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Albums of the Month

Albums of the Month (2019年7月)

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2019年7月に初聴きした作品のまとめ。7月と言えばフジロック。というわけで今月は少し早めにまとめました。

今年のフジロックで特に注目しているアクトは

中村佳穂
優河
Janelle Monáe
The Lumineers
Yaeji
銀杏BOYZ
Sia
Black Boboi
dodo (Rookie A Go-Go)


って感じなんだけど、フジロック直前だというのに最近はきのこ帝国とあいみょんとBUCK-TICKばかり聴いている毎日です。





というわけで、きのこ帝国については先日こんな記事を書きました。

きのこ帝国のベスト・ソング30


あいみょんは、先日公開した「2019年上半期ベスト・アルバム」では最新作『瞬間的シックスセンス』を4位に選出させてもらいました。

あいみょんめっちゃいいな!ってことで、リリース当時完全にスルーしていたデビューアルバムを後追いで聴いてみたり。


あいみょん / 青春のエキサイトメント (2017)
★★★★☆
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『瞬間的シックスセンス』と比べてしまうと、正直まだこの頃は"成長過程"。未完成な部分も否めない。曲によってそれぞれの詞が持つキャラクター性に若干のブレがあり、「シンガーソングライター・あいみょん」としての個性はこのアルバム全体ではやや弱いように感じられた。でもおそらく本作の「生きていたんだよな」とか「君はロックを聴かない」、「漂白」なんかで『瞬間的~』へと繋がる方向性を見出すことができたんじゃないだろうか。

1年半ほどで『青春の~』から『瞬間的~』への成長を遂げたことを考えると、あらためて作曲家・作詞家としての才能の高さを感じることができる。そういえばつい先日公開された新曲「真夏の夜の匂いがする」もマジでスゲーよ。このペースだと来年の頭には次のアルバムが出そう。とても楽しみ。

あいみょん - "君はロックを聴かない"




成長過程という意味ではこちらもでした。


ONE OK ROCK / 人生x僕= (2013)
★★★☆☆
ONE OK ROCK_jinsei

6作目。今年リリースされた9作目『Eye of the Storm』は洋楽のメインストリームの音楽にかなり寄ったサウンドで、これは賛否両論だろうなと某大手ECサイトのレビューを読んでみたりしたら案の定だった。でも「否」の意見の中にも2種類あって、ひとつは「せっかく前作まででクオリティも個性も磨き上げてきたのに、ここで没個性的な音になってしまった」というもの。これは自分も同じ意見だ。

もうひとつは、「前作~前々作あたりから嫌な予感はしてたがもうロックじゃないしバンドである必要もない」みたいな意見。これには、いやいやいや別にギターがラウドだったらロックってわけじゃないしこれもバンドでやってるし、と思うのだけど、そういった中に「『人生x僕=』の頃がピークだった、あの頃のサウンドに戻ってほしい」というコメントが散見された。自分がワンオクに興味を持ったのは海外デビューとなった7作目の『35xxxv』からなので、それ以前の作品はどうだったのか?『Eye of the Storm』否定派の旧来ファンから支持されているアルバムがどのようなものなのか気になった(リード曲「The Beginning」だけは聴いたことがあったが)。

というわけで聴いてみると、こちらもやはり「成長過程」「未完成」と感じる部分があった。「69」という曲は「ロック」と読ませるらしいが、アルバムタイトルの「ジンセイカケテボクハ(人生賭けて僕は)」と読ませるのとかも含めこういうのちょっと寒いので勘弁してほしい…はさておき、この曲ではスポークンワードの手法が取られており、唐突に仮面ライダーやウルトラマンといったワードが登場するところも微妙で、アルバム全体的にはかっこいいはずのになんかところどころダサかったりする。

とはいえ、その「完成度があまり高くない」というのも以降の彼らの作品と比べての話。2013年当時はまだワンオクは海外で活躍しているとは言えず、あくまで「Jロック・シーン」の中にいたわけで、その枠組みで見れば演奏面でも歌唱面でもサウンド面でも恐ろしくクオリティの高い作品であることは間違いない。

ONE OK ROCK - "The Beginning"




さて、もう一つのマイブームであるBUCK-TICKだが…正直、ムーヴメントとしてはこれが一番デカい。


BUCK-TICK / CATALOGUE 2005 (2005)
★★★★☆
BUCK-TICK CATALOGUE 2005

これまでも前兆はあった。The Cure経由でラルクにハマり、その流れで中高生時代に結構聴いていたLUNA SEAや黒夢やSOFT BALLETの再ブームが来て、そこからBUCK-TICKが気になり始め、奥さんが『darker than darkness -style 93-』だけ持っていたので聴いたりしていた。2018年のアルバム『No.0』が23年ぶりにオリコンTOP3入りとか、若い人たちの間でもBUCK-TICKファンが増えてきているなどというニュースを目にして、最新シングル『獣たちの夜/RONDO』も聴いてみたり。

