郎

Polaris / 光と影 (2001)
作詞:オオヤユウスケ 作曲:オオヤユウスケ

欅坂46 / サイレントマジョリティー (2016)
作詞:秋元康 作曲:バグベア

長渕剛 / しゃぼん玉 (1991)
作詞:長渕剛 作曲:長渕剛

THE BLUE HEARTS / 青空 (1989)
作詞:真島昌利 作曲:真島昌利

小沢健二 featuring スチャダラパー / 今夜はブギー・バック (nice vocal) (1994)
作詞:小沢健二、光嶋誠、松本真介、松本洋介 作曲:小沢健二、光嶋誠、松本真介、松本洋介

Cornelius / STAR FRUITS SURF RIDER (1997)
作詞:小山田圭吾 作曲:小山田圭吾

岡村靖幸 / チャームポイント (1995)
作詞:岡村靖幸 作曲:岡村靖幸

宇宙ネコ子とラブリーサマーちゃん / Divine Hammer (2016)
作詞:ねむこ 作曲:ねむこ

くるり / ワンダーフォーゲル (2000)
作詞:岸田繁 作曲:岸田繁

COMPLEX / BE MY BABY (1989)
作詞:吉川晃司 作曲:布袋寅泰

Hi-STANDARD / Stay Gold (1999)
作詞:BRETT BOYD・横山健・難波章浩 作曲:横山健・難波章浩・恒岡章

サザンオールスターズ / シュラバ★ラ★バンバ SHULABA-LA-BAMBA (1992)
作詞:桑田佳祐 作曲:桑田佳祐

Ykiki Beat / Forever (2014)
作詞:Nobuki Akiyama 作曲:Nobuki Akiyama

UA / 数え足りない夜の足音 (1998)
作詞:UA 作曲:朝本浩文

エレファントカシマシ / 奴隷天国 (1993)
作詞:宮本浩次 作曲:宮本浩次

ONE OK ROCK / Cry Out (2015)
作詞:ONE OK ROCK 作曲:ONE OK ROCK

trf / 寒い夜だから… (1993)
作詞:TETSUYA KOMURO 作曲:TETSUYA KOMURO

SUPERCAR / My Girl (1999)
作詞:石渡淳治 作曲:中村弘二
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