僕にとってのBUCK-TICKは、90年代にリリースされたシングルを数曲知っている程度。去年あたりからちゃんと聴いてみようと思っていたんだけど、そんな折にとある友人からこんなブログ記事をシェアされた。

BUCK-TICKに突然ハマった人の話 - WITHOUT SOUNDS


シェアされた理由は末尾に記載されている、記事タイトルの元ネタに関する記述からだが、この記事を読んでいよいよ動き出す時が来たか、と。が、これまでにリリースされたアルバムはすでに20枚以上。どれから聴いてみたらいいのか…?

幸いSpotifyで全アルバム解禁されているけど、それにしてもこれだけあっては全部試聴するのも大変だし、結局どれが良かったのかわからなくなりそうってことで、普段ベスト盤から入ることは極力避けているのだけど、近所のTSUTAYAにベスト盤が置いてあった(というか、ベスト盤しか置いていなかった)のでこれをまず聴いてみて、ある程度自分の好みの時期を絞り込んでみようとなった。

このベスト盤はほぼリリース順に並んでいるし2005年にリマスターされているので比較的音も良く、かつ2枚組でヴォリュームもあるので入門編としては良さげ。聴いてみて特に良かったのは90年『惡の華』~96年『COSMOS』の頃の楽曲で、あとは2000年の『ONE LIFE,ONE DEATH』と2005年の『十三階は月光』も良かった。まずはその7作品を購入したけど、これらはフジロック終わってから聴くことにします。一旦それらをひと通り聴いてから、残りのアルバムをどうするか考えるとしよう。今回は一応予習版ということで★4つに留めておきたい。

ちなみに今回初めて知った中で最も印象的だったのがこの曲。めっちゃノイジーだけどめっちゃポップ!

BUCK-TICK - "キャンディ"




Catfish and the Bottlemen / The Balance (2019)
★★★★☆
Catfish the Bottlemen The Balance

『The Balcony』、『The Ride』ときて3作目のタイトルは『The Balance』。相変わらず曲名はワンワードばかりで、これで彼らのアルバム収録曲全33曲中すべてがワンワードとなり、ブレないな…。今やバンドがエレクトロやR&Bの要素を取り入れるなんて当たり前になったが、彼らは常にストイックに我流を貫いていて、そこがかっこいいなと。

Catfish and the Bottlemen - "2all"




Suchmos / THE ANYMAL (2019)
★★☆☆☆
Suchmos THE ANYMAL

こちらもアルバムタイトルが『THE BAY』『THE KIDS』『THE ASHTRAY』ときてからの『THE ANYMAL』だ。なんだかみんなThe Musicみたいだな…。

それはさておき、前作と全く違うサウンドにまず驚かされる。思い浮かべたのはThe Beatlesやはっぴぃえんど、Muddy Waters、Pink Floyd、The Bandなど…一言でいうなら泥臭いサイケ・ブルーズ。しかしこのアルバムには良い面と悪い面がある。

まずは悪い面から行こうか。単純に曲があまり良くない。渋いとかわかりやすいとか以前の問題だと思う。YONCEのヴォーカルも粗が目立つし、何だか無理をしているというか似合わない高級スーツを着させられているみたいな…。

良い面は、単純に彼らが変化を恐れない姿勢を示すことができたところ。これによって、今回のアルバムは僕にとってはイマイチだったが、この次のアルバムも俄然楽しみになった。次はどんな変化を遂げてくれるのだろうか。いっそのことPrimal Screamみたいに、ソウルとかロックンロールとかネオアコとかエレクトロとかダブとか毎回いろんな事やってほしい。『THE KIDS』の頃に戻ったりしたら超ガッカリだけど。

Suchmos - "In The Zoo"




集団行動 / SUPER MUSIC (2019)
★☆☆☆☆
syudan_SUPER MUSIC

今はYouTubeやストリーミングサービスなどで手軽に試聴してから音源を購入できる時代だ。でも、かつては雑誌のレビューを読んで良さそうと思ったCDを試聴なしで購入しハズレを引くということが当たり前だったし、それもまた楽しかった。数年後に時間差でハマったりとか。そんな感覚をこの時代でも楽しみたいと思い、最近でもたまにそれに近いことをやる(金銭的負担の少ないレンタルや中古CDのみでだけど)。

そんな経緯でこのアルバムを「元・相対性理論の人によるバンド」という情報くらいしか知らないし相対性理論もアルバムをちゃんと聴いたことはないレベルだけど、残念ながらこれはハズレ。まあそんなこともあるよね。

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